00:12
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第22回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日替わりイベント型のカフェバー、週間曲がりにて、毎月月末にみんなで映画の話をするトークバー、映画の話したすぎるバーを開催している店長4人が、映画について雑談をするラジオとなっております。
私、映画の話したすぎるバー店長の山口です。
はい、関西の映画シーンを伝えるサイト、キネ坊主を運営しています、代表の原口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
では、みなさん、最近見た映画、いかがな感じでしたでしょうか。原口さん、いかがですか?
えーと、コロノチーレベル2を見てきました。
見る前に、キネ順の表紙でノワールと書かれていて、なかなかネタバレできない展開があって、実はノワールとしても楽しめる作品です。
とりあえず、鈴木良保はすごく怖かったけど、こんなエクザに目をつけられたら怖いな、もう嫌だなという感じがあります。
あと、ちょうど今日、試写を見てきたんですけど、スイングステートという、マネーショートとかヴァイスのやったマップ、その辺を挙げるプランB、ブラピの制作会社の作品で、スティーブカエルが主演の選挙エンターテインメント。
ちょうどトランプさん、ヒラリーさんの選挙の後のコロノの話で、いわゆる民主党協和党の話をなぜか町長選の中で巡って行える選挙コミュニティという感じで、ネタバレできない感じで結構面白い仕上がりになっております。
題材が面白いですね。
そんな町長選挙でそんなことになるの?みたいな話が始まっています。
というやつが、来月9月17日からロードショーですという、ちょっとしたお知らせです。
はい、前田さんはいかがされてました?
私は相変わらずスタローンに引きはまっていまして、継続してマイクスペンダムズを見たりしてました。
新作は特にですか?
新作ですか?
スタローンのですか?
いや、映画全般が…
スタローンの新作は先週かな?
視界がもうスタローンの広さになってますね。
スタローンの新作いつ出たんかなって思ってしまいました。
取り壊していたなんて言って、今ちょっとショックを受けながら。
新作はそうですね、今日のテーマのやつしかちょっと見れてないんですけど。
はい、じゃあこの後お話しする感じでいきましょうか。
はい、マリオさんいかがでしたか?
僕はちょっとワクチン2回目打った関係で、もう副反応が出てひたすら家で寝てたんですけど。
03:08
そんな中ちょっと元気になったので、サマーフィルムに乗ってを見に行きましたね。
ちょっとサマーフィルムは好きなんだけど、ものすごい嫌いなところもめっちゃあるっていう。
これもちょっと複雑な映画でしたね、これ正直。
僕近いっすね、それだいぶ。
龍とサバカスの姫の時に近いテンションで喋れますね、あれ。
ちょっとだいぶテンション近いっすよ、あれは。
本当クライマックスで本当にもうないわ、これはもうダメだって思ってしまったんですけど、
でも本当最後の最後でこれはすげー完璧ってなったっていう。
すごい触れ幅だなっていう。
エモいよね、あれは。
複雑っすよ、あれ。あんなことされて、あれ飲み込んでいいもんかどうかって。
もう裏切られたとさえ思いましたよ、僕は。
終盤のあるシーンで。
その後挽回するんですけど、むしろそれがあったこそぐらいの盛り返しをするんですけど、
いいのかって思ったよ、本当に。
やっぱね、思いましたよね、本当。
だから映像研とも言われてるよね、その辺は。
映像研はあんなことしないっすよ、絶対。
まあ程よい裏切りはあると思うけど、映画の実際は。
やっぱあれちゃんと映画好きな人だったら、そういうことしないよってやっぱ思っちゃうんですよね。
だし、あれ舞台じゃん、あれしちゃうとってなるわけですよ。
そろそろブレーキかけましょう。サマーフィルムに乗っての介護はやれなくなりますもん。
わかりました、わかりました。これ以上は、はい。
ちょっと一旦ブレーキで、もしかしたらサマーフィルム会をやる可能性もまだ残ってるんで、
残しておきましょう、怨念を。
僕はですね、めざらしく割と映画に出た週でして、
まず新世界国際劇場にファーザーを見に行きました。
まあ面白かったです、とにかく。
ある程度からくりに関しては分かった状態で行ったので、
それが良かったのかどうかは分からないですね。
むしろゼロベースで行った方が驚きがあって面白かったかもしれないんですけど、
ある程度覚悟して行ったので、
そのサイコロジックカルなスリラーとしての面白さ。
で、ちょっと最後の方で、それでも何か僅かに残る何か、
救いみたいなのがグッと来る部分はありましたね。
あと、新世界国際劇場、ご存じない方に説明しとくと、
大阪の新世界っていう下町エリアにある結構古い映画館なんですけど、
知ってる方は知ってるキワモノ映画館ではあるんですよね。
僕、ごくたまに行くんですけど、結構今見やすい状況なんですよ。
席半分潰れてるんですよ、感染対策で。
それが非常に見やすさに繋がってて、行くなら今です。
新世界国際劇場に行くなら今です。
あと、ドライブマイカーを見まして、
06:03
ドライブマイカーね、もう圧巻の大傑作ですよ、本当に。
うわー、いいなー、見たい。
圧巻ですよ、本当に。
3時間、僕見る前、見たいとは言いつつ、3時間ちょっとなーと思ってたけど、
一瞬もだれないです、本当に。
すごい。
3時間経ってたんだ、っていうね。
すごいです。
今年ぶっちぎりベストですね、ドライブマイカー。
見れるなら見ろと。見れるやつは全員見ろと。
その3時間ちょっときついですけど。
ご了承したくなるぐらいにはすごい作品やったかなと。
で、同じ日にその後、屋敷女を見てまいりました。
もしかしてリーブルでオデッサで見たの?
