雨への耐え忍び
遠くで鳴る雷とえりあし
ポッドキャストプログラム フロムリッスン
いたずらな浮世で佇む人よ、危ぶむことなかれ。
まもなく嵐は過ぎ、果敢に顔を出したリスが、今にも歌い出しそうなフクロウを見つけて耳を澄ませる。
木々が戯れる木漏れ日の中で、賛美歌の支度を整える。
このポッドキャスト番組は、趣を大切に、時に古典的に、時に最新鋭に、ホラーなに入りながら、少しだけいい声の二人の話し声に耳を傾ける番組です。
もしもーし。もしもーし。
お疲れっすー。
はい。
おー、眠いですね。お疲れっす。
しゅねさんがたまに、お疲れさんすーって、たまに言うやん。
たまにお疲れさんすー。
たまに映ってんねん。
なんで映るんだよ。
お疲れさんすーって。
ちょっと今、頭立ったけど。
頭悪そうだな。
しゅねさんあのー。
はい。
あのさー。
うん。
ちょっと本題に行く前にあれやねんけど。
どうぞ。
車買うんですよ、ぼく。
おーおめでとう。
ありがとうございます。
聞いた聞いた。
あー、そうだね。
収録しやすくなるから。
それもある。
ドライブデートすればいいのか。
ドライブデート?
うーん。
彼女とってこと?
だいたいそうじゃない?
だいたいそう。
いや、向こうは持ってるのよ、自分の車。
あ、そうなんだ。
そうそうそうそう。
じゃあドライブすればいいじゃん、デート。
あのー、あんまり車好きじゃなくて、俺。
え?
あのー、車で移動するの好きじゃないのよ。
飲めないから?
うん。
あー、なるほど。
うん。
そうそうそう。
で、まあまあ、車。
なんで買うの?
え?
買うの?
そうそうそう。
あ、じゃあスヌーピーの車でキャンプに行くか、彼女の車で行くかだったの?
そうそうそう。
あー、なるほどね。
買おうか。
そう、買おうのよ。
どうしたの?宝くじ当たったの?
いや、当たってない。
いや、あのな、会社一応車通勤OKで。
うん、でも今電車だよね。
そうそう、今電車だけど、
この夏をちょっと通勤してみて、やっぱ日差しめっちゃすごくて、
で、結構歩かなかったんだ、駅、その会社の駅から会社まで、オフィスまで。
20分ぐらい歩かなかった。
結構歩くね。
そうやね。
うん。
やっぱ遠いなってなってるのと、
まあ、うちの自宅から駐車場までも歩かなかったよな。
うん、駐車場?
あ、ごめんごめん、バス停。
あー、バス停まで?
バス停まで。
すごい通勤したよね。
一人暮らしせえよ。
実家から通わんと。
なんでそんな頑張って自宅に居る?
一人暮らしせえよ、いい場所なのに。
そんでさ、どっちかやって、一人暮らしするか、車買うかみたいな。
そんで、どっちみちどっちも必要やんか。
そうだね。
ひとまず車先買おうと思って。
なんで?
なんで?一回実験してみて、もしこれ車で行ったらどうなるかみたいな。
で、車用車借りて、何日かやってみたら、むちゃくちゃ体楽で。
あー、なるほどね。
もうこれやな、みたいになって。
なるほど、なるほど。てか車用車でいいじゃん。
いや、ちゃんと事情を話してね。
車用車でいいねんけど、さすがにね、特例やから。
あ、そうなんだ。
何買うことにしたの?
そう、ほんであれですよ。
しねさんの気持ちの切り替え
どれですか?
パント。
へー。
軽かよって感じやねんけど。
いや、別になんでもいいと思うよ、走れば。
そう、いろいろ考えて。
だって前も軽だったじゃん。
前も軽やったね。
そうそうそうそう。
前は、前の職場から支給されてたのよ。
あー、はいはいはい。
そうそうそう。
そう、いろいろ考えて、XVとか、SUV系のやつとかね。
そう、やけど、やっぱすぐ欲しいからさ。
最終的に候補に残ったのは、プリウスアルファっていう、なんかちょっとこう、ステーションワゴンっぽいプリウスがあるんやけど、
それがいいかなと思ってんけど、なかなか手に入らへん。
うーん、今、車がね。
そうそうそうそう。
で、中古屋さん行ったら、もうそこにタントあると。
うん。
これめちゃめちゃおすすめやからっていう話になって、
うん、大丈夫か。
タントにします、みたいな。
大丈夫か?
