始まりました、映画の話したすぎるラジオ第218回になります。この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
オイさんが参加が遅れておりまして、まず2人で始めていきたいと思います。ではマリオンさん、いかがされていましたか?
そうですね。今週は、まずメガロポリスを見ました。
行きましたね。
今日のお題映画である、罪人たちを見るためにエキスポのレーザーアイマックスGTまで行きまして、その流れでハシゴができそうだったので、
ちょっとメガロポリスを見てやろうじゃないかということで見たんですけど、ただ何を言ってるのか全然わかんない映画で。
おじいちゃんは何を言ってるんですかみたいな。僕は何もわからなかったんですけどみたいな。って感じでしたね。
なんか聞こえてくる評判がすごくて。
すごいですよね。
試写会みたいなのがありましたけど、みんなその時に振る舞われたワインの感想しか出てこないみたいな異常時代でしたけど。
ワインってそれのことなのか。
コッポラのワイナリーのワインですよね。
でもこのメガロポリスを作るにあたってはそこもね、低等に入れてみたいな。
気合い入ってるわけなんで。
じゃあコッポラのワイナリーのワインを飲めるのはもしかしたら最後かもしれないっていうことなんですかねそれ。
そんなことはないと思うんですけどね。
ちょっと飲んでみたくなりましたけど。
なんか話は何なんでしょうね。
難しいんですけど、やりたいこととしては、今のアメリカとローマを重ねてる話。
メガロポリスという名前とか、あとポジョジュニプスの名前ももろにそこから捉えてるので、カエサッタとかキケロだとか。
そういうことがやりたいっていうのはすごいわかります。
劇中本当にベンハーみたいな、闘技場みたいな感じのシーンとかが出たりとか。
そこで貴族と呼ばれてるそうな人たちが協楽にふけていたりですとかって。
すごい遠い世界の話だなっていう風にしか見えなくってですね。
主人公がアダム・ドライバー演じるカエサルという男なんですけど。
偉大な建築家であり、科学者でもある男っていう感じで。
財政的にも圧迫している、ニューヨークって名前じゃなくてニューローマって名前だったのかな。
っていう名前になってるんですけど、もろにニューヨークの街がそうなってるんですけど。
そこで理想とする都市を作るみたいなことを言ってて。
でも市長であるキケロとめちゃくちゃ反発してるみたいな。
財政的にヤバいからカジノ作るよみたいな話をしてるような市長なんですけど。
そういうのととちょっと相入れないみたいな話になるんですけど。
でも結局何が言いたいのかはよくわかんないみたいな。
僕の理解とか足りないのかなっていう感じですけど。
セリフも何一つ入ってこないんですよね。
ちょっと近いので言うと、イノセンスみたいでした。会話の内容が。
イノセンスか。
内容というか語り口がっていうんですかね。
全部引用ですかみたいな。
いやー、僕イノセンス好きですけど、母国語だからギリ許せてるっていうのがあって。
いろんな情報が間引かれた字幕で持って回った会話を聞いてたら、
多分イライラしてきそうだなっていうのはちょっと。
そうですね。全部意味ありげなことを言っているみたいな感覚で。
ちょっとわかんないっすみたいな感じで正直僕はなっちゃいましたけども。
これが撮りたかったんやなっていう。
それを40年かけて自分のワイナリーも売ってみたいなことで予約できたと。
それはすごいことだなと思いますし。
本当こんな何を言ってるのかわかんないみたいな映画をわざわざレザーイマックスGTで見るっていう贅沢。
それはもうかけがえのないものだったなとは思いました。
贅沢ってこういうことを言うんだみたいな。
ちゃんと最大画角というか、フルで画面も広がったりするんですよね。今回メガロポリス。
なのでそういった意味でも見てよかったかなというか。
積み人たちと比べたらフルになる時間とかもビビたるものなんですけど。
一応そういう贅沢の極みみたいな映画でしたよっていう話ですね。
ローマとアメリカを重ねたっていう話を聞く限りだと、去年のグラディエーター2とかも割とその側面あったかなとは思ってて。
グラディエーター2は面白い映画なんですよ。
わかりやすいし。
リドリー・スコット・オンタイが撮ってるわけなんですけど。
年の撮り方もそれぞれだなっていうのが思っちゃいますね、そこは。
そうですね。本当にリドリー・スコットとかイースト・オッドとかは結構、自分出しつつもある種エンタメに徹することができるみたいな人だなって思ったんですけど。
今回のメガロポリスのコッポラとか宮崎駿とかは完全に自分しかわかんないみたいな。他の人どうでもいいから自分が撮ったものを撮りましたみたいなものをみんなにお出しするみたいな。
感覚で映画を作れる人もいるみたいな感じなのかなと思いますよね。その違いが面白いなと思いますけど。
なるほどな。いろいろありますね。
映画って幅広いなって思いますわ、そういう意味では本当に。
いやでもこれはちょっと、ぜひ、あえて見てくれとは言いますけど、見てどう文句言われても知らんみたいな映画ですかね。