リーブルですけど、はい。
オデッサっていう音で。
あれの音響良かったですね。
いやー、こっちはね、テンションとしては近いというか、
逆ベクトルですけど、ドライブマイカーと。
熱量は近いものがありました。
正直深読みしようと思ったらできるけど、
それ以前に何か起こっていることのエクストリームさを楽しむっていう意味では、
これ以上な映画やったなと。
とにかく血ノリの量も素晴らしいし、
とにかく妊婦っていう状況がホラー映画の中でも非常に許容しがたいというか、
安心して見れなさ。
お母さんが襲われると中の胎児にダメージが入っている病床が入るのがすごい不安を煽るんですよね。
嫌だ。嫌だなあ、それ。
いや、すごいですよ。
でも結末もガーンて非常にまとまったエクストリームな作品として非常に満足度が高かったです。
まいださん深くうなずいておりますね。
もう見ていただけたというだけで嬉しいです。
あの不快感をできるだけ世界にばらまきたいので私は。
細かいことはあんまり言わなくていいかなって。
とにかく悲惨の一言、それを味わうといい映画だったなと思います。
サマーフィルムに乗ってを見たって感じでしたね。
久しぶりに映画たくさん見た週だったんですけれども、
今回のテーマとしてはフリーガイになります。
はい、えーと、ではいつも通りエイカントットコムの解説を読ませていただきます。
ナイトミュージアムのショーン・レビ監督がデッドプールのライアン・レイノルズとタッグを組み、
なんでもありのゲームの世界を舞台に平凡なモブキャラが世界の危機を救うべく戦う姿を描いたアドベンチャーアクション。
09:02
ルール無用のオンライン参加型アクションゲームフリーシティ、銀行の窓口係として銀行に襲われる毎日を繰り返していたガイは、
謎の女性モロトフガールと出会いをきっかけに退屈な日常に疑問を抱き始める。
ついに強盗に反撃した彼は、この世界はビデオゲームの中で自分はそのモブキャラだと気づく。
新しい自分に生まれ変わることを決意したガイは、ゲーム内のプログラムや設定を無視して勝手に平和を守り始める。
共演にテレビドラマキリングイブのジョディ・カマー、ジョジョ・ラビットのタイカ・ワイティティと。
はい、えーと、じゃあ本格的な内容に入る前にサワリの感想を伺っていこうかと思うんですが、原具さんいかがでしたか?
これ見ながら思ったのは、明るいディストピアというのが結局、いわゆる冷静に考えるとAIの氾濫なんだけども、
よくあるAIの氾濫ってどっちかというとそれが人間に対して暴動を起こすから振動話になるんだけど、そういう暗い話じゃなくて明るいディストピアだなと思いました。
あと物理的なことを考えるとツッコミどころ満載ではその辺はオイオイというところで。
はい、マエルさんいかがでしたか?
私、いつも映画見るときに自分の中でこれってきっとこういう映画だろうなっていうのを考えちゃうところがあるので、
いつもこの感想なんですけど、結構思ってた映画と違ったなっていういい意味で、
なんかもっとこう説教臭いというかモブキャラでも主人公になれるよみたいな映画かなと思ってたんですけど、
そうじゃなかったのは結構良かったなと思いました。
はい、マリオさんいかがでしたか?
そうですね、なんかとにかく楽しかったというか、
相苦しいペットみたいな感じに手元に何か置いておきたくなるような映画だったなって個人的に思ってて、
意外となんかゲームの世界が舞台の大半を占めてますけど、
映画の内容的にはすごくなんかハートがあるというか、
人間らしさがいっぱい残ってるような映画で、
そういうのがたくさん詰まってるのを見てるこっちもハッピーな気分になるみたいな映画で、
なんか思った以上に楽しそうな映画やなとは横切る段階からも思ってたんですけど、
見てみたら思ってた以上に自分の中でこう大切にしたくなるようなタイプの映画だったので、
これはちょっとやっぱすごくお気に入りの映画になりましたね、僕の中で。
僕としてはですね、楽しい映画って言い方が一番適切かなと思うんですけど、
深読みしようとしてもそこまで深く潜れないというか、
なんか手前で止まらざるを得なくなるというか、
そこの手前にあるもののパーツがすごい楽しいんですよね。
なんか本当に手前に置いてあるおもちゃでどんどん遊びたくなるというか、
なんか見終わった後も本当にあそこにあれ出てたなみたいなそういうことを思い出して、
ちょっと楽しくなる。本当にエンタメとしてすごい良い映画だったかなとは思いながら見てましたね。
12:05
じゃあここから本格的に中身の話していこうと思うので、
もし映画自体をまだご覧になってない方でネタバレ避けたいという方は、
ここから先は映画を見てから聞いていただくのがいいのかなと思います。
はい、じゃあ具体的な話していこうと思うんですけど、
いきなりちょっと後半の重めの部分を話したいんですけど、
タイカワイティティすごすぎでしょ。2回連続でタイカワイティティの話しちゃうんですけど。
前回がスーサイドスクワットでラットキャッチャーのお父さんで出てたんですけど、
今回がカスの経営者のアントワンですね。
フリーシティっていうゲームを作っている会社の社長かな。
でいいんですかね。
いやもう肉たらしい、本当に素晴らしいですよ、あの演技。
本当によくもこのテンションを維持できるなっていうのがあるし、
結構アドリブでやってるんですよね、確か。
よく出てくるなって、あんなキャラクター。
周りにいるのかなって。
すごい素晴らしいですよ、本当に。
タイカワイティティを見ただけでこの映画見た価値あったなって思えるぐらいにはすごかったなと思って。
ここから話しようかな。
ごめんなさい、いきなり変なところからギア入れちゃったな。
ゲームネタ自体どれぐらい分かりました?
