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2023-10-16 29:34

第137回(1)「アレ、話し忘れてますよ」オープニング

これまで取り上げなかった作品や、取り上げたけど触れなかった要素などのお便りを募集して、それについて話しました。

オープニングではメンバーの近況の話をしています。

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・山口 https://twitter.com/awajicinema ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://twitter.com/pteryx_joe

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日時:2023年10月28日(土)

場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar

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概要:https://virtualeigabar.com/event1216yokohama

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00:12
はい、始まりました、映画の話したすぎるラジオ第137回になります。
この番組は、大阪の南森町にあるイベント型カフェバー、週刊マガニーで、映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、今回も前田さん不在なので、3人でやっていけたらと思うんですけども、じゃあまず近況、マリオンさん、いかがされていました?
えっと、そうですね、映画としては、バーナ・デッド、ママは行方不明っていう映画と、コカインベアを見ました。
ほうほう、はい。
っていうのを2本見たのと、あとあれですね、週刊マガニーの10周年イベントの方で店長もやったりと、3年級は同等でしたねっていう感じです。
どうでした?週刊マガニーのやつ。
そうですね、だいぶカオスでしたね。会場の雰囲気がもう。
そうですね、グランドサロン10層っていうキャバレーを借りて、各ブースというか、いろんな僕ら以外の一日店長さんの企画もいろいろ楽しめるし、みたいな感じで、
まあ結構雰囲気とかめちゃくちゃおしゃれな場所で、ラストナイトイン奏法に出てきそうな場所だなって思いながら見てたんですけど。
いいですね。
すごくおしゃれな場所ですごかったんですけど。始まりが16時からとかだったので、終わりが22時なので、だいぶ長丁場で。
長いっすよね、まじで。
長丁場でしてね。しかも結構ね、最初からお客さん結構人入ってて、トータルで多分400人ぐらい来場されてるっぽくて。
すご!
すごい。
すごいなと思って、週間曲がりっていう場所がこんだけ人を集めるんだなっていうのがちょっとすごいなというふうに思いました。
どうでした?映画南下過ぎるバーにはお客さん結構来ていただいた感じでした?
そうですね。お客さん来ていただいて、いつも来てくださる常連の方も来てくださったし、
いつもは他の企画のバーの方にはいってるけど初めて来たっていう人もいるし、
もう全く曲がり自体が初めてで、もう初めて来ましたみたいな人もいるしみたいな感じで、結構いろんな人とお話することができたりとかしまして。
あと、東京開催したじゃないですか、バー、我々。そのときに来てくださったお客さんも来てましたよ。
えー!
びっくりしました。
えーって。たまたま予定があったので来たって言ってたんですけど、びっくりしました。
女の人も来てくださったりとかして、びっくりしました。
はい、なるほど。
でも、おばちゃんっていう大阪限定のアイドルとか、おばちゃんたちのアイドルとか、
終始カラオケ大会が開かれてたりと、めちゃくちゃうるさい環境下だったんですよ。
03:04
めちゃくちゃ楽しくお話しさせていただいて、本当に楽しかったんです。
週刊まがりのインスタの方に、店長メンバーの集合写真がアップされてて、
ちょっと見たんですけど、こんな雰囲気だったんやと思って。
そうですね。僕の方だけちょっとうざすいいただいてますけど、
前田さんもね、いたんですけど、前田さん綺麗に隠れているのはいるんですけど。
