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7月7日水曜日、8時になりました。こんばんは。
水曜日の縁側は、経営者のSakiとスタートアップ代表のMio子をお届けするインターネットラジオです。
お気に入りの重たせを囲みながら、ライフスタイルやキャリア、日々のちょっとした気になることについて、毎回一つテーマを決めて、縁側に座りながら語り合います。
週の真ん中水曜日に少しだけ立ち止まって、明日からの生活がちょっと刺激的で楽しくなるような時を聞いてくださる皆さんと一緒に過ごせたらなと思っています。
インターネットラジオ水曜日の縁側は、各週水曜日20時の配信で、東京と北海道からそれぞれリモートで収録しています。
縁側トークのテーマや紹介した重たせは、番組Instagramでも紹介しているので、そちらもご覧いただけると嬉しいです。
はい、なんかインスタもね、フォローしてくださる方増えてきて嬉しいですよね。
うん、すごい嬉しい。
自分たちで見返してても楽しいし。
確かにね、本当になんか、なんだろうね、なんかこうちょっとずつ増えていく感じが嬉しい。
嬉しい。
結構出会った人に聞いてますとか言ってもらうと、なんか恥ずかしいけど嬉しいよね。
嬉しいですよね。なんかこう誰かに聞かれてるって思うと日々の過ごし方が、なんかこう、なんていうの、見せても恥ずかしくて、
なんていうの、見せても恥ずかしくないことしてるかなとか。
分かる。
話した時に後から、なんかこうちょっと面白いと思ってもらえるかなとか、なんか不意に考えるようになりましたよね。
うん、いや本当にそう。なんか自分がね、言ってることとやってること違うじゃんって思えないようにとかね。
いや本当そう。
なんか不安。
うん、ほんとほんと、ほんとそうですね。
そんなインスタグラムもご覧いただきながら、じゃあ今日のお持たせなんですが、
今日はワインですね。さっきさんに教えてもらったワインです。
こちらは、今日はノーミンドライというワインをご紹介したいと思っています。
はい。
そう、なんかワインね、私たちは好きでよく飲んだりするんですけど、
このノーミンドライはココファームワイナリーさんっていう、栃木のワイナリーの国産ワインなんですけれども、
出会いは、それこそ北海道に去年ちょっと立ち寄った時に、
そう、なんかちっちゃいワインショップがあって、そこのお店の方がおすすめしてくださったんですよね。
あ、そっか。北海道のどの辺ですか?
えっとね、ニセコに去年行ったんですけど、ニセコに小さいワイナリー、ワインショップがあって、
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国産ワインたくさん置いてらっしゃるところで、おすすめありますかって聞いたらいくつかおすすめしてくださった中に入っていて、
本当にお店の人も飲みやすくて、何でも合うし、リーズナブルだよみたいな、お値段の割にはすごくおいしいよって言ってくださって、それで買ったんでしょう。
え、その時はまた調子に乗っていっぱいワインを買ったもので、全部郵送にしたからその時は飲めなかったんだけど、たまたまその日泊まったホテルの夜ご飯に出てきたの。
あ、そうだったのか。
それで、さっき言ってたやつ出てきたと思って、それでそこで飲んだらすごくおいしくて、すごいいいかもって思ったのがきっかけだったの。
農民ドライっていう名前もね、インパクトがあって。
本当本当、そうなんだよね。そこにも忘れられないインパクトがあるよね。
ありますよね。ネーミングセンス。
白ワインの農民ドライ、今日もいただきます。
いやーおいしいんだよな。
すっきりしてておいしい。
この夏にもぴったりだよね。
キリッとしててね。
冷やして本当に飲みたくなる夏にもぴったりだし、なんか日本のワインってすごく薄いものも多い気がするんだけど、
これもなんかしっかり味わいもあって深みもあるけどすっきりしてるので、本当に飲みやすくてリーザナブルっていう結構テーブルワインとしてはかなり優秀なんじゃないかなって思ってます。
私ね、実はワインそんなに得意じゃなかったんですよ。
お酒はすごい好きなんだけど、ワインだけは悪酔いしがちで、
プラス2杯飲むともうちょっと翌日きてるみたいなことがあるんですけど、
でもこれ教えてもらってから、農民ドライは本当によく飲める。悪酔いし。
多分、なんでしょうね、すっきりキリッとしてるからあまり甘ったるくなく、甘いと結構頭痛したりとかしません?
