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群馬県のニュースをお伝えします。(1)県教育委員会は、総合教育センターの20代職員と30代の高校教師を懲戒免職にしました。
懲戒免職処分を受けたのは、県総合教育センターの20代の男性職員と、 中毛地域にある県立高校の30代の男性教員です。
県教育委員会によりますと、総合教育センターの職員は、 今年4月に無免許で軽トラックを運転して交通事故を起こし、相手の運転手に軽い怪我をさせるなどしたとして、
先月17日に警察に逮捕されました。 また、中毛地域の県立高校の教師は、今年4月から5月にかけて、授業中の質問に来た生徒に対して、
尻を触る痴漢行為を複数回行っていました。 県教育委員会は、公務や学校教育に対する信用を著しく損なわせたとして、
2人を23日付けで懲戒免職にしました。 (2)新型コロナウイルスの患者数が4週連続増加しました。
県は23日、県内85カ所の医療機関から15日~21日に報告された新型コロナウイルス感染症の患者数が、
1医療機関あたり10.21人で、2月以来22週ぶりに10人を超えたと発表。4週連続の増加となりました。
管内別で多い順に、利根沼田が21人で最も多く、次に渋川が16.17人、館林が14.67人となりました。
また年代別では、10代が174人で最も多く、次に40代が117人、50代が110人と続きました。
(3)高校野球群馬大会ベスト4が揃いました。
第106回全国高校野球選手権群馬大会は23日、前橋市の上毛新聞敷島球場で準々決勝の残り2試合が行われ、
第1試合は前橋育英が延長10回タイブレークの末、農大二高に8対7で勝ちました。
一方、第2試合は樹徳高校が明和県央を7対2で勝利し、それぞれ3年ぶり3年連続となる準決勝進出を決めました。
これでベスト4が揃い、25日に行われる準決勝は、第1試合が健大高崎対前橋育英、
第2試合が前橋商業対樹徳高校の顔合わせとなりました。
(4)熱中症の疑いで143人が搬送されました。
消防庁は23日、県内で15日~21日までの1週間に熱中症で143人が緊急搬送されたと発表しました。
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65歳以上の高齢者が半数近い70人に上りました。
消防庁によりますと、搬送者の内訳は3週間以上の入院が必要な重症者が5人、
短期入院が必要な中等症は66人、軽症が72人でした。
年齢別でみますと、7歳~17歳が16人、18歳~64歳が57人でした。
一方、全国では9078人が緊急搬送され、合わせて6人の死亡が確認されました。
(5)「吹割の滝」遊歩道の通行止めを解除しました。
片品川の増水に伴い、観光客22人が一時取り残され通行止めとなっていた「吹割の滝」の遊歩道について、沼田市は23日までに通行止めを解除しました。
当面の間、滝周辺の進入可能範囲を縮小するとともに、
降雨に関する警報や注意報を基準に通行止めを実施し、訪れた人の安全を確保するとのことです。
吹割の滝では、15日の午前、片品川の水位が急激に上昇し、遊歩道に22人が取り残されました。
警察や消防が駆けつけて、1時間半後に全員が救助されました。怪我人はいませんでした。
これまで通行止めの明確な基準はありませんでしたが、
今後は水位に関係なく、沼田市や片品村に大雨警報が出たり、大雨注意報が5時間ほど継続して出されたりした場合に通行止めとすることを決めました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。