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2024-06-11 1:03:32

第171回(2) 『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章+(原作漫画)』日常は崩壊するのかい?しないのかい?

『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章』と原作漫画の話をしました。

セカイ系の中でも特に本作においては強調して描かれている日常の描写や、本作で選び取られた結末の是非について、原作漫画と比較しながら話しています。

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・山口 https://twitter.com/awajicinema ・まえだ ・オーイシ https://twitter.com/pteryx_joe ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke

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日時:2024年6月29日(土)

場所:『週間マガリ』大阪府大阪市北区天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

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毎月第2/第4火曜日

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00:00
今日のテーマトークは、デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 後章 です。はい、ではマリオンさん解説をお願いできますか。
はい、映画ドットコムから解説読ませていただきます。 地球外からの侵略者が日常に溶け込んだ世界で、青春を謳歌する少女たちを描いた
アサノインニオ原作の同名コミックをアニメーション映画化した二部作の後編。 入試に合格して、アイやリンと同じ大学に通い始めた門出とオーランは、
竹本二葉やタイヌママコトという新しい友達もでき、 オジロ先輩が会長を務めるオカルト研究会に入ることに。
一方、宇宙からの侵略者は東京各地で目撃され、自衛隊が駆除活動を繰り広げていた。 上空の母艦は傾いて煙が立ち上り、
政府転覆を狙って侵略者狩りを続ける過激派グループ政教党も暗躍。 世界の終わりに向かってカウントダウンが始まる中、
オーランは不思議な少年オーバーに再び遭遇する。 音楽ユニット、夜遊びのボーカル、いくらとしても活動するシンガーソングライターの
生田リラが門出。 歌手、タレントとして活躍するアノがオーランの声をそれぞれ演じるほか、
朝の陰陽原作の映画、玲楽の監督を務めた俳優の竹中直人が、 侵略者の議長役の声優として友情出演。
はい、ではここから内容に触れる話していきますのでネタバレ気にされる方がいたら是非見てから聞いていただけたらと思います。
では沢井の感想、前田さんいかがでした? なんか結構感想難しいなと思ってたんですけど、はい、わかります。
結構この映画単体で評価するのがちょっと難しくて、 原作を読んでるとちょっとキャラクターに対する思い入れがあったりするんでもう
全身泣きそうになりながら見てて、 最後がやっぱり原作と違うラストっていうことで、ちょっとそこをどうするのかなっていうのを一番気にしてたんですけど、
なんかすごい納得できる気持ちもあるし、 なんかもっと全部ぶち壊してくれてもよかったんだっていう気持ちもあるかなっていう感じです。
はい、そんな感じです。 はい、マリオさんいかがですか?
そうですね、なんか本当にラスト全然違いましたねっていう、まず原作と。 全然味わいが違うっていうことで、
でまぁちょっとそれがなんだろうな、これ原作読んでなくて映画を見てたらおーってなってたのかなーっていう感じはちょっとするというか、
やっぱ漫画のラストの方が僕好きかなーみたいな風にね、 ちょっと思っちゃうところはあって、
でも漫画のラストはラストでちょっと言いたいこともあるしみたいな、 映画のラストはラストでめちゃくちゃ言いたいこともあるしみたいな感じで、
ちょっとなんかこう、僕は結構全力でうおーってなんかもう乗っかりたい気持ちだったんですけど、 なんか乗り切れてないなみたいな感じがちょっとしてしまうっていうのが正直な感想ですね。
下手したら年間ベストか、みたいな感じになるかなーって思ったらそうでもなかったっていう感じでしたね。
03:05
はい、おいさんいかがですか。
そうですね、なんかお二人の感想わかるなーと思って聞いてたんですけど、 原作とラストに関して僕もちょっと言うと、原作と比べて好きな部分もあるけど、
なんか、原作のラストは実はそんなに好きじゃないんですよね、むしろ。 それってむしろここまで描いてきたこと全部なかったことにしてないって思ってるんで、
割とあのラスト僕そんなに好きではないんですけど、それに比べたら本作の落とし方の方がまだ好きかなと思いました。
ただ、前田さんおっしゃったように、もっと壊れてくれてもよかったなっていう、なんか破壊願望みたいなものもちょっとどこかにあって、
なんか不完全燃焼感がちょっと残る感じで劇場アートにしたのがちょっと正直なところですかね。
はい、僕はですね、まず交渉の話を映像として見てみて、
あ、僕思ってたよりデデデデの話そこまであってないなって自分で思ったんですね。
結構しんどいなって思った、話のノリ自体は。
やっぱり漫画は、漫画がめちゃくちゃ上手いので、
あとこうメインの話の筋以外の情報量が多いから結構そこでキャラクターのこと好きになったりしてそこで乗れてるんですけど、
エッセンス抽出して日本の映画にまとめると結構しんどいなって、音で聞くとこのセリフしんどいなとか、動くとこの絵しんどいなみたいなことが結構あって、
全体的には割とちょっと苦手だったかもしれないです。
それは映画を見て気づいた部分というか、漫画だけだとあんまりそこまで思わなかったんですけど、
ただラストに関しては、僕映画の方が好きです。
で、そんなにまだここが引っかかるなみたいなところに気づいてないだけかもしれないです。
さっき見終わったところなんで、交渉。
なんでまだちょっと掘り下がってないというか、自分の中で。
なんかその終わり方ありやなって思えたぐらいの温度感で来てるので、
もしかしたら、これダメっていうところに気づいてないだけかもしれないんですけど、
僕としては漫画より映画のラストの方が好きでしたっていう感じですね。
はい、ではお便り紹介していきたいんですけども、今回多いのでちょっと巻き目でいきたいなと思うんですけども、じゃあ1つ目前田さんお願いします。
はい、ドムーニーマンさん
店長メンバーの皆様、はにゃにゃふわぁ。
前章を見て雷に打たれ、すぐに原作をおつながいし、芸術性の高さに泡を吹いて、蟹歩きのまま交渉を鑑賞しました。
絶対という言葉が印象的な本作、推しとは異なる独特の重みがフワフワと広がりそうな風呂敷を力強く抑えてくれました。
漫画媒体を重要無人に生かした原作に対して、映画交渉は素朴な終幕でした。
06:02
温暖と門出と時々侵略者という世界の枠組みを最後まで完結した物語として受け取っています。
挿入歌は、楽曲自体の不穏は別にして賛否がありそうですが、人類滅亡シリーズのような映像と音楽の違和感の妙、もはや一種の様式美だと思うのです。
あれがなければ、広瀬や渡瀬が吹き飛ぶ姿はとても直視できません。
前章の衝撃は超えずとも、なんとかしてスタッフロールに乗りやしないものかと声立ててしまうくらいには、大好きな作品です。
皆様の感想を楽しみにしています。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
挿入歌は、これ賛否あるもんなんですか?