あーそうなのかな。
私ね、そうなんですけど、それがないからすごくなんか、変に後に残る感覚もなく飲めるから好きです。
美味しいよね。
すごくすっきりしてるから、何でもお料理にもきっと合うし、夏に本当にこれだけ昼から飲みたいって私は思っちゃう。
ねー、そうですよね。
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北海道とかだったら、わりと外で冷やしたいと思っちゃう。
確かに、すごい良さそう。なんかいろんなところのブドウをブレンドされてるみたいで、
ね、書いてましたね。
よいちのものも、前回のフルーツ王国よいちさんのフルーツもたくさん使ってらっしゃるみたいなので、いいよね。そこもまたご縁を感じちゃいました。
そうですね、確かに。
ねー。
アマゾンでも買えるから、どこに住んでらっしゃる方もお手頃に買えると思います。
ぜひ試してみてほしいですね。
うん。
じゃあですね、今日なんですけれども、先日は私がさきさんに授業を始めて1年の、わりとリアルな仕事の悩みを相談したんですけど、
なんかそこからちょっとつながってくるかなと思うんですけど、経営の話をちょっと聞きたいなと思っていて、
で、経営っていうとすごく大それたものに聞こえるかもしれないんですけど、多分いろんなことに通ずる話なのかなっていうふうになんか思っていて、
で、ちょっとこの話をしたいなと思ったきっかけで言うと、私は会社を作ってから授業を始めるまでの間に、出資を積もって何社かのVCさんとか投資家の方にお話をしに行ったことがあるんですね。
で、その時に、どんな経営者を目指してらっしゃるんですかっていう質問を何人かにもらったことがあって、
私、その度に実は全く自信のある回答ができなかったんですよ。
で、経営者になりたいと思って今なったわけでもないし、あとはそもそも経営者ってすごく強い人のイメージがあって、
どうしても今の自分とつなげて考えることが難しいっていうのがあり、なんか授業を始めて1年ではあるんだけれども、経営をするってどういうことなのかなとか、
自分はどういう経営者になりたいのかなっていうのがわからないまま、というか考えないままここまで来てるんですよね。
なんですけど、やっぱりどこかできちんと向き合わなきゃいけないなっていうのも、ポッコもだんだんユーザーさんついてくださるようになってきて、
いろんな形でいろんなお仕事関わってくださる方も増えてきているので、もしかしたらいつか私たちの会社としてフルタイムで入っていただく方もいらっしゃるかもしれないし、
あとは、もしかするとどこかに調達の話とかで、経営者として見られることがまたこれからあるかもしれないので、考え始めていきたいなっていうのはうすら思ってるんですよね。
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という中で、さきさん、今グローバル企業の経営人として働いているっていうことは、いつもさきさんだったら、今の私の立場だったらどう考えるんだろうなとか、ふといつも頭に浮かぶ存在になっているので、
なんかこう経営っていうテーマ、一個テーマで今日は話を聞きたいなと思ってます。ちょっと長くなっちゃったんですけど。
まずちょっとずばりで聞くと、さきさんが今経営人として関わっている企業のスタッフってだいたい何人くらいなんですか?
今は、そういう意味だと、私今アメリカの会社に所属していて、アメリカの会社の経営を、経営メンバーとして携わっているって意味では、たぶん全部で800人くらい世界にいるかもしれないんですよね。
アルバイトの方とかも含めたらね。なので結構大きくなってきたよね。
そうですよね。その800人いる企業の、さきさんの役割っていうのはどういうこと?
私、ブルーボトルコーヒーっていうコーヒー屋さんにいるんですけど、アメリカの会社で、一応その社長がCEOでいて、その下でチーフブランドオフィサーっていう仕事を今させてもらっていて、CBOって言われる仕事なんですけど、
要はグローバルのブランド全般を統括する仕事っていうのと、すごい一体された感じなんだけど、もっと具体的な話で言うと、自分の下にはマーケティングのチームがいたり、PRのチームがいたり、
あとは店舗のデザインをするチームがいたりとかするので、ブランドを大概的にどうやって見せていくかみたいなところ、グラフィックのチームもいたりするから、
サイトをどうデザインするかっていう話もそうかもしれないし、ものづくりの話もあるかもしれないし、表現する場所っていうのはお店だったり商品だったりっていろいろあるので、そこにどういう風なブランドの思いとかを載せていくかみたいな、そういう仕事をグローバルにやらせてもらってるって感じかな。
なんで、前回のエピソードで私はブランドをどうやって作るのかっていう話をしましたけども、そのあたりの知見もすごく沢山お持ちだと思うんですけど、今日は経営っていうところについて話をすると、経営人として携わり始めたのは大体いつ頃からでしたっけ?
