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2025-07-03 34:06

第218回(1) オープニング~メガロポリス/28年後…/リライト etc…~

『罪人たち』の話をしました。 オープニングではメンバーの近況の話をしています。 ■メンバー ・山口 https://creators.spotify.com/pod/show/chottoeibana ・マリオン https://x.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://x.com/pteryx_joe ■映画の話したすぎるBAR 日時:2025年7月5日(土) 詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar 場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com ■お便り https://virtualeigabar.com/contact ■SNSアカウント X(Twitter):https://twitter.com/virtualeigabar Instagram:https://www.instagram.com/eiga_shitasugi ■番組グッズ販売 https://suzuri.jp/virtualeigabar

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サマリー

第218回では、映画『メガロポリス』と『28年後』について語られています。特に『メガロポリス』の難解さや、主人公カエサルの葛藤が描かれています。また、『28年後』がゲーム『The Last of Us』の影響を色濃く反映している点にも触れられています。このエピソードでは、アニメ『機動戦士ガンダムジークアックス』の最終回に対する感想と、映画『リライト』の内容についても話されています。特に『リライト』は大林信彦監督の『時をかける少女』へのオマージュ要素を持ち、主人公を通じて時間のパラドックスを描く物語になっています。また、このエピソードでは映画『ウェイブインタイム』についての感想や、作品内でのキャラクターの深い描写が取り上げられています。さらに、時間をテーマにしたストーリーと人間ドラマの融合についても議論されています。

映画『メガロポリス』の感想
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第218回になります。この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
オイさんが参加が遅れておりまして、まず2人で始めていきたいと思います。ではマリオンさん、いかがされていましたか?
そうですね。今週は、まずメガロポリスを見ました。
行きましたね。
今日のお題映画である、罪人たちを見るためにエキスポのレーザーアイマックスGTまで行きまして、その流れでハシゴができそうだったので、
ちょっとメガロポリスを見てやろうじゃないかということで見たんですけど、ただ何を言ってるのか全然わかんない映画で。
おじいちゃんは何を言ってるんですかみたいな。僕は何もわからなかったんですけどみたいな。って感じでしたね。
なんか聞こえてくる評判がすごくて。
すごいですよね。
試写会みたいなのがありましたけど、みんなその時に振る舞われたワインの感想しか出てこないみたいな異常時代でしたけど。
ワインってそれのことなのか。
コッポラのワイナリーのワインですよね。
でもこのメガロポリスを作るにあたってはそこもね、低等に入れてみたいな。
気合い入ってるわけなんで。
じゃあコッポラのワイナリーのワインを飲めるのはもしかしたら最後かもしれないっていうことなんですかねそれ。
そんなことはないと思うんですけどね。
ちょっと飲んでみたくなりましたけど。
なんか話は何なんでしょうね。
難しいんですけど、やりたいこととしては、今のアメリカとローマを重ねてる話。
