感染症と事件の報道
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)9月28日までの県内、「百日ぜき」週47人となりました。
県は30日、9月28日までの1週間の感染症発生動向について、「百日ぜき」が47人だったと発表しました。
1月からの累計は2724人。また、りんご病は定点医療機関あたりの報告数が1.4人でした。
新型コロナウイルス感染症は、定点あたりの報告数が2週ぶりの増加となっています。
呼吸器系疾患「RSウイルス感染症」の報告数は減ってきているということです。
(2)前橋の粕川町で妻を殺したと夫が通報しました。
30日午前6時5分ごろ、前橋市粕川町女渕の住宅で、男性の声で「妻を殺した」と110番通報がありました。
前橋東署員が駆けつけたところ、この家に住む増井邦子さん81歳が1階自室で倒れているのを発見。
増井さんは前橋市内の病院に運ばれましたが、死亡が確認されました。
県警によりますと、1階の別の部屋で腹部から血を流していた夫、84歳がいて、妻を殺したと説明しました。
夫は高崎市内の病院に搬送され、治療を受けていますが軽症とみられています。
夫は自分で腹を刺したと話しているといいます。
県警は夫が増井さんを殺害後に自殺を図った可能性があるとみて慎重に調べています。
地域の行事と自然の美
近くに住んでいる女性は「すごくおとなしい夫婦。
2人で一緒に車に乗っている姿を見ることがあったが、夫婦仲が悪いイメージはない」と話しています。
(3)ドングリが5年ぶり「凶作」となりました。
クマの餌となるどんぐりの凶作状況について、県鳥獣被害対策支援センターは30日までに、今年度は「凶作」にする調査結果を発表しました。
去年までは3年連続の「不作」で、これを下回る凶作は2020年度以来5年ぶりです。
クマは冬眠に備えて9月から11月に食欲が増すため、人里に出没する危険性が極めて高くなるといいます。
センターは市町村が提供する出没情報に注意するとともに、クマを引き寄せないよう農作物や果物の適切な処理を呼び掛けているということです。
(4)前橋市4日のタウンミーティング、議題が反れる可能性があるとして前橋市が中止しました。
前橋市の小川晶市長が市職員の既婚男性とラブホテルを使った問題を受け、
4月30日、市長と市民の対話の場として4日に予定していたタウンミーティングを中止すると発表しました。
「質疑応答の内容が本来の議題から逸れてしまう可能性がある」と理由を説明しています。
タウンミーティングは市民の声を直接聞こうと小川市長が就任以来力を入れる取り組みの一つで、
4日は本年度2回目で公共の交通がテーマの予定でした。
同じく開催の公共の交通に親しむイベントは予定通り実施するということです。
(5)伊勢崎市広瀬川沿い、ヒガンバナが見ごろを迎えています。
伊勢崎市宮子町を流れる広瀬川の堤防で、竜宮橋の下流に咲くヒガンバナが見頃を迎えています。土手の斜面400メートルほどを朱色に染め、通行人に秋の便りを届けています。
地元住民が作る「広瀬川竜宮フラワーロード会」が20年ほど前に球根を終えて以来、
草刈りを行い管理し、「年々訪れる人が増え、名所のようになってきた」と話しているということです。
年々より1週間ほど開花は遅く、10月上旬まで楽しめるということです。
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