お疲れ様でした、本当に。
楽しかったです、でも。
映画の方なんですけど、バーナデットは予告編のイメージとちょっと違ってて、ちょっと面白かったですね。
ケイト・ブランシェット主演で、監督がリチャード・リンクレーターで、
予告編見た感じだったのは、家族との関係とか、あとはママ友とかとの関係に疲れて、
何もかも嫌になって、南極に旅に出るっていうような映画に見えるんですけど、
確かに大枠はそういう話っちゃあるんですけど、あれっぽいですよね。
ベン・スティラーのライフみたいな映画なのかなっていう風にちょっと思ったんですけど、
なんかね、ちょっとその要素もあるんですけど、そこじゃないところの方が大事っぽい感じがするみたいな映画で、
この主人公のバーナデット・フォックスさんって言うんですけど、
彼女は結構エキセントリックなキャラクターなんですよ、そもそも。
普段からちょっと変な感じというか、言動が変わり者だなという感じがしてて、
天才建築家らしいんですよ、もともと。
けど今もそういう仕事はやってなくて、ハリウッドかな、カルフォルニア?サンクランシスコだったかな。
すごい特殊な自分だけの家を作ろうとしてたんですけど、
ちょっとあることがあって、とんざしちゃって、それをきっかけにシアトルに移住して、
そっからどんどん子供も生まれてっていう生活、人生を歩んでるんですけど、
なんかね、それがだんだんちょっと自分との気持ちの折り合いがつかなくなってくるみたいな、
メンタルヘルス的な部分もあるし、本質的に芸術家みたいな人がだんだんその芸術から離れていってしまって、
だんだん本来の自分がわからなくなってきてしまうみたいな、
ちょっと結構切実な話が結構こもってる話になってて、
それこそ、ケイト・ブランシェットでいうと、タートの鏡合わせみたいな関係というか、
パワフルな芸術家、一人はパワフルに自分の芸術家としてのキャリアを歩めたけど、
片方はそれが歩めなかった人みたいな、鏡合わせみたいなふうに連続で見るとなるようなタイプの映画だなというふうには思いながら見てて、
実は結構彼女の切実な部分というのが結構大切な映画なんじゃないかなというふうに思うような映画で、
旅に出て人生変わったぜ、ああみたいな映画ではちょっとないようにも思えるっていう感じの不思議な味わいのある映画で、ちょっと面白かったですね。
06:01
なるほどね。
確かにケイト・ブランシェットが今出てたら、そこ重ねちゃいますよね。
そうなんですよね。重ねてしまうっていうか、
しかも本当にどっちも天才の役っていう。
どうしてもちょっと重ねてしまうっていうのがあってですね。
不思議なバランスというか雰囲気の映画ではあったんですけど、
でもキャストとかめちゃくちゃ豪華だったりとか意外と。
ローレンス・フィッシュバーンとかなんか出てくるんだとか、色々と面白かったですけど。
公開からちょっと経っちゃってるかもしれないですけど、これが配信されてる頃には公開規模とかだいぶ減っちゃってるかもしれないですけど、
でも結構面白い映画だったなというふうに思いました。
なるほど。
で、コカインベアはめっちゃおもろかったですよね。大変アホ、アホだけど真面目って感じですかね。
すごいアホな始まりをするなと思ってたら、でも意外とね、結構真面目なんだなーみたいな。
そうなんだ。
そうなんですよ。実は根っこ真面目なんですよ、この映画。
しっかり作ってんなっていう、丁寧に群蔵劇展開していくなーみたいな。
ちょっとなんか一発ネタじゃないぞっていうぐらい、出来は結構いい方のタイプの映画。
えー、意外。
意外でしょ。
もうなんか何なら、いやもう普通に楽しかったんですけど、何ならもっと弾けてもいいのにってぐらいなんですけど、
まあまあまあ、まあでもね、結構一本筋が通ってて、結構親と子の話になっていくんですよね、これね実はね。
へー。
そうなんですよ。まあ結構、まあやっぱ子供は大切にしようね、みたいなところになるんですけど。
そこ、はあはあ。
まあそれは何なのかぜひ見ていただきたいんですけど、まあまあそういうのがあったりとか、
まああと、やっぱりこう、自分にとってなんかこう、負のエネルギーを与えるような人とはやっぱり縁を切った方がいいよね、みたいなところもちょっとあるなっていうのがあって。
まあそれもね、何を言ってるのかっていうのは、国家インビュアを見てる人にはわかると思うんですけど、
まあ例えば、毒親と言われるような人だったりとか、悪ガキ?