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でも、ちょっと所属が変わったタイミングがあるからややこしいんだけど、私今今の会社に6年半、もうすぐ7年になるんですよね。入社した時は日本ブルーボトルコーヒーのジャパンスの立ち上げのタイミングで入っているので、日本の立ち上げっていう意味で言うと、もうその時から経営者としてやらせてもらっていて、
そういう意味では6年くらい前から日本の経営はやらせてもらっていて、そっから3年後くらいにアメリカに転籍したんですよね。その時からアメリカの経営チームに入ってるんですけど、最初は今のブランド周りのところをやっている時期もあったり、
その後はアジアの社長をやってた時期もあったので、アジアで言うと今は日本だけじゃなくて韓国と香港にもお店があるので、その立ち上げもやらせてもらっていて、その時はブランドの仕事でしたから、両方アメリカの経営に関わりながらアジアの立ち上げをアジア社長としてやらせてもらっていて、
去年の秋にまた社長がちょっと変わって、そこでちょっと体制がいろいろ見直されたこともあって、今はアジアの社長というポジションは一旦形としてはなくなって、公認とかはいないんだけど、アジアの経営にも関わりながらオフィシャルのポジションとしてはブランドの統括という形になっているって感じかな。
質問の答えで言うともう6年くらいやっているのかも。
そうですよね。だから今の会社にジョインしたタイミングからずっと経営に携わっているっていうことですよね。
さきさんが考える経営って、経営をするってなんだろうな、どんな姿勢でやってます?
難しいよね。個人的には、私は前もちょっと話したかもしれないんですけど、あんまり自分に得意な分野がないので、昔はそれがすごいコンプレックスだったし、
なんで私はこんな感じなのに経営者やってるんだろうって、自分も思っちゃうし周りにも思われてるんだろうなとか思って、すごい悩んでた時とかも。正直あったんですよ。
なんだけど、途中から経営者の仕事っていろいろあると思うし、その人の経歴とか業界にもよると思うんだけど、私の場合は周りを導くというか、
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自分は、例えばコーヒーの焙煎も、コーヒーを抽出することも、店を運営することも、私よりチームの中で上手に出てる子ってたくさんいて、
自分はそれは全然そこには及ばないから、そういうスペシャリストを束ねる身として、どこに会社を導いていくかみたいな、そういうことをやる役割なんだって、どっかで思えてからすごく楽になったと思ってて。
だから私の場合は、今の会社の中での経営者としての役割は道しるべというか、会社の方針を決めて、それに向けてみんなを引っ張るっていうよりかは、後ろから押すっていうの、伴奏するみたいな、そういうイメージかなって思いながらやってるんだけどね。
それはじゃあ、わりと今の会社に入ってから、最初から意識してるスタイルですか?
最初は本当にだから、悩みに悩んで、みんなからどう思われてるんだろうとか、コーヒーのこと何もわかってないくせに、なんでこいつが社長なんだよってみんなに思われてるんじゃないかなとか、毎日悩んでたし。
最初は逆に言うと、みんなに役に立ってるって思われたいみたいな。こいついてよかったなって思われたいみたいな。そんな思い一心で、やれることを全部やってきたっていう感じ。
やっていくと、頼れるんだとか、この人意外と使えるじゃんとか、多分いろんな思いを持ってもらえるようになってきて、そうすると自分の役割というかスペースが自分の中で分かってくるっていうのかな。
それをちょっとずつ広げていったっていう感じかもしれないね。
なんか、多分私が今まで一緒に働いてきた経営者の方々とは、たきっとタイプがあさきさんは違うんだろうなっていう気がしていて、私が今まで一緒に働いてきた社長たちって、もともとエンジニアでしたとか、もともとすご腕の投資家でしたとか、何かしらのプロでみんなが最初から威風する存在だったというか。
だから、なんだろうな、たとえばさきさんみたいにチームのどこか隙間に貢献してくれるような何かを見つけて入ってくるみたいな感じとは全然違ったんですよね。
そうだよね。
だから、そういう人たちを前例として見ているから、いざ全く規模は違うけど、それでも肩書き的には同じ代表経営者になったときに、ああいうふうにはなれないなってすごい私はオロオロしちゃったんですよね。
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だから、さきさんのやり方っていうのは、すごく私からするとしなやかで、新しいやり方にすごく見える気がする。
なんかでも、一個経営者とはいえど、やっぱり経営メンバーであり、創業者でもないし、そういう意味ではちょっと今のみよさんの懸念とか不安とかっていうところからはちょっと違う部分もあるのかなって思って今聞いてて。
例えば、自分がゼロから作ってるわけじゃないって意味では、どこかその伝道師っていうか、創業者は別にいて、その人の思いをどう実現するかとか、
