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始まりました、映画の話したすぎるラジオ第172回になります。この番組は、大阪の南森町にあるイベント型カフェバー、週刊まがりにて映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の大石です。
マリオンです。よろしくお願いします。
今日は山口さんが飲み会の後に来られるということで、僕が進行を務めさせていただきます。
前田さんも今回参加予定なんですけど、若干お仕事の都合で遅れてるということなので、まず僕ら2人で始めようかなと思っておるわけですけども。
早速、オープニングトークというか、近況いかがですか?
そうですね。今週は異国日記とドライブアウェイドールズとチャレンジャーズを見ました。
異国日記は大石さんとか見てます?
この後話すと思うんですけど、今週は映画劇場で見れてないんですよ。
ああ、そうなんですね。確か大石さんって異国日記って漫画読まれてたって話をしたよなって思ったので、見てるのかなって。
そうなんです。原作漫画はものすごく大好きなんですけど。
そうなのか。どういうふうに見るのかなってちょっと思って。
なんかね、良かったっちゃ良かったけど、なんか良くもないような何とも淡い感じがするなみたいな。
好きなんですけどね。
積極的に猛プッシュしたいかっていうと、そんな感じでもないみたいな。
なんかちょっと不思議なバランスというか。
この淡い感じっていうのかな。
っていうのがすごく僕は魅力でもあるのじゃないかなと思っているっていう感じはしますね。
多分ちょっと漫画の方を読んでないので、漫画を読まれた方の感想が結構やっぱりちょっとネガティブよりな感想がよく見かけたのもあって。
ちょっと漫画と映画はちょっと違うもんなんだなっていう。
多分もうちょっと長いスパンの話をギュッと圧縮してるからこそちょっと生じてしまう問題だったりするのかなっていうのはちょっと考えるんですけど。
けど僕は結構すごく良かったですね。
海町ダイアリーとかとすごく似たような漫画導入ではあるんですけど。
そっから二人の小説家の女性と小説家の女性のお姉さんの子供、娘さんが共同生活をするって話ですけど。
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そっからなんかこう、家族になった、疑似家族ものみたいな感じにはなるんですけど。
やっぱりそこでしきりに、あなたと私は違う国の人ですっていうことは、あなたのことを真に分かり合うことはできないのだからというのを常々荒書きを演じる小説家の女性は言うんですよね。
すごくよく分かる感覚だなというのはすごいあるんですよね。
この分かり合えないということを分かった上で始められる関係性っていうこと?
そこに何かそれを踏まえた上でどう関係を築き上げていくのかっていうところがすごく何というか、日常感あふれる感じと言ったらいいのかな。
これちょっと良い意味でも悪い意味でもあるんですけど、だんだんこう盛り上がりがなくなってくるんですよね、良い意味で。
良い意味でも悪い意味でもって言いましたけど、なんかちょっとまったりしてくるんですよ。
でもそれがすごくこの映画の魅力でもあると思ってるんだけど、じゃあ進めるときにこれ面白いって進められるかっていうとまた違う感じもしてしまうっていうのがあって。
なんか本当に異国日記自体が結構最近完結した漫画でもあったりするので、漫画夢の間では割と話題にもなってはいたものの、完結した時って大体良かったとかありがとうみたいなツイートで飛ぶじゃないですか。
異国日記の時一切飛ばなかったんですよ。
飛ばなかったっていうのは何だろう、終わってほしくない的なこと?
