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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)9日の強風で、伊勢崎の70代女性が転倒し、軽傷を負いました。
県内は9日、前線を伴った低気圧の影響で、風が強まりました。 前橋地方気象台によると、最大瞬間風速は、伊勢崎で21.9メートルを観測、
みなかみでも21メートルを観測し、2地点で4月の最大値を更新しました。伊勢崎市消防本部によると、9日の午後1時ごろ、東小保方町で作業していた70代女性が、風にあおられて転倒、
頭を打って軽傷しました。 また同じく伊勢崎市では、倒木や屋根のトタンが飛ばされる被害も発生。
本関町の県道伊勢崎大間々線で、倒木があり、およそ1時間後に撤去されました。怪我人はいなかったということです。
(2)群馬県内のインフルエンザ警報が解除されました。 群馬県内で7日までの1週間に確認されたインフルエンザの患者数は、1医療機関あたりの平均が8.5人と、前の週より12.04人減り、
3週連続減少しました。 これにより、警報を解除する基準の10人を下回ったため、群馬県は9日、去年11月28日から県内全域に出していたインフルエンザ警報を解除しました。
一方、保健所の管内別では、富岡が19.67人、安中が16.33人、伊勢崎が10.7人などとなっています。
群馬県は、県内の一部の地域では依然として多くの患者数が確認されているとし、引き続き、基本的な感染対策の徹底を呼びかけています。
(3)榛東村で遭難していた県有林巡視員の遺体が発見されました。 9日午後3時ごろ、榛東村の山中で、前日から連絡が取れなくなっていた高崎市の県渋川森林事務所職員
樋口政司さん60歳の遺体が見つかりました。 8日夕方に通報を受け、渋川署が捜索を開始。
37人態勢で捜索をしていました。 警察によると、樋口さんは県有林で1人で巡視作業をしており、
標高1200メートルほどの場所から妻に交流サイトを通じ、メッセージを送ったのを最後に連絡が取れなくなっていました。
県防災ヘリが見つけ、その後、身元が判明したということです。 県によると、樋口さんは今月1日に県有林の巡視員に採用されたばかりで、巡視員が山で遭難する事例は初めてとみられています。
(4)群馬県はフリースクールの財政支援を継続していくことを発表しました。 不登校児童生徒の受け皿の一つとなっている民間のフリースクールに事業運営費など最大400万円を補助する事業について、
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県教育委員会は9日、支給対象に家賃と人件費を加えた上で本年度も継続すると発表しました。 昨年度は家賃と人件費は対象外となっていましたが、経費の大部分を占めていることから
施設側のニーズも踏まえて加えることにしました。 事業は民間企業の寄付を受け、昨年度に始め、これまでに8施設を支援しました。
(5)上信電鉄の事故を受け、富岡市が「第4種踏切」を点検しました。
高崎市吉井町の警報機や遮断機のない上信電鉄の「第4種踏切」で、女子児童が列車に跳ねられ死亡した事故を受け、
沿線の富岡市は9日、市内にある同様の踏切の安全点検を始めました。 市内の第4種踏切の多くが市道と接続することから、
富岡市が9日、10日の両日、通行上の安全性を確かめます。 公共交通を担う企画課は、週内をめどに廃止可能な第4種踏切の有無や注意喚起の看板が設置されているかなどを
点検することとしています。 以上、県内のニュースお伝えしました。