その2番手3番手として、この国をどういうふうにリードしていくかとか、どういうふうに実行していくかみたいなことを考えながら動いていくのが仕事だったから、そういう意味では、自分で本当にゼロから突き降り上げるっていうことでもなかったりするのかな。
彼女がやりたいという世界観をどう実現するかっていうところに、自分の役割を見出しているところがあったから、そういう意味では、本当にゼロベースで未来を作ってるっていうよりかは、見られてもらった未来に対してどういうふうに表現するかを考える、そういう役割だったのかなって思うんだよね。
当然、なんかそうやってやってる数年があって、その後やっぱり、じゃあ、でもブルーボトルかける日本とか、ブルーボトルかけるアジアっていうコンテクストで言うと、多分社内の経営者の中で私が一番わかってるんだっていう、
っていうふうがやっぱりできてきた時に、目指す世界観とかやりたいイメージをどう表現するかを自分で考えるようになってきて、そこで初めて自分の色というか、自分の思いが出てきたっていうのはあるから、最近ここ数年かな、やっとなんか自分らしく経営をしてると言えるようになってきたのかなとは思うけどね。
なるほど、なるほど。なんかちょっとあの角度は変わって、その経営を800人くらいいて、しかも多様な職種の方がいて、国籍も多様っていうチームの中でする上で、
私の過去いた会社で言うと、例えばこっちのチームが立ったらこっちのチームが立たずみたいな感じの、なんかこうみんながフェアに納得してる状態を作るっていうこともすごいもしかしたら難しいことなのかなと思いながら会社員の時は見てたんですよね。
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前の会社もいろんな国の人がいるような組織だったので、なんかそういう多様な組織の中でさきさんがマネジメントをする、なんかそこで気をつけていることってあります?
そうですね。まあでも、いろいろあるんですけど、たぶん1個大事にしているベースのこととしては、あんまりガチガチにコントロールしないっていうのはあるかなって思っていて、
さっきの経営者の仕事って未来を見せることとか、未来を描くことだっていうふうに言ったと思うんですけど、なんかマネージャーとかそういうレベルでもそうなんじゃないかなっていうふうに思っていて、
分かんないけど、売上を上げましょうっていうふうになった時に、特に今のコロナの時期なんて、国の政策も違うし、ワクチンの状況も違うし、やっぱり国のそれぞれの街にどういうふうな状態で出れるかが毎日変わっていく、毎週変わっていくっていう状況をここ1年少し過ごしてきてるから、
それでいうとやっぱりこう、じゃあ日本はこうだから、あなたの国でも同じようにやってくださいっていうのって通じをしないと思うんですよね。
ブルーボトルのブランドポジショニングはどの国でも同じであるべき、目指してる場所は一緒、売上を上げるっていう、例えばテーマだとしたら、そこに対してどうやっていくか、そのhowの部分は結構国に任せてるっていうところが私はあって、プラアメリカも一緒で、やっぱりこうなんていうの、今の1個の事例だけど、
日本においてもカルチャーだったり、特にコーヒーショップっていう人の生活に溶け込むようなサービス商品を使ってるっていう意味では、やっぱりそこの人たちの状態とか状況がすごくそのビジネスにも影響してくるし、
ブランドのポジショニングにも影響してくるから、目指したい世界観を共有して、howは現地に任せる、そこはhowのレポートをしてもらうっていうところで、こっちのやりたい世界観の実現でコミットしてもらうっていう風に私は仕事の住み分けをしているかなと思ってますかね。
だから、やり方まで、howまで一緒にやろうせようとすると結構しんどいと思う。そうすると歪みも出ちゃうし、どっちが良い悪いでもないと思うから、お互いを尊重しながら進めるっていう意味でも、
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やっぱり相手の状況、環境はその子が一番わかってるっていうリスペクトのもと、そっちは目指したい世界観を共有するのが仕事で、howはローカルに考えさせる。自分としては今のところ向かってるかな。
任せることもすごく勇気いるんじゃないかなと思っていて、私は結構ね、任せ下手なんですよ。結構いろんな仕事をいろんな人にお願いお願いって振るのはやるんだけど、振った後に忘れられない。
本当にこれどうやってるのかなとか、今これってどういう状況になってるのかなとか、振ったくせに気になって気になってしょうがないんですよね。それって前職の会社員の時もそうなんだけど、割と今もそうで、だから任せることができる勇気、なんかそれがある前提には多分、すごい信頼してる人をちゃんと選んで、その人たちにジョインしてもらってるっていう前提があるのかなと思うんですけど、
それはやっぱり採用の時から、採用のハードルっていうのはそういう意味だと結構厳しいんですか?
