2025-04-22 22:29

#201 新しいPLCメーカを採用するときの壁について

PLCメーカ開拓の壁について

サマリー

新しいPLCメーカーを採用する際の課題について詳しく掘り下げています。特に、コミュニケーションや取扱説明書の不足、既存の機器との互換性問題が、導入における大きな壁となっています。PLCメーカーに新しい製品を採用する際の課題として、柔軟なインターフェースの必要性や解決策の提案が重視されています。また、メーカーがユーザーを支援し、新しい技術への理解を深める重要性も語られています。

PLC採用時の壁
明日のファクトリーオートメーションへようこそ、メインパソナリティの高橋です。
よろしくお願いします。
ラジオネーム、イヌハさんより終わったよりをいただきました。ありがとうございます。
数多のFAメーカ技術者と噛み合わない議論を経験しつつ、そのような状況でも巧みにファシリティとすることを求められてきた電気屋のお二人に質問です。
新たなPLCメーカーを採用するときの壁と、その壁に対してPLCメーカーに求めることを教えてください、とのことです。
今ずっとAメーカーを使っているんだけど、
Aメーカーを採用するときの話ですよね。
そうですね。
詰まるところですよね、詰まるところというか。
そうだね。
まず、私の経験ですけど、
前職で、昔は結構シーメンスのトリングとかをやってたんですけど、自家メーカーから乗り換えるというか、
使わなきゃいけなくなって、
このメーカーのもので、無理矢理こっちでトリングしてて、
使い方を覚えるという仕事もやってたんですね、トレーナーみたいな仕事。
電気屋ですけど、PLCだったんですよね。
これに対して、PLCメーカーに求めることに、
まず言うのは、
マニュアル、取説、
取説も大事ですけど、
ゲットスタートみたいなのがあった方がいいかなと思ってますね。
これための短い説明のドキュメンテーション。
ソケット通信だけのドキュメンテーションとか、
それだけのドキュメンテーションとかが必要じゃないかなと思ってますね。
なんで言うかというと、PLCは大体、
PLCは基本、比較的シンプルですよ。
ラウドバーティファセッティングだけ、セッティングだけじゃないですけど、関数とか、
他のプログラム、パソコン言語より多分、
まだシンプルな方なので、理論基本の、ベースの理論は一緒ですね。
ラウドバーティファセッティングとか、STの場合は同じ文法とか。
なので、私にまで、他のメーカーから例えば、
シーメンスとかゴディスに切り替えるメーカーを一緒に話すときに、
大体に、こういう、前のプログラムはこういうことをやってるんですけど、
新しい折り替えだと全然関数わかんないとか、
どういう関数を書けばいいのか、わかんないとか、そういうところが多かったんですよ。
なので、そのときに、PLCメーカーに、
そのときに彼らはやってるのは、
例えば、メーカーのホームページに行って、真似を探すんですね。
会社のところは真似を多いんですけど、
大体、概要とか、メール1個ずつ説明の真似が多いので、
結局、わけわかんないですよって、大体そういう返答が来てたんですね。
なので、そのときに、「じゃあ何やりたいんですか?」って聞いたら、
例えば、今、昔、前のメーカーはこんなことやってるんですけど、
今、新しいメーカーは同じことをやりたいんです。
これのために何に使えばいいんですか?ということは、
大体こういう質問が結構80%以上あるんですよ。
なので、こういうことに対して、
メーカー、PLCメーカーもこういう接続ガイドとか、
関数を使うガイドとかあると、ちょっと違うかなと思いますね。
見る側とかは別にして、探す側とかは別にして。
あったら、これで解決できるとき、
この壁がなくなるときも結構多いんじゃないかなと思いますね。
プログラムの場合は。
どうですか?
私、ずっと多分これだと思ったのも、あるんじゃないかなと思ったんですけど。
それってでも採用した後の壁じゃないですか?
でもこれ採用した後、あ、採取するときか。
採取する後か。
そうそう、だってもう採用は決まってますもんね、そのときって。
マニュアルがないとか。
採用して大変やったなーみたいな話だと思うんですけど。
多分これ聞かれてるのは、どうやった採用でされるんですか?
