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2024-03-11 05:00

2024年3月11日 いせさきFMニュース

3月11日 いせさきFMニュース

(1)県内の保護司の定員が大幅に下回り、担い手不足が深刻化しています。
(2)太田市出身の声優、TARAKOさんが亡くなりました。
(3)太田市の飲食店で食中毒が発生しました。
(4)東日本大震災発生から13年が経ちました。
(5)伊勢崎市でサケの稚魚およそ2000匹を放流しました。

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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)県内の保護司の定員が大幅に下回り、担い手不足が深刻化しています。
犯罪や非行をした人の立ち直りを支援する「保護司」について、県内では定員を大幅に下回り、 高齢化も進んでいることから、担い手不足が深刻化しています。
保護司は、保護観察などを通して、刑務所や少年院を出た人の立ち直りを支援する 非常勤の国家公務員ですが、実質的にボランティアで行われています。
前橋市では、およそ140人の定員の2割を超える30人あまりが不足し、 活動する人の40%あまりを70代が占めています。
また、保護司についての理解をどう広げていくかも課題で、県内の各保護司会で作る団体は、先月、活動内容などを紹介するパンフレットを初めて作成し、周知を図っています。
(2)太田市出身の声優、TARAKOさんが亡くなりました。
人気アニメ「ちびまる子ちゃん」で主人公、まる子の声を34年にわたって演じ、 幅広い世代に親しまれてきた声優のTARAKOさんが、病気のため亡くなりました。
63歳でした。 TARAKOさんは太田市出身で、1980年代の初めから声優として活動を始め、
数々のテレビアニメや映画に出演。 アニメ「ちびまる子ちゃん」では放送開始から、主人公の小学生「まる子」の声を34年にわたって演じました。
また、30年ほど前に声優の仲間らとともに劇団を立ち上げ、 昨年12月には自ら脚本と演出を手掛ける公演を行うなど、最近まで精力的に活動していました。
関係者によりますと、TARAKOさんは今年に入ってから体調を崩し、 療養しながら仕事を続けていましたが、
容体が急変、4日未明に亡くなったということです。 「ちびまる子ちゃん」の公式サイトには、TARAKOさんが演じたまるこの家族や友人役の声優たちと番組スタッフが
追悼のコメントを寄せています。 (3)太田市の飲食店で食中毒が発生しました。
県は9日、太田市藤阿久町の飲食店「海鮮ダイニング美喜仁館太田店」で食事した群馬、栃木、埼玉の3つの県に住む10代から80代以上の男女30人が
嘔吐や下痢などの症状を訴え、一部の客と従業員からノロウイルスが検出されたと発表しました。 県は美喜仁館太田店が原因の食中毒と断定し、9日から3日間の営業停止処分としました。
県食品・生活衛生課によりますと、美喜仁館太田店が提供した食事を店内や持ち帰りで食べた5組35人のうち30人が発症しました。
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13人が医療機関を受診、1人が入院しましたが、いずれも快方に向かっているということです。 原因の食品は特定されていませんが、共通して食べたのは美喜仁館太田店の食事だけだったとのことです。
(4)東日本大震災発生から13年が経ちました。
2万2000人以上が犠牲になった東日本大震災は11日、発生から13年となりました。 東日本大震災は2011年3月11日午後2時46分、
三陸沖を震源に発生しました。 国内観測史上最大のマグニチュード9.0、最大震度7を観測し、巨大津波が沿岸部を襲いました。
震災と原発事故を受けて群馬県内に避難している人は、2月1日時点で481人で、福島県からの避難者が471人と98%を占めています。
避難者は発災直後のおよそ8分の1に減少しましたが、避難生活は長期化しています。 (5)伊勢崎市でサケの稚魚およそ2000匹を放流しました。
自然美化を考えてもらおうと、センヨシせせらぎパークで10日、 サケの稚魚の放流会を行いました。およそ100人が卵から大切に育てた稚魚およそ2000匹を見送りました。
伊勢崎市内の殖蓮地区自然環境を守る会から買い取った卵を、昨年12月に配布し、各家庭で育てました。
参加者は、バケツから静かに放流すると、「大きくなってね」などと声をかけて別れを惜しんだとのことです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
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