群馬県の感染状況
群馬県のニュースをお伝えします。(1)「百日ぜき」の患者数が先週、最多の124人となりました。
激しい咳が長期間続く百日ぜきについて、県は24日、今月22日までの1週間の患者数が124人と、現在の集計法を開始した2018年以降で最多だったと発表しました。
前の週は報告遅れがあったため、96人から102人に修正しました。このため、2週連続で100人を超えた形となります。
県によると、百日ぜきは県内感染の多くが10代以下で、報告が右肩上がりであることに加え、週100人を超えていることなどから、収束が全く見通せない状況だということです。
一方、リンゴ病は、報告数が前の週と比べ3.08人増え7.32人となり、警報発令の基準値を11週連続で超えています。
(2)TikTok上半期トレンド大賞。群馬県の「ツルノス」が特別賞を受賞しました。
動画投稿アプリTikTokで今年上半期に流行した音楽やアニメ、クリエイターなどを表彰するTikTok上半期トレンド大賞2025年24日、東京都内で開かれ、県公式アカウント「ツルノス」が特別賞に輝きました。
「ツルノス」は県職人が中心となって企画撮影・編集を行っており、県の魅力をショートドラマや人気クリエイターとのコラボ動画を通じ発信、
地域の魅力だけでなく移住したくなるような暮らしやすさを伝えるコンテンツ制作に力を入れている点が評価されました。
県によるとアカウントを開設したのは2023年11月。これまでに339本の動画を配信し、合わせて3000万回以上再生されています。
(3)群馬県が来月にも介護現場の生産性を向上させようと窓口を設置します。
介護サービスの質向上と働きやすい職場づくりを目指し、県は本年度、介護事業者向けのワンストップ相談支援窓口「介護職場サポートセンターぐんま」を
前橋市の介護労働安定センター群馬支部内に設置します。
相談対応や関連情報の提供、業務改善のための専門家派遣などを通して、現場の生産性向上につなげたいとしています。
県によると、これまで県内に一カ所で相談や情報提供などを担う窓口はなく、関係団体との意見交換で設置を要望する声があったということです。
(4)虚偽告訴と名誉毀損の罪に問われている元草津町議に懲役2年が求刑されました。
草津町の黒岩信忠町長に町長室でわいせつな行為をされたとする嘘の告訴をしたとして、
虚偽告訴と名誉毀損の両罪に問われた元町議で伊勢崎市の無職・新井祥子被告56歳の論告求刑公判が24日、前橋地裁で開かれました。
検察側は、「極めて悪質。被告の主張が全世界に発信され、町へのバッシングや爆破予告もなされた。」として、懲役2年を求刑しました。
一方、弁護側は、名誉毀損罪については無罪を、虚偽告訴罪については執行猶予付きの判決を求め決心しました。
判決は9月29日に言い渡されます。
(5)藤岡市の官製談合を再発防止で初会合が開かれました。
藤岡市発注工事をめぐる官製談合事件を受け、市は24日、再発防止検討委員会の初会合を市役所で開きました。
弁護士ら外部のアドバイザー3人を交え、市が導入を計画する最低制限額の事前公表など再発防止策を議論していきます。
冒頭、新井市長は「きたんのない意見、提案をたままり、しっかりと取り組むことで市民の信頼回復に努めたい」と挨拶をしました。
会議は冒頭のみが公開され、来月も開かれる予定です。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。