そうですね、でも自分が最初立ち上げた時は全員自分が面接して全員自分で決められた立場だから、その時はやっぱそうだよね、任せてるっていうか信頼できるとか、気持ちがいい人?すごく意識して採用してたと思うし、やっぱり組織が大きくなると全部が全部自分でっていうのは難しくなってくるから採用もね、
そういう意味でも当然共有しながら、みんなに同じ目線で物事が判断できるようにお願いするっていうことはあると思うんだけど、なんかでもそういう同じ感覚を共有できることってすごく重要だと私は思ってるので、
特になんか経営の方、いろいろあるな、例えば店舗のPLを見る時に、例えば私はこことこことここを見るみたいなのってすごいテクニカルな話だと思ってて、それって教えられるものだと思うんでしょ?
だから、そこのそごがもしあれば、それを私が教え足りないってことだから、そこはしっかり共有すれば、そこの差ってなくなるじゃないですか。
一番なんか自分の中でポイントになるのは、本当の理解とか、例えばこれを見た時になんて感じるかみたいな、感覚の共有?
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なんかそこはすごく私大事にしていて、だからそれこそそれってでも逆に言うと教えられないことだと思ってるし、でも一緒に作り上げられるものだとは思ってて、
だからお店一緒に行ったりとか、自分がいいなって思ってるレストラン一緒に行ったりとか、何かご飯一緒に食べたりとか、美術館一緒に行ったりとか、そういうのを部下としたりしてます。
へー、なんかその感覚とか知覚の共有みたいなことなんですかね。
それと別に良い悪い正しい正しくないじゃなくて、なんかこういうふうに物事を考えるんだとかをお互い共有できることってすごい重要だと思っていて、だからなんかそれはすごく大事にしてるかもしれない。
なるほどね。なんか言語化みたいなのもしてるんですか?例えばその考え方とか何かを見た時のこの感覚、こういう感覚を持つんだっていう割とこう、なんだろうな、言葉にしづらい部分?
で、なんかそのコアバリュー的な、クレード的な感じで、なんか基本はこういうテキストでまとまっていて、それを保管するために時間を共有するとか体験を共有するとかっていう感じなんですか?
会社としてはある。ブランドに対してのマリオだったりとか、それに対する行動指針みたいなことっていうのはある。
だけど、なんかそのもっと自分に近いメンバーとそれをどう共有するかっていう意味で言うと、個人的には体験が大事な気がしていて、だから一緒にお店行ったりとかすることが多いかな。
なんかそれが保管になるっていう感じ。
じゃあ結構そこには時間を使うんですね。
うん、なんかそれが全員とできるわけじゃもちろんないからあれなんだけど、でも一緒に長いメンバーとかはそうだし、特にブランド作りのところを一緒にやってるメンバーとかは、そういう風な時間の使い方は結構多いかな。
それこそ例えば韓国の代表の女の子がいるんだけど、その子採用した時とかは、その子に好きなお店連れてって言ったの。
なんで好きなの?って言って。
で、その子になんでこの店がいいと思ったの?どうしてこの店を好きなの?っていうのをすごい聞くのね。
そうするとその子の感覚もすごい分かってくるし、韓国人ってこういう風なものをいいって思うんだとか、こういう風にみんな考えてるんだとか、これが流行ってるんだもんそうなんだけど、こういう風に物事を捉えてるんだなって思って、お互いカリブレーションじゃないんだけどしてたりとかして、
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そういうのがすごくお互いの情報の刺激に、情報源としてはすごい私も刺激になるし、彼女が日本に来た時は私もそれを同じようにやって、一緒にその感覚を共有する。
それは文化が違っても共有できるものを感じられたりするとすごくいいなって思ってたかな。
なるほど。そっかそっか。でもそれも多分さきさんいろんな方法を悩んだり考えたりしながら編み出したというか、一番その信頼関係を築きやすい、そしてビジョンを共有しやすい方法として、今は確立してるってことですよね。
そうだね。特に今ブランドの仕事をしてるから、余計にそれが大事だなって思うのかもね。
女性の経営者は全体的にすごく遠慮しがちな傾向にあるって言われたんですよ。あんまり夢を語らない。
VCの方に?