メガロポリスという名前とか、あとポジョジュニプスの名前ももろにそこから捉えてるので、カエサッタとかキケロだとか。
そういうことがやりたいっていうのはすごいわかります。
劇中本当にベンハーみたいな、闘技場みたいな感じのシーンとかが出たりとか。
そこで貴族と呼ばれてるそうな人たちが協楽にふけていたりですとかって。
すごい遠い世界の話だなっていう風にしか見えなくってですね。
主人公がアダム・ドライバー演じるカエサルという男なんですけど。
偉大な建築家であり、科学者でもある男っていう感じで。
財政的にも圧迫している、ニューヨークって名前じゃなくてニューローマって名前だったのかな。
っていう名前になってるんですけど、もろにニューヨークの街がそうなってるんですけど。
そこで理想とする都市を作るみたいなことを言ってて。
でも市長であるキケロとめちゃくちゃ反発してるみたいな。
財政的にヤバいからカジノ作るよみたいな話をしてるような市長なんですけど。
そういうのととちょっと相入れないみたいな話になるんですけど。
でも結局何が言いたいのかはよくわかんないみたいな。
僕の理解とか足りないのかなっていう感じですけど。
セリフも何一つ入ってこないんですよね。
ちょっと近いので言うと、イノセンスみたいでした。会話の内容が。
イノセンスか。
内容というか語り口がっていうんですかね。
全部引用ですかみたいな。
いやー、僕イノセンス好きですけど、母国語だからギリ許せてるっていうのがあって。
いろんな情報が間引かれた字幕で持って回った会話を聞いてたら、
多分イライラしてきそうだなっていうのはちょっと。
そうですね。全部意味ありげなことを言っているみたいな感覚で。
ちょっとわかんないっすみたいな感じで正直僕はなっちゃいましたけども。
これが撮りたかったんやなっていう。
それを40年かけて自分のワイナリーも売ってみたいなことで予約できたと。
それはすごいことだなと思いますし。
本当こんな何を言ってるのかわかんないみたいな映画をわざわざレザーイマックスGTで見るっていう贅沢。
それはもうかけがえのないものだったなとは思いました。
贅沢ってこういうことを言うんだみたいな。
ちゃんと最大画角というか、フルで画面も広がったりするんですよね。今回メガロポリス。
なのでそういった意味でも見てよかったかなというか。
積み人たちと比べたらフルになる時間とかもビビたるものなんですけど。
映画『28年後』のテーマ
一応そういう贅沢の極みみたいな映画でしたよっていう話ですね。
ローマとアメリカを重ねたっていう話を聞く限りだと、去年のグラディエーター2とかも割とその側面あったかなとは思ってて。
グラディエーター2は面白い映画なんですよ。
わかりやすいし。
リドリー・スコット・オンタイが撮ってるわけなんですけど。
年の撮り方もそれぞれだなっていうのが思っちゃいますね、そこは。
そうですね。本当にリドリー・スコットとかイースト・オッドとかは結構、自分出しつつもある種エンタメに徹することができるみたいな人だなって思ったんですけど。
今回のメガロポリスのコッポラとか宮崎駿とかは完全に自分しかわかんないみたいな。他の人どうでもいいから自分が撮ったものを撮りましたみたいなものをみんなにお出しするみたいな。
感覚で映画を作れる人もいるみたいな感じなのかなと思いますよね。その違いが面白いなと思いますけど。
なるほどな。いろいろありますね。
映画って幅広いなって思いますわ、そういう意味では本当に。
いやでもこれはちょっと、ぜひ、あえて見てくれとは言いますけど、見てどう文句言われても知らんみたいな映画ですかね。
面白いと思う人も多分いるとは思うのでね。僕がわかんなかっただけで。
なるほど、はい。
で、あともう1本話したいのが、28年後を見たんですけど、一応ラジオでも28日後取り上げたしなーみたいな感じあったじゃないですか。
けど全然28年後から全然見れるみたいな感じになってましたね。
でまぁなんか、予告編のイメージとは結構違う話をするみたいな映画でしたね。
あ、こういう話みたいな。結構そこは意外で、あんまりちょっと言い過ぎない方がいいような気はするんですけど、