すごく良かったんだけど、これを言葉にできないっていう感覚をおそらくみんなが持って。
ああ、ギョッコドマンがすごかったのかなっていう感じは。
ただ何だろう、圧倒されるとかじゃないんですよね、異国日記の良さって。
本当に、さっきマリオさんがおっしゃったように、当たり前の日常でかつそれが他者として存在しながら、まさにシステムクラフトの話ではないですけど、バウンダリーを引けた状態でそれでも一緒にいられるっていう。
その人間関係がそこに存在することだけが奇跡のように思えるというか。
それは別にお話でもないって感じもするんですよね。
そうだね。
もはやお話がどうとか彼らがどうとかではなくても、そういうことがこの世界にあり得るのだっていうことだけで、ただただ良いなって思えるっていう。
だから劇映画として、多分希少点決つけられないんですよ、漫画原作をいくら上手く映像化したとしても。
確かにそうかも。
あんまり希少点決の話というよりかは、その都度都度に出てくる何とも言えない感情みたいなのがポッと浮かび上がってくるみたいなというか、気づかされるみたいな、
そのちょっとしたディテールみたいなところにすごく惹かれてるのかもしれないなっていうのはあるかもしれないですね。
個人的にいいなって思ったのは、荒垣ゆいと加穂が友人同士っていう感じで、その二人を初めて高校生の娘さんに見たときに、
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なんか大人ってしっかりしてねえなっていう感じの、大人ってしっかりしてると思ってたみたいな感じのことを言う。
ちょっとニュアンス違いますけど、細かなニュアンスまで覚えてないけど、でも大人って別にしっかりしてるわけじゃないというか、
ただ年取ってるだけなので、別に子供っぽいって、高校時代のノリで普通に遊んでるぜっていうのを気づくみたいな。
なんかちょっとわかるなって思って、僕もちょっと違うけど似たような経験として、
高校時代にアーケードゲームでクイズのゲームにめちゃくちゃハマってた時期があって、
ゲームセンターで大会とかあったりするんですけど、クイズゲームやってるのは年齢高めなんですよ。
たしかに経験値豊富な方が強そうなイメージあります。
なんかあんまり若い世代はあんまりいなかったので、その大会とかもやっぱおじさんばっかりで、
そのおじさんたちのノリとわいわいがやがや、大会終わった後にご飯連れてってもらったりとかしてた時に、
大人でも高校生と同じようなことしてるよなっていうか、っていう経験があったな、
そういうのと感じたことに似てるなって思ったので、それはすごくわかる感覚だなと思ったりしたりとかね。
まさに劇中の二人の関係に似てるというか、先生でも親でもない大人って子供にとってなかなか出会う機会って少ないじゃないですか。
たしかにそうだね。
まさに異国日記のあの二人ってそういう関係性としていようっていうのを最初に決めて、
たぶん最後までそういく二人じゃないですか。
なんかその関係すごい、ある種メンターって言ったらいいのかもしれないですけど、
確かにすごい子供時代にそういう人がいたらよかったなっていうのは結構思うことはありますね。
たしかになんか、先生と親以外の大人と触れ合う機会確かに本当にゲームやってた時すごく多かったかも。
確かにありますね。
なんかそういうことだったりとか、あと本当に出てくる連役者さんみんなよくって、
特にやっぱ高校生役の、ちょっとお名前忘れましたっていう。
何かお友達とかも出てくるんですけど、そういう人たちも全員いいんですよ。
ちょっとまとめて、全員いいからちょっと名前全部あげられないんですけど。
その彼女たちそれぞれのエピソードもなんかすごくね、
ポッと出てきては、こういうこと現実にあって、なんでこんなことになるんだとか、
って行き通ったりとか、こういうことをなんか言えなくてとかっていう話だったりとかが、
こうやっぱり、いやこれすごく真を捉えてるよなってすごい思ったりとかして、
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なんかそういった意味でもすごく、あ〜くしみじみと。
なんかまた、まあ海町ダイアリーみたいだとは言いましたけど、
海町ダイアリーとはまた違ったこう味わいのある、いい映画になってるんじゃないかなってすごい思って、
これは僕よかったなって思いました。
いや〜ちょっと楽しみです。見に行くのが。
逆にちょっと僕漫画が読みたくなりましたね。
ぜひぜひ。
よっぽどなんやなと。
めちゃくちゃいいんで。
すごいちょっと思いましたね。これちょっと気になりました。
ドライブアウェイドールズが、これどっちだっけ、えっとね、公園兄弟のどっちだっけっていう感じなんですけど、
E3公園のほうですね。