いや、これ、このための曲じゃん、みたいな感じだと思うんですけど。
でもなんか、挿入歌自体の賛否とかじゃないんですけど、前章ってあのちゃんだけでしたよね、多分。
はいはい。
あ、いや、いくらちゃんも入ってましたよ。
入っちゃいました?
その2人だけだったじゃないですか。
そこをなんか、その2人じゃないんやって思っちゃいました。
それがちょっと賛否かわかんないけど。
でもこの連覇組のこの、明日地球がこなごなになってもって、これもともと作詞は朝の陰陽ですからね。
だから別に合ってんじゃんっていうか、この話にもぴったり合うしと思ってましたけど、っていうのがあったので。
そうか、賛否言われてる感じだったのかなって、あんまり真っ白いの感じってよくわかってなかったんですけど。
映像と組み合わさると結構おぞましい絵にはなってた気はしますけど。
そこがこの本作の特徴だと思いましたけど。
あの温度感で都市が滅びていくっていうのは、これをやるんだっていうちょっと覚悟みたいなのは感じましたね。
この感じ伝わってくれっていう、これを伝わると思ってやってるぞっていう。
これを伝えるかもしれないけど、これを伝えるぞっていう覚悟みたいなのは感じましたけどね。
むしろあのシーンが気持ちよかったから、もうそのまま全部なくなってくれたらよかったのにって感じですよね。
ちょっとわかるよ。
そうっすね、わかるなーっていう。
思ったよりもカタストロフがあれちっちゃいなってなっちゃったというか。
そうなんですよね。ちっちゃってなった、ほんとに。
でもあれ、規模的には漫画の方とそんな変わんないんですかね。
おっしゃる通りだと思います。
だから世界の方での光てるシャボン玉みたいなやつの被害が割と最小限に抑えられてるからそんなにカタストロフ感がないっていう。
漫画多分結構その辺もいろんな地域で同じことが起こってるよみたいなことを描写してたと思うんですよ。
映画ではだからある意味世界が助かったっていう方向に舵が切れてるわけじゃないですか。漫画よりも。
なんかそこがそれがすごい狙ってやってるラインやとは思うんですけど、微妙な助かり方やなみたいな。
そうなんですよね。
あの盛り上がりからしてあれの着地はすごいなんかあれ?みたいな感じになっちゃうんだけどなーっていうのはめちゃくちゃ思っちゃったっていう。
09:09
あとちょっとそのまさにカタストロフシーンで思ったのが、漫画って透明だから良かったんだなっていうのは結構思って。
漫画って止まってる瞬間には気づかずに吹っ飛んでいってる人たちが見えるじゃないですか。
でその怖さというか衝撃みたいなのが結構えぐみがあって残ってるんですよ。漫画に関して。
ただ映画だと一瞬でそれがこうふっていなくなっちゃうから、ちょっと残りづらかったなって感覚があって。
なんかそのまま何もかもなくなるんだったらなんか良かったんですけどね。
そうですね。
でも唯一ちょっと許さなかったのが、黒騎士が、あ、黒騎士ってわかる?弟。
アステリクスくん触って、触るシーンあるじゃないですか。
あんなの入れんなよって思いました。
なんかその黒騎士だけめっちゃかわいそうやんと思って。
いや他の人と一緒に吹っ飛ぶでいいやんみたいな。黒騎士にそんな見せ場作らんでええでんみたいな。
あれなんか、え?漫画なかったじゃないですか。
なかったですね。
あ、そうですよね。漫画にはなかったですよね。
そうなんですよ。え?なんで黒騎士だけこんなひどいことするのと思って。
え?ひどいと思って。結構ソックシーンですね、自分と。黒騎士好きなんで。
なんかね、やるなら全員等しくやればいいかなと思うんですけど、せめてやるならね。
えぐいやん。一人だけえぐい感じで死んでるやんみたいな。
いやそうですね、漫画さっき公衆を見終わった後、収録始めるまでの移動中にちょっとだけ最終巻読んでたんですよ。最終巻というか11巻12巻かな。
だからカスタストロフからこの本当に後の話があるじゃないですか。
カスタストロフのシーン見てたんですけど、すごいんですよ本当に。画力がすごくって。
映画だともう時間軸に沿ってしかそのカスタストロフってないんですけど、漫画だとこう書き込まれた情報量の分だけそのページに長くいるような感覚になるんですよね。
しかもそれが南平津の渡ってなんで、崩壊の規模は多分映画と漫画ほぼ一緒だと思うんですけど、やっぱ漫画の方がえげつなく見えるんですよ。
やっぱそれは神に焼き付けられた情報としての熱量がやっぱり映像より強いなって思って。
そこはやっぱこう、なんかね、時間によって流されていくものとは違う漫画媒体の色が出てたなと思いましたね。
次のお便り行きましょうか。
はい。
はい、ではマリオさんお願いします。
はい、右側に気をつけますさんからです。
皆さま、最近聞き始めました。
ホクホクと過去ログを聞いています。
全省交渉を映画館で鑑賞済み、漫画は大学での殲滅作戦ぐらいで流脱しました。
12:05
個人的には映画で被災経験するなら、新海誠ぐらい大風呂式を強引にたたんでドヤ顔してほしかったんで、小さな成功と失敗に感じて悲劇?気持ちいい体験?と悩んで映画館を出たみです。
全省はこれでもかというぐらい、彼女らに寄り添って感情を植え付けたのに、それを使い切りでないというか。
大端小比類巻が場を荒らしたり、ご都合主義的にFBIがいる会議場にいたり、人工知能のキーが誰か知っていたりと、え、これどういう気持ち持ってったらよいのか?となっています。
マルチバースものなので、まだやり直せるよなぁとかも思っちゃうので、どう理解していけばいいかヒントをもらえると嬉しいです。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
新海誠の名前が出ちゃったんで、触れざるを得ないかなというところなんですけど。
いや、そうですよね。本当に僕もこのお互いの方と同じ、やるなら新海誠くらいやれやって感じがすごいしてしまったというか、本当に全部壊せやっていうか、感じがすごいしたので、この気持ちめちゃくちゃわかるなって僕思いましたね。
本当に前章であんだけこう、門出と温泉のことがめちゃくちゃ好きになっただけに、なんかちょっと、え?みたいな、そい終わり?みたいな感じになってしまうのは、ちょっとこれちょっと、みたいな感じがすごいしちゃいましたね、僕の中では。
僕の限られた世界系編歴の中で天気の子が究極だと思ってるんです。本当に天気の子が全部をちゃんとやりきってるなと思ってて、だから本当に天気の子が好きなんですよ。やっぱそれに比べると、ま、ぬるたぼうちょっと感じる。
そうなんです、そうなんです。
いやでもちょっと、私天気の子めっちゃ嫌いなんで、これ天気の子だったら見てない、この映画。これが天気の子だったら。だから世界系っていう括りで話すと難しいと思うんですけど、世界系な。
ま、ちょっと一回世界系云々は置いといて、もうその二人だけのなんか、何かその絆だったりとか関係性の強さみたいので持っていって、それが全てもう、それこそが全てあるみたいなところがやっぱりこう、今回の映画はあるじゃないですか。絶対っていうワードを何回も使うとかっていうので、その絶対を言い合った後にものすごい世界の崩壊が訪れてっていう中で、
