高崎市の大規模集客施設
群馬県のニュースをお伝えします。 (1)高崎市は、高崎玉村インターチェンジ近くの大規模集客施設に対し、整備補助金を増額しました。
関越道高崎玉村スマートインターチェン近くに計画される大規模集客施設への補助について、高崎市は12日、当初想定より増額し、施設整備におよそ28億円、運営費に年3億7千から8千万円とする方針を明らかにしました。
建設コスト上昇に加え、災害発生直後の一時避難場所として市民に開放されることを考慮したとしています。
市は、緊急輸送道路の簡易都道国道354号に面した立地で、有事の際に市民が利用しやすいと見ています。
(2)群馬県では10月から「#(シャープ)7119」が運用開始となります。
けがや病気の際、119番通報すべきか専門家に相談できるコールセンター「救急安心センター」について、県は12日、運用を10月1日に始めると明らかにしました。
高齢化で救急出動や搬送者数は右肩上がりにあります。重症化しやすい症例患者の早期通報につなぐるため、体制を整えるとしています。
「#7119」と電話をすると、看護師や助産師らが相談に応じる仕組みだということです。
(3)県内でノロウイルスなど感染性徴縁の患者数が、9日までの1週間に報告された1医療機関あたり13人を超え、およそ6年ぶりの高い水準となっています。
「感染性胃腸炎」はノロウイルスなどのウイルスや細菌が原因となり、嘔吐、下痢などの症状が出るもので、子どもから高齢者まで全ての年齢層で発症します。
県内では例年、年末年始頃に患者数がピークとなることが多いものの、今年は1月以降、今も増加傾向が続いています。
県によりますと、9日までの1週間に県内医療機関から報告された患者数が、1医療機関あたり13.35人と、前の週より3.2人増えました。
これはおよそ6年ぶりの高い水準となります。 地域別で見ますと、館林が27.6人、富岡が23人と警報レベルを上回っているほか、
伊勢崎、太田が17.83人などとなっています。 (4)ザスパ群馬の大畑選手が運転中に接触事故に遭っていたことが分かりました。
サッカーJ3ザスパ群馬は10日、ディフェンダーの大畑隆也選手が運転する乗用車が絡む接触事故が発生したと発表しました。
ザスパ群馬によると大畑選手は12日の午前8時頃、前橋内の練習場に向かう際、信号のない十字路に侵入したところ、左側から直進してきた一時不停止の車両に衝突をされました。
その弾みで大畑選手の乗用車が対抗車両に衝突したということです。 いずれの運転者にもけがはなく、大畑選手は当日の練習にも参加したということです。
(5)同僚にノコギリで額を叩き、けがを負わす事件がありました。 11日午前10時半頃、富岡市の市清掃センターでゴミの分別作業を受け負う
シルバー人材センター80代男性会員が同僚の70代男性会員の額をノコギリで叩き、軽傷を負わせる事案がありました。
シルバー人材センターによると、2人はプラスチックゴミに紛れたペットボトルなどの不適合品を取り除く
「手選別」と呼ばれる作業をしていました。 80代男性はゴミ袋を開ける際、通常の鎌ではなくノコギリを使用。
70代男性から危険性を指摘されたことに腹を立て、額を叩いたということです。 富岡署は、傷害事件としての立件も視野に経緯を調べています。
以上、県内のニュースをお伝えしました。