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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)伊勢崎市は、高齢者の見守りにライトを使った異常通知の機器を無料貸与します。
一人暮らしの高齢者や高齢夫婦、離れて暮らす家族らの安心につなげようと、伊勢崎市は27日、LED電球と通信機能が一体となった
見守りライトを無料貸与する事業を始めたと発表しました。 ヤマト運輸が提供する高齢者見守りサービスを活用し、ライトを高齢者宅のトイレや洗面所などに設置しておくと、異常時に家族らに自動的に連絡をします。
市によると、家族が設置先を訪問できない場合は、依頼を受けてヤマト運輸のスタッフが状況を確認するほか、地域包括支援センターに通報するなどして対応するとしています。
自宅の電球を交換するだけで利用ができ、通信機器やコンセント、工事などは不要だとしています。(2) 高崎の農大二高の化学室から煙が上がりました。
27日午前6時ごろ、高崎市にある農大二高の化学室から煙が出ているのを警備員が見つけ、119番通報しました。
消防が消火に当たり、火はおよそ25分後に消し止められました。 農大二高によると火災放置機が作動し、駆けつけた警備員が化学室のゴミ箱から煙が上がっているのを発見し、119番通報しました。
教室は当時無人だったということです。 (3)伊勢崎のコンビニ強盗、男に懲役5年が求刑されました。
コンビニのストアで店員を刃物で脅し、食料品などを奪い取ったとして、伊勢崎市茂呂町の無職、阿部智則被告47歳の初公判が27日、
前橋地裁であり、阿部被告は起訴内容を認めました。 検察側は冒頭陳述で、3月上旬から金に困り、食事が取れていなかったと説明。
両親からおよそ20万円の援助を受けたが、酒やタバコなどに使い、犯行数日前には所持金が23円だったことを明かし、
「動機も身勝手で酌量の余地はない」として懲役5年を求刑し即日結審しました。 弁護側は執行猶予付の判決を求めています。
事件は3月28日午前2時ごろ、伊勢崎市内のコンビニのストアで店員に対し持っていた果物ナイフをつきつけて脅し、スパゲティ1個など合わせて33点を奪ったとされています。
(4)群馬県はカメムシ注意報を発令しました。 桃や梅といった果物の汁を吸う害虫「チャバネアオカメムシ」が県内で多く発生しているとして、県は27日までに
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県内全域に注意報を発令しました。 注意報は2022年7月以来2年ぶりとなっています。
センターによると「チャバネアオカメムシ」は体長10から12ミリで、緑色と茶色が混ざった羽根が特徴となります。
主食のスギやヒノキの球果が少なくなると、餌を求めて果樹園に飛来、 リンゴや梨などにくちばりを突き刺して果汁を吸うため商品価値がなくなるということです。
今月中旬の調査で高崎、沼田、渋川、中之条の4市町5地点で捕獲された数は平年の2から9倍に上っています。
(5)7月から群馬県のホームページでクマの出没状況マップが公開されます。 クマによる人身被害を防ごうと、県は県内各地の出没状況をリアルタイムで把握できるマップを
7月から県のホームページで公開します。 市町村とシステムを共有し、日時や場所、頭数など住民から寄せられた目撃情報を市町村職員が入力するとマップに反映されるということです。
県によると県内でもクマの生息数は増加、生息域は拡大傾向にあります。
2023年度は出没件数が過去4番目に多い715件に上り、人身被害も4件発生しています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。