その後はもうそこまで破壊しきってしまうしかないのではっていうぐらいになるんですけど、そこまでエモーショナルに持っていくのであれば。で、ま、その好き好みは置いといても天気の子はやっぱそこまでやりきったわけだと思うんですよ。それと比べちゃうとやっぱり、あの、何とも片透かしな感じっていうのは正直思うっていう。
15:03
それに関してちょっと僕なりの意見があるんですけど、片手トンタンの過去を前章で明かしてるじゃないですか。あれって本当は交渉のクライマックスに転換するぐらいのタイミングで出さないとエモーションのドライブかからない気がするんですよ。
今回、本来そのエモーションのドライブかけるべきところを前章でやったことのおさらいを登場人物に説明してる程度のダイジェスト版だったじゃないですか。
あそこで初めてバラさないと、なんていうか、あ、本当に人って角でって、もう絶対、自分がその絶対って言い切るぐらいのものなんだなっていう。だから世界がどうなっても世界のことを一旦置いとけるんだなっていう、その感情的な信頼感を2人に預けきれないまま、このクライマックスに入っていくような感じがあって。
だから、前章あれ、あそこでバラしてはダメだったんじゃないかなってちょっと思っちゃったんですよね。
前後編に分けた時の引きとしてはありだったと思うんですけど、漫画の流れの方がそれは見てて面白いとは思う。
漫画読んでて思ったのは、それが結構2人の過去って後の方に出てくるじゃないですか、その時に、その前に2人がタケコプターみたいなやつで空を飛ぶシーンが出てくるんですけど、それがすごい効いてくるんですよね。
空を飛べるかなっていうセリフに対して。みたいなその流れとかに関しては、どうしても漫画の方がっていうのはあったんですけど、なんか私、この作品に関して温泉は門出のことを助けたかったというか、死んでほしくなかった。
だからそうじゃない世界に行った。でもなんていうのかな、2人にとって2人は絶対なんだけど、2人が別にお互いが世界の全てではないっていう感じなんですよ。私からしたら。それがちょっと決定的に違うのかなと思って。
だから別に大葉とか渡瀬先生の話とか出てくるわけですけど、他の友達も含めてなんですけど、全てではないんですよね。ただ存在してる世界に生きていたいっていうだけで。そこが私すごい好きなんですよね。
そういう意味ではなんていうのかな、どうしてもちょっと高尚は漫画をちょっと読んでるにからすると、いろんなものをかいつまんで入れちゃってるから、ちょっと駆け足な感じには見えちゃってるのは正直あったんですけど、なんか2人の関係性の描き方とか、2人にとっての世界みたいなものに関しては、私はその原作を含め、そこに関しての違和感はないというか。
18:06
なるほど。
ではありますね。
なんか、前章の最後であれを出したことに関しては、僕結構、映画においてはポジティブなのかなって気はちょっとしていて。
要は温担の行動原理というか、温担が今どういう気持ちで今いるのだろうかって、漫画だったらあの事実を知った上で読み返すことができると思うんですよ。
だけど、映画っていう時間が片方から片方に進まないというか、一方向に進まないメディアにおいてはそれができないわけじゃないですか。
だから、あの状態で一度温担ってそういう過去が、というかバックグラウンドがあるんだって知った上で交渉を見ると、交渉を見始める段階からすごい温担の視点で見れるというか、むしろ温担に能動的に入りながら見れる気がしたんですよね、今回映画見てて。
例えば今何思ってるのかなとか、この発言ってどのぐらい彼女の中で演じててどのぐらいは違うんだろうみたいなことも思いながら見れたから、そこは僕結構ポジティブには捉えてて。
映画と漫画っていうメディアの違いの中で、結構大きなネタじゃないですか、そこって。そこを扱うかっていうのを割と考えては配置されてんじゃないかなって気はして。
なるほどな。
なんか結構、漫画と比較してはちょっと難しいけど、漫画で過去に誠とかが温担の記憶を知っていくのって、その後でお父さんと会うっていう複製につながってるわけじゃないですか。
なんかだからちょっとお父さんの話がなかった時に、誠がなんていうのかな、いや誠はすごい大事なキャラなんで、彼が二人のことを知って受け入れるっていうのはすごい大事なパートではあるんですけど、ちょっとそこに対してもちょっと弱くなっちゃったのかなみたいなのもあるんですよ。
結構ね、交渉の誠に説明するシーンが役割として弱くは感じるんですよね。
前章のラストにあれがあったのは確かにめちゃめちゃ効果的だし、絶対交渉を見よってなるじゃないですか、あれは。
どういうことってなるから。
ただ、交渉においてあのシーンは何というかもう段取りのためのシーンに見えちゃう気がするんですよね。
あの件をここでちゃんと周知しましたっていう、そっから次の話に進みますっていう、そういうアリバイを作ったみたいなシーンに見える感じはあるなとは思って。
じゃあどう構成したらいいのって言われたら、まあ多分めちゃめちゃ難しいんですよ。
やっぱりあそこがデデデデっていう話の中の最大のクライマックスじゃないですか、ハイライトというか。
これを前章ラストに持ってくるのは確かに正しいんだけど、交渉のモチベーションが僕はちょっとだるってなった感覚は覚えたんですよね。
21:03
もう一番大事な部分見てるからなっていう、その一番大事な部分の残りが追っかけていくような作業を残りの2分の1でやるっていうのが、なんかあんまり推進力強くなくないって感覚はあって。
それはちょっとわかるかもな。原作もあらかじめ読んでるっていうのもあって、やっぱちょっとどこかこう、分かってるものをなぞりにいってる感覚みたいなのはちょっとどうしても映画を見ながら感じちゃうというか。
もう見せ場終わった後それをなぞっていくのを見るみたいな感じののはちょっと見舐めなかったような気はするんだけど、でもうまくまとめてはいたからなーとか思いながら。
めちゃくちゃ世界観の広がりがある漫画をすごくコンパクトに、映画のコンパクトな尺にめちゃくちゃちゃんと収めてあるところがすごくいいなって思ったんですけど、
そこはすごい良かっただけに、でもなんかちょっとどこか答え合わせしてる感もちょっとあって、
だからいっつもみなさんこれどうしてるのかわかんないんですけど、映画見る時って原作先に読んでからいく人とか、映画見た後に原作読むとか、いろいろこう分かれるじゃないですか。
なんかやっぱ僕はなんかどっちがいいのかわかんなくなったなーっていうのはちょっとありますね。
確かに。なんか原作漫画の良さってやっぱすごい日常で、結構どれも話を進める上では全くいらない話ばっかりなんですけど、ちょっとどれも削ってほしくなかったなっていうのがあって、
一番削ってほしくなかったのが、めっちゃしょうもないんですけど、誰でしたっけ?学生運動みたいなの参加した子。
誰だっけ?名前が出てこない。
ふたば?