特にやっぱ思ったのは、ゲームのThe Last of Usの影響力をめっちゃ感じるみたいな感じはしましたね。
設定もちょっと、どこかそういう大人と子供の、大人と子供が2人ゾンビの世界で、冒険じゃないですけど。
今回の28年後の中で通過儀礼としてそこに行くっていう設定になってるんですけど。
でそこから、だんだんと、だんだんとなんて言ったらいいのかな。
その通過儀礼を経た後に、その父と息子なんですけど今回は、亀裂が走ってくんですよね。
そことかもなんかいろいろ思うとこありっていうか、The Last of Usのことを思うといろいろ思うとこありっていう感じがあったりするし、
あとその感染者たちの造形とかも、なんか諸にそのThe Last of Usっぽさというか、感じるというか。
もう28年も経ってるんで、もう感染者たちも服とかも着てなくて、みんな善良みたいなんで襲ってくるし。
で、もうなんか進化を遂げてて、感染者たちを束ねるアルファみたいな存在が出てくるみたいな。
とかもすごいぽいなというか。もうちょっとなかなかどうすることもできなくなってるみたいな。
中で人間はどんどん一つの小さな小さなコミュニティに閉じこもっていくみたいな。
っていうのもなんかもう分断された世界観っていうか。っていうのもすごい感じたしっていうので。
なんかもうずっと見てると、あーThe Last of Usっぽいなーっていうのをずっと思いながら見てるみたいな映画ではありましたね。
で、そこからどこに話が行くのかっていうのはぜひちょっと見てほしいんですけど。
予告編でもなんか不気味に登場してきたのが、骸骨の塔みたいなのとかも、結構見た後だと意味合いが変わるようになってて。
なんかそのちょっと意外性とかはすごい面白かったです。
はい。
なるほどな。
いやー、ちょっと聞いた評判だと、コロナ禍とかを映画のストーリーに落とし込んでるっていう風なのを聞いたことがあって。
はい。
で、その分断とかって結構モチーフとして面白いなとは思うんですよね。
そもそもが感染者の話だからっていうのがあって。
で、本作はゾンビではないですけど、ゾンビのタイカといえばジョージ・エイ・ロメオ。
でもちょっと近いことしてたなっていうのがあって、ランド・オブ・ザ・レッドっていう有名なゾンビ三部作の後のゾンビものですけど、これもゲーティットコミュニティになってる話だったんですよね。
ゾンビが入ってこないゲート内で住んでる奴らとその外みたいな話になってて、多分こういう感染っていうモチーフがすごい分断とかを描くのに向いてるんだろうなっていうのは思うんですよね。
その感染してる側が何を意味しているのかっていう。もちろん直接的な疫病の感染者って意味も含むでしょうし、貧しい人たちとか、あるいは差別されてる人たちとか、すごい多層的な意味合いを持たせられそうだなっていうのがあって、
というか、そういうの好きなんでね。やっぱそこが好きだから、僕はロメロが好きなので、そういうことをちゃんとしてそうだなっていうのは。なんか28日後は、そういう部分はそこまで掘り下げてなかったような気がしてるはいるんですけど、してたかな。もうちょっと4年も前ですからね、28日後回。
社会の分断についての考察
僕もちょっと聞き返してないんで、何喋ったか何も覚えてないんですけど。でもなんか見出して喋っていたような気はなんかするけど、もう覚えてないですね。まあでもゾンビ映画っていうジャンルってそういうことがしやすいとは思うので。
あとなんか、今回はコロナ禍とかと、あとプラスイギリスがちょっと孤立を深めていくっていう意味では、ブレクジットのことも本当に置いてるみたいなのとかはインタビューで言われましたけど。そういったのも含めてね。どんどんやっぱりコミュニティとして狭くなっていくというか。で、そのコミュニティの中に何が起こっているのかっていうのとかは、一見平穏ではあるんだけど、
実はちょっと怖いよねみたいなところもしっかり描いていて。それこそ予告編結構印象的にずっと流れてる音楽があるじゃないですか。あの、なんか不気味な。朗読?詩の朗読ですけど、あれブーツっていう。あれがまた本編でも流れるんですけど。