うん。
そう。
事故者じゃない?大丈夫?
大丈夫。
ほんと?車軸曲がってない?大丈夫?
大丈夫。
じゃあ、それにしよ。
はい。
いくらだったの?
えーとね、98万にしてくれたから。
おー、100万切った。
100万切りました。
もう買いましょう。
はい。
冷房ちゃんとついてた?
冷房つきます。
あ、よかったよかった。
多分東京まで行けるよ、これで。
タントで?
タント、重責やな、それ。
どんだけ嬉しいやねんな。
買ったねーって言って。
見てよ、タント。
高速ブヘーンって言って、タントも走らされてかわいそうに。
いや、いいんじゃない?そしたらさ、静岡あたりでキャンプ行こうよ。
あー、いいな、いいな。行こう行こう行こう。
うん、静岡駅で拾ってよ。
オッケーオッケーオッケー。
あー、じゃあそうしようそうしよう。車買いな。
やったぜ。
買った?
うん、あのー、今お盆期間に入っちゃったから、お盆あげに買います。
おー、おめでとうございます。
9月の上旬のお車ぐらいかなって言って、タント。
えー、なんで目の前にあんのに9月上旬までのね。
なんか、整備点検があるって言ってたよ。
整備点検とタイヤ交換と。
大丈夫?
ナンバープレート、あのー。
大丈夫なの?
取らな、取らなあかんやん?
大丈夫?
何が?
わかんないけど、大丈夫?
大丈夫なの?
大丈夫、大丈夫。きっと大丈夫。
雨と太陽の関係
本当?高速走ってる途中でタイヤ取れたりするかもしれない。大丈夫?
なかなかだって。
なかなかだって。
なかなかよ、タイヤ取れるって。
本当?大丈夫?
大丈夫、大丈夫。
よしよし、じゃあ買おう。
買いますね。
じゃあもう寝ていい?
いやいやいや、ちょっとお便り。
良かったじゃん、車買えるって。
本題、本題行きましょうよ。
本題行こう。
はい。
しねさん、ゆみちゃん、こんばんは。
こんばんは。
はるはるあと今夜もモテないとです。
はるはるさん、こんばんは。
はるはるさん、こんばんは。
雨、突然降り注ぐもの。
先日帰宅してる時に突然雨が降ってきました。
駅までの道のりはまだまだ先。
建物から出た時よりどんどん強くなる雨。
最初は雨で体が濡れないように一生懸命に傘を持ちます。
雨が弱くなってほしいなと思うほど逆に雨は強くなってきます。
ズボンは雨でびしょびしょ。
靴の中にも水が入ってくる。
久しぶりに雨でずぶ濡れになりました。
うん、途中からはこれ以上もっと濡れてもいいやと思うぐらいでした。
でも私は知っていました。
止まない雨はないと。
今は大雨が降り注いでいますが明日は晴れるかもしれないということを。
そのうち大雨でずぶ濡れになってしまったことも忘れてしまうことを。
しねさんはきっと何か良くないことがあったとしても
気持ちの切り替えが巧みなのかなと感じております。
しねさん流の気持ちの切り替え方を教えてもらえれば嬉しいです。
PS、ところでゆみちゃん。
キャンプで焚火を見つめてポエムを考えている時に雨が降ってきたらどうします?
ありがとうございます。
素敵なお便りをいただいております。
あれやね、お便りの内容がすでに完結づいたことを言ってくれているようやけど
読んでいるだけで元気になるパターンの不思議なお便りですね。
元気になった?
そういえば山の雨ないよなとか。
絶対いずれ晴れるぞっていう、希望の道筋をちゃんと立ててくれてるお便りかなと思って。
読みました。
ありがとうございます。
しねさんはきっと何か良くないことがあったとしても
気持ちの切り替えが巧みですか?