一人兄弟じゃなくて片方で撮ってるっていうやつですね。
一人で撮ってるってやつがあって、
基本的にこれ超くだらない映画なんですけどっていう、
二人の女友達がいて、性格も結構真反対な親友同士の女の子二人がいて、
その女の子が気分転換でドライブ旅行行こうぜみたいな感じになって、
で、おばあさんがいるフロリダに行くみたいな話になって、
その中で車の配送アルバイトみたいなのがあるんですけど、
決められた場所に車持ってってくれる、ついでにその車運転しながら旅行しようぜみたいな感じで乗るんだけど、
ただその車ね、その車実はギャングが狙ってる車でしてみたいな。
ギャングが大切な何かを乗せてる車だったらしく。
本当はそのギャングのやつが引き取ってそれをする予定だったんだけど、
持ってく予定だったんだけど、手違いで同じ場所だったから、
じゃあこの人たちのことなんだみたいな感じで配送の担当の人が間違えちゃって、
この女の子2人の方にそのやばい物を乗せた車を渡してしまうと。
ほー。
じゃあこれやばいじゃんこれ。
とんでもない犯罪の匂いブンブンみたいなのに巻き込まれちゃうみたいな、
なんでしょうね、ドタバタクライムコミュニティって言ってんすかねみたいな感じなんですけど、
ほんまくだらんくて。
けどなんかね、これすごいなって思ったんですけど、めちゃくちゃフレッシュなんですよ。
へー、フレッシュ。
なんでかっていうのが、主人公の女の子2人がレズビアンだからっていうたったそれだけの理由なんですよ。
たったそれだけっていうのおかしいですけど、
主人公がレズビアンのこういう映画、全然なかったじゃんっていう。
これだけでこんなにフレッシュに思えるっていうこと、
そしてそれを今までやってこなかったんだっていうことに対するちょっと息取りも覚えてありました。
本当にね、マジくだらんくて思わなかったですねっていう。
でもなんかいいですね、ロマンティックラボ入れおどりに回収されないというか。
レズビアン同士の喜び方はあるんですよね。
行く先々でレズビアンバーに行くみたいな。
レズビアンの下ネタ話が多いクライムコミュニティみたいな感じ。
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なるほどね。
そこがね、これ新しいって思ったけど、新しいって思っちゃうような時代ダメだっていうのをね、
すごいしたりして、ほんまくだらんくて、本当にいちいちキャラクターがおかしいっていうか。
主人公2人、片方が性に奔放な女の子で、
他は結構真面目な女の子みたいな。
で、ちょっと性に奔放な女の子をマーガレット・クワリーっていう人がやってたんですけど、
その元カノがブックスマートのビーニーフェルドスタイルをやってて、
元カノが警察官で、めちゃくちゃ笑ったんですけど、
私物取引みたいな。警官の元カノの家に私物取引みたいな。
めちゃくちゃ怒ってるわけですよ。浮気ばっかして。
でも持って帰る時に、あんたこれを持ってきなさいよって言って、
頑張って壁に取り付けてある何かを必死に取ろうとしてるんですけど、
それがリルドなんですよ。壁に取り付けたリルド。
一生懸命はがそうとしてて、あんたこれを持ってきなさいよみたいな。
いらないわよみたいな。
ついてるし、使っていいからみたいな話をしだすとか、
そういう感じの趣旨くだらない。
いいですね。いいくだらなさですね、それは。
そうなんですよね。大変くだらなくて、
このくだらなさを全力にやりきっている感じが本当に素晴らしいなって思って、
思った以上に面白いなって思いました。
なるほどな。
一時期だったら、下ネタコメディ系って男性が主人公だったイメージありますよね。
そういうのも全然見てバカって笑ってるんですけど、
これ、立場が変わるだけでこんなにフレッシュになるんだっていうことにも、
フレッシュで楽しかったけど、これはこれでどうなんやろうなってことも思ったりはしたし、
けどやっぱ面白かったっていうのは一番大事だなっていう。
そう、キャラクター達愛せたらそれに勝るものないですからね。
本当変な映画なんだよね。
いきなり007のモーリス・ヴィンダーが出かけたオープニングみたいな、
わけのわからないドラッグでもやったのかなみたいな、
エロティックな映像が流れるみたいな、
女体のシルエットがウニャウニャするみたいなのが流れて、
これ何を見てるのかなみたいな思ったりするんですけど、
本当不思議な映画ではあるんですけど、
これ面白いです。
で、あとチャレンジャーズがやべえっす。
やっぱりね、これめちゃくちゃ評判いいですし。
いやちょっと、これはもうね、
発声可能上映とか声出してよかったら、
あの、やりえがった!みたいなことめちゃくちゃ言いたい。
声出したくなりましたね。一人だったら声出してたなっていう。
それはどこの場面でワーってなるんですか?