ふたばです。
ふたばですって言っていい?
ふたばです。
ふたばが漫画で普通に彼氏がいて、彼氏と普通にセックスしてるシーンがあるんですよ。
あれめっちゃ大事やと思ってて、ふたばがむちゃくちゃ普通な、普通ってあれですけど、なんていうのかな、ふたばという人間を描く上で、あのシーン結構入れてきたのは、漫画読んでて、おーって結構思ったんですよね。
そういうでも、なんか正直いらないんですよね、その話の進めていく上では。いらないんだけど、めちゃくちゃジャブみたいに聞いてくるシーンっていうか、エピソードがむちゃくちゃあって、そうなんですよ、ちょっとこれ、この良さを伝えるのってちょっと難しかったのかなみたいなのは思っちゃったかも。
確かに。
やっぱり交渉をまとめなきゃいけない原作要素があまりにも多いから、
そうなんですよ。
なんか話に大事なところだけのエッセンスになっちゃってるんですよね。
24:00
難しいね、お父さんはもうバッサリ削られたと思うんですけど。
それは、個人的にお父さんはバッサリ削ってくれて良かった派なんだけどな。
そうそう、だからもうちょっと削ったほうが良かったのかなっていう。
でも、でもどこーってなりますもんね。
なかなか難しい。
2時間、前編後編合わせ4時間ですかね、の映画の企画で本当に良かったのかなっていうのはちょっと思ったりはして。
え、だってなんかアニメやるんでしたっけ?
あるんですか?
アメリカとかでは普通に何か20何話くらいのアニメシリーズをしてやるらしいんですよ、これ。
それは映画じゃないよね。
なんでなんと思って、なんで日本でやらへんのと思って。
そっちのほうが向いてますよね、絶対。
絶対そういう作品っすよ、これ。
そう、あれ?僕らが見たかったのはそっちじゃね?とかいう風にはちょっと思いましたよ、正直。
そうなんです。でね、なんかね、やらなかったらやらなかったらしゃーないなってなってるんだけど、やるんかいってなってる。
そうそうそうそう。
なんで日本ちゃうねんって思いますよね。
そう、だからその映画、我々が見た映画をそのいわゆるシリーズのものにするにあたって、もちろんなんかシーンとかも足すだろうし、
終わり方も各話ごとにこう釘をつけるという意味でなんか終わり変わったりとかするだろうし、
なんかあれ?見たかったのはこっちじゃない?みたいな感じがすごいしちゃいましたけどね。
だからいいな、アメリカの人いいな、クランチロールいいなって思いましたけど、クランチロール見るらしいんですけど。
そうなんですね。
めっちゃアメリカ版の声優さんとか、はにゃにゃふわーをどうするのかとかめっちゃ気になる。
確かに気になる。独特な言い回しのやつとかどうするのかなっていうのは伝えますよね。
さっきの前田さんの言葉を借りるなら温暖が守りたかったものって過度でもいる日常じゃないですか。
だから実は非日常だけ描いてもででででって成立しないですよね。
意味のない日常いいよねっていうのを7割ぐらいの時間かけて積み重ねた後、
3割ぐらいでカタストローフとか非日常を描いてこそバランスが取れてるというか、
どうしても非日常よりの話がストーリーとしては非日常の部分がようやく進む話なので、
でもストーリーが進んでない日常こそこのでででの厚みというか乗っかれる部分だなっていうのはあるなと思って。
でもちょっと私、めっちゃ漫画を勧めてしまったから。
漫画を勧めたことは後悔しないですけど、講師を見る前に漫画を絶対読んだほうがいいって言っちゃってるからな、このラジオで。
でも言われなかったら読んでなかったし、僕は漫画の文字通り意味のない日常に帰っていくラストが好きなので、
だから本当に漫画版の後味と映画版の後味が全然違うというか、
映画は僕にとって天気の子なんだけど、漫画はすごいシン・エヴァっぽい終わり方してるなっていう感じなんですよね、本当に。
27:04
全然違うっていう感じがして、違うのは違うのでいいんだけど、
でも勘どころ外してるなっていう感じがすごいしちゃうっていう。
やっぱり非日常があり続ける世界のままっていうのはなんかちょっと幼稚な感じもしたし、
漫画が何もない本当に意味のない日常に収束していくのからするとちょっとなんかなって感じもするし、
やりきるならやりきりで全部壊せばいいしって感じがするし。
漫画は勝ち取ってるじゃないですか、日常を、と思うんですよね。
元々の世界の温炭たちがどうなってるかはわかんないけど、
少なくとも一旦平和というか、無事だったり安全だったり、他の世界を自分たち覗きに来るぐらいのものっていうのを掴み取ってるっていうラストだと思うんですけど、
映画で私ちょっとあのラストでも全然本当にいいんですけど、気になったのが16日後っていう、
絶妙な、なんだろう、だって東京に家族とか残ってるわけじゃないですか、
それで夏休み続きしようねってならんくないっていうのはちょっと思っちゃって、
それなら何にも気づかんまま1日しか経ってないとかぐらいの方がスッて受け入れられたなと思うんですけど、
16日経ってたらもうちょっと混乱してないかなっていうちょっと思っちゃって。
確かに、時間示さなくてよかったかもしれないですね。
あれがあることで考えちゃうことが多いっていうか、あれは確かにあんなことそれぐらい出さないほうがいいなっていう。
ただ後っていうね。
なんかいつかまだもしかしたら気づいてないのかなって、橋とか渡れなくて、一旦戻ったんかなぐらいの。
だって黒岸があんなことなってんのにとか思っちゃうわけじゃないですか、こっちは。
それでもそれがなかったら私はあの終わり方っていうのは別にいいです。すごく悪くないです。
ラストのこと、僕のあれっていいですか、僕アリなんですよ、ラスト。
なんでかっていうと、漫画版のラストで親が出てきてたのが何をやりたいのか僕よくわからなくなったんですよ。
確かにお父さんとかってもうずっとほったらかしいというか、
普通に一番初めの8月31日の時に死んだってことでよかったと思うんですけど、
でも後で親が出てきて、8月32日ですよね、漫画版でいうところの主役になって、
お父さんが死体になってもう一回別のああなってない世界にもう一回移るっていうのがエンディングですよね、漫画の。
30:02
このなんだろう、親が出てきてケツ拭かせんなよっていうのを思って。
それめちゃくちゃ思いました。
ケツ拭かせんなよまでは思ってないけど、温泉たちのまま見たかったのはありますね。
