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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)前橋市の小川晶市長が、市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題で、
市議会の7会派は13日、小川氏に直ちに辞職するよう改めて求める辞職勧告書を手渡しました。
市政正常化と市のイメージ回復には辞職が不可欠とし、27日開会の12月定例会までに決断がなければ、不信任決議を行うと明記しました。
その場合、決議案は定例会初日に提出する方針です。
辞職した場合の市長選について、最大会派の前橋高志会は、候補者を擁立する考えを示しました。
辞職勧告書を受け取った小川氏は、報道陣に対し、
14日、15日、両日に市民との対話集会を控えていることなどを理由に、
「市政を止めないことと市民の声を聞いてあらゆる可能性を考慮する」と述べるにとどめました。
(2)伊勢崎市は13日、伊勢崎市柴町にある清掃リサイクルセンター21の燃えるゴミの貯留施設で、
5日にリチウムイオン電池が原因とみられる火災が発生したと発表しました。
50分後に消し止められましたが、受け入れ業務を1時間40分停止しました。
センターによりますと、職員が5日午前11時20分に出火に気づいて放水しました。
消防が50分後に鎮火を確認しました。
センターは「水際での展開検査を強化し、不適正なゴミの搬入を防ぎたい」としています。
伊勢崎市は来年1月から、ゴミの中身を確認する展開検査を事業系のゴミに加えて家庭ゴミでも実施します。
(3)小学校の夏休み期間中に公共施設で子どもを受け入れた「居場所づくり事業」について、
高崎市は13日、冬休み中も12月26日から1月6日まで実施すると発表しました。
なお、元日から3日までは除きます。
今年の夏初めて実施したところ、保護者から「冬休み中も預かってほしい」との要望が寄せられたことを受けて決めました。
高崎市は春休み中の実施も検討する考えです。
夏休みと同様に、高崎市総合保健センターと箕郷、群馬、新町、榛名、吉井の各支所で午前7時半から午後6時半に預かります。
定員は6カ所合わせて180人。利用料は期間中、終日利用する場合9,000円で、半日利用は6,000円。
12月29日から31日の3日間を利用しない場合は半額となります。
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富岡賢治市長は「冬休みも夏休み同様、長期休業期間に子どもを預けたい保護者の強い要望に応えたい」とコメントしました。
(4)優秀な人材を確保するため、伊勢崎市は本年度、大学3年生も受験対象とする土木職の採用試験を実施します。
伊勢崎市によりますと、県内の自治体の行政職の採用では先進的な取り組みです。
一次試験は従来実施していた専門試験ではなく、公務員試験対策が不要な「SPI3」で行います。
職員課によりますと、地方公務員の採用試験に早期に挑戦したい人や、民間企業との併願を検討する人も受験できるよう導入しました。
大学3年生が合格した場合、再来年春の採用となります。
募集人数は1人で、24日まで申し込みを受け付けます。
一次試験は12月です。
(5)県認定職業訓練校で学ぶ建築科訓練生の技能競技大会が、伊勢崎市の県職業能力開発協会で開かれました。
県内の4校から14人が出場し、日ごろ磨いてきた技術を競いました。
県職業能力開発協会が主催し、57回目です。
6時間の持ち時間で競いました。
選手は設計から部材の加工、組み立てまで真剣な表情で取り組みました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。