割と最近のゲーム多かったですよね。
そういうの?
ゲームネタだとあんま僕も詳しくないけど。
ポータルガンとかはポータルガンとかは思いましたけど。
ほんと最近単語出ないな。
あれですよ、基本的にはこのゲームが一番の元野郎っていうのが出ない。
グランドセフトオートですか?
グランドセフトオートです。
それはもちろんですよね。
やっぱそうですよね。
だから結構最近のFPS視点で戦うシューティングゲームとか、
そういうフリーマップの中を動き回って遊ぶタイプのゲームとかが元ネタの要素多かったのかなと思って。
そこ良かったところなんですけど、
僕あんまネタ分からなかったんですよね。
最近のゲームあんまやってないんで分からなかったんですけど、
そこが良かったなと思って。
レディプレイヤー1を見た時に全部ネタ分かるんですよね。
レディプレイヤー1。
ほとんどネタ分かるんですけど、
めっちゃすごい嫌やったんですよ、そこが。
レディプレイヤー1を見た時に思ったのが、
結局せっかく未来になったのに、
全員80年代とか90年代のカルチャーにずっと浸ってるっていうのが、
ここから先カルチャー拾っていきませんって言われてるみたいで、
すごい嫌やったんですよ、あれ。
結局みんな懐かしいものに短歴して、
新しいものなんか生まれませんよと、
昔は良かったって言ってる世界に見えて、
僕は嫌だったんですよね、そこが。
15:01
レディプレイヤー1の。
カルチャーは既に開拓され尽くしてて、
ここから先にあるものは既にあるものの縮小再生産です、
みたいなのを見せられてもっていうのがあったんですけど、
フリーガイは僕が知らないもので作られてたので、
良かったなと思って、
その不安感感じなくて良かったんですよ。
だからレディプレイヤー1に比べて、
明らかに最近出てきたゲームとかが大事になってるじゃないですか。
だから本当に前に進んでるっていうのが、
僕はちょっと変な見方ですけど、
安心したんですよね。
そこが。
いまくちさんはひねくれてますね。
冷静なツッコミが。
でも面白い見方ですね。
グランドセフトートとか僕もやってたので、
フリーシティの世界観っていうのは、
すごく馴染みのあるものだったんですよね。
やっぱりグランドセフトートをプレイしてたら、
モブキャラとか平気で車で引いたり殺したりとか、
しちゃうわけですよ。
できちゃうんでね。
フラッシュするし、
銀行強盗とかもミッションとかでできるので、
やったりするわけですけど、
そういうのを当たり前のようにやってきてることに対する、
チクリとした皮肉みたいなのも、
結構今回聞いてたじゃないですか。
ライアン・レイノルズ演じるモブキャラが、
正しい行いをすることでレベルアップしていって、
有名になっていくっていうのは。
そういう姿を見ていくことで、
プレイヤー側も悪いことをするのはダメなんじゃないか、
みたいに感化されていくっていうのは、
そんなのあるかいって思いつつも、
でも確かに僕ゲームの中だからって言って、
めちゃくちゃなことをやってたけど、
本当あんまり良くないことではあるよなっていうのは、
改めて自覚させられるというか、
そういう意味での面白さがめちゃくちゃあったんですよね。
アルグスもおっしゃってましたが、
映画界の氾濫、ネタみたいなので、
新しい人格を持った存在が生まれてしまって、
既存の人間との戦争になるみたいな、
SFってあると思うんですけど、
ターミネーターとかね。
全然そんなことなくて、
馴染んでいくっていうののほっこりする感じ。
その馴染み方が実践することで、
周囲が啓蒙されていくっていう、
正しすぎる結論ですよね。
おっしゃる通りすぎるってよく言うか。
そこがユーモランスではありましたよね、確かに。
その中でたまに、
本当のレトロゲーのネタもたまに出るじゃないですか。
ロックマンとか。
あればっかりだと僕ちょっとしんどかったかなと思うんですけど、
たまに出るぐらいの味付けだったんで、
たぶんフリーシティが、
たまにロックマンコラボとかしたってことですよね。
18:02
たぶんそういうことですね。
期間限定でコラボしたみたいな感じで、
ああいう他のIPの要素が入ってきて、
っていうのができてるんだろうなっていうのは、
すごいありありと想像できるというか。
フォートナイトとかそういう感じですよね、たぶんね。
あと、どこまで狙ってやってるかわかんないけど、
いろんな映画を思い出す部分もあったかなとは思ってて、
一番思い出すのは、
トゥルーマンショーかなとはちょっと思ったんですけど、
そうですね。
一人の男の人生がテレビで放送されてて、
エンタイム化してたっていう映画ですよね。
僕も見たのだいぶ前なんで、
うろ覚えなんですけど、
あっちに比べるとはるかにポジティブな結論にいく映画だったなと、本作が。
自分は作られたもんだけど、
それはそうとして、いろんな気持ち持ってるのは間違いないから、
それでいいかみたいな。
すごい、哲学をわりと普通の言葉遣いで言ってる感じじゃないですか。
我を思うゆえに我ありみたいなことを、
日常的な言葉を使って言ってる感じの好ましい感じ。
しかもどれもポジティブっていうね、基本。
そこもやっぱこの映画のいい魅力のとこだと思うし。
トゥルーマンショーで言うと、
僕は去年ぐらいに初めて見たんで、
ちょっと結構記憶が新しめなんですけど、
海辺のシーンとかはもろにトゥルーマンショーとかを連想しましたね。
やっぱり海の向こうを見て、
向こうに世界があるんだって思うんだけど実はないっていうのに気づくみたいなところのシーンって
すごくトゥルーマンショーでもあったなっていうのは思い出しましたね。
そうですね、それで言うと実際に海の向こうに本当の世界というか、
本作で言うとちゃんと広がりのある世界が存在してたっていうのは
ちょっとモチーフ的に面白いですね。
あと思い出したのはゼイリブですね。
メガネかけると世界の本当の姿が見えるっていうのは
もうあれはゼイリブやと思いながら見てて。
で、かけろって言われる方は嫌がるんですよね、ゼイリブのメガネって。
だから世の中の本当の姿なんか見たくないよっていうのを
で、ちょっとすったもんだするっていう。
