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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)渡航費の高騰で海外語学研修を中止することを発表しました。
海外渡航費の高騰を受け、伊勢崎市は、新年度中学3年生をアメリカに派遣してきた 海外語学研修を中止することを決めました。
代替措置として、都内の体験型英語学習施設で語学研修を実施することも併せて発表しています。 学校教育課によると、市は2012年度から夏休み中に
姉妹都市アメリカスプリングフィールド市へ中学3年生を70人派遣してきましたが、 コロナ禍により20年から23年度は実施できませんでした。
新年度はコロナ禍が落ち着いたものの、円安進行や燃料費の高騰により保護者が負担する費用が 以前の倍近くに上っていることを踏まえ、中止することに決めました。
代わりに7月29日から3泊4日の日程で都内での語学研修を行います。 外国人留学生との交流などを予定しているということです。
中之条町出身の俳優村杉蝉之介被告の初公判が行われました。 密売人から薬物を買ったり自宅で所持したりしたとして、麻薬特例法違反などの罪に問われた
中之条町出身の俳優村杉蝉之介被告は12日、 福島地裁の初公判で起訴内容を認めました。
「あまちゃん」などへの出演歴があり、「作品を汚してしまい申し訳ない」と陳謝しています。 被告人質問で薬物に手を出した理由については、「人に会うのがストレスで薬物を使うと
高揚感があって気持ちが楽になった」と説明しました。 一方、検察側は薬物の吸引器具などを証拠提出し、
論告で「依存性、常習性は根深い」と指摘をしました。 弁護側は最終弁論で「更生の環境が整っている」との情状酌量を求めています。
判決は27日となっています。 (3)伊勢崎市は指定福祉避難所について、市内の14社会福祉法人と協定を結びました。
一般の避難所で生活しづらい人向けの指定福祉避難所について、伊勢崎市は12日、市内14の社会福祉法人と協定を結び
17ヶ所を確保しました。 指定福祉避難所は、一般避難所で過ごすことが難しい高齢者や障害者や配慮が必要な人のためのバリアフリーが整っている施設で、
市はこれまでも要配慮者向けの避難所を設けていましたが、 指定福祉避難所はゼロとなっていました。
市役所で開かれた調印式で、臂市長は避難所の数を拡大していく意向を表明しています。 (4)前橋や太田で住宅が全焼する火事がありました。
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前橋では2人の遺体が発見されました。 12日午前4時ごろ、前橋市下佐鳥町の77歳女性宅から
出火していると近隣住民から119番通報がありました。 火はおよそ3時間後に消し止められましたが、木造2階建ての家屋が全焼し、焼け跡から性別不明の2人の遺体が発見されました。
前橋署によると、母親と長女との2人暮らしで、いずれも連絡が取れていないということです。 一方、12日午前4時ごろ、太田市大原町の82歳男性宅で「建物が燃えている」と
近隣住民から119番通報がありました。 住宅と隣の倉庫が焼けました。太田市によると男性は一人暮らしで出火当時、自宅にいましたが、避難して
無事だったということです。 (5)国公立大学の二次試験後期日程が行われました。
国公立大学2次試験の後期日程が12日、全国の大学で始まりました。 県内3大学では合わせて982人が受験をしました。
県内3大学の受験者は、高崎経済大学が482人と最も多く、次に群馬大学が414人、県立女子大学が86人となっています。
合格発表は群馬大学が20日、県立女子大学と高崎経済大学は21日に行われます。 以上、県内のニュースをお伝えしました。