メーカーに求めるもの
ってことになっちゃうかな。
するときね、したときじゃなくてね、するときか。
結局、ソフトウェアの話って、さっきクリスさんが言ったみたいに、
採用した後に出てくる課題なんで、あんまり採用時って問題にならないですよね。
あ、すいません、ちょっと間違った。採用するときですね、採用した後の話じゃないですね。
だからどっちかというと、どっちかというとハードの話がやっぱり多いんだと思います、こういうときっていうのは。
どういうラインアップ揃えてるとか。
そうですね、どういう通信を持ってるかとか、
ハードウェアの高速性はどうかとか、サーボモーター何個までつなげるんですよとか。
そういう。
すいません、ちょっとスリッとした後間違った。
やりたいことをやろうとしたときに、それを満たすかどうかっていうのが多分一番大きなところなんだと思うんですよね。
で、新しいPLCメーカーにしたいってことは、前のPLCに何かの不満があるはずなんですよ。
で、その不満を新しいPLCだと解消できますよってなったのが多分その一番最初のときじゃないですか。
で、そのときに、でもこれは新しいPLCメーカーの方がいいけど、
今までやってたこれができないよねみたいなのが多分一番大きな壁になる。
そうですね。
で、それはいろんな話があります。
例えば、今までModavare TCPを使ったよ、Modavare TCPないじゃんみたいな話もあるし、
実はPLCの予備品めちゃめちゃ持ってて、それ使った方がいいと思ってるんですよみたいな、使用以外の壁もあるし。
使用以外の壁。
で、あとはその納期とかね、納期とかもありますよね。
いや、これは即納なんですけど基本的に。
本日は大丈夫ですかみたいな納期みたいな。
そういうのもありますよね、壁として。
なるほど。そもそもこのメーカー、基本的にまだいるか、これからも残れるかどうかとかですね。
そうですね。
っていう、やっぱり壁はあるんだろうなっていう。
なるほど。
これは議論が本質的なところかどうかちょっとわかんないですけど、
過去僕がPLCの巻き替え騒動をいろいろ起こしてた時に、問題になったことをいくつか挙げておくと、
一つは、例えばまずは今まで使ってた通信系がないので、今まで使ってた機器が接続できません。
ですよね。
例えば前はインスタネットIPで対応できるんですけど、後にもインスタネットIPで対応できる。
また場合ですと、これ対応できなかった時がどうかですね、全然違う通信になっちゃうんですよね。
それに対してPLCメーカーに求めることとして、
安直な話をすれば出してくださいなんですけど、
ただそれはそれでコンセプトを屈すことがあるじゃないですか。
そうですね。
例えばデバイスネットからEtherCATに乗り換えますっていう時に、
このデバイスネットないんですけど、みたいな話をした時に、
じゃあデバイスネットもつけましょうって、多分コンセプトが違うわけですよね。
EtherCATは全部EtherCATで繋がるからEtherCATなわけですから。
そうですね。
っていう時にやっぱり求めたいのは、
じゃあデバイスネットっていうのをどうしたらいいと思うっていうことなんだと思うんですよね。
どうしたらいいと思う。
どうしたらいいと思う。
だからPLCメーカーとしてそれにどう考えてるんですかっていう。
イーサネットIPも完全にいらないんですか。
ん?要はイーサネットIP、イーサネット。
じゃあデバイスネットも完全に今の既存のネットワークも、
将来もサポートするつもりないんですよねということですよね。
で、その時にじゃあその機器どうするんですかっていうことですよ。
で、それは。
それです。
要はそれを新しくして、新しいイーサネットIPのそれが出るまで待ってくださいなのか、
こういうのがあるんで使ってくださいなのか、
こういうやり方ができますようなのか、
どうするのっていう。
これはっきりしてない。
なんかこの間、タガサリだわこれ。
はい、いただいていいかなこれ。
私CPUに切り替えるときのデータが欲しいですよねこれ。
どうするこれが。
はい、でいいかな。
いや別にオムロンの話をした記憶はないけど、まあそういう話ですよね。
そうですね、まあ今では対応したものが対応できなくなっちゃった。
対応できなくなっちゃったものをどうするの?