それは多分読者は結構思ったと思います。
だからもう温泉と門出の話でやりきったらいいと思うんですよ。
で、もう世界も滅んでいいと思うんです、究極。
でもそれを選んだのは2人っていうまま、2人というか温泉のまま終わってもよかったんじゃないかなとは思って、
結構漫画の最終巻のパートは本当混乱して、やりたいことがずれまくるじゃないですか、あそこのタイミングで。
いやもうそこなくてもよくねって思って、だからもう温泉が選んだ世界のまま最後までいきますって終わった映画は僕は結構好きなんですよ。
なんですよね。
そうですね、その着地は確かにすごい。
あと僕は温泉と大葉のラブストーリーとして見てたので、その終わり方いいじゃんと思ったんですよ。
だから僕とチクからもう結構温泉の中で門出の存在感ってちょっと下がってくるというか、大葉の方が大事になってるじゃないですか。
いやでもそれが友達じゃない?下がってるとかじゃなくて、だから絶対なんだよなって思うんですよね。
なんていうのかな、友達と恋人がどうとかこうとかってつまりないんですけど、それが私このデデデデの好きなところであり、他の世界系が苦手なところなんですよね、正直なところ。
そうなんです、そこがいいんですよ。だから下がったっていうのは、何だろう、数字的なものの上下を比べてるんじゃなくって、見てる側が何だろう、見てる側にとって相対的に門出の存在感が温泉の中で下がってるというか、大葉の方が存在感を増してる、見てる側が。
話の主体がどっちかというと、そっちに寄っていくっていう。そこがフェアというか、守りたいものというか、語りたいものが一人じゃなくて日常っていうところにあるっていうものの象徴だと思うんですよ。あくまで門出と温泉は友達ですっていう。
恋愛は別でしますっていう。なりたいものも他にあります。やりたいことも他にありますっていう。それはそれとして、門出がいない世界って許せないんですよねっていうのがやっぱそこが良さだと思うので。それはそれとして、やっぱり温泉と大葉のラブストーリーがあるっていう。やっぱり途中から僕、ときめいてましたもん。温泉のあのやりとりとか。
あのちゃんがめっちゃ声優うまいなって思ったのは温泉みたいなキャラって、あんまりちょっとオーバーにしてたら、見てるこっちが引いちゃったり冷めちゃったりする部分もあると思うんですけど、それを絶妙なテンションで保ちつつ、恋心を持ってときめくときの感じとかがすごい上手く出せてるなと思って。めっちゃ難しそうやからすごいなって思いました。
33:19
ちょっとお便りやられるとき行きましょうか。
でも、そうか、僕最後オーバーで終わるのはあんま好きじゃないんだよなって思っちゃったよね。
そうなんですか。
やっぱり僕、門出と温泉の話として撮ってるから、いや、お前じゃないってなったんですよ、正直。
それは分かりましたけど、映画で言ったら前哨の流れと変わったなっていうのが。
そうなんですよ。
漫画だとそこがちょっとシームレスな感じは受けるんですけど。
でもなんかちょっと話しちゃうけど、単純な恋心ってももちろんあると思うんですけど、私温泉はどっかで記憶みたいなものはあったんじゃないかなと思うし、それで自分が抱えてる、自分一人で抱えてるものっていうのが多分あったと思うんですよ、孤独に感じる部分が。
それをやっぱり唯一共有できる相手としてのオーバーだったと思うんで、それがやっぱり侵略者側とか侵略者だったっていうところのロマンチックさっていうか、絶対に分かり合えない存在が唯一自分のことを分かってくれてるみたいなところはめっちゃいいなと思って。
そこがあるからこそ、単純にちょっと好きになったっていう感じもなかったんで、スッて私の中では乗れたのはあったんですけど、意外と話すことあんな。
そうなんだよなーっていう。
あの着地はいいだけに、でも最後オーバーで終わるんじゃないんだよなーみたいな。
ちょっと話したいことあるから次の頼りに行きましょう。
じゃあ次のテーマ行きますね。
げこぽんさんがいただきました。
下杉店長の皆様こんにちは。
役所考えてみましたこのことです。
デデデレ交渉を見て参りました。
前章の副からストーリー開始と同時に目まぐるしく動くのかと思いきや、結局生活に吸収されて日常が続く流れはまさにコロナ禍で感じた空気。
正常性バイアス、陰謀論、利権にまみれて全く問題解決のために団結できない感じは、
ドントルックアップを思い出しましたが、アイロニカルなあっちより何を選択したらいいのかわからない、日常以上日常営むしかないことへの傍観のようなものを感じ、
週末の後に生活を探す姿には人間の頭っさ以上にたくまっさを見ました。
それと温担の罪が私にはいまいち理解できませんでした。
温担が門手と引き換えに侵略戦を呼び寄せたというより、温担が門手と幸せになるために週末ルートへ自分がシフトしたが私の受け止め方でした。
原作未読なので皆様のお話楽しみにしております。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。
そうですね。
僕も確かにドントルックアップは原作読んでるとき思い出しました。
36:04
主人公たちじゃなくて政府の感じとか街の感じとかはドントルックアップっぽいとかありますよね。
全く団結世界、滅亡の危機だって言っても我々全く団結しないですよねみたいなところをシニカルに描いてるところは確かに
でででとドントルックアップ通じるところは確かにあるよなっていうのは確かに読みながらすごい思ってました。
見ててちょっと僕苦手だなって思う部分としてやっぱり結構冷笑的な視点の話だと思うんですよね基本的に。
まあこう政治的なスタンスをイカ派タコ派っていう呼び方して
あとこうどっちよりでもない人をマグロって呼んでたと思うんですけど
まあこうまあそういうものを皮肉ってるっていう感じのサブカル冷笑みたいな雰囲気は僕ちょっと苦手だなとは思うんですけど
ただまあこう難しいとこなんですけど今ある日常を史上価値に置いてしまったら基本シニカルになっちゃうのかなって気もしてて
もう世界系である以上現在の世界のことはちょっと斜めから見てるっていうのはもう絶対承知しちゃうのかなって思うんですよ。
もう根本的に合ってないというかだって世界なんて天秤にかけちゃダメだよっていうのがあると思うので
ただまあその感じを日常の価値を大事にするっていうところに置いてるっていうのはまあ僕はいいかなとは思ってはいるんですけど