ある別の映像と重ねられて描かれてるんですけど、それが何を意味してるのかなとか考えると、うんうんとかいろいろ思うことあるなっていう。そのコミュニティの行き着く先っていうか、やってることってほぼなんか中世と変わんないというか。戦争状態とほぼ変わんないねみたいな。
そこに行き着くのってすごいやっぱり、海外的な何かに繋がっていくよねっていう感覚がやっぱり映画の中から出てくるので。うんうん。
だからそことやっぱり息子は馴染めなくなっていくっていうのが、まあ結構肝になってる映画にはなってるかなとは思いますね。うん。なるほどね。国家の孤立主義っていうのも相性良さそうですね。題材的に。
そうですよね。まああと、これ3部作の予定なんですけど、めっちゃ続きありますよーみたいな感じで終わるんで、そこだけは念頭に置いてみてもいいかなと思います。めっちゃ途中で終わるじゃんみたいになっちゃうのでやっぱり。
それはちょっとあんま好きじゃないかもしれない。そう。でなんか構想としては、それこそ28日号の主人公、キリアン・マーフィーも出てくるみたいな話になるっぽくて。
どんな話なのか全然わかりませんけど、すごい途中だなーみたいな。話としては1個区切りはついてるんですけど、めっちゃなんか続きありますよ感で終わったなーみたいなとこはちょっとあるので。そこはなかなかなので、この1本だけでちょっと評価しにくいところはちょっとありましたね。
なるほどね。どうしようかなー。行こうかなーどうしようかなー。
まあでもね映像がねこれもすごいんで、感染者を弓矢とかで戦うんですけど、その弓矢が刺さる瞬間みたいなのをそう描くんだみたいな。とんでもねえカット割りというかなんかすごいチャカチャカしてるというのを逆手に撮ってるみたいな。チャカチャカした編集みたいなのをあえてやってるみたい。
しかもそれがめちゃくちゃこう巻き戻った感覚。だからちょっとバレットタイムとかに近いんですけど、スローモーション的になって。 なるほどね。なので映像のそこはすごかったですね。すごいもうなんかすごいiPhoneとかも使って撮ってるみたいな映画なので。
もうなんか、まあ28年後もだいぶ画質の荒い映画そのまま使われてるみたいな映画だと思うんですけど、公開でもある意味そういうことはやってるっていうか。ちょっと手数の多さみたいなのとかは面白いと思いますし。
表現度してすごい面白かったですね、これ。 なるほど、検討します。
いやー、あえてメカルポリス見に行ってほしいですけどね、僕は。 なんか、そういうものに対する冒険心はだいぶ衰えました。
そっか。 いやーもう歳なんでね。そうですね。時間は有限ですからっていう。そうなんすよ。
まあまあ、もし2作もどちらでもいいので、もし見られたらちょっとまた感想をね、聞きたいなって思いました。 はい。はい。今週はこんな感じです。
ジークアックスの最終回
はい、僕はですね、まず今喋っている約22時間ほど前に機動戦士ガンダムジークアックスが最終回を迎えまして。はい。
で、1時間ほど前までM原さんとジークアックスの話をしてたんですね。はい。で、僕が一人でやってる方のポッドキャストでその話を配信しようと思って収録しながら話してたんですけど、
はい。あの、1話から順番に話していってたんですけど、ちょうど11話の話が終わるぐらいのタイミングでM原さんのタイムリミットが来て、最終回の話をできなくて終わるっていう。
で、しょうがないから僕12話の話を一人でするっていう、なんか何のためにM原さんと喋ったのかよくわかんない感じになってて。で、もうその12話がこう情報量多すぎて一人で喋るのめっちゃ大変やったんで、今脳みそ痺れてるんですよね。
ちょっとこっちの収録に弊害顔を呼んでるっていうね、問題が生じてます。ちょっと脳みそが今非常に重たくて。ただ、総括としては僕結構最終回でジークアックスを好きになりましたね。
割と好きになりました。ただ言いたいことはむちゃくちゃあるテレビアニメシリーズではありましたね。
なるほどですね。実は僕も追いつこうと思って見てて。
そうなんですか。
なんならさっきぐらいまで見てて、11話まで見たんですよ。
本当ですか?途中から置いてこぼれくれませんでした?