オンジャーの、あなたの会社の考え方ということを問いたい。
問いたいとか、それがやっぱり。
これがっきり超えてないんだと壁が永遠に消えない。
要求じゃなくてそれが。
将来への対応
それはディスカッションポイントなわけですよ、それが。
新しいものを言うときの。
で、これがやっぱり。
対応しろと言ってない、でもどうする、どう考えているんですかっていうことですよね。
そうですね。
で、それによってはその自分たちの考え方に合うか合わないかも決まるし。
だからその辺になんというか真摯に向き合ってくれるメーカーはやっぱりありがたいと思いますね。
真摯に向かってくるメーカーがありがたい。
ありがたいと思います。
そうですね。
別にそれは結論できないでもいいと思ってます僕は。
ちゃんと考えてます、それからまたちゃんと返答するから。
ちゃんと返答するとメーカーはやっぱり正義感じですよね、そういうところで。
そうですね。
なるほど。
正義のない回答は将来的にはやることを考えていますとかね。
それはもうやらないね。
それはもうやらないってことじゃないですか。
やらないって言えばいいじゃないですかって。
それは解決策じゃないんですよね。だって今できないんですもんね、それって。
将来の仕様でありますって、じゃあ今できないとどうすればいいんですか?ということですよね。
そうなるときっていうのは今はこういう代替手段があるんでこれでやってください。
でもゆくゆくはちゃんと対応するがその時はきれいになりますようなんですよ。
で、その代替策がない状態で将来的に対応しますなんて言われても困るじゃないですか、僕らって。
困る。困る。あなたのメーカー、そうだね困りますね、これ。
っていうのがやっぱりディスカッションポイントなんでしょうね。
だからそのやりたいことがあって、そのやりたいことはこういう手段で今やってると。
で、この今の手段が使えなくなることに対してどうするんですかっていう。
そうだね。
で、それをどうにかできるようにしとくのが、やっぱりその採用する技術としてとても大事なことだと思うんですよね。
なるほど。
現状で言うと、例えばEtherCAT、Ethernet IPの構成でやっておくと、まあ大体なんとかなるんですよ、そういうのが。
別の機器持ってきたりとか。大体なんとかなるんですよね。
これが例えばメカトロリンクとかだと、対応機器ないからマジでどうしようもないんですよ。
そうですね。
という問題ですよね。
メカトロリンクを別にディスってるわけじゃないです。
単純にそのラインナップの差っていうのはそういう感じで出てくるっていうことを言いたくて。
例えばねっていう。
なるほど。
だからやっぱりその壁っていうのはそういうところだと思います。
PLCメーカーへの要求
今、当たり前のようにやってることができなくなったときに、どうするんですかっていう対応策がない場合。
もしくは一時的に別の対策を取ったときに、一時的に自主的に使い勝手が悪化するとき。
うんうん。
で、それに対するやっぱりPLCメーカーの回答が欲しい。
ああ、そういう回答が欲しいですよね。なるほど。
それは別にやりませんっていう回答でもいいと思ってます。
いいんですよ。これいいんですよね。別にやりませんで、はっきりはっきり言ってくれるんだったらこれも助かるんですよね。
たぶん高橋さんが嫌なのは、はっきり言わないっていうことがちょっとどうしようもないっていうことですよね。
はっきり言わないこともあるし。
今回その紙返しでPCメーカーに求めることっていうのは、それに柔軟に対応できるインターフェースを持っておいてほしい。
柔軟に対応できるインターフェースを持つようにしたい。
例えばそのときは、何て言うんですかね。
すみません、例えば。
例えばね、あんまりいろんなメーカーの名前を出すのはちょっとあれですけど、
例えばイーサーキャットを使えるPLCがあったとします。
でもイーサーキャットのポートは1ポートしかないです。
それだとできないことがありますと。
そうですね。
例えば左にもう1個通信カードを付けてそこにイーサーキャットをもう1ポート足してください。
一旦それで何とかしてくださいとかね。
でもやっぱり世の中にイーサーキャットのポート1ポートしかないPLCがいっぱいあるわけじゃないですか。
そうですね、はい。
じゃあそれでできないってなったらどうするのっていうときにどういう回答をするんですかっていう。
それはもしかしたらイーサネットIPがあるからそっちで何とかしてくださいになるかもしれないし。
なるほど、そういうことですね。
PLCをもう1個レベル上げてくださいかもしれないし。
これできないの代わりにどんな提案が来る。
どういう提案してくれるのかどういう解決策。
できないの代わりに解決策を出せるようにメーカーにお願いを。
そうですね。
カメラさんがやってくれて嬉しいなと言ったんですよね。
そうですね、解決策を教えてくださいっていうよりは解決策を取れるようにしておいてって僕らだっていう。
なるほど。
っていう柔軟なインターフェースがあった方が嬉しいなっていうのはよく思いますね。
メーカーの栄養方針も言えるんですけど、あった方が嬉しいですよね、これは。
そうですね、やっぱりこれあるあるやと思うんですよ。
こういうのって本当にPLCの更新するときにあるあるやと思うんで。
やっぱそれを何とかしてほしいなっていうのは思いますね。
そういう感じかな。
そうですね。
やっぱ大事なのはこのタイ壁、一番多いのはインターフェースですね。
このインターフェースがタイをもちろん一番デカい。
提案と解決策の重要性
もう一回言うとハードウェアの次回が多分別のPLCを採用するときに結構デカいの壁になる一つで、
このインターフェースが多用的になったときに採用しようとするメーカーをどうするかの回答がくれて嬉しいことと、
あとは柔軟なインターフェースを持ってくれたら嬉しいという考え方ですね。
そうですね、嬉しいっていうよりはそういう解決策まで。
持っといて。
持っといてっていうか、主張してくれっていう。
主張してくれと。
主張してくれってことですね。
なるほど。
あとはもう何とかするんで。
こっち何とかするんで。
そうですね。
とりあえずその。
そうね、あとは何とかできる、するので、はい。
なるほど。
そうですね、ちょっと何というか。
インターフェース詰まりますよね、ここ。
もう対応できるものは対応できなかったのも詰まりますよね、ここ。
やっぱりその、推進派の見方をしてくれないんですよね、こういう新しいものって。
もう一回言ってみますか、すみません。
推進する人の見方をしてくれないんですよ。
言ってる意味分かります?