もうお便りもありましたけどそのDon't Look Upの場合結構終始アイロニックな感じというか
むしろ世界なんか滅べばいいぐらいのテンションなんですけどなんかやっぱ今作の方はダブルスタンダードな感じがいいのかなっていう気はして
両方実際あるじゃないですか世界に対する感情として滅べばいいって感情と
でも普通の日常も大事にしたいというか近くにいる人が少しでも長く一緒にいたいみたいな
その両方がなんか同時に感情として原作にも映画にもあると思うので
私はなんかあの中で自分の思う正しさを選んでもいいと思いますし別に描かれてる中とか
そこはなんていうのかなやっぱりあのあれをシニカルに感じてしまうっていうのは少なからず自分がそう見てるからだと思うんですよ
だってシップス例えば本当にシップスみたいな活動してる人からしたらそれが日常なわけであって
なんかおそらくこの作品を見てる多くの人がそうじゃない立場だからそういう風に皮肉ってるように見えるというか皮肉ってる部分あると思うんですけど
それにやっぱ共感してる自分がいるっていうのはやっぱ自分自身の中にそれがあるんだろうなってすごい思うんですけど
39:00
でもその侵略者に危害をそんな加えなくてもいいんじゃないかっていう主張自体は私はすごい正しいと思うんで
あれはめちゃめちゃ正しいです本当に
だからなんかそのどっちもどっちじゃ全然ないと思うし正しいことを言ってる人がいるわけであって
ただそれその正しさを認識できないその現実でもそうじゃないですか
認識できなかった認識できたとしても自分からそっち側に行けないっていうことってあるあるなっていう
そういう意味では結構現実と地続きな感じはめちゃくちゃして
侵略者がまた可愛いじゃないですか
なんか拾ったものを頭にペコってつけてるのめっちゃ可愛くてお守りみたいなやつ
だから侵略者が死ぬシーンなんか私結構それ映画で撃たれて血が出るとことか
結構なんていうか漫画よりきついなと思いますやっぱり
色ついてますしね
そうなんです動くし音も出るから
なんかすごい
シニカルに見えるのはやっぱ誇張がきついからかなって気はするんですけど
例えばこう外部から来た存在があった時に侵略者って名前つけない気がするんですよね
だから侵略者扱いする用の名前を漫画自体がつけてるっていう部分の誇張がやっぱり
そういうものをシニカルに見てる感じがするっていうのはあるなとは思うんですけど
結構軍事的に利用していくわけじゃないですか
軍事的に利用するためには侵略者って名前しなきゃいけないわけじゃないですか
プロパワーだってことですよね
そうだからそれぐらいありそうな気がする
なんか最初は違う呼び方で呼んだけど
どっからか徐々にちょっと呼び方変えていってるみたいなことってあると思うんですけど
それは確かに
そういうのはなんかありそう
でもなんか本番私も読んでて漫画とか電波とか全部アメリカにコントロールされるみたいな
絶対本番やんとか思って
絶対アニュルやんと思って震えましたもん
どこまでがなんか本当のことで
どこまでがギリギリ違うのか分からなくなってきちゃって
ありそうやもん
ちょっと僕さっきと言ってること変わってるように聞こえちゃうかもしれないんですけど
この作中で明確な政治的スタンスが持ってる活動してる人たちを
完全に皮肉めいて描ききってる感じでもないなとは思う部分もあって
例えば双葉とかの扱いって
割と生きた人間
政治活動をしてる生きた人間っていうバランスで描いてるなと思うんですよね
やっぱ普通に友達付き合いしてて
42:00
バイトとかやるような感覚でデモに参加するみたいなのもあって
多分あのイカ派になるのかな
侵略者虐殺を止めようとしてるのはイカ派だったと思うんですけど
あのスタンスに完全に皮肉に描ききってない部分もあるなとは思って
やっぱそれは双葉っていう存在がいるからかなっていうのはあるんですけど
それに比べて小比類巻の扱いちょっと荒れすぎねって
小比類巻はびっくりしますよね
こいつが最後までこんなに重要なキャラになるなんて
漫画でも映画でもって思って
でも小比類巻の僕の見た未来と違うみたいな
そうだよねって思いました
完全に小比類巻になってました
そうだよねって
違うよねって
きっと彼らはね原作漫画の方を見ていたはずなんですね
わかるわかるって思って
前と同じものを見てたからって思って
君は今原作漫画のことを見てたんだねみたいな感じですよね
だからあそこって映画の結構面白ポイントだったと思うんですけど
自分がこうなると思ってた通りにならなかったわけじゃないですか
ざまぁなわけですよあそこ
ざまぁ見晒せな感じだと思うんですけどあそこって
だって俺今世界の中心にいるみたいなことを言ってるじゃないですか
あの希少さすごいですよね
だから結局それっぽいこと言ってるだけで
自分が状況をコントロールしたことにしたいみたいな
発想で動いてるんですけど
やっぱそれが否定されるっていう
本作でいろんなこと起こった中で
ある程度全体像を把握してるのって
あいつが一番その位置に近い気がするんですよね
だってあり得たかもしれない別の世界線をあいつは見てるわけだから
でもそれを見た上で現実そうなってないっていうのを
背負ってるの多分あいつだけですよね
あとオーバーかオーバーぐらいだと思うんですけど
そうだって小比類巻が見た未来では
小比類巻めっちゃ活躍してるもんね
めっちゃいいとこまで行ってるもんね
確かに
あいつあの後何者でもなくなるんですよ
テロリストになるんですよあの後
ざまぁ見晒せですよね本当に
それは確かに本当に小比類巻という男が
しょうもない奴になったという意味では
詳細に値するなって感じがします
そう悪のしょうもなさを磨くって大事やなと思います
フィールド描写でもそうですけど
そうそう
意味なんて持たせちゃダメなんだよな
そういうやつにっていうのを本当にどっちもやってる感じ
なんか悪と呼びたくもないぐらいの小物感がありますね
そうなんですよね
小物感あったのになると結構いったなっていう
小比類巻はディメンタスだったんだね
確かに
ぽさあるぽさある
あるある
でもでも私あの今回映画で
45:01
はい
描いてほしかったことが
はい
あのちょっと話の辻褄とか
うん
あんま考えずに言っちゃうんですけど
うんうん
漫画で一番熱いシーンっていうか
はい
でお父さんパートになってから最後
はい
あの何でしたっけあれ