もう置いてけぼりですよ。なんか見たことあるよみたいなキャラクターが普通に出てきて、詳しい人からしたらもう、えーみたいな感じになるなっていうのはすごいわかりましたし、
11話時点での話なんで、最後にあれが出てみたいなとかも、いやマジかよって感じしましたよねやっぱね。
これリアルタイムで描けてたらもうなんか、この驚きをどこにぶちまければいいの?みたいな感じにはなるなっていうのはすごいわかりました。
なんでしょうね、元ネタがある窓曲げみたいな感覚かなっていう。
そうですね。そうですね。もうそういう話というか。
そのマイはマイは、その今までの話に対する印象が書き変わるみたいなことが、マイはマイは起きるんですけど、
ただ大きな問題があって、その元ネタをいちいち擦るせいで、現在進行形で語られるべきことの語る尺があんまりないくて、
その行間が多すぎるっていう問題があるんですよね、本当に。
そうですね。だからなんでこれで12話なんだって感じがすごいするんですけど。
もうちょっとこれがニクールだったらもうちょっとそこの隙間も埋められたよなぁとは思うというか、
そのマチュとニャーンのその二人の物語として、あのすごいああーって思うその展開とかすごいあるんですけど、
いかんせんそこに至るまでが早すぎるみたいな感覚が、もうめちゃくちゃハイテンポに飛ばしてってんなって感じがしたし、
でそのハイテンポで描くがためになんかやたら階層多くないですか。
うーん。
なんか後に戻るなぁみたいな。
実はあれをやってましたみたいなのが。
そうなんですよね。なんかそこがあんま好みじゃないっていうのはすごいありますね。
まあまだ12話はまだね最終は見てないので、どうそこに落とし前つけるのかみたいな、
話のその語り方が合わないとかはもういいとして、どこに落とし前つけるんですかみたいなのはちょっと、
そうですねこの収録が終わった後にでも見ようじゃないかなと思いますけど。
いやー本当にその劇場版の話をこの番組でした時は、新世代のための万人におすすめできるガンダムみたいなふりして喋ってたんですけど、
もう本当は今となってはトンチンカンなこと言ってるにも程があるなというか、もっとネタもっとネタこっすりこっすりですよ本当に。
あまりにも的外れすぎて恥ずかしいですよね。消したくなりますねあれはね。
いやもうそれが罠だったんですよ。だからその新世代のガンダムに触れてきてない方にも見られる作品ですよっていう初めの方はそのふりしてたから、
でもそういう自分たちにもいけるガンダムだって拾ってみたらブービートラップで、実はもう拾ってみたらもう全部元ネタありきでしたみたいな。
そんなのあり?みたいな。
そうなんですよね。それ悪いわけじゃないんですけどね。なんか元々カラーってそういうもんじゃんみたいな。スタジオカラーってそういうところじゃんって言われたらそうなんですけど。
けどそこをベースにもっと新しいことできるところだったじゃんみたいなことはやっぱあるわけで。
なんか何を失望してるんだみたいなことを言ってるようなツイート見た時にいやいやいやみたいな感じ思ったんですけど、元々カラーってそれオマージュだけでしょみたいな。そういうわけじゃないでしょみたいな。
だからせめて2人の物語としてどうなっているのかだけが今は気になっているって感じですけどね僕は。
一瞬そうじゃないふりしたのが立ち悪いなっていう。
立ち悪い。
僕としてはこの作品の中でのメビウスの輪は断ち切られたと思ってるんですけど、でも結局ガンダムファンタジーはメビウスの輪にとらわれっぱなしなのではっていう。
別種の問題が生じているのではっていう気はしてるんですよね。
解放してやれよっていう。
もうしょうがないです。自分で選んだ道なんでこれは。
てな感じでマニオさんもし見終わったらまた機会があればっていう感じで。
映画リライトの魅力
映画としてはリライトを見てきました。
監督松井大吾監督。