メーカー。
メーカーが?
メーカー。
メーカーというかその商品が。
商品が新しいものをやりたい人の見方に。
見方にしてくれない。
要は、例えば僕が新しい商品を見るしいいなって思って、それを上司とか現場を含めたときにそのアピールに行くわけじゃないですか。
そうですね、これはいいよ、使ってみようという感じですよね。
そうですよ。
それに対してこれができない、あれができないと言われるわけですよね。
そうだねってなって、じゃあちょっとメーカーと一回相談しますって言って相談したときに、その解決策はないですって言われることがめっちゃ多い。
あまりにも多い。
あれも見方してくれない。
あれも見方してくれない。
まさか君まで私を見方してくれなかったと思わなかった。
そう。
あなたの商品を推しているのに、なんであなたまで私を見捨てたの?みたいな。
そうですね。
で、そのときに。
それはショックやな。
僕らが、いやそれはできないんでちょっと我慢してくださいみたいな。
めちゃめちゃ苦しいわけですよね、そんなの言ったら。
そう、推しているのは私なのに。
自分で自分の首を苦しめるみたいな感じですって。
なんというか、新しいものを作ったってコンセプトの話があるし、開発リソースの話もあるんで、それはないっていうのは、それはそうなんだろうなって思いますけどね。
そうですね。
ユーザーへの支援
新しいものを採用、ために説得、これだけ説得するにはちょっと苦しいなと。苦しいですよね、これは。
そうですね。だから、それを入れようとするユーザーの人は、そのPLCメーカーからしては味方なわけじゃないですか。
そういう人はちょっと、もうちょっとちゃんと支援した方がいいんちゃいますかっていうのは、なんか思うところではあります。
確かに。確かに。
いろんなPLCのリプレイスの提案をして、弾かれてきた身としては。
朝のこの今では苦しい経営の中では、押した方がいいんじゃないというですね。
そうですね。だって買いたくない人は無限に理由なんて作ってきますからね。あれができない、これができないって言うとか全部言うわけなんで。
言うですよね。言うは言うですよね。
そう。
そうか。
確かにそれは劣ってるけど、こっちの方が利益でかいでしょっていう主張なわけですけど。
そう、これからまだ将来性ありますよとかね。
ただ、できないってなったらもうマイナス値がでかすぎるんですよね、ぽんと。
でもできないって言われたらもうダメだなと言われる人も多いんですよね、それだけで。
で、それが今はできないとかだってまだマシですけどね。
うんうん。
それくさやっぱ怪しいときもありますよね。
怪しいって言うとコントロールできないこと。
例えばどっかのメーカーが出すまで待ってくださいとかもうやばいじゃないですか、そんなの言われたら。
いつまで待てばいいの?
例えばそのPLCメーカーが将来的にやりますって言ったらそれはまだ可能性があるじゃないですか、そのメーカーが言ってるんだから。
でもそのメーカーが、いや他のメーカーさんがそれ出してもらうまでちょっと待ってもらうしかないですねと言われた日にはもう説得力のかけらもないですよ。
それほんまに出るんかって言われても何も答えられないわけですからね。
もうね、押してれば私が苦しむだけだよ。
っていうことはやっぱなんか辛いんで、そういうのがなんとかなればいいなと普段から思っております。
高須さんの今でちょっと苦しい経験がないので。
そうか。
というわけでね、今日はそういう話をしたわけなんで、もし参考にできる方がいるかはわからないですけども参考にしてくださいということで今日のラジオは終了したいと思います。
ありがとうございました。
これをメーカーが来て、メーカーさんがあったらこの新しいものを、あなたの新しいものを、私の気持ちをちょっと考えて応援してほしいですということですよね。
はい。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
22:29

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