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群馬県のニュースをお伝えします。(1) 県議会は、新年度予算案など80議案を可決し、閉会しました。
県議会第1回定例会は18日、本会議を開き、総額7816億円の2024年度一般会計当初予算案や、
25年4月、沼田高校と沼田女子高を統合し「沼田高校」とする県立学校設置条例改正案など80議案を可決し、閉会しました。
また、議員に支給される政務活動費の透明性を高めるため、収支報告書に添付する領収書を原則・原本とすることなどを盛り込んだ条例改正案など、各委員会提出の6議案も含まれました。
(2)18日の群馬県内、伊勢崎で最大風速を観測するなど、強風で男性2人が負傷しました。
県内は18日、西高東低の気圧配置の影響で風が強まり、前橋中央気象台によると3秒間の平均風速で見た最大瞬間風速は、
下仁田の西野牧で21.5メートル、桐生で19.7メートルと、それぞれ3月の最大値を更新しました。
また、最大風速は伊勢崎で13メートル、館林で12.8メートル、前橋で10.7メートルをそれぞれ観測しました。
消防によりますと、18日午後5時ごろ、館林市の工事現場で高さおよそ1.4メートルの脚立に立って作業をしていた男性が転落し、骨盤を折る重傷を負いました。
また同じく館林では午後0時ごろ、自宅の扉を開けた男性が風にあおられ転倒、左肩関節脱臼の怪我をしました。
(3)太田で従業員寮が全焼する火事がありました。
18日午前0時ごろ、太田市にある「橋本プラスチック工業」の従業員業から出火していると、住人から連絡を受けた知人が119番通報しました。
木造2階建ての住宅が全焼し、隣接する倉庫二棟の一部も焼けました。
けが人はいなかったということです。
太田市によると寮は外国籍の従業員8人が住んでおり、出火当時は6人が寮にいましたが、避難して無事だったということです。
(4)伊勢崎市は総合計画の策定に向け、市民ワークショップの参加者を募集しています。
伊勢崎市は22日まで、第3次総合計画の策定に向けた市民ワークショップの参加者を募集しています。
4月以降3回の会合を開き、7つの政策分野に意見を出してもらいます。
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参加者には子育て教育、健康福祉など7つのテーマについてグループで話し合ってもらい、目指す市の将来図を示し、
その実現に向けた取組をまとめる市総合計画に反映させるとしています。
対象は市内在住、在勤在学の18歳以上で30人を募集するとしています。
(5)桐生市の生活保護費不適切支給問題をめぐり、全国調査団が来月事例を報告します。
桐生市の生活保護費の不適切支給問題をめぐり、貧困問題に取り組む全国の専門家でつくる
「桐生市生活保護違法事件全国調査団」が18日までに結成され、
4月4日・5日の両日、調査団が把握した不適切事例の報告会が開かれるほか、
関係機関に要望書を提出します。
この調査団は問題の全容解明と再発防止を進めることが目的で、
調査団は3月上旬、桐生市の生活保護行政などに関する質問状を
県知事と桐生市長宛にそれぞれ送付しています。
4月4日に開く報告会では、質問状の回答や不適切事例を説明します。
5日は市などに要望書を提出し、相談会とフードバンクの開催を予定しています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。