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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県内の自治体で上水道料金の引き上げが相次いでいます。
本年度は、伊勢崎市、渋川市、東吾妻町が増額し、来年度は前橋市と玉村町が予定しています。
東毛の8つの市と町に供給する東部水道企業団は、2023年度から4年かけて段階的に引き上げ中です。
沼田市も2030年度までに必要とする見通しを公表しました。 施設の老朽化や維持管理費の高騰が主な要因です。
本年度に引き上げた3つの市と町のうち、伊勢崎市の引き上げ率は7.2%です。
2028年度にさらに10%引き上げが必要との試算も示していますが、実際の改定率は今後検討します。
玉村町は20年据え置いてきましたが、4月に改定案を公表し2025年度は20%程度を予定しています。
(2)太田市の市立太田高校で150人余りの生徒の氏名や成績などが、学校内のクラウドサービス上で互いに見られる状態になっていたことが分かりました。
高校は現時点で外部への漏えいは確認できていないとしています。
市立太田高校などが記者会見で明らかにしたところによりますと、見られるようになっていたのは全校生徒のおよそ2割に当たる158人の氏名と性別、そして昨年度の成績で、
成績は科目ごとに定期テストの点数や提出物などを総合的に100点満点で評価した点数だということです。
これらの情報は、学校内のクラウドサービスに教員や生徒がログインすれば互いに見られるホルダーに入っていたということで、
教員の一人が本来教員だけが見られるホルダーに入れるべきところを誤ったことが原因だとしています。
9日、生徒からの指摘を受けて削除したということですが、見られる状態だったのはおよそ3ヶ月半にわたっていました。
高校は生徒への聞き取りの結果、成績などを見たのは数人で、現時点で外部への漏えいは確認できていないとしています。
(3)伊勢崎市赤堀、あずま両地区を中心に、5日の降ひょうや突風などで多数の被害があったことを受けて、
伊勢崎市は11日、住宅被害は1世帯につき2万円、農業被害は1経営体につき5万円の見舞金を給付すると発表しました。
給付希望者は、16日から8月30日の間に罹災証明書の交付手続きを経て申請します。
住宅は窓ガラスや屋根、外壁、雨どいなどの破損が対象となります。
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車庫や物置など住居用ではない建物やアパート、自動車は対象外で、農業被害の対象は農作物や園芸施設、畜舎です。
いずれも申請時に、被害状況がわかる写真が必要です。
伊勢崎市によりますと、8日午後3時の時点で、赤堀、あずま地区を中心に屋根に穴が開いたり、窓ガラスが割れたりするなどの住宅被害がおよそ10件、
突風でビニールハウスがめくれたり、降ひょうでナスに傷がつくなどの農業被害は70件確認されています。
(4)SNSで投資話を持ちかけて現金を騙し取るSNS型投資詐欺を防いだとして、伊勢崎署は11日、群馬銀行赤堀支店に感謝状を送りました。
伊勢崎署などによりますと、5月31日に赤堀支店を訪れた市内の60歳代の男性が窓口でキャッシュカードの利用限度額変更を依頼、
行員の報告で応対した石関支店長に「SNSで知り合った友人から投資を持ちかけられ、投資で増えた20%の税金を払う必要がある」と話したため、110番通報しました。
(5)アメリカ・インディアナ州の高校生5人が11日、玉村町の県立女子大学を訪れ、学生10人と交流しました。
互いの地元を紹介したり、ゲームで遊んだりしました。
県は2022年、アメリカ・インディアナ州と経済、教育などで交流を促進する覚書を締結しました。
この事業に伴うインディアナ州の高校生の来県は初めてということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。