面白いと思う人も多分いるとは思うのでね。僕がわかんなかっただけで。
なるほど、はい。
で、あともう1本話したいのが、28年後を見たんですけど、一応ラジオでも28日後取り上げたしなーみたいな感じあったじゃないですか。
けど全然28年後から全然見れるみたいな感じになってましたね。
でまぁなんか、予告編のイメージとは結構違う話をするみたいな映画でしたね。
あ、こういう話みたいな。結構そこは意外で、あんまりちょっと言い過ぎない方がいいような気はするんですけど、
特にやっぱ思ったのは、ゲームのThe Last of Usの影響力をめっちゃ感じるみたいな感じはしましたね。
設定もちょっと、どこかそういう大人と子供の、大人と子供が2人ゾンビの世界で、冒険じゃないですけど。
今回の28年後の中で通過儀礼としてそこに行くっていう設定になってるんですけど。
でそこから、だんだんと、だんだんとなんて言ったらいいのかな。
その通過儀礼を経た後に、その父と息子なんですけど今回は、亀裂が走ってくんですよね。
そことかもなんかいろいろ思うとこありっていうか、The Last of Usのことを思うといろいろ思うとこありっていう感じがあったりするし、
あとその感染者たちの造形とかも、なんか諸にそのThe Last of Usっぽさというか、感じるというか。
もう28年も経ってるんで、もう感染者たちも服とかも着てなくて、みんな善良みたいなんで襲ってくるし。
で、もうなんか進化を遂げてて、感染者たちを束ねるアルファみたいな存在が出てくるみたいな。
とかもすごいぽいなというか。もうちょっとなかなかどうすることもできなくなってるみたいな。
中で人間はどんどん一つの小さな小さなコミュニティに閉じこもっていくみたいな。
っていうのもなんかもう分断された世界観っていうか。っていうのもすごい感じたしっていうので。
なんかもうずっと見てると、あーThe Last of Usっぽいなーっていうのをずっと思いながら見てるみたいな映画ではありましたね。
で、そこからどこに話が行くのかっていうのはぜひちょっと見てほしいんですけど。
予告編でもなんか不気味に登場してきたのが、骸骨の塔みたいなのとかも、結構見た後だと意味合いが変わるようになってて。
なんかそのちょっと意外性とかはすごい面白かったです。
はい。
なるほどな。
いやー、ちょっと聞いた評判だと、コロナ禍とかを映画のストーリーに落とし込んでるっていう風なのを聞いたことがあって。
はい。
で、その分断とかって結構モチーフとして面白いなとは思うんですよね。
そもそもが感染者の話だからっていうのがあって。
で、本作はゾンビではないですけど、ゾンビのタイカといえばジョージ・エイ・ロメオ。
でもちょっと近いことしてたなっていうのがあって、ランド・オブ・ザ・レッドっていう有名なゾンビ三部作の後のゾンビものですけど、これもゲーティットコミュニティになってる話だったんですよね。
ゾンビが入ってこないゲート内で住んでる奴らとその外みたいな話になってて、多分こういう感染っていうモチーフがすごい分断とかを描くのに向いてるんだろうなっていうのは思うんですよね。
その感染してる側が何を意味しているのかっていう。もちろん直接的な疫病の感染者って意味も含むでしょうし、貧しい人たちとか、あるいは差別されてる人たちとか、すごい多層的な意味合いを持たせられそうだなっていうのがあって、
というか、そういうの好きなんでね。やっぱそこが好きだから、僕はロメロが好きなので、そういうことをちゃんとしてそうだなっていうのは。なんか28日後は、そういう部分はそこまで掘り下げてなかったような気がしてるはいるんですけど、してたかな。もうちょっと4年も前ですからね、28日後回。
はい、僕はですね、まず今喋っている約22時間ほど前に機動戦士ガンダムジークアックスが最終回を迎えまして。はい。
で、1時間ほど前までM原さんとジークアックスの話をしてたんですね。はい。で、僕が一人でやってる方のポッドキャストでその話を配信しようと思って収録しながら話してたんですけど、
はい。あの、1話から順番に話していってたんですけど、ちょうど11話の話が終わるぐらいのタイミングでM原さんのタイムリミットが来て、最終回の話をできなくて終わるっていう。
で、しょうがないから僕12話の話を一人でするっていう、なんか何のためにM原さんと喋ったのかよくわかんない感じになってて。で、もうその12話がこう情報量多すぎて一人で喋るのめっちゃ大変やったんで、今脳みそ痺れてるんですよね。
ちょっとこっちの収録に弊害顔を呼んでるっていうね、問題が生じてます。ちょっと脳みそが今非常に重たくて。ただ、総括としては僕結構最終回でジークアックスを好きになりましたね。
割と好きになりました。ただ言いたいことはむちゃくちゃあるテレビアニメシリーズではありましたね。
なるほどですね。実は僕も追いつこうと思って見てて。
そうなんですか。
なんならさっきぐらいまで見てて、11話まで見たんですよ。
本当ですか?途中から置いてこぼれくれませんでした?