監督で脚本ヨーロッパ企画の上田誠さんっていうことで、そのヨーロッパ企画的な時間のギミック盛りだくさんのコメディとしての側面と、松井大吾監督がちょっと思い出しただけで描いたような人生の妙味みたいなものを含んだ非常にテクニカルな一作として楽しみました。
内容としてはもうど直球に大林信彦監督の時をかける少女をオマージュした作品になってまして。
舞台が尾道だし、タイムスリップする男の子が出てくる話なんですけど。
その300年後からタイムスリップしてきたと自称している男の子は、ある小説を読んだのがきっかけで、その未来からやってきてるんですけど。
どうやらその小説っていうのは、主人公とその男の子が一緒にいた時間っていうものを題材にして描いた小説らしいですよね。
なので、その2人が別れる時に、じゃあ私この思い出を小説に書くねって言って、そうすればまたあなたが未来からやってこれるよねっていうそのタイムパラドックスを起こさないために、その小説を出版しようとするっていう話になるんですけど。
ここまでが導入なんですね。
そこから、その主人公が東京に出て実際に小説家になって、その実際に出版を目的としてた、その時をかける少女っぽい小説の出版手前まで来てる段階で、
一度その実家がある尾道に戻って、かつて高校時代、その未来から来た男の子と会ってた時に、一瞬だけ自分がタイムスリップして10年後に行った時があって、その時に10年後の自分と会ってコミュニケーションを取ってるんですね。
そのコミュニケーションを取ったタイミングのタスクを達成するために、10年後の自分がまた尾道に戻って、10年前の自分と会おうとするんですけど、ちょっともうすでに説明が入り組んでて、非常に伝わりにくいなと思ってるんですけど、そこで高校時代の友達、クラスメイト、同窓生たちにいっぱい会うんですよ。
で、それぞれが、まあ、就職してたりとか、家業を継いでたりとか、結婚してたりとか、それぞれの人生を送ってるんですけど、自分は東京に出て小説家として成功しようとしている。でも、同級生たちは多くは地元で就職して、まあ、何と言いますか、比較的、その、軟着力してるって言ったらあれなんですかね。
タイムスリップの要素
おそらく、なりたいものになれてそうなのは、主人公ぐらいしかいなさそうな雰囲気なんですよね。みんな地元に残ってて、東京で作家先生になったね、みたいな感じで、こう、ちょっと嫌ないじり方をしてくるんですよ。
で、その10年間の月々みたいな、高校時代の無垢さとか純粋さっていうものは、ちょっと10年の間に薄れて、かつてのような高校生同士の関係性みたいなのがありそうな雰囲気をお互い演じつつも、10年分の腹の一没っていうのをお互いありますよねっていう緊張感があるやりとりが繰り広げられて、まさにちょっと思い出しただけの中であったような、人間関係の妙みたいなものが描かれてるんですけど。
ただ、その中でなんかすごい違和感がある描写がいっぱいあって、なんか知んないけど小説を書いてる同窓生がいたりとか、ライター目指してるとか、どうも物書きに携わろうとしてた、あるいは物書きを志してた気配みたいなのが、同窓生みんなから出てくるんですね。
これってどういうことなの?みたいな。その謎がこの上玉こと脚本的な時間ギミックにつながっていくんですけど、ここがもうめちゃくちゃ面白いです。
その、ヨーロッパ規格的な時間ギミックと松井大吾的人生の妙を掛け算したものとして、ちゃんと科学反応が生まれている、非常に優れた一作だと思ってます。僕は。
そうなんだ。
これは推したい一作です。
もちろん一挙両取りを目指してることで、逆に欠けてる部分もあります。
そのコメディ一遍倒じゃないことで笑い切れない部分もあるし、その人間ドラマ一遍倒じゃないことで、何というか奥行きが足りない部分もあるっちゃある。
でもその2つを組み合わせたことで生まれているものがあって、やっぱりそれはその時間っていうギミックをうまく人間ドラマと融合させている部分があるんですよね。