悪ガキと言いますか、悪い関係でつるんでるような友達とか、まあそういうのはやっぱね、そういうのと付き合ってたらやっぱり良くないですよね、みたいなっていう、まあすごく真っ当なメッセージを言うっていう感じですよね。
やっぱりこう、自分にとって負のエネルギーを与えてくるような人に対してはちょっとやっぱ、そこから一回距離を置いて、
ちゃんとやっぱりこう、辛いよっていうのを言って、そうだよねってちゃんと共感してくれる人とそばにいるとか、そういうのって大切だよねっていうのを思い浮かぶようなね、
そういう、すごく真っ当でしょ?この効くと、みたいな。
ラリッタ、クマさんに襲われるだけの映画じゃないんですよ、これ。
はい、なんか文芸映画の話かなって途中から聞いてましたけど。
ちょっと悲しいだけで言うと意外と真面目って感じなんですけど、
まあいっぱい人は死にますし、大変、ちゃんと断面も見えてるぞみたいな感じで、いろんなものが転げ落ちるぞみたいな感じになりますので、
09:01
コメディーもまあだいぶ笑けてますし、怖いし、真面目で結構いい話もするしっていう、
まあなかなかちゃんとこれよくできたエンタメ作品なんじゃないでしょうかっていう感じで楽しかったです。
へー、そうなんだー。そうなんだー。
相当真面目なんですよ。
やっぱ、さすがクリス・ミラー、クリス・オヴァ・ミラーがプロデューサーで関わってるだけありますね。
あの2人が関わってるだけあって、おバカだけどちゃんといい話みたいなね、落ち着いてるのがいいなと思いました。
はい、なるほど。そんな感じですかね。では大石さんいかがされてました?
今週劇場ではバットランズとピギー、
おー、はいピギーね。
あとまあアンダーカレントと、あとクマはいないの4作を見てきました。
おー、盛りだくさんですね。
結構そうなんですよね。今週三連休をうまく活用してたくさん見たんですけど、
やっぱアンダーカレントはめちゃくちゃ良かったっすね。
良かったですよね。
すごく良かった。なんかちょっと最初そのラストの終わり方に若干消化不良感も自分の中ではあったんですけど、
ただなんか今泉作品の渋みというか、ある種の苦みみたいなものってこれだったよなそういえばってことをちょっと思い出すような感じが久しぶりにあって、
なんかここ最近その街の上でもそうですしあの頃とかもそうですけど、今泉作品で結構こうスルッと飲み込めるテイストのものって多かったイメージが自分の中ではあるんですけど、
それこそ愛が何だとかその前のサッドティーだとかって結構どうこれは飲み込めばいいんだろうみたいなちょっと苦みというか、
そういうものもなんか含んだ作品は割とあの方は取られてる人だよなそういえばってことを改めて思い出した感じがして、
なんかそれがすごい良かったですね。
なるほど。
良かったですよねやっぱねーっていう。
あんま僕は喋らなかったんですけどあの時は。
あんま言わないほうがいいなやっぱりもう。
やっぱ言わないほうがいいなって喋りたくなっちゃうけど。
ちょっとね取り上げる可能性は残しといてもいいかなとは思ってて、
試験ですけどこの番組の今泉力也監督作品界は良い回が多いと思ってるんです僕的に。
良い回が多い。
喋ってて手応えがというか楽しかった回が多いっていう感じがあって、
やっぱあのコミュニケーションにまつわる映画だからこそ喋ることで膨らむ感があって、
街の上でと窓辺にて話しましたけどこの番組でどっちも僕いい話できたなっていう記憶があるんですよね。
今回もいいんじゃないかなっていう候補には入れときたいかなと思ってるんですけど。
ぜひぜひこの番組で取り上げて深く喋りたい要素盛りたくさんの作品だったので、
なんかテーマにしていただけたらすごい嬉しいなっていう感じですね。
12:00
そうですね。また決めましょう。
あとはそうだなバットランズが意外と良かったんですよ。
大阪が舞台、大阪の西成がおそらく舞台なんですが、
一時期関西にいた人間としてもあまりにも流暢な関西弁すぎて結構聞き取れないんですよ。
何なら日本語字幕版が公開されているぐらいなんで。