そうなんです。男性の経営者は割と大きく大きく夢を語る。それが実現するかどうかはわからないんだけど、人に話すときには割と大きな地図を描くんだけど、女性はあんまりそういう傾向がないんですよねっておっしゃってたんですよ。
っていう中で、さきさんが経営者の役割の一つとして未来を見せるってさっきお話ししてたので、未来はどのくらいの実現可能性がありそうなものを見据えてるんですか?
でもさ、こんなこと言うとあれなんだけど、未来は自分で作るしかないから、自分が言ったら自分でやるしかないじゃん。そういう意味では自分で言って自分に葉っぱ掛けてるところあるかもしれない。
そういう意味では作りたい未来を語ってるつもり。
いろんな会社に務める人もいるし、いろんな仕事の仕方もあるからそれぞれだと思うんだけど、私はやっぱり自分がいいなと思ったものとか自分が誇りを持った人に紹介できるものに関わってたいっていつも思って仕事してるから
せめてはこのブランドが広がることとか認知が上がっていくこととかってすごく喜びだったりやりかえだったりするっていうのがベースにあって、だからこのブランドポジションを保ちながら広げるってどういうことなんだろうっていつも考えていて
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広げるっていうのはもちろん認知を広げるって広げるもあるし、売上を上げるとか店舗数を広げるっていう広げるもあると思ってるんだけど、なんかその辺をどうバランスするかが多分そのいろんな道があるはずだから、この間も反論戦略の話もそうなかったし、いろいろこうやれることはあると思っていて
そこをどうピックしてそれに対して描いていくかみたいなところが一番楽しい部分で、その未来を描いていくっていうのが経営かなって思ってる
そうかそうか、だからなんかいろんな角度から未来を見るっていうことですよねきっとね
そうだね
あとは誰と話すか、どのスタッフの方、外部の方と話すかによっても、未来の定義みたいなのがもしかするとちょっと違うのかもしれないでしょうね
そうだね、誰に話すかは結構意識して話し方変えてるかもしれないね
同じこと言ってたとしても、さっきのwhatとhowの違いの話と一緒で、その同じこと言ってるんだけど言い方変えるみたいなのは個人的には結構やってるかも
なるほどね、しかもそれも日本語と英語ですもんね
うん、日本語と英語、でもなんか結局はさ、たきつけて自分のファンを増やすってことじゃん
自分のファンっていうか自分と一緒にやってくれる人を増やすってことだ
めっちゃわかる、はい
いい意味で言うと社外も社内もさ、やっぱりその人をどうやってたきつけられるかをいつも考えながら喋ってたりするし
なんかその、そうだね、なんかそういうのはすごく重要かなって
で、自分に全部答えがないとも思ってるから、人とそうやって共有したりシェアすることで、新しい考えとか思いも生まれたりするんだよね
それはほんとそうですよね
なんかね、私もチームがいないというか、前職の時はまあそれはそうですけど
人たちと一つのチームとして働いてたから、なんかこう、黙ってても別にチームがあったんですけど
今は割とその先さが自分をたきつけるっていう目的のために外の人をあえて巻き込むっていうことを結構してるかも私も
なんか結構まあね、そんなにお金が潤沢にあるわけじゃ全然ないから、使えるものはファッションのみみたいな感じなので
でもなんかやっぱりその素直にきちんとこう自分の思いをまっすぐに話すと、なんかこう自然と巻き込まれてくれる人たちっているんですよね
36:00
わかる
そう、なんかメディアの方とかもそうだし、その巻き込まれてくれた人たちが今度は自分をたきつけてくれるっていうのは
なんかそういう周りの巻き込み方、周りプラス自分のモチベーションの上げ方みたいなのはすごい有効だなと私も思います
確かに、でも結局そうやってなんだろう、自分で切り開いていくっていうか、周りとの株打ちも含めて
でも結局自分で決めて前にこう一歩一歩進んでいくってことだとしたら、やっぱり応援者も多い方がいいし
なんかこういろんな人の意見に触れて、自分の道が確かなものになっていってる方がきっといいんだろうし
そこですね
そこはすごくあれだよね、一人でガーって考えてっていうことでもないよね
そうかも、そうかも
さきちゃんが例えば経営っていう立場でジョインするってなった時に参考にした人っていますか?経営者っていう肩書きの方ってすごいたくさんいると思うんですけど