それはちょっと思い出してた中で、カレンダーに沿って1年ずつ定点観測しながら戻っていくっていうことを人間ドラマに落とし込んでたわけですけど、それと近いことを実際のタイムトラベルっていう構造を使ってやってるっていう非常に優れた一作だと思ってます。
これは面白そうだな。
あとすっげー面白いことしてると僕的に思ってるのが、そういうタイムスリップものに対するカウンターでもあるなと思ってて、タイムトラベル、タイムスリップされた側って大変じゃないみたいな。
あー、なるほどなるほど。
タイムスリップする側じゃなくてされる側って大変じゃねみたいな、そういう話にもなってて、非常に興味深い一作です。これはお勧めしたいですね。
フロレンズ・ピューの演技
えー、ちょっとこれ見たいな。面白そうですね。
ぜひぜひ。っていう感じでした。はい。
おいさんが到着されました。お疲れ様です。
お疲れ様です。すいませんちょっと遅れまして。
いえいえ。では、おいさんのお話を伺っていこうと思うんですけども、いかがされてました?
今週そうですね、課題作以外だとウェイブインタイムを見てきました。
はい。
最初にマリオさんから紹介があったかなと思うんですけど、ちょっと見たいなと思って見てきまして、いやーいい映画でしたね。
なんていうんですかね、すごい派手な映画ってわけではないし、大感動傑作ってわけでもないんですけど、ああいい映画だったなーってしみじみ変えれるタイプの映画だったなというふうに思ってます。
まあ、そもそもね、主演がフロレンズ・ピューとアンドレ・ガーフィルドっていう段階で、この2人の演技というか、この2人が夫婦を演じてるっていうのがまずいいじゃないですかっていうところもありますし、
あとなんですかね、結婚生活の中で徐々に生活というか、2人のいろいろな価値観が変わっていったりとか、あるいはちょっと大きな出来事が起こるんだけどそれをどう捉えていくかとか、
なんかその2人の営みみたいなものがすごい描かれてる気がして、最後に難病で亡くなるっていうところを山場にしてないんですよ。
その作、てかなんなんかなくなるところはあえて見せないんですよね、別に。それはもうわかるよねって感じで、その直前までの話を描くというか。
なんかそれがすごい良かったですし、あとなんかもうフロレンズ・ピュー最近ちょっとすごいっすね。
サンダーボルトの時にも結構この女優さん、なんか徐々にこう影響力というか、なんだろうな、より中性的なというか演技力みたいなものがすごい高けてるなって思ってたんですけど、
本作とにかくフロレンズ・ピューがいい。その強さみたいなところももちろんこうありますし、
でもその中でも繊細さみたいなものもそういう感じで備えてるし、なんか本当にその場にいる人というか、その世界に実在してる人っていう感じがすごくあって、
別にそれがなんかメッセージを持たせようとしてないところもすごい良いなって思ったんですよね。こういう人が理想だよとかって映画側がそう語ってこない感じ。
それがめちゃくちゃやっぱり好きで、という意味で本当にウィリウィン・タイムマジで良い映画だなって思いました。結構好きです。
いや、良かったです。やっぱ。
やっぱりお好きだったんですね。
そうなんですよ、やっぱ。何て言うんですかね。だから自分はドラマ性よりもやっぱり営みみたいなものを映画に求めてるのかもなってちょっと思っちゃったりしました。
なるほど。
それの良さを思い出させてほしいというか、映画に思い出させられたいという欲求があるというか、そういう意味ですごい満足でしたね。
見てる間ずっと幸せだったかもしれないです。
確かに営みの映画だったなという感じですね、本当に。
はい、で今週はこんな感じですかね、僕は。
はい、ではテーマトーク入っていきたいと思います。
34:06

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