前橋市長選挙の動向
群馬県のニュースをお伝えします。
(1)前橋市長選挙、小川晶前市長が無所属で立候補すると正式に表明しました。
前橋市の小川晶前市長は、17日、自身の辞職に伴う市長選挙に
無所属で立候補すると正式に表明しました。
出馬を検討していた群馬維新の会県議の宮崎岳志氏は、
17日、出馬を見送ることを公表しました。
出馬を検討する2つの会派が支援する弁護士の丸山彬氏、
共産党などでつくる「民主市政の会」が擁立した元市議の
店橋世津子氏の新人2人が立候補を表明しており、選挙戦となります。
(2)県教育委員会は、来年春卒業見込みの中学生に対する
進路希望調査の結果を発表しました。
県教育委員会は、17日、来年春卒業見込みの中学生に対する
第2回進路希望調査の結果を発表しました。県内公立高校63校全体の倍率は、前の年の同じ時期と比べて0.03ポイント減少の0.97倍で、記録が残る1993年度以降初めて1倍を下回りました。政府が来年度から本格的に実施する方針の私立高校の授業の無償化の影響もあるとみられます。学校別でみますと倍率は、高崎経済大学付属高校が1.46倍で最も高く、
桐生高校が1.33倍、伊勢崎清明高校が1.28倍と続きました。
一方、県内私立高校希望者は248人増加の2783人、県外の高校の希望者は41人増加の900でした。
県教育委員会は少子化などを踏まえ、地元関係者らと今後の県立高校の在り方を検討する取り組みを今年度から全県的に始めています。
(3)群馬県の降雪量は北部で平年並み、南部で平年並みか
平年より少なくなる見込みであることが分かりました。
群馬県の降雪量は、北部で平年並み、南部で平年並みか
平年より少なくなる見込みであることが17日までに
気象情報会社「ウェザーニューズ」のまとめで分かりました。降雪のピークは北部で年末年始と来年1月末~2月初旬、南部で2月中旬の予想です。
ウェザーニューズは社会生活に影響を及ぼす大雪に注意が必要だとし、
冬用タイヤへの履き替えなど早めの備えを呼び掛けています。
(4)偽の教員免許状の写しを提出したとして罪に問われた
66歳の被告の初公判が行われ、基礎内容を認めました。
福岡県の町立中学校採用試験などで、岐阜県教育委員会と記した
印影のある偽の教員免許状の写しを提出したとして罪に問われた
66歳の被告は17日、福岡地裁の初公判で起訴内容を認めました。
検察側は冒頭陳述で、正規の免許が再失効した後に
3回名字を変え、偽の免許を使っていたと指摘しました。
今回審議されたのは
福岡県の町立小学校教育支援員と
中学校補助教員の契約に関する2件です。
検察側は来月にも追記訴予定があると明らかにしました。
捜査関係者によりますと、免許失効状態で
群馬、埼玉、山口各県の学校に勤めていたということです。
(5)桐生市議会は荒木市長が自身の月給を30%減額するとした
条例案を可決しました。桐生市議会は17日、本会議を開き、市役所新庁舎建設を巡る
収賄事件で有罪が確定した前副市長の任命責任を取るとして
荒木市長が自身の月給を6カ月間30%減額するとした
条例案を可決しました。期間は来年1月1日から6月30日までです。
議員に対する質疑で荒木市長は
「新庁舎建設において前副市長が事件を起こしたことで
市民らの誇りを傷つけ、大変申し訳ない」と謝罪しました。
「再発防止に取り組むことで信頼回復に努めたい」と述べました。
以上、群馬県のニュースをお伝えしました。