ただなんかそれもあってそのグループ感というか生感というか、
その関西弁ならでは出てくる温度感みたいなものが結構この映画全体のそのテイストをうまく出している感じがあって、
お話全体としては結構ハードボイルドなその詐欺師の兄弟2人がある種そのひょんなことから
自分たちを雇ってくれてる親玉を殺してしまうってところから物語は動いていく話になっていくんですけど、
すごいテンポ感、ハードボイルドな感じもありテンポ感もあり、
そしてちょっと最後の方はスカッと気持ちの良い終わり方をするっていうのもあって、
なんかエンタメ作品としてすごい優れたバランスだなっていうのは思いましたね。
あと昨今の方がおじさん、いいおじさんが出ることが多いってマリオさんもおっしゃってましたけど、
本作はとにかくウザキ流道がいいです。
ウザキ流道がいいや。
そうなんですよ、めちゃくちゃいいウザキ流道見れます。
いやなんか結構横剣のイメージですけど、
結構なんかコテコテなヤバソメのヤクザっぽい感じの役で出てるのかなみたいな風に見えてたんですけど、
今回のどんな感じなんやろうなっていう。
なんかそれこそちょっと人癖あるキャラクターではあるんですけど、認知症を抱えてるんですよ。
で、もともとはめちゃくちゃゴリゴリのヤクザだったんだけど、
年老いてきて引退して、で詐欺師の手伝いみたいなことをしていたんだけど、
それもだんだん記憶というものが曖昧になってきちゃって、
で今は西成のすごい貧乏長屋みたいなところでみんなの真ん中にいるんだけど、
基本的にはボケてるおじいちゃんみたいな感じの役なんですね。
で安藤さくらが主人公なんですけど、
その安藤さくらの育ての親的な感じなんですよ、そのお仕事面での。
だから生涯最後に俺が花咲かしてやるよみたいなそんな感じもあって、
そのバディ感とか、めっちゃ頼れる人って感じ。
しかも義理堅いし、人情厚いしみたいな。
ジョン・ウィッグとは違うレベルで義理深い殺し屋みたいな感じ。
でも無敵のじいさんみたいな、それがすごい良かったですね。
結構この映画にドライブかけてる感じがあって。
それ実写でやってるんですね。
そうなんですよ。
結構漫画的なバランスのキャラに効いてる限りだと思えるんですけど。
なるほどね。
そうなんですよ。
だから多分その実写でなんとか上手くいっているところっていうのは、
15:00
おそらくさっき言った流暢すぎる関西弁というか、
会話の流れがとにかく作り物じゃない速さなんですね。
原田正人の監督作品ってだいたいそんなんなんですよね、確かに。
何言ってるかマジで聞こえないんですよね。
どんな映画でも毎回思うんですけど。
一種な、シン・ゴジラにおける専門用語とか一切説明なくとにかくマーク仕立てるみたいなのともまたちょっと違う感じというか。
そのリアルさですよね、確かにね。
ちょっと黒沢明映画っぽいというか。
録音の質の悪さをあえて出しているのか、それとも聞き取らせないようにしているのかぐらいの、
ある種の生感なんですけど。
なんかその絶妙な、非常にもう、作品出てくるキャラクターみんなめちゃくちゃ漫画チェックというか、
すごいデフォルメ化されてはいるんですけど、
本当にその喋りと演技だけで、
ここまでリアリズム保てるんだなっていうのは結構面白いなって思いましたね。
それ面白いバランスの調整の仕方ですね。
キャラクターの造形自体はすごいカリカチャされているのに、
セリフの表現の仕方とかが生っぽい感じなことで、
リアリズムがあるみたいなことですよね。
まさにまさにそういうことです。
わかりやすく何が起きているか何を考えているとかを、
ちゃんと聞こえるように喋る漫画的な感じじゃなくてっていう、
面白い落としどころな感じがします、聞いている限りだと。
たまにそのリアル感を飛び越えて、
お前どんなキャラやねんみたいなこと出てくるんですけどね、原田さん。
そうですよね。
今作もそれこそ賭博場の仕切る女性が出てくるんですけど、
なんか本当お前どんなキャラやねんみたいな、
すごい飛んでる人が一人いるんですけどね。
毎回ってそういう飛んだキャラが出てくるイメージがありますけどね。
