前橋市の豚熱問題
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)前橋市の養豚場で発生した豚熱について、県は961頭の殺処分を終えました。
前橋市の養豚場で発生した豚熱CSFへの対応で、県は5日の午後3時現在で、
この養豚場が飼養するおよそ6800頭の14%に相当する961頭の殺処分を終えました。
県職員ら合わせて128人が作業に当たり、13日に殺処分を終え、
18日に養豚場の消毒を含むすべての防疫措置を完了する予定です。
(2)伊勢崎市は、2050年のCO2排出実質ゼロを目指すゼロカーボンシティを宣言しました。
2050年のCO2排出実質ゼロを目指し、伊勢崎市の臂泰雄市長は5日までにゼロカーボンシティを宣言しました。
再生可能エネルギーの導入促進や省エネ化の推進、市民の環境意識の向上などを盛り込みました。
伊勢崎市は昨年度、グリーントランスフォーメーション(GX)の実現に向け、
GX推進課を新設。伊勢崎市独自の取り組みである「いせさきGX」を進めています。
宣言では、この取り組みを確認、市民や事業者、行政が一丸となってCO2排出実質ゼロの実現を目指すことを掲げました。
(3)太田市長選挙が告示され、一騎打ちの論戦が始まりました。
任期満了に伴う太田市長選挙が6日告示され、合併前の旧市時代を含めて通算8期目の現職、
清水聖義氏83歳と新人の元県議、穂積昌信氏50歳の無所属2人が立候補を届けました。
清水氏は全国の現役市長で最高齢となっており、通算当選回数は最多となっています。
30年にわたる清水市政への評価を最大の争点とし、継続かを世代交代かを問う選挙戦に突入しました。
投開票は4月13日に予定しています。
(4)県警は県内の信号機の柱について1,870本が耐用年数を超えていると明らかにしました。
信号機の柱について県警は6日までに県内にあるおよそ2万本のうち9.3%の1,870本が対応年数を超えていると明らかにしました。
老朽化した信号機の柱は今後も増加が見込まれるということです。
県警交通規制課によりますと、県内には2024年3月末時点で4,177基の信号機があり、
信号機の柱の耐用年数は鋼管製が50年、コンクリート製で42年を目安としています。
耐用年数を超えた信号機の柱の老朽化率を抑えるため、県警は年間400本の更新を目標に設定していますが、
近年の更新は多い年でも269本にととまっています。
(5)沼田市のラジオ放送局「FM OZE」が交通安全の啓発放送を行います。
春の全国交通安全運動に合わせ、沼田市のFM放送局「FM OZE」は6日から運動期間中に毎日1日10回の交通安全啓発放送を行い、事故防止を呼びかけています。
午前8時から午後6時の間に放送し、地域の実態に合わせて5種類の啓発内容を事前に収録しました。
利根沼田地域から率先して交通安全を発信していこうと初めて企画され、今後の交通安全運動でも同様の放送を計画しています。
(6)伊勢崎市で鯉のぼりが掲げられました。
伊勢崎市堀下町で春の風物詩となっている鯉のぼりが今年も笠川沿いに掲げられました。
およそ1.5キロにわたって500匹が春の空を泳いでいます。
1991年から毎年あげており、今年も地元の園児や高齢者施設の利用者らが手書きした鯉のぼりがおよそ40匹加わりました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。