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群馬県のニュースをお伝えします。(1)センバツ高校野球、健大高崎が3年連続8回目の出場が決定しました。
今年で97回目を迎えるセンバツ高校野球は、24日、大阪市で開かれた選考委員会で出場校32校が決まり、関東地区の一つとして、昨年の選抜で優勝し、史上4校目の連覇を目指す健大高崎高校が選ばれました。
インターネットで中継された発表の様子を高校の室内練習場で青柳監督などが見守った後、グラウンドで選手たちに出場が報告されると、選手たちは記念写真を撮ったり、全員で帽子を投げたりして喜びを分かち合っていました。
大会は3月7日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕、休養日を含めて13日間の日程で行われます。
(2)桐生市の生活保護費問題、担当職員の6割が「不適切な対応」だと回答しました。
桐生市では、2018年以降、生活保護の受給世帯の一部に対して保護費を分割して渡し、全額を支給しないなどといった不適切な支給を繰り返していたことが分かり、桐生市の第三者委員会が調査を進めています。
第三者委員会は24日の会合で、委員会によるアンケートに対して生活保護の業務を担当したことがある職員の62%が「不適切な対応があった」と回答していることを明らかにしました。
また、41%の職員が「管理職から厳しい指導があった」と回答し、「生活保護が開始とならない対応を推奨するかのような雰囲気があった」という声が寄せられているということです。
(3)「伊香保国スポ2025」が26日開幕しました。
第79回国民スポーツ大会冬季大会のスピードスケート競技「伊香保国スポ2025」が26日、渋川市の高崎健康福祉大学伊香保リンクで開幕しました。
群馬県の代表選手29人をはじめ25の都道府県の選手、監督らおよそ340人が集まり、29日まで熱戦を繰り広げます。
群馬県で国スポが開かれるのは国民体育大会時代の2015年の冬季大会以来10年ぶり9度目です。
(4)昨年に群馬県内で運転免許を自主返納した人数が前の年より増加しました。
2024年に県内で運転免許を自主返納した人数が6214人で、前の年から328人増えたことが25日、県警のまとめでわかりました。
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5年ぶりに増加に転じ、返納者の97.5%が65歳以上で、高齢者の免許人口が増えていることが返納者増加の背景にあるとみられます。
運転免許課によりますと、高齢者の返納理由は「運転の必要がない」が4284人で最多で、次に「身体機能の低下を自覚」が1309人、「家族らの勧め」が366人、「適正検査の結果を参考にした」が95人などとなりました。
自治体や企業は、タクシー利用券の配布や買い物支援サービスの精度を整えており、返納後の支援が広がりつつあります。
(5)伊勢崎市は、耳周辺の軟骨を振動させて音を伝える「軟骨伝導イヤホン」を、本庁舎や支所の5カ所に追加設置しました。
伊勢崎市は、耳周辺の軟骨を振動させて音を伝える「軟骨伝導イヤホン」を、本庁舎や支所の5カ所に追加設置しました。
伊勢崎市によりますと、昨年4月から社会福祉課で1台導入しており、新たに本庁舎の高齢政策、介護保険の2つの課と、赤堀、あずま、境の3つの支所の市民サービス課に置きました。
耳の聞こえに不安がある市民が使用することで職員の声をはっきり聞き取ることができることに加え、周囲に個人情報を聞かれるリスクも減り、
耳の穴を塞がずに使うため、通常のイヤホンより衛生的で圧迫感がないことも利点ということです。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。