私逆に反面教師しかいないかもしれない
怒られちゃうかも
でもこうなりたくないなぁは結構あったかもしれない
でもね、実は私もそうなんですよね
だからなんか今までもロールモデルって特にいなかったっていう話、配信会でしてきたと思うんですけど
なんかね、どんな経営者になりたいんですかって言われた時に、こうはなりたくないみたいなのばっかり出てきちゃう
わかる
偉そうにそう思っちゃう
何なんでしょうね
何なんだろう
本当にタイミングとかがあって、私の場合は特にサラリーマンだから、タイミングがあって本当にここにただいるだけっていう気持ちがずっと今もあるので
それが多分なんか自分の中ではすごく大事なことだと思ってるっていうか
なんか偉くもなければすごくもない、ただただこう取りまとめて前に進めてるっていうだけ
なんかあんまりそこにすごい警察から壊るべきのやつを持たないようにしてるっていうのはあるかもしれない
だからこそそのしなやかな自分なり、佐紀さんなりのやり方っていうのがきっと出てきたんでしょうね
39:05
なんか変な言い方すると経営者全とする、なんかその姿勢から入る人って結構多いような気がして
そう、でね、なんか私も最初は経営者って言っても、私の場合はもう本当に小さいなチームだから
でもなんか目指すべき人とかお手本にする人を見つけなきゃいけないかなと思ったんだけど
なんかその形から入るっていうのが今回については違うような気がしちゃって
そうだよね
うん、なんですよね
だからすごく難しいテーマなのかもしれないけどただちょっと考えを変えると
今の佐紀さんの話聞いてたりすると
なんかその今置かれてる立場の中で精一杯その人たちが気持ちよく働くためにはどういう工夫が必要なんだろうっていう
ゼロから柔軟に考えるっていうことがなんか今の私にはすごく素敵なことに聞こえてるんですよね
うん、確かに
なんか別になんか、なんかこれそれで言うとなんかこの間なんかインタビューされたときにね
なんかそのキャリアアップって言われて、キャリアアップっていう言葉がすごいなんか嫌で
なんか上なのかなみたいな
わかる
個人的にもなんかこうスクロークみたいなイメージで
あんまりこうなんか縦にこう上がっていくみたいなイメージじゃ全然なくって
なんかこう一回休めもあればさ散歩戻るもあっていいと思う
なんか前に進んでるじゃんサイコロフットキャンみたいなさ
なんかそういう感じでたまたま今のマスが経営者のマスだったっていうだけだと個人的に思ってて
面白い
これも含めてなんかこうロールプレイングゲームじゃないんだけどなんか何とかの武器をゲットしたみたいな
なんかそのいいえということを知ったみたいな
なんか100ポイントみたいな
わかんないけど
なんかそういうことで今ここにいるっていう気持ち
だからなんかそこになんかこう
じゃあ次はだからこういう規模のこういう階層でこういうことがしたいですみたいなこと一回も思ったことなくて
でもなんかだからなんかそのそうなのなんかそういうのもあるかもしれないよね
そこがあってだからこうなんて
自分っていうものの中に今こういろんなたくわえを学びとしてそのステージごとに得るものがあるっていう風に思ってると
別に今が完成形でもないし
なんかこれを踏まえて何かをしなきゃいけないわけでもなくて
だからなんか別になんかねここから全然違うことやってもいいと思うしさ
そういう意味での経験ということなんじゃないかなって思いながらやってるんだけどね
確かになんかそう思うと一気に楽しくなるし
42:03
そっちも楽になりますよね
もちろん責任はあるからさ
やらせてもらってる以上は頑張るしやるんだけど
でもなんか即興に固執してるわけでも執着してるわけでもないっていうか
なんかその自分の中の経験として今やれることを精一杯やって
何を自分にこうなんていうかたくわえられるかというか
学べるかっていうところは自分次第なのかなって思っている
確かにね確かにそうかもしれないですね
なんかその違和感なんかその経営者としてのロールモデルがいないって思ってた
その違和感の一つってなんか今の話にすごい通じるのかもしれない
なんかその今のキャリアの延長線上にあるものを無意識に意識しちゃう
無意識に頭の中に描いちゃうと
どうしてもなんかこう形から入ろうとして片肘張っちゃうところがあると思うんですね