いやー、なんて言うんですかね。なんだろう。
ルカ・ガダニーの大好きな監督だなっていうのをちょっと思ってるんですけど、
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全部見てるわけじゃないんですけど。
なんかルカ・ガダニーのらしいなっていう、
本当になんかね、異性愛とか同性愛が、
どっちかっていうと彼は同性愛者なので、
そっちにも寄ってるんだけど、
なんかそういう異性愛とか同性愛とか、
なんか自由に行き来する感じがすごいなって思ったんですけど、今回。
三角関係の話なので、
最初はゼンゼイヤ演じるタシダンカンっていう、
元有名テニスプレーヤーと将来有望な2人の男性テニスプレーヤーの三角関係ってことで、
彼女を取り合う話みたいな風にね、
まあ確かになるんですけど、
けど男性2人側も2人側で、
なんかめっちゃ良いムード漂ってるじゃんみたいなのが、
絶妙な、あの、何て言うんだろう。
下ネタじゃねえかみたいな引用、メタファー込み込みで描くみたいな。
片方が持っていたチロスを、相手が持ってるチロスを食べるってさ、みたいなね。
これは何のメタファーかな?みたいな。
本当に仲が、もう幼馴染の2人なので、
なんかね、そういったのもね、むんむんに酔い出されてくるんですよ、別に。
けどそれらしきシーンとかないんだけど、彼らがゲイですよ、みたいな。
っていう話でもなく、っていうか別にあんま関係ねえなっていうね。
もう本当になんか、自由な恋愛してんなっていうか、
ポリアモリー的なことかなとは思うんですけど、
それがね、すげえ、すごいです。
三角関係、これ成立すんの?ってなったら、
最後ね、ネタバレ気味ですけど、成立したー!ってなるんですよ。
うわー!ってテンション上がります、ほんとに。
なんかこの高揚感はセッションの最後に近いっすね。
結構ですね、だから。
うわー!わー!堅い握手結んだー!みたいな感じ?っていう感じですかね。
本当にね、もうね、すごいっすよ。
もうこれはヤバいです。
勢い余って今年ベストって言いたくなる気持ちめちゃくちゃわかる。
いやヤバい。そうなんだよ。
アルカガダニーノってなんであんなに普通にしてる男の人から、
色気ムンムンに出せるんやろうなとかめちゃくちゃ考えますもん、本当に。
いやー、そう見たかったんですよね、今週。
もう、ていうか、今すぐにでもできれば見たいんですけど、
本当仕事が立て込んでて見れなかったっていう、ただそれだけなんですけど。
いやちょっとね、仕事僕も忙しくてきついなーって時に見に行ったんですけど、
すっげえ元気出ましたね。
いやー早く見たい!
