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群馬県のニュースをお伝えします。 (1)29日で、関越バス事故から12年となりました。
乗客7人が死亡、38人が重軽傷を負った関越道の高速バスツアー事故は、29日発生から12年となりました。
藤岡市の現場近くの献花台には、遺族らおよそ40人が訪れ、花やぬいぐるみなどを手向けました。 近くの観音寺では、13回忌の法要が営まれ、
遺族らは今も変わらぬ悲しみを抱きながら、犠牲者に思いを馳せました。(2) 神流町の山林で、埼玉の医師の死亡が確認されました。
29日午前10時ごろ、蓬莱山林で、埼玉県行田市の医師速形安洋さん、62歳が倒れているのを捜索していた埼玉県警が発見しました。
防災ヘリで収容しましたが、救急隊が死亡を確認しました。 藤岡市によると速形さんは、28日県内の諏訪山から登山を始め、
何らかの理由で滑落したとみられています。 夜になっても帰宅しないため、家族が警察署に届けていました。
(3)87歳女性が自宅敷地内で車に跳ねられ死亡しました。 29日午後2時ごろ、高崎市の柳沢タカ子さん、87歳が自宅敷地内で柳沢和子さん、
80歳の乗った乗用車に跳ねられました。 前橋市内の病院に搬送されましたが、死亡が確認されました。
警察によると、2人は遠い親戚関係でタカ子さん宅を訪ねた和子さんが、車を発進させた際、前方を歩いていたタカ子さんを跳ねたということです。
(4)国登録有形文化財となった伊勢崎市の「田島新一家住宅主屋」に対し、登録証とプレートが交付されました。
2022年10月、国登録有形文化財となった伊勢崎市境島村の蚕種製造民家
「田島新一家住宅主屋」に対し、市教育委員会は文化庁が発行した登録証と登録プレートの交付式を行いました。
交付式で三好教育長は、絹産業の基盤を築いた蚕種製造について、その価値を広く伝えていただいていることに感謝していると挨拶をしました。
建物は世界文化遺産の田島屋平旧宅近くにあり、1861年に建てられたものとなっています。
(5)板倉の利根川に75歳男性の遺体が発見されました。 28日午後、板倉町の利根川で埼玉県の無職、西村利夫さん、75歳が流されているのが見つかりました。
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警察に言いますと、午前11時ごろ、「利根川で人が流されている」と110番通報があり、警察や消防が行方を探していました。
目立った外傷はなく、その場で死亡が確認されたということです。 西村さんは動力付きのグライダーを飛ばすため、仲間と河川敷を訪れ、見失った自身の遺体を探しに行った際に、行方不明となっていました。
(6)520人が犠牲となった日光ジャンボ機墜落事故現場、「御巣鷹の尾根」に向かう登山道が冬季閉鎖を終え、遺族などが慰霊登山を行いました。
1985年8月、お盆の帰省客などを乗せた日本航空のジャンボ機が上野村の山中に墜落し、国内航空機事故としては最も多い520人が犠牲となりました。
墜落現場の「御巣鷹の尾根」に向かう登山道が冬の間閉鎖されていましたが、29日、ゲートが開かれました。
遺族や関係者は慰霊登山を行い、墓標や墜落現場にある慰霊碑に到着すると、手を合わせるなどし、犠牲者に祈りを捧げていました。
以上、県内のニュースをお伝えしました。