ありますね。一人は必ず出てくるっていう。
なるほどね。
でも結構思ったよりもいいっていうか、面白かったって感じでしたね。
なるほど。ちょっと興味出てきました。
場所はこんな感じで。
僕はですね、まずはガールズ&パンザー最終章第4話と、
ミュータントタールトルズミュータントパニックと、
イコライザーファイナルを見たんですけども、
まずガールズ&パンザーに関してはちょっと僕触れときたくて、
ちょっと僕上位に関わったことがあるというか、
割と今も関わってるんですけど、
僕の地元の淡路島のスモトリオンっていう映画館に
上映企画を持ち込んで上映したことがあったりで、
縁のある作品なんですよね。
今回もその縁もあったので、
単純にシリーズとして好きっていうのがあって見に行ったんですけど、
本作のテイスト的には、
多分この番組のテーマに取り上げない感じの作品っていうのはまずあって、
もしかしたらこの番組のリスナーさんもあんま見たことない方も
多いんじゃないかなと思うんですけど、
18:00
女子高生が戦車に乗って戦った話なんですけど、
スポーツなんですよね。
戦争じゃなくてスポーツをするっていう話なんですけど、
イメージしてもらったらいいかなって思うのが、
ジョン・ウィッグなんですけど、
ジョン・ウィッグって、
あれ殺し屋が殺し殺されするために
世界が構築されてると思うんですけどね。
ガーズ&パンザーは、
女子高生が戦車で戦うということを実現するために、
世界の物理法則と倫理観すべてがねじ曲げられてる世界なんですよ。
ねじ曲げられてる。
基本的にはその狂気を楽しむ作品で、
スラップスティックコメディと考えてもらっていいとは思うんです。
文法的には、いわゆる深夜の美少女アニメ的なものにのっとってるので、
多分ここに慣れ親しんでない方も多いんじゃないかなと思うんですけども、
見ていただいたら、
なんか面白いなって思ってもらえるんじゃないかなとは思ってます。
ただ、今回の最終章に関しては、
完全にシリーズの続編というか、
最終章ってついてるくらいなんで、
完全に延長線として作られてるもので、
キャラクターの描写とかがかなり省かれてるんですよ。
そういう、このキャラクターはこういうキャラですよっていうのに、
サクサクを全部アクションシーンに割いてるんで、
ある程度キャラはわかってないと楽しみにくいかもしれないかなとは思います。
アクションシーン自体がむちゃくちゃなんで面白いんですけど、
キャラの世代交代の話なんですよね。
本編シリーズがあって、その後劇場版があって、
その後の世代交代の世代、次世代への交代のシリーズなので、
わかってないとそもそもそのドラマ性が何かっていうのが把握しにくいので、
この最終章のシリーズから入るというよりは、
やっぱり劇場版を一回見ていただいたらいいかなと思うんですけど、
劇場版は本当にエッセンスがギュギュギュギュギュギュギュに詰まってるんです。
これで、あ、おもろいなと思ってもらったら、
テレビシリーズ見てもらったらいいと思いますし、
もしかしたら合う合わないっていうのが明確に出るかもしれないんで、
そこでじゃあもっと本味かなっていうふうに判断してもらってもいいかなと思うので、
まあちょっとここでそういうふうに紹介させてもらったんですけど、
あとミュータントタルトルズ、ミュータントパニックね、
これちょっとした傑作じゃないかなと思ったんですけど、
全体的にレベルが高いというか、
ヒーローものとして、あとはみ出しもの、ものとして、
あとティーンエイジャーものとして、
どの切り口からも9大ティーン以上の出来になってて、
総合的にはめちゃめちゃレベルの高い一作になってると思うんですけど、
特にティーンエイジャーものとしての魅力がすごく詰まっている作品、
ポップカルチャーの引用の仕方が本当にナード感、
これ大井さんもおっしゃってたんですけど、めちゃめちゃナード感があって、
そこがね、非常に親しみを感じてみれるというか、
21:03
いろんなヒーローものとかコミックとかにも触れていくんですけど、