やったぜーってなりますよね、なんかね。
見た人なのもある。やったぜーってなる。
もう来週までは確実に見ます。
全てが最高でした。
もう本当に音楽もね、バチバチですよ。
ほんとに。
もうこれ聞いたらテンション上がるじゃんみたいな。
18:00
うんうんうん。
トレントレズナとアティカス・ロスっていうのが超売れっ子ですけどね。
大好きですけど。
まあちょっとね、システムクラッシャーの時にも、
ああもうサントラ一番これかなーみたいな思ったんですけど、
いやまた来ちゃったなベストワンみたいなやつ。
来ちゃいましたねーみたいな。
聞いてるだけでニヤニヤしてきますね、思い出してなんか。
すごいですね、ストーリーの内容からはあんまり元気になる感はそんなないのかなって気はしてたんですけど。
いやね、元気になりますよ、なんか。
いやもう僕は本当になんか、いやこのラストっていうか、
針の穴に糸を通すようなことをできたなーって感じが本当にしましたけど。
なるほど。
やっぱ破綻するしかなくない?この関係って思っちゃってたんですよ、やっぱり。
まあいわゆる異性愛規範だったりとか、
その好きな人は一対一だけとかっていう台にとらわれてるというか、
普通っていうのもおかしいですけど、
そういうので生きている人間からすると、え、これどうなんの?みたいな。
ってなるんですけど、いやでもなるじゃん!みたいな。
っていうのをザッと見せられて、いやもうなりますね!っていう風になるっていうね。
もう圧巻ですよ。
人との関係性が結ばれたり壊れたりみたいなのを、
テニスの試合でこうね、なるっていうか、
いやすごいな、テニスのラリーって人生じゃん!みたいな感じでしてくますもんね。
ほんとにセッションとそこは。
そうなんですよね。
結構これ時系列が前後いろいろするんですけど、
一つの試合とかをしながら過去に戻ったりとかいろいろするんですけど、
その時まあね、いいこと言うんですよね。
テニスは関係性よって、リレーションシップよみたいな話をしてて。
ほうほうほう。
でもテニスってさ、ラリーするときは確かにつながってるけどさ、
テニスの成立するのって、
その関係、ラリーが崩れることで初めて点が生まれるからさ、みたいな話じゃんっていう。
なるほど。
って考えたときに、じゃあこの人たちどうすんのさ、みたいになるわけじゃん、みたいなことを考えだしたら、
もう余計になんか、よくやったね、みたいな。
気持ちにすごいなっちゃいましたね。
早く見たい。
いやー、もうちょっと、いやー、本当にちょっと、
しかもね、脚本を書いてる人がファストライブスの、
セリーヌソンさんの。
旦那さんということで、その人がまた三角関係の話を書いているっていう話を、
という異念を感じた上で見たのもあってですね、
いやセリーヌソンありがとうっていう感じですよね。
君たちのその三角関係がなければこれは生まれなかったよ、みたいな。
って感じもすごいしましたし。
でもなんか、さっきのマリオさんのお話聞くと、
不思議と二つともその三角関係がドロドロしてないというか、
21:01
謎の糧としての良さがあるというか。
そうそうなんですよ。
なんか成立してるじゃん、みたいなっていうか、
なんていうんだろうな、
その人なりの形で三角形という不安定な関係性が、
でもちゃんと成立してるな、みたいな風になるのがすごいことだな、
というふうに思いましたね。
いやー、早く見たいです。
人間について喋りたくなったので、あんまもう言えない。
たぶん山口さんが、
もう一個あげられてるラジオの方でめちゃくちゃ熱く語られてたんですよ。
マジっすか?ちょっと聞いてないので、
