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はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第83回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー、週刊まがりにて、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
はい、関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーグズを運営しています、代表の原口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、今回から数回、通常収録の回は前田さん参加休みになります。
もしかしたら間で、みんなで見た後の対面収録があるかもしれなくて、その回は参加するかもしれないんですけど、
基本的には前田さん不参加の方向でいきますので、よろしくお願いします。
はい、では皆様の近況を伺っておこうかと思うんですけども、原口さんは最近いかがでしょうか。
先週末からキネボーザーのイベント取材がほぼ毎日、台風1回以外は続いていて、倒れそうなんですけども。
まず京都で、四畳半タイムマシンブルースの各種取材があって、京マフってご存知?
京都のアニメイベントですよね。僕も行ったことはないですけど。
それで山口君とかって、四畳半神話体験とか見てたんですか?
四畳半神話体験はベスト級のアニメです。僕の人生で。
今ちょうどアベマプライムで期間限定やってるんですけど、その京マフで、私役の浅沼慎太郎さんと樋口首相役の中井和也さんのトークスショーがありました。
その次の日がTJ京都で、私役の浅沼慎太郎さん、原作の森水彦さん、脚本でヨーロッパ企画の上田誠さん、監督の夏目慎吾さん、キャラクターデザインの中村祐介さんという5人が勢ぞろした上映後の舞台演出。
オールスターですね。
はい。最高になって欲しいやつです。
その間にテアトルメタで、テアトルメタは最後のロードショー作品「よだかの片思い」の舞台挨拶で松井玲奈さんと中島歩夢さんと安中監督が来ました。
公衆劇でもチラホラ扱ってる中島歩夢さんがまさにあの感じだったりとか。
昨日はフランス人の俳優で監督もされているマチュアル・マリックさんが監督として東京から新幹線キャンセルがたまたま取れて、名古屋京都に来て大阪でも舞台挨拶。
急に来たってことですか?
妹の舞台挨拶になるかなって言ってたんだけども、周りも諦めかけてたんだけども、たまたま新幹線キャンセル席が取れたっていう。
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で、無事に大阪も来られて舞台挨拶ができました。
それもティーチインとかになってたかな。
で、あと本日がですね、「沈黙のパレード」の公開記念イベントが道頓堀の川に船が登場してやるやつ。
で、福山雅治さん、柴崎甲さん、北村和樹さんの三名様が登場と。
っていう感じで、連日舞台挨拶なりトークのイベント取材で、もう手もワンヤです。
「沈黙のパレード」見てきましたよ、さっき。
後で話しますわ。
っていう中、今日はその5、3人が大阪に来てたって話です。
なるほど、いいですね。
大変です。基本イベントやから、その日中には記事上げたいので、なかなか忙しいです。
じゃあ、マリオンさん、いかがですか?
そうですね。今週は配信の方で、「13人の命」っていう映画を見たんですけど、ご存知ですか?
ロン・ハワードのやつ。
そうですね。
タイの洞窟の救出のやつですよね。
はい、そうですそうです。
タイの洞窟に閉じ込められた13人のサッカーチームの少年たちを、いろんな人たちが力を合わせて救い出すっていう奇跡のような実話の話を映画にした話ですけど、
結構よくできてるなというか、これちょっと映画館で見れないのもったいないなってぐらいすごくよくできた映画で、ちょっとびっくりしましたね。
単純にこう、お仕事映画としてちょっと完璧というか、一人一人がやっぱみんなプロフェッショナルなんですよね、やっぱり。
しかも一応主役級の役者が登場してるわけなんですけど、ビコモーテンセンとか、コリーンファレルとか、ジョエル・エドガートンとか、主役だなって人はいるんですけど、
この事件に関わっている人みんなが主役だなって言えるぐらいの温度感でちゃんとこの事件を描き通してるっていうのが結構すごいなって思っていて、
脇役に至るまでめちゃくちゃ役者さんの顔が印象に残るというか、そういう映画ってなかなかいいなと思えるというか、
特定の誰かを過剰にヒロイックに描くのではなくて、全体をヒロイックに描くっていうのがすごく丁寧で、しかも役者の細かなニュアンスで物語を描いていくみたいな丁寧な演出とかもしてるぐらいで、
ロン・ハワードの職人芸というか、そういうのを垣間見るような映画です。とても面白かったです。
評判いいですよね、あれ。
良かったですね。
あと、事件というか事故自体の真相というか、何があったのかっていうのを僕もなんとなくでしか知らなかったので、
実際こんなことがあったんやみたいなのを知る上でもすごく興味深かったですし、
なんか1回この事故のドキュメンタリーが何か公開されてましたよね、映画館で確か。
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ザ・レスキューとかっていうタイトルでされてて。
あと1個劇映画もあったよ、これやる前に。
ありましたっけ?
