群馬県の交通事故
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)上武道路3人死亡事故から1年となりました。
伊勢崎市の国道17号上武道路で、昨年5月、3世代の親子3人が死亡するなどした事故は、6日で発生から1年となりました。
関係者によると、飲酒運転で事故を起こした、として起訴された元トラック運転手の床は、別の日のドライブレコーダーに車内で飲酒する様子が映っていたと言い、
常習的に飲酒運転をしていた疑いが持たれています。 逮捕された元トラック運転手の鈴木五郎被告は、
出発前の点呼後、勤務先の敷地内に泊めた乗用車内で、焼酎およそ400mlを飲み、空き容器を持ってトラックに乗り込んだとみられています。
事故直前の因子を認める供述をしていることも判明し、逮捕直後は、「詳しく覚えていない」などと容疑を一部否認していました。
県警は飲酒運転の混雑に向け、路上などでの取り締まりを強化しており、昨年の摘発は542件に上り、前の年より11.7%増えています。
(2)高速道路や新幹線などがUターンラッシュで混雑しました。 大型連休終盤の5日、
ふるさとや観光地で過ごした人たちのUターンラッシュが始まり、県内を通る高速道路や新幹線は混み合いました。
日本道路交通情報センターによると、5日の午後7時半時点で、東北道上り線は館林インターチェンジを先頭に14キロ、
上信越道上り線は下仁田インターチェンジを先頭に10キロの渋滞となりました。 6日は渋滞のピークを過ぎますが、一部で混雑する見通しです。
一方、新幹線は5日午後から一部で混み合いました。 JR東日本によると、上越新幹線の上り線は午後2時27分、
「とき324号」の自由席で、越後湯沢駅での乗車率が130%となりました。 6日の指定席予約はほぼ埋まっており、終日混雑する見通しです。
(3)乗車する草刈り機と木の間に男性が挟まれ、死亡しました。 4日午後1時45分ごろ、高崎市下室田町の梨畑で、農業の清水悟さん76歳が、乗車する草刈り機と樹木との間に挟まれていると、清水さんの親族から119番通報がありました。
駆けつけた消防隊員が清水さんを救出し、高崎市内の病院に救急搬送しましたが、死亡が確認されました。
高崎北署によると清水さんは午前11時ごろから常用型の草刈り機で除草作業をしていました。 (4)ハシカの陽性が確認され、今年3例目となります。
県は5日、富岡保健所管内の医療機関を受診した20代男性がハシカの検査で、陽性が判明したと発表しました。
県内での患者確認は今年3例目となります。 県によると男性は3月から4月にかけベトナムに滞在、
医療機関を受診し、県衛生環境研究所の遺伝子検査で陽性が判明しました。 周囲に感染させる可能性がある期間のうち、4月28日から5月1日にかけて
富岡市内の小売店1店を利用したということです。 保健所が男性の接触者に対して健康観察をしています。
(5)安中で初の道の駅、市が基本計画を策定しました。 JR横川駅近くの国道18号沿いに計画する安中市内初の道の駅について、市は5日までに基本計画を策定しました。
空間形成コンセプトは、「悠久の時を紡ぐ 碓氷峠鉄道文化村と一体となり、地域にも開かれた町の拠点へ」となります。
道の駅整備検討委員会が協議を重ね、鉄道文化村の一部との一体型施設として整備する方向性を決めました。
オープン目標は現段階で2032年を予定しています。 以上県内のニュースをお伝えしました。