これね、ラジオトークで話したんですよ、私実は。
ちょうどね、私もこの同じゲリラ豪雨に撃たれた日に届いた。
そのゲリラ豪雨に関しては実は話したんですよ。聞いたでしょ?
聞いてます。
嘘?絶対聞いてないじゃん。
ちゃんと聞いててね。ちゃんとしねさんの配信聞いてるからね、俺。
奏でる音と同じくらいのノリで聞いたかもしれへんな。
もちろんその時に内容をちゃんと聞いてるよ。
聞いてないって言うんじゃなくて。
私もこれ、なんかどっかで話した気がするなって私もちょっと忘れてて。
でもね、これはね、
これね、別の人ともちょっと話をした、同じような話を。
でね、これは、いつもね、よくないことが起きてるんですよ。
でね、これがね、
これがね、
これがね、
これがね、
これがね、
これがね、
これがね、
これがね、
でね、これは、
いつもね、よくないことが起きたらというか、
私、雨が好き派なんですよ。
そうなんよ。
雨好き。
なんか涼しくなるし、
なんか冷静になる雨が降ると。
だからね、結構雨が好きなのと、
あとね、太陽もお休みが必要みたいな。
今日は太陽がお休みなんだねっていう歌の歌詞かなんかがあって、
すごくいいなと思った。
なんか太陽ともずっと頑張んなきゃいけないじゃん。
雨の中の会話
もちろんもう今も頑張ってるんだけど、雨でもね、台風でも頑張ってるんだけど、
一応地球視点からするとさ、
頑張ってる日もあれば休みの日もあるっていう視点もあるじゃん。
でも太陽からしたらずっと日が降るじゃん。
そうやな。
っていうことが往々にしてあると思ってて、
よくないことがあったっていうのは片方からの視点で、
もう片方から見ると全然違うと思うんだよね。
だからよくないことあったじゃない、先々月。
先々月。
覚えてる?雨の中電話したじゃん。
雨の中電話。
そう、ちょっと仕事でさ、
自分が話しすぎてしまった。
で、それを言って、
そう、私の中ではこれが良かれと思ってやったつもりだけど、
端から見たらこう見えたかもしれないなとか。
でも最終的にその後仕事が続くか続かないかっていうのが結果だから、
私がどういうふうに思って仕事したかっていうのは私の視点だけであって、
周りから見てそれが今までの私の仕事と、今回の仕事と、
これからどうなっていくだろうなっていう、
相手が私に対して期待してること、期待しなくなったことの結果が出るから、
それは待つしかないなって。
それがね、結構、何が起きてもそう思ってますね。
何が起きてもそう思うから、気持ちをカチカチって切り替えるっていうよりは、
こっからまた結果出るだろうなって。
なるほど。
そう、だから今悩んでいたとて、
それよりもこの後、今までの自分がどうだったかっていう結果が
突きつけられるわけじゃん。
よくも悪くもきっと。
それを受け止めよう。
じゃあもう帰ってビール飲んでみようって思います。
同時ないっていうほうがいいんかな?
いろんなことは起こるけど。
そう、だから100%相手が悪いってことは基本ない、あんまり。
よくないことがあったときね。
だから相手が98%悪かったわって起こるよりは、
自分の2%が起こしたことでもあるからな、しゃーないなみたいな。
っていうふうに、結構毎回思いますね。
最近は。
昔は相手に全部ゴール投げてましたけど。
そうなんや。
ただそれも結構疲れるなと思って。
問いかけるってこと?
相手に畳みかけるっていうかね。
ノックみたいにボールを打って打って。
相手はもう取れるボールも取れないボールも全部頑張って走ってくれるみたいな。
そういうのは疲れちゃう、お互いがね。
そうね。
だからこれは時間が経って結果を受け止めようと。
思うようになりました。
なのでそのためには雨が降ろうと降らないと、
自分のできることを着々と淡々とするしかないなって思ってますね。
コツコツとね。
そうそう。
なるほど。
したたかに大らかに。
って感じかな。
日々の出来事をね。
はい。
可愛い。
そうだね。
先先週ぐらいに初めて会った人と初めまして挨拶して、
しばらく話してたら役所の人が持ってるすっごい薄い書類の棚?