もうちょっとメタ入っちゃうんですよね、やりすぎると、
そこを踏み込んでるっていうのが面白いというか、
ヒーローものの文脈とかって、絶対タートルズの歴史に関わってるから、
君たちの文脈の1ページですけどっていう、ちょっと突っ込んじゃうんですよね。
でもそこが楽しく見れるというか、これMCUでもよくある感じだと思うんですけど、
MCUの世界って、あ、DCあるやんみたいな。
そうですよね、ありましたよね。
あの感覚めっちゃおもろいんですけど、
逆にダークナイトのバットマンとかって、
そういうヒーローものがない世界として作られてる感じ。
これって例えば平成ガメラとかも、
カメっていう動物はもういないっていう設定で作られてるっていう、
その総合さみたいなものを保つために、
そういうちょっとメタ視点が入るような存在がない世界として作られてたりするっていうのが、
特定的にメタ、自分たちさえ含んで茶化してるような雰囲気を作ってるんですけど、
でもそれってその茶化し方こそティーンエイジャー的だなっていうのがすごい魅力的なんですよね。
もう本当に見てて、あ、むっちゃいいわと思いました。タートルズに関しては。
本当に楽しいですね。
もうラストでね、あいつが出てくるんですよ。
もうタートルズ知ってる身からしたらね、続編作ってくれよってなりました。
もうあいつ出てきてくれよってなりました、本当に。
あれ、あいつですね。
あいつ、あいつ。
あいつですね。
あとそのタートルズのメンバーの個性があるのが良かったなと思って、
あの元の80年代のアニメ、テレビシリーズのアニメ、僕ちっちゃい時に放送してたの見たことあったんですけど、
4人って基本的に同じ形なんですよね。
色が違うだけで、色と武器が違うだけで、
まあ性格は違ったんですけど、
ただ今回その性格の違いっていうものをもうちょっと色濃くしつつ、
かつそのティーンエイジャーとしての味付けをより濃くしていることで、
本当に学園モノっぽさを感じるというか、やっぱナードモノなんですよね。
確かに。
そうですね。
なんか僕はあれだけを見てるんですけど、
マイケル・ベイが制作したバージョンの実写版の映画あったじゃないですか、
ミュータントタートルズって。
ミーガンフォックスが出てたりとかするやつ。
あれしか見てなくて、
あれのどこがティーンエイジャーなんだろうなって思っていたんですけど、
もうただの太った黒人のおっさんやでみたいな感じの感じだったんですけど、
なんか本当に今回は本当にティーンだよねって感じがめちゃくちゃするんですよね。
会話のノリとか。
そうですね。だから学校のイケてない奴がの話として見ることもできるぐらいの感じもあって、
それぞれでそういうティーンエイジャー的な個性があってっていうのもいいし、
あと本作に関しては徹底的に容姿っていうものが、
いわゆる守備で判断してるシーンが全然ないんですよね。
24:03
でも出てくる奴らも全員汚いんですよ。
タートルズもそもそも下水道にいるし、
その育ての親のスプリンター先生もドブネズビじゃないですか。
結構ビジュアル的にはえぐいなっていう絵だし、
ヒロインにあたるエイプリルも、いわゆる美人的なキャラクターとしては描かれてないんですけど、
そこが価値じゃないよっていうのを徹底的に押し出してて、
それは本作の美術方面にも関係しているように感じるんですけど、
スパイダーバースっぽいコミックテイストあるんですけど、
今回かなりラフだしかなりダーティーなペイントの絵感があるんですよね。
かなり汚してる感じというか綺麗に描いてないみたいな。
そのラフな感じ、ダーティーな感じがその作品世界観と合ってて、
そこがめちゃくちゃ良かったです本当に。
本当に広いものというか、評判通りめっちゃ良かったなっていうところだったのと、
一番熱量高いのがイコライザーファイナーなんですけど、
めちゃくちゃ良かったです本当に。
めちゃくちゃ良かった。
ちょっと見逃してると思ってたんですよ。イコライザー見たいですよそれは。
いや、最高傑作かなと思います。シリーズ。
マジですか?
