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2025-10-02 05:00

2025年10月2日 いせさきFMニュース

10月2日 いせさきFMニュース

(1)桐生市の住宅で父親を包丁で刺して殺害したとして逮捕され、家庭裁判所に送られた中学3年生の男子生徒について、裁判所は少年院に送る決定をしました。
(2)マイナンバーカードや在留カードを偽装したとして、有印公文書を偽装などの罪に問われたベトナム国籍の被告に対し、懲役2年の判決を言い渡しました。
(3)県は官民共創スペース「ネツゲン」のスペース拡張事業をめぐり、概算事業費として1億8300万円を見込んでいると明らかにしました。
(4)高崎市が独自に整備を進めてきた児童相談所が高崎市の問屋町に開所しました。
(5)沼田市は9月に発生した突風と集中豪雨について概要と被害状況を発表しました。

サマリー

群馬県で重要な事件がいくつか報じられています。特に、桐生市での父親殺害事件や偽装カードを使用した犯罪が大きな注目を集めています。

桐生市の父親殺害事件
群馬県のニュースをお伝えします。(1)桐生市の住宅で父親を包丁で刺して殺害したとして逮捕され、家庭裁判所に送られた中学3年生の男子生徒について、裁判所は少年院に送る決定をしました。
今年の8月、桐生市の住宅で医師で48歳の父親を包丁で刺して殺害したとして、中学3年生の15歳の男子生徒が翌日、近くの交番に自首し、警察に逮捕されました。
検察は先月、この男子生徒を前橋家庭裁判所に送り、家庭裁判所が家庭環境や事件のいきさつなどを詳しく調べていました。
今月1日、前橋家庭裁判所でこの事件の少年審判が開かれ、裁判所が男子生徒を少年院に送る決定をしました。
(2)マイナンバーカードや在留カードを偽装したとして、有印公文書を偽装などの罪に問われたベトナム国籍の被告に対し、懲役2年の判決を言い渡しました。
住所不定無職のベトナム国籍の被告27歳は、昨年11月、別のベトナム国籍の被告らと共謀し、パソコンやプリンターなどを使ってプラスチック製のカードに印刷するなど、
マイナンバーカード2枚と在留カード2枚を偽装したとして、有印公文書偽装などの罪に問われました。
1日の判決で、裁判長は、「役割分担された偽装グループによる職業的かつ常習的な犯行、被告は実行役に偽装の仕事を紹介したり、データを送ったりするなど重要な役割を果たした」と指摘しました。
その上で、「精巧な偽装カードを作成したことは、在留カードやマイナンバーカードに対する社会的な信用を大きく害する非常に悪質な犯行だ」として、
懲役2年を言い渡しました。 (3)県は官民共創スペース「ネツゲン」のスペース拡張事業をめぐり、概算事業費として1億8300万円を見込んでいると明らかにしました。
県庁32階の官民共創スペース「ネツゲン」が31階の「日本料理くろ松」のスペースに拡張する事業をめぐり、県は1日の県議会総務企画常任委員会で概算事業費としておよそ1億8300万円を見込んでいることを明らかにしました。
内訳は工事費が1億6000万円、設計費が1500万円などとなっています。 県は「当初予算に計上したが、くろ松の事情もあって県議会に説明できなかった。
深くお詫びする」と謝罪しました。 (4)高崎市が独自に整備を進めてきた児童相談所が高崎市の問屋町に開所しました。
高崎市が独自に整備を進めてきた市児童相談所が1日、高崎市問屋町に開所し、愛称は「パステル」と発表されました。
西部児童相談所から高崎市内分の業務と権限を引き継ぎ、相談対応や一時保管措置、自動養護施設入所の決定等にあたるほか、様々な問題を抱える子どもや家庭への支援、
非行少年の指導、助言などを担います。 高崎市児童相談所は市内の児童虐待相談の件数を年間最大およそ800件と見込んでおり、虐待が疑われる際に家庭に立ち入り、
子どもの安否を確認する「立ち入り調査」や、拒否された場合に裁判所の許可に基づき強制的に立ち入る
「臨検・捜索」の実施も視野に関係機関と連携を深めながら迅速かつ機動的な対応を目指すとしています。
(5)沼田市は9月に発生した突風と集中豪雨について概要と被害状況を発表しました。
沼田市は1日、9月2日に発生した突風と9月10日の集中豪雨について概要と被害状況を発表しました。
9月2日の突風は積乱雲からの下降気流が地面に衝突して水平に吹くダウンバーストか冷たい空気の塊が地表に進むガストフロントの可能性が高く、風速は毎秒およそ50メートルと推定しています。
一方、9月10日の集中豪雨は広範囲にわたって観測史上最大となる1時間あたり放水量78.5ミリを観測しました。
以上群馬県のニュースをお伝えしました。
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