クマ駆除と漏水問題
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)川場村で緊急銃猟。クマ1頭を駆除しました。
川場村は10日までに自治体判断で発砲可能とする「緊急銃猟」によりクマ1頭を駆除しました。 緊急銃猟での駆除は県内2例目となっています。
川場村によると、10月26日の午前6時半ごろ、畑でイノシシ捕獲用のわなに体長およそ1.5メートルの雌のクマがかかっているのを住民が発見しました。
クマがわなを壊す可能性があったため、緊急銃猟を実施し、地元猟友会が午前7時35分ごろに駆除したということです。
(2)玉村町の上水道管から漏水。道路が冠水し通行止めとなりました。
玉村町は10日、玉村町斎田の町道の地下に埋設された上水道管から漏水し、およそ20メートルにわたって道路冠水が発生していると明らかにしました。
現場は玉村町上水場の北東およそ200メートルの付近で、町は周辺を通行止めとしました。
10日の午後6時現在、解除の目処は立っていないとしています。
町は11日、浄水道管の破損箇所などを特定する調査を行うこととしています。
町によると、破損した水道管はおよそ20から30年前に敷説されたとみられ、対応年数は超えていないとしています。
(3)前橋商工会議所が小川市長に対し「大局的な決断をしてほしい」と、進退に対する要望書を提出しました。
前橋市の小川晶市長が市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題をめぐり、前橋商工会議所が小川市長に対し新体に関する大局的な決断を求めたことが10日分かりました。
商工会議所から市長に対し政策意外の内容を要望するのは極めて異例のこととなります。
10日、金子昌彦会頭や副会頭ら4人が市役所を訪れ、小川市長に要望書を提出しました。
要望書では問題によって市民からの抗議や苦情が相次ぎ、行政機能の一部停滞を招いていること、
「前橋」がネガティブな文脈で繰り返し報道されることで都市ブランドが損なわれていること、
また3つ目として、7会派が市長へ辞職を申し入れており、今後の予算決議が憂慮され、
市発注事業で生業を立てる会員企業が経営の懸念材料となっていると指摘をしました。
(4)自動車メーカー「SUBARU」は今年4月から9月までの中間決算を発表し、最終的利益は904億円と昨年度と比べ40%余りの減益となりました。
「SUBARU」が10日発表した今年4月から9月までの中間決算は売上が昨年度の同じ期より5.3%増えて2兆3856円となった一方で、
本業の儲けを示す営業利益が53.8%減り1026億円、最終的な利益は44.5%減り904億円となりました。
アメリカでの販売台数が伸びたことなどから売上が増えた一方、トランプ政権関税措置によって営業利益が1544億円押し下げられたことなどが主な要因となります。
このため会社は2030年までに2000億円規模のコスト削減に取り組むことを明らかにしました。
(5)県が農場462戸に対し消毒命令を出しました。
北海道と新潟県の養鶏場で高病原性鳥インフルエンザが10月下旬から相次いで発生していることを受け、
群馬県は10日、鶏などの家禽を飼育する県内全462戸の農場に対し、家畜伝染病予防法に基づく緊急消毒を命令しました。
経営者や農場などに消石灰や消毒薬の散布を求めるとしています。
県によると今期の鳥インフルエンザは10月22日以降、北海道と新潟県の養鶏場で合わせて4例発生しています。
群馬県では近年、緊急消毒を毎年命令しており、鳥インフルエンザは昨年、県内養鶏場では発生していないということです。
以上、県内のニュースをお伝えしました。