小川市長への辞職要求
群馬県のニュースをお伝えします。(1)前橋市議会の7つの会派が、小川市長に再度、辞職を求める方針を固めました。
前橋市の小川晶市長が、市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題をめぐり、
市議会の7つの会派32人は、12日、小川市に再度、辞職を求める方針を固めました。
小川市が辞職要求を応じなければ、27日開会予定の市議会定例会での不信任決議案提出も辞さない構えです。
小川市が続投姿勢を崩さない中、前橋商工会議所が10日、続投方針撤回を念頭に「大局的な決断」を求める要望書を提出。
7つの会派は、12日に開いた会議で、こうした動きも踏まえながら対応を協議しました。
(2)前橋市の小川晶市長に殺害予告をしたとして、68歳の男を逮捕しました。
前橋市の小川晶市長に殺害予告をしたとして、県警と前橋署は12日、脅迫の疑いで68歳の男を逮捕しました。
警察によりますと、逮捕容疑は10月17日午後3時ごろ、前橋市の市長事務所に設置されていたコールセンターに携帯電話から連絡、市長を名指しして脅迫した疑いです。
調べに対して男は、「電話をかけたが内容は覚えていない」などと、容疑を一部否認しています。
動機については、「市長の対応に不満があった」といった趣旨の供述をしているということです。
事案を把握した男性職員が警察に相談し、その後小川市長が被害届を出しました。
電話に応対した市長事務所の女性によりますと、出処進退の表明を求められていた小川市長が言及した上で続投を表明したことに対し、
「半分にすればいいと思っているのか」などと声を荒らげていたということです。
(3)県は今年度から中小企業に対して支援金を支払う制度を設けていますが、
小規模事業者について支援金を支給する対象にするなど制度を見直しました。
県は今年4月以降、国の臨時交付金を活用し、県内に事業所がある中小企業を対象に賃上げ率5%以上を実施した場合、
正社員・非正規社員問わず、従業員1人当たり5万円、1事業所当たり最大20人分の100万円までを支給する制度を設けていました。
県内の事業者や経済団体などからは、小規模事業者では5%の賃上げは難しいや、
中小企業の従業員規模は40人程度なので支援金の申請上限が20人では利用しにくいといった声が相次いだということです。
このため県では、より多くの企業が活用できるよう従業員が20人以下の小規模事業者に限っては、
3%以上の賃金の引上げでも1人当たり3万円を支給するほか、
1事業当たり人数の申請上限を20人から40人に拡大し、申請期限も1か月延長するなど制度を見直しました。
(4)60歳の男性が牛に突進され死亡しました。
12日午前10時ごろ、安中市松井田町の有限会社「タカハシファーム」で、
60歳の従業員が牛に突き飛ばされたと119番通報がありました。
男性は富岡市内の病院に救急搬送されましたが、死亡が確認されました。
安中署によりますと、男性は午前7時半ごろから同僚と餌やりや掃除などの作業をしていました。
その後、午前10時ごろ姿が見えなかったため、同僚が牛舎内を探したところ、牛を繁殖させる場所で倒れているのを見つけました。
牛舎にはオス1頭、メス3頭の合わせて4頭の牛がおり、警察はいずれかの牛に突進されなどして、
男性が死亡した可能性があるとみて、詳しい原因や死因を調べています。
(5)クマの目撃が相次いでいる中之条町は、有害鳥獣の目撃情報を住民が共有できる「鳥獣通報アプリ」を導入しました。
クマの目撃が相次いでいる中之条町は今月、有害鳥獣の目撃情報を住民が共有できる「鳥獣通報アプリ」を導入しました。スマートフォンなどからクマなどの目撃場所や被害状況を簡単に投稿でき、すぐに地図上で確認ができます。
県内外でクマによる人身被害が相次いでいることなどを受け、中之条町は住民に、
身を収穫せず管理が難しくなっている住宅地周辺の柿や栗の木を切るように呼び掛けたなど、
有害鳥獣の目撃情報を住民が共有できる鳥獣通報アプリを導入しました。
クマ目撃情報の共有
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。