夫人
新型の夫人に
はい
新型の夫人で無双してるやつらがいる
あーデーモンズ
デーモンズって呼ばれてると
そうデーモンズ
はいはいはい
あれは乗ってるのはあの二人じゃないかっていう話あるじゃないですか
それ
ありましたね
でででででとか言いながら売ってるやつ
そうそうそうそう
はいはいはい
あれもうめっちゃおーってなって
なんかあの漫画ではそれはまあ本当はどうか分かんないんだけどっていうところで
あのそのあそこを見せなかったのもすごい良かったと思うんですけど
二人がずっとゲームをやってきてっていうところが
あそこに繋がってるのもめっちゃ熱かったんで
ちょっとなんか私もう映画ではそのほんまにそれに乗ってる二人をもう見たかったですよね
わかります
バリバリに戦ってる
わかります
そっちのね
で戦って終わるなんかその決着とか分からずに
ただただそれで戦ってる二人で終わってほしかったのはめっちゃあって
見たかったですよね
見たかった
それはそれでいい熱いイラストですけどね
いや僕最終刊のこと全然読み取れてなかったなって今聞いて分かりました
えそうなの
全然もう何の話が起きてるかよく分かんなくて
何が起きてるのみたいに
そうなんですよねだから明らかにこう不審二期が
温泉と門出っぽい感じでこう並んでる絵みたいのがあるんですよね
そう
うん
あれがほんまにもううわーって思って
うんうん
でしかも戦ってる相手がさそれこそ世界って言ったらおかしいですけど
そうですね
うん
なんか侵略者とかじゃなくて
うん
なんかねその感じでちょっと映画に私ちょっと期待したとこもあったんです実は
わかります
超わかります
それ見せてくれんかなーって
そう
なるほどね
でそのそっちの世界の温泉と門出で終わってほしかったなっていうのはすごい
そう
それだとしたらまさにカタルソルフを起こした責任みたいなものもしっかり取ってるし
うんうんうんうん
いいなって思うんですよね
そうですね
うわーそれで熱いなー
はいはい
お父さんなしで
そうそうそうそう
そうなんですよお父さん
はい
もう僕正直あれ読みながらお父さんのパートってもうこれ朝の犬用の願望じゃんって
そう
思わなかったんですよ正直
そうそうそう
少し間に
ですよね
多分そう
めっちゃ朝の犬っぽいものを
そうそうそうそう
リカバーしたくなるんすよねきっと
そう俺はこうだったけど若い者にはこうなってほしくないなみたいな感じが
めちゃくちゃあの場面からずっと感じられてて
いやわかるんですけど
これお前の話じゃないんでっていう感じがすごいしたんですよね
しかもちょっとやっぱ原作割と納得できてないのは
48:00
お父さんがシフトするじゃないですか
お前は救われてるけど別にあの世界の温泉と門で救われてねーからねとっけどっていう
うん
まあ確かに確かに
ただなんか私それはすごい私も読んでて思ったんですけど
なんかあの我々はもう温泉と門でがもう見たくてしょうがないのに
最後までやっぱ出さなかったっていうのはなんかこう
なんていうのかな憎いなっていうか
そこはわかります
なんかこうまさかえ?っていう感じでしたね
だから最終巻って本当最初から最後までえ?え?っていう連続で
何これ?みたいな何が起こってるの?みたいな感じだったのは本当に間違いない
そうなんですよね
そうあのお便りに温泉の罪どうこってありましたけど
別にあれ罪じゃないんですよね
だってああいう世界は別にあるんだから
そうねそこに行ったんだもんね
うんで一番初めの世界から温泉が平行移動した後も別に
その前の記憶残ってるわけじゃないから
別にその罪背負ってるわけでもないし
じゃあ何が動いたかってもう読者の視点が動いただけ
我々が動かされている
我々の視点が温泉によって動かされただけで
その動かしたの朝の犬をだから
あーだからそういう意味はお父さんが最後動くのも納得できるのか
あーなんかしゃらくせえなーみたいな感じ
なんだかなーって
お父さんが朝の犬だもんなー
なんかなー
いやーほんとねこう世界系に大人がシャシャリ出てくるなと思って
いやそうなんですよね
子供の決断だけで世界滅ぼしとけよって思うんですよ
リカバーなんてすんなって
もう世界滅べるって若者が選んだんだから
世界滅ぼしとけって思って
そうね
だからねそう
いやーっていう
はい
ちょっとやばい
お便りがちょっとそろそろ
次いきますね
レッドジャケットさんからいただきました
いつも楽しい話をありがとうございます
ででででぶっ刺さりました
私は原作未読全賞鑑賞
前夜祭一気見上映
原作漫画購入独派
交渉再鑑賞しました
キャラデザイナーセリフから滲む独特の世界観や
主役2人のキャスティングは最高でしたね
日常に現れたありえない異物をいつの間にか受け入れ
世界が確実にやばい方向に進んでいるのに
見ないふりで普通に暮らす人々
無駄に意識高いよう自負するだけの人
ネット情報を鵜呑みてうろたえる人たちの
絵描きぶりは見事であり
オーランが自分にとって
絶対である門出を選択したことで
招いた結末は
好みもなく残酷でひたすらに愛おしかったです
私は吉祥寺界隈の住人で
オーラン門出たちが見知った場所を歩き
そこに円盤が墜落し
侵略者が現れたこともリアルに感じました
作者駆け下ろしの結末は
漫画と並行世界の
もう一つの結末と納得し
原作込みで一つの作品として評価したいです
51:02
はいありがとうございます
ありがとうございます
いいなあ吉祥寺界隈
言ってみたい
私吉祥寺の人間なんでっていうね
すげえ言ってみたいわ
吉祥寺住んでたら吉祥寺タトゥー入れるわ絶対
めちゃくちゃ地元ラブな人
すごい
絶対吉祥寺の人が死なさそうなこと言われるから
確かに
絶対引っ越してきたやん
漫画と合わせて
一つの作品っていう感じはあるなあ
とは思って
映画のラストも漫画のラストも
内包してますからね
並行世界ものである以上は
そうですね結局はマルチバースと言いますか
解釈としてどっちのラストもあるよっていうか
いろいろ開かれてるよっていう意味では
漫画と映画でセットって感じなのかな
それねえ並行世界ものって
エモーションもあるんですけど同時に
全部意味なくないっていうのも
ちょっとあるんですけど
あのこの僕
僕が好きな部分もあるんですけど
結果より納得を求めてるって感じだと思うんですよね
僕の好きな話で
ドラゴンボールの人造人間編って
読んでます?ドラゴンボール読んでる方います?
