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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県は、前橋駅から県庁間の道路空間デザインを国際コンペで最優秀者に2500万円の賞金を用意しました。
JR前橋駅、県庁間の道路について、県は11日、次世代移動サービス「マース」や自動運転などの新たな移動手段に対応した空間デザインの国際コンペを行うと明らかにしました。
最優秀者の賞金を2500万円に設定し、3月末から募集を始めます。 最優秀者とは、随意契約を結び、デザインを実現するための基本設計や詳細設計、工事の監修を任せるとしています。
県の担当者は、2012年に行われた新国立競技場のデザインコンペの賞金2000万円を参考とし、周辺環境などの複雑な要素があることや、物価上昇を考慮したと説明しています。
(2)伊勢崎市の公園で、四国犬が子どもたちを襲った事件で、飼い主夫婦を書類送件しました。
伊勢崎市田中島町の公園などで、2月、小学生らが四国犬に襲われた事件で、伊勢崎署は11日、過失障害と狂犬病予防法違反などの疑いで、飼い主の会社役員男性と妻を前橋地検に書類送件しました。
2人の書類送件容疑は、自宅で飼っていた四国犬7頭が逃げ出さないように注意を払う義務があるにもかかわらず、庭で放し飼いをし、2月7日午後、逃げ出した1頭が西部中央公園などで休んでいた男女7人に噛みつくなどし、男性1人に全知1か月の重傷を負わせたなどした疑いです。
市の教育委員会によると、被害に遭った小学生は宮郷小学校と宮郷第二小学校の児童で、負傷により50針を縫い、一時期車いすで登校していた男の子もいたということです。
(3)「トケマッチ」全国の被害届が173件。群馬県は1件が受理されました。
運営会社の元代表が業務上横領容疑で指名手配された高級腕時計のシェアリングサービス「トケマッチ」を巡り、8日時点で群馬県を含む33都道府県警が業務上横領や詐欺の疑いで被害届173件、このうち群馬県警は1件を受理したことが11日分かりました。
トケマッチは高級腕時計を所有者から預かった上で、査定額に応じた使用料を所有者に毎月支払い、利用者からレンタル料を受け取る仕組みとなっています。
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預けた腕時計が返却されないなどのトラブルが相次いでいました。
(4)館林市で路線バスと乗用車が衝突する事故がありました。
11日午前8時ごろ、館林市つつじ町の市道T字路で路線バスが右折をする際、右から直進し一時停止をしていた乗用車と衝突をしました。
この事故により、男性バス運転手と女性、路線バスの乗客57人には怪我はなかったということです。
路線バスは館林市内から板倉町内に向かっている途中で、女性は出勤途中でした。
現場は信号機のないT字路で詳しい事故原因を調べています。
(5)廃棄物処理上の「1キロルール」を災害時などは緩和する方針です。
廃棄物最終処分場を新たに設置する場合、既存施設から距離を1キロ以上離すよう定めた県独自の「1キロルール」について、
県は11日、災害時に大量発生する廃棄物の受け入れ施設として市町村が必要と判断した場合、一定状況を満たせば1キロ以内でも例外的に設置を認める方針を示しました。
県によると、ルールは処分場が特定地域に集中することを防ぎ、周辺住民の生活環境に配慮するため、2013年から県内一律で適用しています。
ただ、災害が激甚化、頻発化する中、地元の理解を得て災害廃棄物の処分場所を設ける場合などに影響する恐れがりとして、
県議会や県建設業協会などが見直しを要望していました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。