1. いせさきFMニュース
  2. 2025年10月3日 いせさきFMニュ..
2025-10-03 05:01

2025年10月3日 いせさきFMニュース

10月3日 いせさきFMニュース

(1)5日投開票の玉村町議選、定数を4上回る激戦に

(2)小川前橋市長、進退は「市民の声」で判断

(3)県民会館の建物活用を求める請願、趣旨採択

(4)県立4病院のヒヤリ・ハット、昨年度は4470件

(5)県、マダニ感染症に注意を呼びかけ

00:00
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)任期満了に伴い、9月30日に告示された定数13の玉村町議選は、現職10、新人7の17人が立候補しました。
定数を3人以上上回るのは、2001年以来24年ぶりで激戦を繰り広げています。
10月5日の投開票に向け、各陣営は票の上積みに奔走しています。
立候補者の内訳は無所属が16人で、新人1人が公明党です。
各陣営は選挙カーで町内を回り、街頭に立って子育て支援、防災対策などの政策を訴えています。
2021年の町議選の投票率は、過去最低の43.82%でした。
激戦のため、複数の陣営は投票率が上がるとみて、当確ラインを「500票~600票」としました。
9月29日現在の選挙人名簿登録者数は、29,371人となっています。
(2)前橋市の小川晶市長は、10月2日、市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題について、
全市議への2回目の説明をしました。
進退について終了後、報道陣に対し「支援者や弁護士に相談する時間をいただきたいと議会側に伝えた。
市民からの厳しい声も全て受け止め、その上で判断したい」と述べ、明言しませんでした。
市議会は、3日の各派代表者会議で対応を協議します。
小川市長は、9月26日に15分程度1回目の説明をしましたが、議員側に説明不足を指摘する声がありました。
今回は、各会派が9月29日に提出した質問と意見への回答を書面で配布した上で、冒頭を除き非公開で行い、2時間程度で終了しました。
書面で小川市長は「相談場所として誤った選択をしたことで、結果として大きな誤解を生んだ。
公人としての自覚が足りなかったことを反省している」などと謝罪しました。
(3)6月に廃止された前橋市の県民会館を巡り、県議会総務企画常任委員会は2日、
建物の活用検討を求める市民団体の請願を趣旨採択しました。
9日の本会議で議決する見通しです。
県は、この施設に代わる「新たな文化拠点」の基礎調査の委託先を決めるプロポーザルに
8つの事業者から申し込みがあり、近日中に優先交渉事業者を決めることを明らかにしました。
03:05
請願を提出した市民団体は「県民会館ルネサンスの会」です。
新たな文化拠点の計画策定時に「解体ありき」の議論に陥ることのないようにと要望しました。
委員会の後、県庁で会見した県民会館ルネサンスの会の山田共同代表は、
「2000人規模の大ホールが前橋からなくなってしまうことは非常に残念なこと。
県民会館は大事な建物。うまく改修をして使っていくのがいいのではないか」と述べました。
(4)医療従事者が危険を感じるなどしたインシデント、いわゆる「ヒアリ・ハット事例」について、
県病院局は2日、県立4病院から2024年度に計4470件の報告があったと発表しました。
これ以外に、入院や手術を要するなどしたアクシデントは70件でした。
アクシデントで患者が死亡した事例はありませんでした。
(5)野山などに生息するマダニが媒介するウイルス感染症
「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」の患者の報告が全国で相次いでいます。
国立健康危機管理研究機構によりますと、
今年の累計患者数は9月末の時点で161人となり、
国内で初めて感染が報告された2013年以降の最多を更新しました。
県は「草むらなどに入る際は長袖・長ズボンなどを着用し、
活動後は刺されていないか確認を」と呼び掛けています。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。
05:01

コメント

スクロール