群馬県の多重事故
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)みなかみ町の関越自動車道で発生した多重事故、警察は当時の状況の分析を本格的に調べることにしています。
12月26日、みなかみ町の関越自動車道で、車合わせて67台が巻き込まれて、このうち20台が炎上した多重事故では、乗用車に乗っていた77歳の女性が死亡し、
炎上した大型トラックから1人が遺体で見つかり、合わせて2人が死亡しました。 この他26人が重傷を負いました。
発生から3日目の28日、この事故による通行止めはすべて解除されました。 現場付近のパーキングエリアでは、今回の事故で焼けた車が集められ、
警察が場所を移動させて検証を進める予定です。 またこれまでの警察の調べで、事故は凍結した路面でスリップしたとみられるトラックに
後続のトラックが追突したのをきっかけに、後方で後続車が衝突する事故が相手で起きたことがわかっています。
現場は緩やかな左カーブから直線に変わる場所で、前の車を避けようとして事故が重なったとみられ、警察は事故に関係したドライバーの話やドライブレコーダーの映像をもとに、
それぞれの車の速度や車間距離などの分析を始めていて、今後事故の原因を本格的に調べることにしています。
(2)前橋市長選挙、告示まで1週間となりました。
小川晶前市長の辞職に伴う前橋市長選の告示まで1週間となりました。 再選を目指す小川氏と弁護士の丸山彬氏、元市議の店橋世津子氏、
そして農業の高橋聡哉氏ら、新人が立候補へ準備を進めています。 年明け早々の選挙に向け各陣営が動きを加速させています。
投開票は来年1月12日予定です。 小川氏について市民が再び新任するか、市政の転換を求めるかが問われる選挙となります。
(3)利根川から取り入れた水に油臭が確認されたとして、県は27日、2カ所の浄水場で取水を停止し、市町村への給水を一時停止しました。
利根川から取り入れた水に油臭が確認されたとして、県は27日、2カ所の浄水場で取水を停止し、市町村への給水を一時停止しました。
その後、臭いの低下が確認できたとして、28日午前4時に取水と市町村への給水を再開しました。 県によりますと、27日午後4時のチェックで油臭を確認。その後、榛東村と渋川市の水道事務所における取水をそれぞれ停止しました。
その後、活性炭を注入することで、臭いの低下を確認できたということです。 取水口は、26日に起きたみなかみ町の関越道下り線水上IC付近の多重事故現場の下流に位置しています。
(4)下仁田町は、新年度、電車通学する高校生の定期券購入を補助する事業を始めます。下仁田町は、新年度、電車通学する高校生の定期券購入費を補助する事業を始める予定です。
町外の高校に通う下仁田町民に加え、町外から下仁田高校に通う生徒も対象とし、上信電鉄の利用促進と下仁田高校の生徒数増加につなげたい考えです。
1年間で3万円まで補助し、JR信越線など上信電鉄以外の路線も対象となり、来年4月から電子申請システムなどで受け付ける予定です。
下仁田町によりますと、下仁田高校の生徒62人のうち59人は高崎市や富岡市といった町外から通学しています。
下仁田高校の生徒数は10年前から6割減少しており、県教育委員会は少子化を踏まえて県立高校の在り方について検討を始めています。
(5)境ジュニアオーケストラの定期演奏会が伊勢崎市で開かれました。
境ジュニアオーケストラの定期演奏会が28日、伊勢崎市の人材派遣ワイズコーポレーション境総合文化センターで開かれました。
小学生から高校生の団員ら40人が練習を重ねてきた曲を堂々と演奏しました。
4部構成のコンサートとなっており、1部と2部はクラシックの名曲や子ども向けの曲を披露、
3部ではチェロのソロ曲を演奏、4部のアデツキー行進曲は会場も手拍子を送って盛り上がりました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。