婚姻届けとか出生届けとか離婚届けとかいっぱい入ってる棚あるじゃん。
壁一面にさ。
うん、棚わかる。
そう、あの棚みたいですねって言われた。
仕事とポエム
あ、しゅねさんが?
そう。なんか話しようと思ったらその棚がパッて出て、
その引き出しを開けて話して終わったらパチンって。
うん。
なんかこう蓋が閉まるんですねみたいな。
その人もまた上手な表現してはるなー
そう、その人はホテルの割とちゃんとしたお仕事をされてる方だと思うけど、
多分その引き出しを開けたり閉めたりするのが気持ちの切り替えってとこなんだろうなと思う。
ああ、そういうこと?
うん。
そうやな。
なるほど。
雨が降ってきたらどうしますか?
そうね。
このPS4でゆみちゃんキャンプに焚き火を見つめて、
ポエムを考えてるときに雨が降ってきたらどうしますか?
そんなにポエム考えてるんだね。
あのね、ポエムはいかなるときも考えてるの。
まあ、昨日さ、夜中にバーに行ってさ、
まあ結構遅い時間に行ったんだけど、
すごいおしゃれなおしゃれだったんだけど、
お通しでナッツが出てきて。
私ジャイアントコーンっていうとうもろこしのでっかいやつみたいなのがあるの。
それすっごい好きなんだけど、
それが湿気ててさ、
他のやつはピーナッツとかアーモンドってあんまりしけるてないからさ、
スモークだったから食べれたんだけど、
ちょっと悲しい気持ちだった。
そのときに言う?
いや、言わないかなぁー
そこ言えないかなー
一応帰り際に言ったの。
あ、言ったんや!
私がちょっとナッツジャイアントコーンが好きなんですって。
なんで、置いとくと今の時期は湿気ちゃうかもしれないですって書いたんだけど。
直接的に言わずにってことね。
でもほぼほぼ直接的に言って、
で、また来ますねって言って出てきたんだけど。
あの、ポエムを読む人は、
ポエマーじゃないねん
あ、ね。そこにつながるの?
どうしたどうした?
ポエムを読む人はポウエットやね。
あ、そういうこと。
そう、ポエムにERつけるんじゃなくて、ポエットなんだよね。
そうなんや。
そう、今言わなかったらずっとポエマーって言う気がして、ちょっと悩んだけど、いうわ。
ありがとうありがとう。
そう、ポエットなユミちゃんは?雨が降ってきたらどうする?
ポエットって言うやな。
(雨が降ったら )泣きますね。
雨が降ってきたら?
感動する。
ほんとに?
そうか、雨か、、、みたいになる
涙がツーって流れるの?
怖いじゃん。
感傷に浸ってるから、考えてる時なんて。
全ての刺激が感動するような出来事よ。
深いね。
ありがとう。
雨降ってきたら泣く人いるの?
泣くね。
雨もびっくりだぜ。
あんまり考えるなと。今から雨で洗い流してやると。
誰が?
誰かか分からへん。
っていう自然の恵みをスッと受け入れるんやと思う。
はるはるさん、泣くそうです。ありがとうございました。
ありがとうございます。
雨に濡れて湿気ちゃうんだ、ゆみちゃんが。
なんて?
ゆみちゃんがしけっちゃうんだ。
そう、しけります。
なるほどね。
でもそれがいいんだ。
それがいい。
なかなか泣くってできへんやん、この大人になったらさ。
そうね。
しかも一人で考えてポロリ、涙キラリみたいなさ。
なんかそんな歌あったね。
スピッツかな。
それでそれで?
でもなんかそういう感傷に浸るという時間こそ、なかなか持たれへんからさ。
なんかこの深い闇の中で焚き火を見ながら、骨が温まるのをむっちゃ感じて、
ぽつって雨が降ってきたらっていうその情景がもういいよね。
なるほど。
これアウトドア。
なるほど。
はい。
寝ていいですか?
寝ましょう。
はい、ありがとうございました。
おやすみなさい。