群馬県の猛暑日
群馬県のニュースをお伝えします。(1)29日の県内、各地で猛暑日となり、桐生市で39.9度を観測しました。
群馬県内は29日、高気圧の影響で晴れて気温が上昇し、桐生市で今年の全国最高気温と並ぶ39.9度を観測しました。
また、北部の沼田でも7月の観測史上最高となる37.7度まで上がりました。
気象庁によりますと、県内の最高気温は他に、伊勢崎で39.4度、前橋で39.2度、館林市で38.6度などとなり、13の観測地点のうち10の地点で35度を超える猛暑日となりました。
県内の消防によりますと、熱中症とみられる症状で、男女合わせて20人が搬送されました。館林市では午前10時ごろ、64歳の男性がマンションの廊下で倒れているのが見つかりました。
また、前橋市では屋外で倒れていた76歳の女性が病院に搬送され、いずれも重症と診断されました。
(2)施設に企業名などを冠した愛称をつけるネーミングライツで、群馬大学は図書館など4つの施設を募集すると発表しました。
施設に企業名などを冠した愛称をつけるネーミングライツで、群馬大学は29日、図書館など4つの施設のスポンサーを第一弾として募集すると発表しました。
群馬大学がネーミングライツを手がけるのは初めてです。
4つの施設は、全面改修を8月に終える6号館と講義棟、理工学図書館、そして食堂「工学部会館」です。
契約期間は原則3年から5年とし、具体的には協議で決めるとのことです。
一方、関東では千葉大学や埼玉大学、茨城大学などもネーミングライツに関する規定を設けているということです。
(3) 「百日ぜき」の患者数が7週連続100人を超えました。
激しい咳が長時間続く 「百日ぜき」について、県は29日、今月27日までの1週間の患者が186人だったと発表しました。
7週連続で100人を超え、1月からの累計は1610人となりました。
一方、新型コロナウイルス感染症は県内の定点医療機関あたりの報告数が2.78人となりました。
県感染制御センターによりますと、2人を超えるのは15週ぶりです。
県内の高齢者施設で集団感染が確認されました。
また、両頬がりんごのように赤く腫れる「伝染性紅斑(りんご病)」は定点医療機関あたりの報告数が2.6人で、
前の週と比べて1.2に減少したものの、国が定める警報発令の基準値を16週連続で超えました。
伊勢崎市の公園の被害
(4)伊勢崎市内の5つの公園で便器などが壊される被害がありました。
伊勢崎市は29日、伊勢崎市内の5つの公園で便器などが壊される被害があったと発表しました。
被害総額は163万円に上り、伊勢崎市に被害届を出しました。
被害があったのは、大川南公園、韮塚荒田公園、
連取1号公園、元町南公園、日乃出公園の5つの公園で便器やタンクが割られていました。
今月19日に、韮塚町の大川南公園で被害を確認し、周辺の公園を捜査して24日までに被害が判明しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。