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群馬県のニュースをお伝えします。
(1)玉村町の将来を考え、まちづくりへの関心を高めてもらおうと、玉村町教育委員会は25日、町議会の議場で「子ども議会」を開きました。
町内の小中学生14人が学校と地域の交流、歩道の舗装や整備などをテーマに質問や提案をしました。
担当課の課長が質問に答えました。
子どもたちは、公園の活用を進めるため子どもに町内の講演をまとめた資料を配ることや、学校同士や地域との交流を進めてコミュニケーション能力を高めることなどを提言しました。
子どもたちは、9月から玉村町の現状や政策を町の職員から学び、議会の一般質問を傍聴して準備してきました。
第6次玉村町総合計画も参考に、質問や提案をしました。
子ども目線の課題や意見を、町は今後の施策の参考にします。
(2)意識を失って倒れた高校生を助けたとして、伊勢崎消防署は、伊勢崎市の伊勢崎工業高校で、
伊勢崎工業高校2年のグエン・チュン・ティンさん16歳と、太田市のパートの高橋恵さん47歳に感謝状を贈りました。
11月12日午前8時25分ごろ、伊勢崎市新栄町の路上で、市内の高校3年生の男性が倒れました。
車を運転していた高橋さんは、男性に駆け寄って119番通報し、周囲に助けを求めました。
呼びかけに応じたグエンさんが応急処置をすると、男性は意識を取り戻しました。現在は通学できているということです。
グエンさんは「同世代の人を助けられてうれしい」と振り返りました。高橋さんは「高校生が社会復帰できてよかった」と喜びました。
(3)県内で8月1日までの1年間に新たに就農した18歳から65歳の人は、前の年度に比べ3人増えて239人となり、4年ぶりに増加したことが、県の2025年度新規就農者実態調査で分かりました。
親などから事業を引き継いだり法人に就職したりしない新規参入は4人増の78人で、比較可能な2016年度以降で最多となりました。
県によりますと、新型コロナウイルス禍で農業に興味を持った人が研修を終えて就農したほか、農機具などの初期投資を支援する国の補助金も後押ししたということです。
(4)前市長の辞職に伴う来年1月5日告示12日投開票の前橋市長選をめぐり、公明党は25日の中央幹事会で、特定候補を推薦せず自主投票とすることを承認しました。
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自民党県連幹部によりますと、自民党も同じく推薦を出さない見通しだということです。
両党とも前回の市長選は当時の保守系の現職を推薦しましたが、今回はどこからも依頼がなかったためとしています。
今回はこれまでに5人が立候補の届出書類の事前審査を受けています。
(5)子育て世帯のサービス拡充に向け、館林市は25日、保育園との連絡や子どもの出欠席、健康情報をスマートフォンなどで管理できる新しいサービスを1月から導入すると発表しました。
電話対応や資料の配布の漏れがなくなり、保護者の利便性が高まるのに加え、保育職員の負担軽減効果も期待されています。
館林市によりますと、登園や降園、入退室の時間を送迎者以外の家族も確認できるため、従来に比べて安心感が高まります。
園側も延長料金などの計算が簡単になります。
病気やけが、体温、排便などの情報も、父・母・祖父母らが園と共有できます。
遅刻などの連絡も24時間可能になるため、入力しやすくなります。
園からのお便りやお知らせも、紛失や配布漏れなく家族で閲覧できるということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。