じゃあ山口さんが来た時に喋っちゃうかもしれないですけど、
ぜひ。
いやもう、たぶんバチバチっすよ。
たぶん知らないけど。
ラジオ聞いてないのであれなんですけど。
そんな感じですかね。
そうですね、こんな感じなんですけど。
僕はそうなんですよ。
今週映画は見れてなくて、
ドラマとかもほとんど見てないんですよね。
なのでちょっと本当オープニングで、
他の方いらっしゃったらもうそのまま振りたかったんですけど、
まだいらっしゃってないんで。
そうですね、あ、そうか。
そう、どうしようかなって思ったんですけど。
そっか、じゃあまだ全然喋っててよかったのか。
もちろん、それでも全然アリなんですけどね。
僕はあまり整理せずに今喋りましたけど、
チャレンジャーズのこと。
そのくらいテンション高かったので。
とりあえずなんか話すことあるかなって思った時に、
見てほしいものリストに1個しっかり追加しようかなと思って。
こういう時の見てほしいものリストだなって思ったんで。
なるほどなるほど、おすすめ。
おすすめ。
追加しときたいやつですね。
そうですね。
これはマリオさんも見てるし、
何ならリスナーさんも何人か見られてると思うんですけど、
まだ見てない方にっていうことで、
ちょっと話にも出したんですけど、
もう終わりにしようの話をしっかりしようかなと。
なるほど、もう終わりにしよう、はい。
大好きですよね、僕もね。
監督チャーリー・カフマンですよね。
ネットフリックス限定で公開されてるので、
今回の課題作、セイヌ川の水面の下でお見られた方は、
おそらく漏れなく見れると思うので、
ぜひ見ていただきたいなっていう映画なんですけど、
物語自体は最初車に乗ってるカップルから始まるんですよね。
どうやら男性の家に一緒に帰ってるというか、
連れてってもらってる彼女の視点なのかなってところから
物語は始まっていくんですけど、
彼女は弟子ばっくりが演じてるわけですが、
彼女の中で何回ももう終わりにしようっていう、
幻聴なのか、言葉なのかが、
会話を聞いてると会話の間から脳内に突然直接語りかけてくるみたいな感じなんですよ。
で、その感覚、その感覚何なんだろうみたいなことをずっと思いながら、
彼女が彼の実家に帰っていくわけですけど、
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そこからも結構奇妙な、
実家、それこそお母さんトニー・コレットとか、
その彼氏役はジェシー・プレモンスだったりとかも、
名優ばかりが出てる映画ではあるんですけど、
とにかく実家異様なんですよね。
異様だし、
本当これいつ終わるのかなって思いました。
そうそうそう、思いました思いました。
すごい長い映画だったはずなんですけど、
2時間半とかぐらいですね。
2時間半、2時間14分の映画ですね。
2時間超えですね。
だいぶ、そんなに起伏があるわけでも引き伸ばされてる感じなんですよね。
そこから、あえて後半はあんまり触れませんけど、
ちょっとびっくりするようなラストに向かっていくっていう感じ。
少し話が転換しすぎじゃないみたいな感じで、
正直追いつけなかったんですよ、1回目見た時。
何が起こったんだろうみたいな感じで、いつの間にか映画が終わったみたいな感覚だったんですけど。
そうですね。
自分がちょうど学生だった頃、博士の学生だった頃に、
その映画を見て1週間か2週間、
てか数ヶ月後かな、数ヶ月後ぐらいに、
新幹線で学会に行ってたんですよ、東京の。
どっちか神戸に住んでたんで。
で、その新幹線の中で、
あ、そういうことかって全部わかって。
新幹線の中で?
はい。
え?