ちょっとそのゼイリブイズムというか、
ゼイリブもあれディストピアって言える話かなと思うんですけど、
このフリーガイはそこをもうちょっとポジティブに捉えるというか、
そこのこのマスターワールド映画でしたね。
でも私ラスト結構残酷だなと思ってしまったんですけど、
なんかあのガイが、ガイって言ったらもうほぼ人間のように
自分で考えて感情を持つ、ほぼ人間と同じと言っていいわけじゃないですか。
知能だったり心があるというとこにおいて。
でもなんかそれで最後なんだろう、急に結局その自分は
21:02
誰かの愛を伝えるためにプログラムされてた
自分の感情すらもそうだったんだっていう風な、
なんかすごく大人の対応してましたけど、
なんかあんなとこで急に放り出されて、
はい今日から好きに生きていいよって言われても、
なんか自分だったら結構絶望しちゃうよなって思っちゃったんですよね。
結構だからあれ終わり方残酷だなと思って、
なんかすごいこうハッピーエンド感ありましたけど、
そんな受け入れられますかって思いました。
そうですね。
それもあるかな確かに。
でもそうですね。
でも彼らの世界、消滅の危機やったしなっていうのもあるしな。
やむにやまれぬ事情っていうのもやっぱあるかなというか、
あの辺、なんかあの新しい世界にまた行くみたいな感じって
なんか僕はちょうどドラマ版のウエストワールドとかも
ちょっと近いところがあったよなって今ちょっとふと思い出したんですけど、
やっぱりいきなりそこの世界に行って生活してくださいっていうのは確かに大変なんですけど、
ただ今置かれている状況は明らかに、
この自分たちのいる世界はもう滅亡の危機にいるし、
自分たちの生存すらも危ういみたいな状況下で、
いかに生き残るかって考えたら、
やっぱりあの決断になっちゃうかなっていう。
そうですね。
結構僕はその、そこの問題はラストより手前に解決してたのかなと思って、
ガイがちょっといじけてるシーン、いじけてるというか、
自分が作られたものっていうことに失望して、
やだってなってる展開が終盤に差し掛かるあたりであったじゃないですか。
もともとその完全にルーティンをこなすための存在としてあった自分が自由意志を獲得して、
ただその自由意志も作られたものですって気づいて失望するわけですけど、
ただそこからなんか、ただその気持ちがあること自体が、
自分として存在している証拠だよねっていうことに気づくし、
あとその世界を救っていくっていうヒーローとしてのアイデンティティも獲得していくので、
なんかもう最後には自分が作られたものだとしても、
世界を救った自分には慣れているから、
ある程度自分として立ってる状態なのかなとは思ったんで、
アイデンティティクライシスみたいなのはもう抜けてるかなって僕はちょっと思ってたんですよ。
あとまあその自分が誰かの意図で作られたものでしかないっていうのも、
まあ人間もそうやなってちょっと思って。
まあ要はガイは2人の人間の恋愛感情を混じった心のやりとりを実現するためのものとして生まれたわけですけど、
24:00
例えばそれって普通に子供が生まれるとかっていうのもそうなんじゃないかなって思ったら、
別にそこが、いやなんか自分が存在することがまずありきで自分が生まれてきたわけじゃないけど、
その前に例えば自分の父親と母親が愛し合った結果としてそれが自分っていうのは別に事実として受け入れられるのかなって僕はちょっと思ったので、
なんかそこはあんま不安はなかったですね。
なんか私その最後、なんかその最後だけちょっと何て言うんだろう、みんなが行く新しい世界も本当に何でもできる世界じゃないですか。
恐竜がいたり、でも私なんかそのフリーガイに感じたその良さって日々みんなルーティーンでこう生きてるんだけど、
その中で恋したりいつもと違うことをしたり、そういう選択ができることが素晴らしいっていうメッセージに最初共感したんですよ。
なんかそれがすごく人間というか現実の世界に近いなと思ったので、
でもなんかそれが結局最終的に好きなことをしていいっていうのが何でもありな世界になっちゃうと、
なんか急にそれは何て言うんだろう、結局人間の願望であるんだけど、
なんて言うんですかね、それ言っちゃったらもうこの現実に何の面白みもないんじゃないかって思っちゃったんですよね。
最後は結構もうちょっとリアリティある世界に戻ってほしかったというか、
その中でゲームとしてそれを見るのは楽しいかどうかっていう話はありますけど、
その中でなんかこう自由に生きる彼らっていうところに行ってほしかったなっていうのはちょっとあるんですよね。
なるほどね、だからある程度制約があってもうルーティーン縛られまくってるけど、
その中で今日は違う、なんかカプチーノでしたっけ、ちょっと忘れちゃったけど、
いつもと違うドリンクを入れるみたいな自由を愛おしむという日々に価値があるっていうのを、
そこに焦点を置いてみるんだとしたら、フリーシティの世界のまま自由に生きていく方が多分いいですよね、そんな意味で言うと。
私の中では、最後そのみんなが行ってしまった世界って本当に理想なんだけど、
なんかそれを言われちゃうともう現実に救いないじゃんっていう感じに思えちゃうというか。
なるほど、わかりました。
見てる私が、私の話なんですけど。
僕めっちゃ理解できない。だからもう始めから、ユートピアとして作られた世界で自由っていうものに価値があるのかどうかって話ですね。
そうです。めっちゃなんか深い、めっちゃ深い言葉にしてくれた。
すごいですね、あれ、失落園とかそういう話になってきません、これ。
与えられた完全な自由よりも、何かに抗って手に入れた自由の方が価値があるんじゃないかっていう、もうサタンですよ。
いや、それね。
実際ね、本当に何でもしていいよ、思った通りのものが出来上がるからっていう世界に放り込まれた時の方が結構困っちゃう部分はあると思うんですよね。
27:01
最初の方はいいとしてもっていうちょっと無職期間の長かった私が。
そんな。
だから、それは3-9のロボットの星でのディストピア界の感じかな。
なるほどね。
あやさん、僕よりよっぽどめんどくさい言い方してないですか?
