市販薬の過剰接種
群馬県のニュースをお伝えします。(1)昨年度、市販薬などの過剰接種の疑いで、332人が救急搬送されていたことが分かりました。
若者を中心に社会問題化している市販薬などの過剰接種(オーバードーズ)の疑いで、県内で昨年度、332人が救急搬送されていたことが分かりました。
消防本部などによりますと、搬送者は10代から40代が各年代50人以上で、特に20代が3割を占める102人と多かったということです。
また、女性は全体の71.4%を占めました。
また、10歳未満の搬送はいずれも誤飲によるもので、70代以上は過剰接種目的のほかに誤飲もあったということです。
重症者は28人確認され、接種した薬は市販や処方の頭痛薬や睡眠薬、風邪薬などで、複数の種類を多量に飲んだり、接種後に自宅の2階から飛び降りたケースもあったということです。
(2)群馬銀行は個人情報が記載された書類3741枚以上を紛失したと発表しました。
群馬銀行は3日、館林市の館林南支店で顧客の氏名や住所など個人情報が記載された12種類の書類合わせて3741枚以上を紛失したと発表しました。
群馬銀行は誤って廃棄した可能性が高いとし、外部に情報が流出した可能性は極めて低く、これまで顧客情報が不正に利用された事実もないということです。
紛失したのは、2013年4月1日から2015年4月24日に館林南支店で受付した住所などの変更を届け出る「届出事項変更届」や、キャッシュカードの新規発行などを申し込む「カード諸届」などの書類です。
各営業店で保管する書類を前橋市の本部での保管に切り替えるため、全ての店舗で状況を確認したところ、同じ期間の書類が入った段ボール箱を紛失していることが8月に判明したということです。
(3)秋季関東高校野球、桐生第一高校が4年ぶり、9度目の頂点に立ちました。
高校野球の第78回秋季関東地区大会県予選は5日、桐生市の小倉クラッチスタジアムで決勝戦を行い、桐生第一高校が高崎商大付属高校に3対2で勝利し、4年ぶり、9度目の頂点に立ちました。
桐生第一高校と高崎商大付属高校が出場し、来年春の選抜大会の選考資料となる関東大会は、10月18日から26日に山梨県で開かれる予定です。
(4)建設業法の許可を受けずに工事に携わったとして、高崎市の建築会社を営業停止処分にしました。
大阪・関西万博に出展する海外パビリオンの建設工事に建設業法の許可を受けずに携わったとして、大阪府は5日前に高崎市の建築会社「DIO」を30日間の営業停止処分にしたと発表しました。
海外パビリオンでの無許可工事の処分は2件目となっており、大阪府は他にも同様の疑いがある工事が2件あるとして調べています。
建築会社DIOは各国が自前で建設するパビリオン、「タイプA」の工事に下請けとして携わっていました。
関連企業から建設費の未払いに関する情報があり、無許可工事が判明しました。
調査に支障があるとしてパビリオン名は明らかにしていません。
(5)玉村町議選、新町議13人が決まりました。
任期満了に伴う玉村町議選は5日、町内12カ所で投票が行われ、即日開票の結果、新町議13人が決まりました。
投票率は42.78%で、2021年の前回43.82%を1.04ポイント下回り過去最低を更新しました。
当選者の内訳は現職が8人、新人が5人、党派別では無所属が12人、公明党が1人でした。
選挙戦は定数を4人上回る17人が立候補し、現職2人が落選しました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。