とは思ってるんですけど、意見の差はあると思うんですけど。
正直僕そこまで熱量高いシリーズじゃなかったんですけど、
ちょっと今回見てめちゃくちゃ良くて、
ジョーニックシリーズと比較されることが多いシリーズだと思うんですけど、
明確に路線が分かれてるとは思うんですけど、
ジョーニックって本当に主人公の人格面は空虚なものとして描いて、
アクションシーンを徹底的に練りに練ってるシリーズだと思うんですけど、
イコライザーシリーズはむしろ主人公のロバート・バッコールさんの内面が面白いと思うんです僕は。
病んでるんでしょ?みたいな。本当に。
善人なんですけど、その人の嫌味が本当に滲み出てるんですよ。
そこは虚無であるジョーニックとは全然違うところで、
善人タランとしてるけど、めちゃめちゃ嫌味が滲みついてるし、
あとめちゃくちゃ嫌な人なんですよね。
悪人に対してはめちゃくちゃサディスティックなんですけど、
そこがまたジョーニックとの差別感になってて、
ジョーニックってひたすら向き的に、
いかに面白く人を殺すかっていうアクションの部分に要素を盛り込んでるんですけど、
本作はやっぱその嫌な奴を殺すっていうことのカタルシスがむちゃくちゃあるシリーズで、
本作多分シリーズで一番嫌な奴らなんですよ本当に。
見てて腹減った逃げくり返るぐらいカス野郎なんですよ本当に。
このシリーズこんなに悪い奴ら出てたっけ?っていうぐらい本当にむちゃくちゃ悪い奴らなんですけど、
やっぱそこに対して無感情に善悪関係なく殺していくジョーニック的なものじゃなく、
27:05
やっぱりそこに憎悪というか、
てめえらなんて生きてちゃダメなんだぞっていう怨念を込めて、
マッコールさんが殺していくわけなんですけど、
やっぱそこがね、どうしても盛り上がってしまう。
あのカス野郎どもがぶち殺されるっていうのが気持ち良すぎて、
同時にマッコールさんの闇っていう部分もより掘り下げてるんですシリーズでも随一に。
それは冒頭のシークエンスから見たらわかるんですけど、
この人病んでるわっていう、この人自分がしてきた所業に呪われてるわっていうのがビンビンに伝わってくるんですけど、
それをオープニングが終わってからの本編のパートに入るのが、
イタリアの田舎町みたいなとこなんですけど、
すごいキリスト教が敬虔な港町みたいなところで、
至る所にその十字架ってあるとか教会とか、
マリア像とかキリストのモチーフとか散りばめられてるような場所で、
本当にマッコールさんの罪が許されるための場所なんですよ。
そこでどう彼が過ごしていくかっていうのがね、
本当に味わい深くて、もう寝たらぶち上がります本当に。
そこまでとは思ってなかったので。
いや、むちゃくちゃおもろかったです本当に。
また、暴力放射が今までで一番きついと思います。
それは相手側が犠牲者に対して行う暴力もそうだし、
マッコールさんが敵に対して行う暴力も今までで一番エグいと思うんですけど、
そこもテーマに合ってるんですよね。
もう暴力のせいで病んでしまった人が、
なんで病むかってこんなひどいことしてるからですよっていうのがわかってるんですよ。
でもやるんです彼は。なぜなら潔癖症だから。
いや、もうむちゃくちゃおもしろいです。
こういうジャンル的なものが好きだったらもう必見だと思いますし、
感性度高いと思います。本当に。
そこは見て間違いないかなっていうふうに思いましたっていう感じですね。
ちょっとごめんなさい。最近熱量高い作品が多くて。
いいですね。いいことですよね。
またジョンイックとイコライザーがペアでっていうのは、
まさかこの2作そこまで自分の中で大きくなるとは思ってなかったんですけど、
めっちゃ熱量高かったです。
ではテーマトーク入っていきたいと思います。
29:34

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