でもそこでも明かされてない救出の事実が今回描かれたらしい。
その後僕もちょっとドキュメンタリーの方も見たんですけど、
ドキュメンタリーの方はなんかそのケイブダイバー、洞窟専門のダイバーの人がメインというか、
とてもニッチな競技というか趣味なんですけど、
それのある意味神様の天命を受けたかのようにこの事故に関わることになって、
でなんかその自分のスキルを発揮していくみたいな話になっていくっていうのがドキュメンタリーな感じやったんですけど、
13人の命の方はすごくなんか事故自体の全体を俯瞰して切り取るみたいな形ですごくなんか、
ドラマチックな映画だなというふうにはちょっと思いましたね。
なるほど。
いやなんかすごいいい切り口だなっていうのを聞いてて思いますね。
そうですね。
機会あったら見てみようかな。
はい。よかったらぜひ見てみてください。
はい。そんな感じですかね。
そうですね。はい。
はい。えっと僕はですね、まず魚の子を見てきました。
はい。で、あの実はあんま合わんくって。
そうか。
はい。あんまり合わなかったですね。
で、ちょっとしゃべりだしたら結構熱入っちゃいそうなんでやめときます。
なるほどな。
結構めんどくさくなりそうなので、はい。
事前に入れ込みすぎたかもしれないです。ここは。
特にポッドキャストみたいな一方的なメディアでしゃべるのはちょっと怖いなっていうぐらい、
僕今本作に関してはめんどくさいので、会話できてたらね、
相手の顔色見ながら適正な温度感で言えるんですけど、
ポッドキャストだと聞いてる人の感じがわからないので、
多分一方的に良くない熱の入れ込み方しちゃいそうなので、
もしよかったらバーで聞いてもらったらいいかなと思います。この話は。
顔色見ながらの方がしゃべれるので。
めっちゃ僕も聞きたい。めっちゃ僕も聞きたい。
今度話します。
わかりました。
あとさっき言った沈黙のパレードを見てきたんですけど、
良かったです本当に。
基本的にガリレオシリーズは楽しいです。
ドラマは見てなくて映画前作と前々作、
病気者Xの献身と真夏の法廷式だけ見てるんですけど、
この映画ガリレオシリーズ本当に人間関係をこういう風に因果を繋いだら感動するよねっていうのを
人工的に積み上げてるなっていうぐらい色々と味が酷いんですよね。
ただそこがやっぱ楽しいっていうのもあるし、
パッと見すごい華やかな映画なんですよね。
福山政治に柴崎幸が主役っていう大作映画だなって感じするけど、
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中身はもうドロッドロなんですよね。
人間関係が。
もう人生の赤がこべりついたかのようなしみったれた話だと思うんですよ。
ガリレオシリーズって基本的に。
それをこの主人公の湯川先生の沈着冷静さと福山政治の爽やかさで、
何か草に消しがされて美味しく食べられるけど、
これヘドロのような話だよなと思いながら見てて、
今回はそのように違っておりました。
このバランス感覚すげーなって見るたび思います。
ただやっぱり容疑者Xの検診が完成度高いなって改めて思いましたね。
そうですね。ドラマチック度も高いですよね。
真相を聞いた時にそうだったのかみたいな、
同国するみたいな感じのシーンとかあったのよ。
結構未だに覚えてるぐらい。
本作は少し情報が散らかってる印象を僕は受けましたけど、
やっぱり人間関係のちぐはぐっぷりというか、
絡み合いっぷりというか、
相変わらずで楽しく見れたって感じでしたね。
ってな感じで、ではテーマトーク入っていきたいと思います。