いや、なんか。
もうめんどくさいやつしかいないんですよ、今。
いや、でも面白い。
それだけ外に共感しながら見てたんでね、私は。
うん、なるほどね。
なるほどなぁ、なんか。
逆に、僕はちょっとそのフリーシティの中にいる段階の方が、そこで手に入れた自由ってなんか悲しいなって思いながら見てたんですよ。
だから、いつも頼んでいるドリンクがありますと。
で、それを違うものを頼もうとしたら、みんながその運命に抗ってることにめっちゃ怯えてガイを攻撃しようとするじゃないですか。
でもなんかそこで決まってる運命とか自由とかってなんかものすごい息苦しいものじゃないですか。
なんか、ドリンクを頼むっていうことが決まってて。
で、じゃあ別のドリンクを頼みます。別のドリンクを作るようになりますっていう。
その自由ってなんかそんなちっぽけな選択肢なのかなっていう風に僕はちょっと見てたんですよ。
それが自由意志っていうんだとしたら、なんかそれはめちゃめちゃ息苦しいものなんじゃないかなって思って。
だから僕ちょっと逆かもしれないです。この映画に関しての見方は前田さんと。
その最後の方が真の自由。
だから本当に前半はただのゲームなんで、持てるアイテムとかが決まってるわけじゃないですか。
で、ドリンクはこの選択肢がありますっていう。
でもその選択肢がある中から決めるっていうのが自由ってことじゃないとは思うんですよね。
何やってもいいですと。その上で決めてくださいっていうので。
そこで多分その自由の苦しさってあると思うんですよね。
選択肢がないものから選ばないといけないっていう苦しさってあると思うんですけど。
それをやるっていうこと含めて自由だと思うので。
結局フリーシティの中で手に入れかけた自由ってほとんどのことが決まってる中で、
なんて言ったらいいのか、本当にゲームなんですよね。
持てるアイテムの枠が10個しかない中からお店で買えるものだけが持てるものみたいな。
ものすごい狭苦しくて、僕はむしろ開放的には感じたんですよね、ラストは。
ただ前田さんがおっしゃってたことはわかりますし、
別の映画見たときに同じようなこと思ったりはしてたので、前田さんのおっしゃってることもわかります。
実際、私たちが生きてる世界って、まさに選択することが自由じゃないですか。
正直なところ、ほとんどのことが。
だからこそフリーシティのゲームでは、その中で犯罪をするっていうことに自由を感じる人が多かったんだろうなって思うんですよね。
30:03
でも、いいことをしてもいいんだっていうのって、すごい新しい視点だなって思って。
別に悪いことをしなきゃいけないわけじゃないじゃないですか。
でも、なんでも好きなことをしていいよって言われたら、普段選択できないことを選択してしまうっていうのが、自分でもそうだと思いますし。
それがこの映画の面白いところだなって思いましたね。
僕はこの映画一番好きなところって、そういう良心を信じてみたいっていう気持ちに溢れてるところが、この映画一番好きなところで、
こういう犯罪でもなんでもありなゲームの中で、あえて良心とか、良きこととか、親切とか、そういうのにちゃんとしようみたいなのって、
なかなかやろうと思ってできることじゃないし、でもそういった良心みたいなのが世界を形作るものじゃないかっていうのをちゃんと描いていて、
すごく理想的な青臭い話ではあるかもしれないけど、そういうのを見てるこちらも信じたくなるというか。
しかもその良心、一つ一つの小さな良心っていうのは、モブキャラというか、我々のようなモブキャラであると。
別に一人の偉大なヒーローじゃなくて、そういったモブキャラの一人一人の良心が、より良き世界を作ってるんだっていうところに、
僕は結構深く感動したっていうところですかね、個人的には。
そうですね。結構実際見てて、ジーウィッシュとか何かみたいなことを考えながら見てたところは確かにあったんですよ。
ゲームっていう題材がまたそれに合ってるのかなと思って、このテーマって例えば映画の中に入るとかだとできないことだと思うんですよね。
やっぱりゲームって自分で操作できるっていう要素があるから、そういうふうに見れると思うんですよね。
映画に入って好きになことできますってなったとしても、それは映画の中に入ったけども映画を壊すことになっちゃうじゃないですか。
映画っていうものはすでに絶対に決められたものをなぞっていくものだけれども、ゲームっていうものはその枠が決められてて、その中に描くものは自分で決めるものじゃないですか。
だからそういうふうな見方をできる題材としてやっぱりゲームであるべきだったんだろうなとは思って。
僕は嬉しいですよ。普段僕が持っていきそうな面倒くさい方向に前田さんが持って行ってくれたから、僕は非常に嬉しいですよ今。
しかもこの映画って結構それこそもうみんな面白い楽しいっていう感想じゃないですか。
それを細分化していったらこんなことになるんだって思いますね。こんな結構違うんだなっていう。
そうですね結構自由意志の捉え方だけでも2人全然こんな違うし、どっちもまあ確かにと思いながら聞いてましたけど。
嫉妬なんですね。ただの本当の自由に対する嫉妬というか。
33:00
いやでもどっちもあってるんですよ。僕たちは自由だし自由じゃないんですよ。今やりたいと思うものも誰かにコントロールされた欲望だったりするんですよ。
