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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)昨年末、県内の外国人住民は、最多の8万1396人となりました。
昨年12月末時点の、県内外国人住民数は、前の年に比べ12.6%増え、8万1396人で、3年連続で過去最多を更新したことが、12日、県のまとめで分かりました。
国籍地域別は、ベトナムが10.9%増の1万5535人で、最も多くなりました。
前の年、6位のインドネシアが39.8%増え、6433人と5位になるなど、アジア系の伸びが目立ちました。
市町村別では、伊勢崎が最も多く1万6389人となっています。 (2)県警は、外国免許の切り替えを予約オンライン化すると発表しました。
外国人住民の増加に対応するため、県警は12日、 外国の運転免許を日本の免許に切り替える手続きの予約をオンライン化すると発表しました。
これまで電話で受け付けてきましたが、18日から県警ウェブサイトの群馬電子申請受付システム上で申し込む形にし、効率化するとしています。
切り替えの申請は、外国人住民の増加を背景に年々増加しており、2024年の受理件数は1069件と、4年前の643件からおよそ1.7倍に増えています。
(3)私鉄の在り方協議会が開催され、上信電鉄・存続の方針となり、3路線とも維持が固まりました。
鉄道事業者や関係自治体有識者らが上信電鉄の在り方を話し合う 「沿線地域交通リ・デザイン推進協議会」が12日、高崎市内で開かれ、全線を存続させる基本方針を決めました。
年間200万人の輸送量があり、バスや他の交通機関への転換が難しいことなどから、存続が優位と判断しました。
その他、上毛電気鉄道やわたらせ渓谷鉄道の協議会も、全線存続方針を決定済みで、県内施設3路線の維持が固まりました。
(4)桐生市の生活保護費問題、70代女性受給者らが、市職員2人を刑事告発しました。
桐生市の生活保護で不適切な対応が行われた問題に絡み、外国籍の70代女性受給者らが保護費の受料を母に、女性と同性の他人の印鑑で無断応印したとして、
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私文書偽造や虚偽公文書作成などの疑いで、市職員2人を刑事告発しました。
これは、女性の支援者が12日、刑事告発について会見を開きました。
告発書によると、職員は10月、保護費が未支給にもかからず、領収院難に同性の他人の印鑑をし、女性が受け取ったかのように虚偽の受料簿を作成。
11月に説明を求めた女性と弁護士らに応印のある受料簿を示していました。
この問題をめぐっては、市が設置した第三者委員会が不適切な対応が行われた事例などを調べ、原因究明に取り組んでいます。
(5)館林商工高校の生徒たちが、技術アイデアを競うコンテストの全国大会で最優秀を飾りました。
館林に伝わる小麦文化の次世代継承に役立てようと、館林商工高等学校の生徒が自転車の仕組みを生かした脱穀器「千回こぎ」を製作しました。
完成した「千回こぎ」は教材として活用され、こうした活動が評価され、高校生技術アイデアコンテスト全国大会の課題研究部門で最優秀賞に選ばれました。
活動を展開したのは高校生8人のグループで、工業科の5人が主に製作を担い、商業科の3人が授業を担当しました。
生徒らは12日県庁を訪れ、平田教育長にコンテストの結果を報告しました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。