ドラゴンボール読んでます
読んでるけど結構昔やから
うろ覚えですが
人造人間編っていうフリーザ倒した後の
次の編があるんですけど
あれって未来からむちゃくちゃ強い
人造人間が来て悟空たちとか
殺されちゃうんですよ
で普通に世界滅ぼされちゃうんですよね
そんな話なんですか知らなかったんですけど
そうなんですよ人造人間編って世界滅びてるんですよ
知らなかったわドラゴンボール売れてないのに
そんな話なんだって
でもこの滅びた側の世界からブルマってわかりますかね
発明する女の人がタイムマシンを作って
このムフコのトランクスを
今の時間軸に戻してそこで
世界を変えるって話をするんですけど
ドラゴンボール世界のタイムスリップは
平行世界に行くっていう認識なんですよね
だから世界を書き換えることにはならないので
元の滅びた世界は残ってるんですよ
じゃあ意味ないのになんでするのかっていうと
ちょっと要約したんですけど
尺だからなんですよ世界が滅びてたままっていう
そうじゃない世界があってほしいっていう願いから
それやってるんですよね納得の問題なんですよ
僕はそれすごい好きで
本作にもそれ通じてると思うんですよ
だから平行世界を移動してるだけだから
そこに本質的な意味ってないんだけど
54:00
ただ自分がそれを選んだっていうことが
あってほしいっていう願いだと思うんですよね
僕は結構それ好きで本作も
それって意味ないよねでもそれって
選んだってことが大事っていうのが好きなんですよね
その選んだっていうのがやっぱ世界系だなって思うんですよね
めちゃくちゃわかりますね
世界系の結末って滅びるなり
結ばれるなりいろいろバリエーションあると思うんですけど
結局はやっぱそこに選んだっていうことがすごく重要
だよなっていうのは確かに本当にそうで
だから本当にこの映画にしろ漫画にしろ
そのラストを選び取ったんだなっていう感覚がやっぱそれが残ってるっていうのは
すごくそこは僕も好きなところですね
はいごめんなさい
次行きましょうか
エムハラさん店長メンバーの皆様こんばんは
デデデデ交渉原作漫画家いわゆる
トゥルーエンドだとすると映画はオーバーエンドだとでも言うべきでしょうか
原作との違いについての是非はともかくとして
この結末ならばオーバーだけでなく
ヒロシア・ワタラセやアイの兄弟たちの死も回避した
完全なグッドエンドにしてほしかった
オーバーは好きなキャラクターですがヒロシアは亡くなっていることを考えると
彼の活躍を手放しては喜べないというのが正直な感想です
一層オーバーとオンタン以外は絶滅してしまう結末の方が
まだ納得できたかな
ただ前後編や原作含めてデデデデが非常に面白い作品だったのは間違いありません
皆様が本作をどう語るか楽しみにしています
はいありがとうございます
濡れたいエンドになったかも正直
ちょっとあるというか
ゲームで言うと
一周目のエンドだなって感じですよね
そうですね
手探りでやってなんかちょっと微妙な感じのエンドになっちゃったな
って感じですよね
2周目から本番だからって言われるやつ
今度はちゃんとしたルート選ぼうねみたいな話
聞こえますけどね
マルチバースっていう概念ちょっと私
難しくてあんまり理解できなかったりするんですけど
デデデデの中で出てくる
地球っていう重力の中では
魂と体が
一緒になってしまうみたいな話出てくるじゃないですか
あれがすごい好きで
あり得るなって思うんですよ
場所が持つ力みたいな
ものってあるよなと思って
だから侵略者たちも
地球に来て来たらいつの間にか
自分たちも人間みたいになっていっているっていうところとか
自分たちがそれはやっぱ地球に生まれてる
地球で生きてるからなのかなっていう
すごい面白い考え方だなと思って
生きてる場所によって何もかも変わっていくのの
究極が欲しいであるっていう感じは
ちょっと説得力があるなと思って
マルチバースのところとは違うんですけど
57:02
その設定の話が結構面白いなっていうのはあります
僕その辺の下りは
すごくメッセージにも似た感覚を覚えました
なんか
メッセージもある意味僕らが考えている時間の流れって
実は違うんだぜみたいなのを
本当にうわっそうやん違うやんみたいな風になるっていう
映画だったと思うんですけど
それをメッセージはそこで変わりますけど
デデデではそんなことがなくっていう
本当にそこから逃れられないんだなっていうのは
確かにそれは現実そうだしみたいなところは
あるかなと思って
あとあれですねガンダムですね
ニュータイプ論ですねそれは
ガンダムね今私はゼータを
めちゃめちゃぎゅうほで見てないんですけど
やっぱあれですね
ファーストほどテンションバリバリって感じでは見てないんですね
そうですねちょっと言いたいことがありすぎて
あれなんですけど
シャアはやっぱ額に傷を負ったら
彼の中のセンスを司るところがおかしくなった
と思ってるんですよね
もう何の話なのかわからんし
何があったのシャアよ
本当にガンダムの話をし始めたら
終わらないのでやめますけど
映画のラストに関しては
適度に人が死んで適度に人が死ななくすることで
本当にやっぱり
温暖の罪を適度に軽くしたっていう
なんかこう
切中案というか妥協案みたいな感じを感じるところが
ちょっとそこはスネーが甘く感じちゃうというか
世界滅んだ上で生きるっていうのでも
まあいいんじゃないかなってね
だってもうめちゃめちゃすでに人死んでるし
もう第三次になってるんだからね
そうですよね
1000万人すでに死んでるんだから
もうそこであと1000万人
死なないようにすることで
本当な着地みたいな感じ
いやそれちょっと無理じゃないかみたいに
見えちゃうかなって気もしたので
なんかそのあたりこう
どうキャッチしていいかよくわからないシーンは
多いなとは思うんですよね
例のカタストロフィーのシーンも
あのノリの曲が流れながら
東京は崩壊していくっていうのは
どういう気持ちで見たらいいかみたいな
なんかわざとやってんだろうなって気もするんですけど
そのあたりは
でもまあどっちがトゥルーだと思います?
映画と原作漫画
どっちがトゥルーエンドだと思いますか?
トゥルーって難しいな
いやそうなんですよ
1:00:02
原作も映画もどっちもちょっとずつ僕不満を持っているので
ある意味トゥルーエンドないです
っていうのはちょっとあるかもしれないです
僕の中でですけど
僕トゥルーはさっき言ってた12巻のラストで
お父さんがあれをしないまま
あの世界が続くがトゥルーな気がしますね
だから最後にその2人の絶対が
その世界でも絶対であるっていう終わり方をしてほしいというか
でもなんかそれこそ移動したのは
お父さんだけであって
そういう意味ではトゥルーは残ってるわけですよね
我々が飛ばされてるだけで
見せてもらってないだけですからね
そっちじゃないとこみたいのにっていうところを
トゥルーかそうじゃないかは
納得度の問題なんですよね
各ルートに分岐していくわけですけど
いわゆるノベル芸から生まれた言葉だと思うんですけどね
分岐してどこに着地するかっていう
それでどの分岐も
当人たちからしたらトゥルーなわけですから
観客が何を最も真実に近いか
真相に近い着地をしているかっていうのを
信じられるかっていう
我々の納得の問題だとは思うので
やっぱお父さんが移動しなかった
あのまま続いたのがトゥルーかなって感覚は
ありますねそこは
我々で結末選択肢じゃないなっていうことが
よく分かりました
すいませんもう時間が来てしまいましたね
お便りたくさんいただいたんで
話派生する感じでいってみたんですけども
ではデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション
交渉の話を終わっておこうかなと思います
原作読んでない人もいると思いますが
すいません原作話いっぱいしちゃって
それは触れときます
説明で触れときますそこは
次回テーマは後で決めましょうか
ではお知らせになります
ではお知らせになります
映画の発車過ぎれば次回は6月29日土曜日開催予定です
場所は大阪の南森町週刊曲がり
19時オープン23時クローズです
すいません今回山口店長参加しない予定ですので
よろしくお願いしますあと大阪の震災橋で
毎月第2第4火曜日に山口が店長をしている
月にはちょっと映画の話でももも
あわせてお願いいたしますまたこの番組ではお便りを
しております番組全体次回テーマ向けてご自由にお送り
くださいませバーの最新情報番組次回テーマは
エックスにて告知しております各ご案内は番組説明文を
ご確認くださいませそれでは映画の話し
したすぎるラジオ第171回
1:03:01
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション交渉の話を
終わりたいと思いますそれではまたお会いしましょう
さよなら
01:03:32

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