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群馬県のニュースをお伝えします。(1)JR前橋駅開業140周年を祝うイベントが行われました。
1884年(明治17年)8月20日に「前橋ステーション」として開業したJR前橋駅の140周年を祝うイベントが24日開かれました。
オープニングセレモニーでは、市立前橋高校吹奏楽部の華やかな演奏に合わせ、書道部が萩原朔太郎の詩の一節と「祝」の字を大書するパフォーマンスで盛り上げました。
また幼稚園児らが描いた鉄道の絵が会場を彩り、オリジナルデザインの桐生手ぬぐいなどの販売や歴史を伝えるパネル、そして昔使われた道具などを展示しました。
(2)台風10号の影響で上越新幹線、北陸新幹線の遅れや運休の可能性があると発表しました。
JR東日本は25日、台風10号の接近に伴い、28日から29日にかけて上越新幹線、北陸新幹線を中心に各新幹線で大幅な遅れや運休が発生する可能性があると発表しました。
また在来線でも列車の遅れや行き先変更、運休が発生する可能性があるとしています。
24日の発表では新幹線は27日から28日にかけて運行に影響が生じる可能性があるとしていましたが、最新の進路予測に基づき予想を変更しました。
計画運休を行う場合、詳細が決まり次第発表するとのことです。
(3)サイバー犯罪に関する相談件数が3424件でした。
今年1月から6月の上半期に県警が受けたサイバー犯罪に関する相談は3424件で、前の年の同じ時期に比べて97件増えたことが県警のまとめでわかりました。
最多だった昨年を上回るペースです。
県警サイバーセンターによりますと、内訳は「詐欺・悪質商法」が1496件、「迷惑メール」が580件、「クレジットカード犯罪被害」が448件、「不正アクセス・ウイルス」が201件でした。
一方、上半期の摘発件数は39件増加の110件でした。
県警は「手口が知られ利用者が犯罪だと気づいて相談に至りやすくなった」と分析し、公式Xや「上州くん安全・安心メール」でサイバー犯罪の最新情報を確認するよう求めています。
(4)県の職員採用試験競争率が4倍と過去20年で最低となりました。
県人事委員会は25日までに、来年4月入庁の県職員の採用試験でⅠ類の最終合格者は162人になったと発表しました。
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競争倍率は前の年より0.1ポイント減少の4倍でこの20年で最低となりました。
委員会は「リアルに加えてオンラインでの説明会を開くなど採用活動を強化し受験者を増やしたい」としました。
法律など専門試験や一般教養で受ける行政事務Aの合格者は88人で倍率は3.4倍。
森林や農業、畜産など技術系は47人で倍率は2倍でした。
また民間企業の採用試験でも利用される「SPI」で受ける行政事務Bは27人で倍率は9.3倍でした。
(5)重田家住宅で「中秋の名月」について学ぶイベントが行われました。
中秋の名月について学ぶイベントが24日、玉村町小泉の国登録有形文化財「重田家住宅」で開かれました。
多文化共創サークル「たまむら箱推し」が主催し、外国人住民を含む40人が日本の伝統行事に理解を深めました。
中国や韓国など各国の月見文化について外国人にも伝わりやすい簡単な日本語で解説をしたということです。
また月見の際に備える習慣があるサトイモを使って、玉村町地域おこし協力隊が手作りしたコロッケも振る舞われたということです。
9月17日午後6時からは重田家住宅で中秋の名月を鑑賞するお月見会が開かれる予定です。
以上群馬県のニュースをお伝えしました。