それこそゼイリブですよ。オベイって言われてるわけじゃないですか。と同時に何やってもいいっていうのもまた事実ではあるじゃないですか。
だから常にその自由と自由じゃないっていう概念が同時に存在してて、それをどこから見るかの違いでしかないんだろうなと思って。
花口さんも一言だと思ってないタイトルを履いてきてくださいよ。
これ浅いな。最初言い尽くしたからな。
楽しい部分の話で言うと、やっぱりライアン・レイノルズぴったりですよね。本当に。
あの顔って加工してる?あの中におる分ちょっとゲームのCGやから成立する顔に見えるねんけど。
あれやっぱ加工してる?顔の曲線あたりがゲームで表現できる。
それはね、多分してると思います。ヒロインのミリーでしたっけ?
あの人、現実世界の方だと、普通っていう言い方だったかわからないけど、肌の質感とか実際の人の肌の質感っぽい感じなんですけど、
ゲームに入るとテカッとしてるというか、情報量が減る感じがあるんですよね。
キャラクター的になってるんですよ、ゲームの中の方に入ると。
同じ役者って僕は初め気づかなくて。
あー、なるほど。
あ、そうか、同じ役者か結構。
そうそうそう。
基本そのゲームの中入っても、そのゲームの中のアバターは同じ役者さんが演じてるけど、僕あのミリーに関しては気づかなくって、それぐらい違うものとして表現されてるっていうのは確かにありましたね。
逆にそれはガイがそのゲームのキャラクターであったことを脱却していくっていうので、ライアン・レイノルズのヒゲが伸びてるっていうのがラストであるんですよね。
そうそうそう。
で、ライアン・レイノルズのヒゲが濃いネタをこんな感じで活かすのかと。
要はその凝り固まったルーティーンをこなすだけのAIじゃなくて、自由意志を持った存在だから成長するしヒゲも生えますっていうのをそんな感じで使うのかと。
あそこはちょっと手を叩きたくなりましたよ、本当に。
ライアン・レイノルズのヒゲが伸びてるってなりましたもん。
これ実はあんまりデッドプールとか見てなくて、ライアン・レイノルズは知らないんだわ。
デッドプールはずっとマスク被ってるから大丈夫ですよ。
だし、そうそうそうそう。
だからあんまり役者のことを知らなくて、あの顔の月はどうなんかなって思わせて。
そうなんです。ライアン・レイノルズのヒゲネタがすごい形でぶっこまれてるんですよ、この映画は。
あとまあそのミリーですけど、ゲームの中のミリーのキャラが僕めっちゃ好きで。
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めっちゃわかります。
めっちゃいいっすよね。
あのめっちゃかわいいし、かっこいいし、なんかもうあれは恋しちゃいますよ、確かに。
ガイじゃないけどそれは恋しちゃうわっていう可愛さでしたけどね。
演じてるジョディ・カマーもめちゃくちゃキュートだし。
なんか本当キリングイブンを早く見なきゃなって思いましたよ、あのドラマの方。
太鼓ITTネタも使っちゃったからここで。
役者ネタで使えない。
役者のネタで使えない。
まああとミリーの彼氏役のジョー・キーリーですか。
彼もなかなかいい役というか、あのストレンジャーシングスで出てた人ですけど。
そうなんですね、いやもうストレンジャーシングス見てないから知らなかったですけど。
ストレンジャーシングス。
そもそも今回の監督のショーン・レビーが制作に関わってるんですよね、ストレンジャーシングスって。
まあそういう繋がりとかもあるんだろうなと思ってるんですけど。
しかも結構最終的には見終わった感じとしてこの映画すごくいいロマコメだったなっていう風になるじゃないですか。
そこも結構僕好きなところですね。
ちょっとなんだろう、あの終わり方なんて言うんですかね。
いつぐらいなんだろう、2000年代ぐらいのちょっと懐かしい感じのロマコメ感ありますか、なんとなく。
確かにね、確かに。
ちょっと古めかし、昔っぽいなって気はするけど、けどああいう展開めっちゃ好きっていう。
確かに久しぶりに見た気がする。
嘘やろって、そんな懐かしい感じで終わるのって思ったら本当に。
なるほどね、そうですね。
中盤の展開でミリーとガイがキスするシーンがあるじゃないですか。
まあ2回あるのか。
先にガイ側からステイ、で終盤に差し替わるところではミリーの側からスルっていうのがありましたけど、
フリーシティっていうゲームの機能としてはキスする機能はないっていう話でしたよね。
で、なんでガイからできたのかっていう話がありましたけど、
ミリーの側からキスできたことに対する説明ってないんですよね。
あ、そっか。
あのね、そこがね、いいんですよ。
結構この話って、ゲーム内のAIの話としてある程度は説明できるようになってるんじゃなってるんですよね。
あくまでゲームとして操作していろんな情報を取っていったりとかできるんだなとかっていうのはわかるんですよ。
まあそういうゲームとして作られてるものとして理解できるので。
そういう中で、逆に機能としてキスする機能はないってゲーム側が定義してるものをできてると。
それに対して説明がないっていうこのロマン。
この飛躍ですね、本当に。説明しないことによる飛躍。
いやいやいいんですよ、あそこが。