確かになんかすごろくの
そうなの
たまたま転がり込んだって思う
そうなの6個進んだらここに来ちゃったみたいな
確かにね
確かにで次はもしかしたら2歩下がるかもしれないし
そうなのでなんか一回休むかもしれないじゃん
でもいいと思うんだよね
でなんかそれってなんかいつものさ
その30歳までにこうしなきゃの話に近くて
なんかその経営者だからこうしなきゃとかっていうところに
たぶんすごいまたとらわれちゃうと
いろんなこうロールモデルの行為とか
自分はここ目指しててとかっていうことにもなり得ると思うし
まあそれも別にねいいと思うんだけど
今の私たち的にはもしかしたらそういう考え方じゃなくて
今ここで私たちの50、60になった時に振り返ったら
あの時あんなこと言ってさーとか言ったよねーみたいなさ
そういうことを言ってるのかもしれないじゃん
確かに確かに
って思うとなんか本当にいつものさ
目の前のことを精一杯やるに戻ってくるのかもだよね
なんかねやっぱり結局それってすごい
なんかすごい信じられる道なのかもしれないですね
そうなんだよねそうなのそうなの
なんかそこの何か繰り返しなのかなーって
確かに確かにね
なんか置かれた立場の名前にとらわれるとかじゃなくて
自分の人生の中でこうゆらゆらとしながら
今いるところで精一杯頑張るっていうのに好きなのかもしれないですね
本当そう
でもなんか一方でさとか言いながらよ
例えばさ私だったら今さ
男性の経営者の皆様とご一緒することも多いし
45:06
そういう中で仕事しなくちゃいけない立場にもある時に
やっぱりこういろいろ嫌な思いをすることもあるんじゃない
そう思うとやっぱ悔しいなとか思うこともある
ともっと頑張らなきゃなとか思ったりもするんだよね
だからなんかそこのバランスそう思いながらも
でも別にじゃあなりたいの?いやなりたくないよねみたいなさ
なんか諮問事とあるかもね
そうですねそうわかる
だからなんかその自分の価値観で自分が今良ければ
良ければいいじゃないけど自分がいいと思ってやってるっていうところに
自信をもっともっと持てばいいんだけど
そうそうなんかやっぱりねいますよすごく
あの何だろうな経営者の集まりみたいなところとか行きたくないけど
でもお誘いしてもらって行った時になんか突然と捕まえられて
突然マウント取られるみたいなすごい
なんかそんなに私も自分なりに楽しくやってればいいっていう考えに
万人の前で自信を持って言えるくらいに強くはないから
なんかねそういう人と出会った時にやっぱり多少なりともへこんじゃうんですよね
そうだよね
あんまり男女で考えたくはないけど
なんかその男性の経験なんだろうな
男性の取引先とか
経営者の方々とかとやっていく上でのなんかトンハンみたいなのもちょっと知りたいかも
気の持ち
そうだよねそれは結構
これはね深いですよね
ちょっとともすると割と過激な過激思想っぽくもなっちゃうじゃないですか
なるなるなる
でもそうなりたいわけでもないし
そうなのよ
かといってなんかすごく男性もそういう人たちに出会った時に
強くいられる自分でもないから
分かる
ヘラヘラねヘラヘラしちゃう
そうめっちゃヘラヘラしちゃいますよ
分かるもうそういう時とかほんとやだ自分って思うよね
思う
40に戻っていつまでヘラヘラしとんねんとか思うんだけどさ
分かる分かる
その開始しかできない時もあるんだよね
あるあるあるでヘラヘラでそのまま切り抜けてもなんか帰りにめちゃくちゃムカついてきたりする
そう
みたいなね
そう自分にも腹が立つし
分かるよ
ちょっとなんかいつかの男性のねそういう
男性に限らないけどなんかその意図しないちょっとイラっとする出会いがあった時の対処法みたいなのもするといいですね
48:03
マウンティング
マウンティングに会った時の対処法
マウンティングの対処法ちょっといつかお話ししましょうかね
そうだね
そうだね
じゃあちょっとまた今日もお時間になってしまったのでじゃあご挨拶しましょうか
はい
はい
水曜日の縁側では皆様からのお便りを募集しています
話して欲しいテーマや聞いてみたいことなどぜひお寄せください
はいいただいたお便りはすべて2人で大切に配読します
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はい
はい
ではまたインスタグラムでご覧いただきたいと思います
はい
はいじゃあ次回お会いしましょう
はい
バイバイ