前橋市の過大課税問題
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)前橋市は、112の個人と法人に対し、およそ105万円を過大課税していたと発表しました。
前橋市は2日、112の個人と法人に対し、固定資産税と都市計画税合わせて、およそ105万円を過大課税していたと発表しました。
前橋市が2つの税における過大課税を発表するのは、昨年5月以来3度目です。
今回の過大課税は、住宅用地としての税率より高い、事務所や店舗などの税率で算出してしまったことが原因で、対象者には、今後の納付期限時に差額を調整し徴収するほか、
すでに1年分を納付した19人へは還付するとのことです。 今年の分の納税通知書を受け取った前橋市民から、
「変更点がないのに昨年と比べて納付額が高い」との問い合わせを受け調べたところ、過大課税が判明。
誤った課税額は1人当たりで最大およそ48,000円、最小でおよそ5,000円でした。
対象者へは2日、正しい金額を明記した納税通知書を普通郵便で発送したとのことです。
(2)安中市のゴミ処理施設で爆発事故がありました。
安中市のゴミ処理施設「碓氷川クリーンセンター」の粗大ゴミ処理施設内で爆発事故があり、処理作業を停止していることが2日分かりました。
復旧までに3ヶ月程度かかる見込みです。
安中市は処理ができなくなった飲料缶と不燃ゴミの搬出を控えるよう呼びかけています。
一方、可燃ゴミは通常通りゴミ処理することができ、受け入れるとのことです。
安中市によりますと爆発は4月28日午前9時頃、搬入された粗大ゴミを細かくする破砕機内で発生。
怪我人はいませんでした。現時点で原因は特定できていませんが、カセットボンベやスプレー缶、リチウム電池などが原因とみられています。
(3)春季関東高校野球県予選、県大高崎高校が3連覇を果たしました。
高校野球の第77回春季関東地区大会県予選最終日は4日、高崎市の高崎城南球場で決勝戦を行い、
今年の春の選抜大会ベスト4の健大高崎高校が桐生第一高校を12-0で下し、3年連続5度目の頂点に立ちました。
関東大会は今月17日から茨城県で開催され、健大高崎高校は初戦で東京都2位の東海大菅生と、桐生第一高校は東京都1位の東亜学園とそれぞれ対戦する予定です。
(4)新潟県の上越海上保安署が密漁による取り締まりの件数を発表し、31人のうち3人は群馬県在住だったことが分かりました。
新潟県の上越海上保安署は2024年4月から9月の密漁による取り締まりの件数を発表し、漁業法違反などの疑いで書類送検された31人のうち3人は群馬県在住だったことが分かりました。
密漁物はサザエが126キロ、カキが3.7キロ、ワカメが5.68キロを含めた合わせておよそ137キロです。
他に摘発されたのは長野県が8人、新潟県と埼玉県がそれぞれ7人になるとなりました。
海上保安署によりますと密漁は例年、5月の大型連休から9月頃までを中心に多発するということで、今後も監視や取り締まりを徹底するとした上で、「知らずに取ってしまった場合でも法律違反になる。ルールを守った上で新潟の海に遊びに来てほしい」と呼び掛けています。
(5)伊勢崎市でグリーンフェスタが行われました。
今月14日までの「みどりの月間」に合わせ、伊勢崎市の緑化推進イベント「グリーンフェスタ2025」が3日、伊勢崎市の華蔵寺公園で開かれました。
ゴールデンウィーク後半初日で好天にも恵まれ、緑をテーマにした多彩なブースや教室は多くの来場者でにぎわいました。
市民参加型の緑化の総合イベントとして毎年開いており、寄せ植えやハンギングバスケットなどの教室が開かれ、どんぐり工作や間伐材を使ったはし作り体験コーナーも出展しました。
緑化に関心を持ってもらうために実施した無料配布も人気になったということで、木材チップやスズメバチの捕獲器、グリーンカーテン用の植物の種のほか、ツツジの苗木の配布には長蛇の列ができたとのことです。
以上群馬県のニュースをお伝えしました。