結局そこに対してツッコミもあんまり入れないですしね。
茶化した感じ出さないし。
あそこだけは本当にこのゲームの中における完全な奇跡なんですよ。
39:03
この映画の中における完全な奇跡なんですよね。
他はある種機能内での出来事だと思うんですけど。
そこがね、非常に味わい深いというか。
あー、なるほど。
あそこの描き方のバランス好きですね。
どういうバランスで説明するかとか、どういうバランスで理屈つけるとかっていうのの足し算引き算の具合が非常に良かったです。
あとあれですね、二次世紀フォックスがディズニー3館に乗ったことを活かしたバッチリコラボレーター。
あれ、あれかって思うんだけど、結構技術はわかったけどあれは。
劇場は受けてましたよ、本当に。
受けてましたね。あそこまで露骨に出すかっていうか。
本人出るわ、本人出るわ。
コラボしたんでしょ。
カメオ出演も多かったですよね。
チャニングテイタムが出てきたりとか、ガッツリ出てきたりとか。
なんか結構声だけでも、え、この人がやってんの?みたいなのも結構あるみたいですよね。
なんかちょっと僕も詳しく調べてないけど。
でも僕あのね、マーベルネタとスターウォーズネタ出したところで、
面白いけどすごいなんか引っかかる部分もあって、
この本作における悪役の対可愛いって言って、客は続編を望んでるから、
とりあえずゲームの元々持ってたコンセプトというか魂の部分なんてほったらかしにして、
キャラクターの表面だけなぞったものを出しときゃ客は喜ぶんだぞって言って続編作るわけじゃないですか。
でもそれって、あの出し方そのものじゃねっていう気持ちがあるんですよ。
はい、確かにその通りです。
そこすっごい複雑っすよ。
面白いけど、この話全体は魂を亡くしたウワッツアだけの続編はカスやって言ってるわけじゃないですか、話は。
なんかすっごい複雑ですよね。喜んだこっちがなんか、
ニガムシ噛みつぶしたような顔せざるを得なくなるようになって。
しかもなんか出し方としても結構こう単発的な出し方しかできないじゃないですか、ああいうやつって。
余計にこう出しときゃ喜ぶんでしょみたいな感は出ますよね、ああいうのって。
なんかちょっと複雑、複雑っすよあそこは。
けどね、喜んじゃう自分もいるんだよね、ああいうのにね。
わーって言って笑っちゃう自分もいるっていうね、この辺はね。
なんかもう不意に来たからね。
そうそうそうそう。
ディズニーが自分でネタにするようになったとも言えるし、
自分でネタにするっていうことは反省する気がないってことでもあるなっていうのも。
まあそうですね。結構自虐ネタもディズニー多いですよね。
魔法にかけられてとかああいう自虐ネタの最もたる作品だし。
自虐できる部分って基本的に直さなくていいと思ってるから自虐できるっていうわけではありますけどね。
42:01
直さないといけないことは自虐できないですもん。だからまあ。
ついにこのラジオもディズニーを敵に回すことになりますね。
ジブリはすでにね敵に回してましたからね。
いやまあちゃんと一応コビ打っときますか。
ディズニープラスちゃんと入って見てましたからね。
ちゃんとコビ打っときますよっていう。
いやでもこの中で一番ディズニー好きなのマリオさんですからね。間違いなく。
僕もまあ見てる方だけど前田さんと原口さんに至っては多分ディズニー本当に映画ファンの中ではかなりディズニー見てない方だと思います本当に。
そうか。いやなんか僕もめっちゃディズニー好きなわけではないんですけど。
まあなんか付き合いで見てる感じっていうんですかなんか。
まあ面白そうなことやってるから見るかみたいな感じなんですけど。
どうしても年間の目玉作品入ってきますからね。ディズニー作品。
ディズニー作品入ってくるので。
でもディズニーってここ数年で一気に悪役になりましたよね。
そうですよ。
数年というかコロナになってからなのかスターウォーズを買ってからなのかどんどん悪者になっていくディズニー。
そうですね。
ニッキーマウスが生まれた瞬間からそうだったのかもしれないですよ。
そうですね。
ちょっとそういうね。
私あのガイの偽物っていうか2のガイ。
ディウドですね。
出てきた時に胸にブルーシャツのタトゥー入れてるのめっちゃ面白くて。
あれしばらく笑ってましたから何回出てきても面白すぎて。
セリフブランクなのめちゃめちゃ笑いますよね。ダミー音声が入ってるの。
プログラミングが途中っていうね。
字幕がまたおかしいですもんね。
普段はIT業界いるんであの辺はワークアウト非常に受けてて。
ダミー言えますからね。
ボイトとか空っぽっていうのをよく。
IT業界ネタで言うと自社サーバーなんかにクラウドちゃうんかいっていうツッコミ。
確かに。
演出上ああするしかないんだろうけど。
クラウドだったら。
だからといってサーバー1個壊したら世界が消えていくっていうのは現実で考えてるとありえんっていうね。
バックアップあるだろうどっかにっていう。
アプリケーションサーバーとかデータベースサーバーとか機能ごとに分かれるからあんな展開はねえだろっていう。
冷静なツッコミは入れちゃおうっていう。業界人の佐賀ではありますが。
いやでもなんかねその辺のツッコミどころを、
でも社長があの社長たいかわいっていいだからなあの一点でなんか全部肩がつくと思いません?
