交通安全と新幹線の混雑
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)上武道路死亡事故から1年、違反撲滅へ取り締まりが行われています。
伊勢崎市の国道17号上武道路で、去年の5月、2歳の男女含む3世代の親子3人が死亡するなどした事故から1年を迎えた6日、
伊勢崎署などは伊勢崎市・太田市の道路で交通取り締まりを行い、違反に目を光らせました。
県警交通機動隊員のおよそ10人がパトカーで事故現場周辺などを巡回。速度調査や携帯電話の使用などを警戒しました。
伊勢崎署は、「飲酒後は絶対に運転しないでほしい。
信号を守り、一時停止の標識があれば止まるなどの交通ルールを順守してもらいたい」と力を込めました。
現場には花や飲み物、人形などが手向けられているということです。
(2)Uターンラッシュ、新幹線乗車率160%となりました。
大型連休最終日となった6日、帰省先や行楽地で過ごした人のUターンラッシュが続き、
県内を通る東京方面の新幹線で混雑がみられました。
JR東日本によりますと、午後4時現在、上越・北陸両新幹線の多くの列車で自由席乗車率が100%を超えました。
事故と放火事件
午後2時27分、新潟発、東京行きの上越新幹線、都域324号は、
越後湯沢駅での乗車率が160%になったということです。
(3)蛍光灯禁止、自治体が対応を急いでいます。
水銀による環境汚染や健康被害を防ぐ「水銀に関する水俣条約」に基づき、
一般照明用蛍光灯の製造と輸出入が2027年末で禁止される「2027年問題」について、
県内自治体が対応を迫られています。
メーカーによる製品値上げや品薄を想定し、公共施設の照明施設の発光ダイオード(LED化)を進めるほか、
交換作業を行う住民への注意喚起にも追われています。
交換の際には万が一に備えて専門の業者に相談するよう、
管轄する自治体の広報紙などを通じて呼びかけています。
今後は管内のイベントも活用する方針で、「火災を予防するために焦って交換せず、
まずは情報収集から行ってほしい」と呼びかけているということです。
(4)フォークリフト、子どもの事故が相次いでいます。
荷物を運び、積み降り落としができる車両のフォークリフトで、子どもが関わる事故が近年相次いでいます。
用途以外の使用が禁止されていますが、爪の部分に乗せたり、ブランコにして遊び、死亡事故も起きています。
専門家は子どもが興味を持つことを前提にして、乗らないよう安全対策を徹底すべきだと注意喚起しています。
4月6日夕方、茨城県の市道で、小学1年生の男児6歳がフォークリフトから転落し、車体の前方部分で頭を強く打って死亡しました。
県警によりますと、運転していた父親29歳は親戚の農作業を手伝っていました。
本来、1人乗りで2本の爪部分に男児ら子ども3人が乗っており、県警はバランスを崩して男児が転落したと見ているということです。
(5)乗用車に放火の疑い、伊勢崎市の男を逮捕しました。
乗用車に火をつけたとして、太田署は6日、建造物以外放火の疑いで伊勢崎市連取町の自称整備業、中村隆之容疑者43歳を逮捕しました。
逮捕容疑は6日午前11時10分ごろ、太田市内の駐車場に停めてあった男性会社員65歳の乗用車に、
何らかの方法で火を放ち、後部座席やトランクなどを焼いた疑いです。
警察によりますと、「放火したことは間違いない」と容疑を認めています。
放火の様子を目撃した別の男性が110番通報しました。火災によるけが人はいませんでした。
警察が動機や経緯などを調べています。
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