もう置いてけぼりですよ。なんか見たことあるよみたいなキャラクターが普通に出てきて、詳しい人からしたらもう、えーみたいな感じになるなっていうのはすごいわかりましたし、
11話時点での話なんで、最後にあれが出てみたいなとかも、いやマジかよって感じしましたよねやっぱね。
これリアルタイムで描けてたらもうなんか、この驚きをどこにぶちまければいいの?みたいな感じにはなるなっていうのはすごいわかりました。
なんでしょうね、元ネタがある窓曲げみたいな感覚かなっていう。
そうですね。そうですね。もうそういう話というか。
そのマイはマイは、その今までの話に対する印象が書き変わるみたいなことが、マイはマイは起きるんですけど、
ただ大きな問題があって、その元ネタをいちいち擦るせいで、現在進行形で語られるべきことの語る尺があんまりないくて、
その行間が多すぎるっていう問題があるんですよね、本当に。
そうですね。だからなんでこれで12話なんだって感じがすごいするんですけど。
もうちょっとこれがニクールだったらもうちょっとそこの隙間も埋められたよなぁとは思うというか、
そのマチュとニャーンのその二人の物語として、あのすごいああーって思うその展開とかすごいあるんですけど、
いかんせんそこに至るまでが早すぎるみたいな感覚が、もうめちゃくちゃハイテンポに飛ばしてってんなって感じがしたし、
でそのハイテンポで描くがためになんかやたら階層多くないですか。
うーん。
なんか後に戻るなぁみたいな。
実はあれをやってましたみたいなのが。
そうなんですよね。なんかそこがあんま好みじゃないっていうのはすごいありますね。
まあまだ12話はまだね最終は見てないので、どうそこに落とし前つけるのかみたいな、
話のその語り方が合わないとかはもういいとして、どこに落とし前つけるんですかみたいなのはちょっと、
そうですねこの収録が終わった後にでも見ようじゃないかなと思いますけど。
いやー本当にその劇場版の話をこの番組でした時は、新世代のための万人におすすめできるガンダムみたいなふりして喋ってたんですけど、
もう本当は今となってはトンチンカンなこと言ってるにも程があるなというか、もっとネタもっとネタこっすりこっすりですよ本当に。
あまりにも的外れすぎて恥ずかしいですよね。消したくなりますねあれはね。
いやもうそれが罠だったんですよ。だからその新世代のガンダムに触れてきてない方にも見られる作品ですよっていう初めの方はそのふりしてたから、
でもそういう自分たちにもいけるガンダムだって拾ってみたらブービートラップで、実はもう拾ってみたらもう全部元ネタありきでしたみたいな。
そんなのあり?みたいな。
そうなんですよね。それ悪いわけじゃないんですけどね。なんか元々カラーってそういうもんじゃんみたいな。スタジオカラーってそういうところじゃんって言われたらそうなんですけど。
けどそこをベースにもっと新しいことできるところだったじゃんみたいなことはやっぱあるわけで。
なんか何を失望してるんだみたいなことを言ってるようなツイート見た時にいやいやいやみたいな感じ思ったんですけど、元々カラーってそれオマージュだけでしょみたいな。そういうわけじゃないでしょみたいな。
だからせめて2人の物語としてどうなっているのかだけが今は気になっているって感じですけどね僕は。
一瞬そうじゃないふりしたのが立ち悪いなっていう。
立ち悪い。
僕としてはこの作品の中でのメビウスの輪は断ち切られたと思ってるんですけど、でも結局ガンダムファンタジーはメビウスの輪にとらわれっぱなしなのではっていう。
別種の問題が生じているのではっていう気はしてるんですよね。
解放してやれよっていう。
もうしょうがないです。自分で選んだ道なんでこれは。
てな感じでマニオさんもし見終わったらまた機会があればっていう感じで。