あの社長だったらあんないい加減なことしそうだよなって感じしません?
だからあのイキったITベンチャーの社長感が出てるあの服装。
45:01
あの服装最高でしょ。あの衣装考えた人天才ですよ。
ほんとに。イキりすぎでしょあれ。
ITベンチャーのファッション集合体感が。
あのイキりっぷりすごいですもんね。
いや素晴らしいですよほんとに。
あとお友達のインド人らしきプログラマーの人。
顔がバグバリに見えてしょうがなかったっていう。
えー。
え、似てませんでした?そんなことないかな。
言いたいことはわからんでもなんかそこまで言っちゃった。
お髭の形が似てるなと思って。
どうでもいい話でした。
あとなんかあったかな。
中学時代によく聞いてたマライアキャリーのファンタジーをあんなに聞くとは思わなかった。
どこですか?あんま分かってないかも。
マライアキャリーのファンタジーっていう楽曲。
よく流れてた曲。
中学ぐらいに95年の曲で日本で490円のCDで売ってたと思ってるの。
後になんかねツイッター流れてきたのがマライアキャリーが大いに喜んで9回も無償で見たらしい。
振りが。
今全然売れてないからさマライアキャリーはもうしっかりと。
まさかあんなに聞くとは思わなかった今さら。
25年も前の曲やからさ。
私も映画館に出てから速攻ずっと聞いてましたもん。
そりゃスイスイファンタジーベイベーってやつね。
バディめっちゃ良くないです?
バディめっちゃいい。
最終的にガイの守りたい誰かってはじめはミリーだったと思うんですけど、
最終的にバディじゃないですか。
ガイが一番守りたい存在。
なんかすごい良かったなと思って。
ラストで現実世界の方でキーズとミリーが道路で恋中的にくっついた後、
ガイとバディが良かったって言って抱き合うシーン。
あそこ僕すごい好きで、
恋愛と友情を10日に扱ってくれるの僕すごい好きなんですよ。
昔、ちっちゃい時に見てた話とかで、
すごい一緒に頑張ってた友達とかより最終的に恋人を優先しちゃうのとかって
僕すごい悲しくて、
友情より恋愛の方が強いんだっていうのが悲しかったんですけど、
この本作完全にカットとか重ねてて、
10日ですと一緒ですって言ってくれてたのがすごい好きで、
もしかしたらガイとバディの関係が恋愛になる可能性だってあると思うんですけど、
それも込みで10日であるっていうのを言ってくれてるのはすごい嬉しかったですね。
僕はすごい見たかったものだったなと思って。
でもあのメガネ手に入れて、
ゲームのキャラクターが描けたらあんなことできちゃうの、
機能としてどうなんだって気持ちないことはないですけどね。
というかあのメガネ描けて、
48:00
ああいう世界になったのってガイだけでしたっけ?
他のキャラ描けてあんなことなってましたっけ?
覚えてないな。
バディもそうじゃなかったっけ?
銀行の中で確か付けたよね。
そうか。
だから別にガイだけが自立したAIに目覚めたわけじゃなくて、
基本あそこにあるNPCのみんな、
基本的に人工知能として成長してるってことですよね?
いやと思うんですけどね。
だからみんなああなる可能性はあったってことか。
あとトータルリコールもちょっと思い出してました、
序盤、展開。
そんなことないです。
どのあたりですか?
ガイが朝起きて普通の日常に行くけど、
メガネ手に入れて刺激的な世界に行くっていうの、
ちょっとトータルリコールっぽいなと思ったりはしてたんですけど。
確かに言われてみた。
前田さん、トータルリコールやって言ってると思ってた。
今回やっぱプリガイっていう映画は
モブキャラたちの話なわけですけど、
やっぱちょうどね、竜と蕎麦菓子の姫の時に
モブキャラ問題みたいなの結構言ったじゃないですか。
そういう意味でもやっぱ、
なんか映画家とかがこんなにも違うのかっていう風には
ちょっとなりましたよね。
現実で参加したいインターネットって
フリーシティの方ですよね、言うよりは。
ちゃんと自分がやりたいことをやれると。
見た目もカスタマイズできまくるし、
くしくもモブの扱いに関して。
モブの自覚がある人間からの圧が。
いやそう、やっぱ見ながらどうしてもやっぱ
あの時話したモブキャラ、
俺たちはモブキャラなんだから
モブキャラの扱いの描き方に関しては
それはめっちゃ繊細やぞっていう話を
めっちゃ思い出しましたよね。
どうしても。
そういう意味でもやっぱこの映画
良かったなというか。
モブキャラだって色々な生き方、人生があるし
っていうのをちゃんと言ってくれてるし。
なんかそこ比較するとちょっと面白いですね。
あらかた喋りましたかね。
ではフリガイの話はこれにて終わりたいと思います。
ではお知らせになります。
ちょっと前回からこの番組に対する
お便りの募集を始めております。
映画の話したすぎるバーで検索いただいたら
ブログの方が出てきますので
お便りフォームからもしよかったら
放送のこのラジオに関する感想であるとか
お題になる映画に関する感想であるとか
もしいただけたら嬉しいなと思っております。
では映画の話したすぎるラジオ
フリガイの回を終わりたいと思います。
51:01
それではまたお会いしましょう。さよなら。