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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)群馬県が食の安全を国際基準で監視することなどを盛り込んだ基本計画を策定しました。
食の安全確保に向け、県は2030年度まで6カ年の「食品安全基本計画」を策定しました。
紅こうじサプリメントによる健康被害や熊本県で起きた生鮮アサリの産地偽装など、近年の社会調整を踏まえ、食品衛生管理の国際基準、
「HACCP」に沿った事業所の監視や交流サイトを使った速報の充実を盛り込みました。
基本目標には、食品の安全性・信頼の確保や、食の安全に関する相互理解の促進などを掲げています。
(2)群馬県の神流町が供給する水道水を飲み、14人が下痢や腹痛などの症状を訴えたことを受け、県は「カンピロバクター」による食中毒と断定しました。
群馬県によりますと、今月11日、神流町が供給する水道水を飲んだ人に、下痢や腹痛などの症状が出ました。
症状を訴えたのは、神流町に住む男女14人で、全員が排水地から供給された水道水を飲んでいたということです。
町が排水地の水を検査したところ、飲むことのできる水質基準に適合しておらず、14人のうち4人から「カンピロバクター」が検出されたということで、
県はこの水道水を飲んだことによる食中毒と断定しました。
14人はいずれも回復傾向にあるということですが、神流町は当面、飲み水としての使用を控えるよう呼びかけるとともに、
対象地区の住民に対し、飲料水のペットボトルを配布しています。
(3)群馬県藤岡市の関越自動車道で乗客7人が死亡した高速バス事故から29日で13年となり、遺族らが現場近くを訪れ、犠牲者を悼みました。
2012年4月29日の早朝、藤岡市の関越自動車道で石川県から千葉県に向かっていた高速バスが、
道路脇の壁に衝突し乗客7人が死亡、38人が怪我をしました。
事故から13年となる29日、遺族らおよそ20人が現場近くを訪れ、事故が起きた午前4時40分に合わせ、
献花台に花を賜け、犠牲者を悼みました。
(4)太田の女性が赤城山の登山で滑落し、死亡する事故がありました。
29日午前9時ごろ、桐生市黒保根町の赤城山登山道で、太田市の坂本清子さん73歳が滑落をしました。
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桐生署によると、坂本さんは夫と共に公園キャンプ付近から鳥居峠に向けて登山をしていたところ、バランスを崩して転落したということです。
警察は登山の際には滑落などに十分注意するよう呼び掛けています。
(5)富岡の踏切で軽乗用車と電車が衝突する事故がありました。
28日午後7時45分ごろ、富岡市の上信電鉄にある踏切で、高崎行普通電車が軽乗用車と衝突をしました。
この事故による怪我人はいないということです。
富岡署によると、現場は遮断機などを備えた第1種踏切で、69歳女性が運転する軽乗用車が踏切内で脱輪し動けなくなりました。
その後、遮断機が降り、女性が踏切外に退避をしていたところ、電車がぶつかったということです。
事故当時、電車には乗客1人と運転士1人が乗っていました。
(6)湯沢インターチェンジ付近で火災、関越道が一時通行止めとなりました。
29日午後7時45分ごろ、新潟県の湯沢インターチェンジ付近で、道路脇が燃えていると110番通報がありました。
この火災の影響で、関越道上り線は湯沢インターチェンジ付近で、上り下りともにそれぞれおよそ1時間10分にわたり通行止めとなりました。
新潟県警によると、道路脇の下草を焼き、午後9時ごろに鎮火したということです。
以上、県内のニュースをお伝えしました。