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群馬県のニュースをお伝えします。(1)地価調査の結果が公表され、群馬県内では「商業地」で32年ぶりに上昇に転じました。
17日公表された地価調査によりますと、県内の地価の平均は昨年より0.3%下落し、32年連続で前の年を下回りました。
しかし、マイナス幅は昨年より0.3ポイント縮まり、3年連続で縮小しました。
このうち「商業地」では昨年より0.2%上がり、平成4年以来32年ぶりに上昇に転じました。
最も上昇率が高かったのは、草津町の湯畑近くにある草津町草津で、温泉街の再整備が進んでいることを背景に、昨年より6.8%上昇しました。
このほか、都市機能が集中するJR高崎駅周辺や駅周辺の再開発事業の進む太田市などで上昇幅が拡大したことが、商業地の地価上昇の要因とみられます。
また地価調査では、これまで高崎駅の西口側がトップとなってきましたが、東口側が初めて最も高くなったということです。
(2)IHIエアロスペースの新工場、来年の春着工予定です。
事業拡大を見込み工場拡張の方針を明らかにしていた宇宙関連機器メーカー、IHIエアロスペースが、2025年3月に本社の敷地内で新工場の建設に着工することが分かりました。
2028年度中の完成を目指します。
また隣接地の用地取得に向け準備を進めていることも明らかになりました。
およそ49万平方メートルの敷地に宇宙、防衛、航空の各事業を展開。事業拡大を見据え、敷地内の空きスペースを活用してロケット用部品を生産する工場など複数の建物を3年ほどかけて建設し、稼働する計画を立てています。
(3)群馬大学付属病院で「誓いのつどい」を開きました。
群馬大学医学部付属病院は17日、病院内の「誓いの碑」の前で、医療事故を教訓に再発防止を誓う「誓いのつどい」を開きました。
医師や医療従事者、職員らおよそ70人のほか、2014年までに腹腔鏡や開腹手術を受けた患者が相次いで亡くなった医療事故の遺族2人も参加しました。
一連の問題が明らかになってから10年となるのを機に、改めて医療安全の向上へ決意を新たにしました。
また、式典後は遺族と別の病院の医療事故の遺族あわせて3人が参加し、医療の改善を話し合う会議も開かれました。
(4)玉村町が議会の議決を経ずに教師用の教科書を取得していたことが分かりました。
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玉村町が2015年度から2024年度に議会の議決を経ずに小学校教師用の教科書を取得していたことが17日、分かりました。教科書の購入が議決の対象になるという認識が欠けていたためとしています。
本来は議決が必要だった3つの議案を町議会9月定例会に追加提案し、いずれも可決されました。
玉村町は条例で700万円以上の財産取得について議決が必要としており、2015年度に990万円、
本を懲議会9月定例会に追加提案し、いずれも可決されました。
2020年度に710万円、そして2024年度に1420万円分をそれぞれ議決を経ずに購入したということです。
10万円分をそれぞれ義決を経ずに 購入したということです
玉村町教育委員会によりますと、教師用の教科書は教育委員会を
通して業者に発注、支払いは学校ごとに行っていました。
県内で議決を経ないケースがあったことを受けて調査したところ
同じ業者で教科書を一括購入していて財産取得に当たることなどが判明しました。
再発防止策として手続きのミスをなくすため、
今後は玉村町教育委員会が一括して教科書を購入することを検討しています 。
(5)旧森村家住宅で「十五夜の集い」が開かれました。
中秋の名月の17日の夜、伊勢崎市連取町の
市指定重要文化財旧森村家住宅で「十五夜の集い」が開かれました。
地元の子供たちが作った灯籠に明かりを灯した幻想的な空間で
住民らがコーラスや尺八の演奏を楽しみました。
地域の文化財を活用して伝統行事を親しもうと
旧森村家住宅協力会が主催し、今回で18回目です。
以上群馬県のニュースをお伝え しました