おお。
いや、なぜならもうはにしようって声、
自分でも聞こえてたなってことに気がついたからなんですけど。
ああ、ああ、ああ。
そのこと、その自分の感覚が、
映画の中にあったんだってことに、
数ヶ月後に気がついて、
あ、あれ、俺じゃんってなったんですよ。
あ、俺じゃんってなっちゃったのか、これ。
いや、僕もこれを見た時に、
あ、これ俺の末路か、みたいに思ったもんなっていう。
これ僕の末路かみたいな。
こうなって死んでいくのかみたいな、
うちに思いになりましたけど。
チャーリー・カーフマンね、僕らの末路を描きがちなんですけど。
そう、そうだよね。
いや、本当に、
このラジオでも取り上げたアノマリサってありましたけど、
アノマリサのその後感もめちゃくちゃ通じるし、
通じますね。
その先描いたらどうなるかって、
もうそれもマジ虚無じゃんか。
そう。
やめてくれよみたいなことになりますもんね、これね。
そうなんですよ。
ある種、教訓みたいなものをあえて触れるとしたら、
その声を無視しないってことなんだなっていうのをすごい思って。
この映画のラストまで見ると、
ジェシー・プレモンスの話になっていくんですけど、だんだん。
彼がなぜああいうラストを迎えたかって言ったら、
もう終わりにしようの声をずっと無視してきたからだなっていう。
聞こえてはいるし分かってはいるけど、
でも聞こえないことにしていったんだな、彼はってことに気が付くわけですよ。
27:00
で、その声は今の自分にも聞こえていると。
いやさあ、でもそんなことばっかじゃんみたいなことしてるじゃんっていうね。
そんなさあ、みたいな。
そうなんですよ。
そういうのもやっぱりあるし。
チャーリー・カーフマンより、
そしたらもう全部手放すしかなくなるぞって思うんですけど。
いや、そうなんだよね。
いや、ずっとこんなことを考えているのかなって思っちゃいますし、
それをちょっと思い出したけど、
最後やっぱりアノマリさんも、今回のもう終わりにしようもんだけど、
最後なんか舞台みたいなことを出すじゃん。
あなたの人生、こうですと言わんばかりの舞台を出すみたいな。
やめてくれますかみたいな。
やめてくださいみたいな。
あれもう公開処刑ですからね、ほぼイコール。
あなたの人生どうでしたかみたいなのを、
ジャッジというかね、総決算を見せてもらえますみたいな。
発表の場が最後に持ってこられるっていう。
いやお見せできるものないのですが、みたいなっていう。
それがまたもう辛いし意地悪だしで、
もうなんかすげえことするなみたいなね、
すごい気持ちですよね。
そうなんですよね。
なので、見ていただきたいっていうのもなんか変なんですけど。
そうですね、なんかすんごい重たい、
僕の勧めたトレジャーハンター組子みたいな感じですけど。
ただなんだろうな、
ただこの作品でしか摂取できないものもあるなっていうのは結構思ってもいて、
なんかやっぱり自分のモヤモヤした感覚だったり、
でも諦めがつかないような感じのこれに、
すごい的確に言葉というか表現を与えてくれた映画だなっていうのが今思うと思ってもいて。
なんかすごい意地悪な映画だし、
なんだろうな、もう一回見たらまた落ち込む気がするんですけど。
もうちょっと落ち込んじゃうからもう見れない、見返せないね。
なんですけど、でも多分一生記憶には残る映画だなと思っていて。
いやそう、記憶に残ってますね。
その年のベストで入れてますね。
やっぱ入れてましたよ。
入れてますね、今見たら。
ちゃんと入ってる。
そうなんですよ、なんかダークでアイロニーなんだけど、
でもなんかすごい皮肉に外側から見てるわけでもないというか、
割と切実な声でもあるというか、
その言葉を言っていることがすごい真を、
そのことを本当に思っている人がこれを書いてるんだなっていう、
それも含めてやっぱりこの人とは話が通じる気がするなっていうのを思えたので、
なので、なんだろう、どういう気持ちになれた時に見ればいいかってすげえむずいんですけど。
そうですね。
例えば何かに踏ん切りがつかなくなっている人とか、
あるいは今の人生に何かの不満がある人。
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何でもいいと思うんですけどそれは。
は、たぶん刺さると思う。
そうですね、まあそうですね、何というか、
中年の危機を迎えた方は絶望したらいいんじゃないかなっていうのではあるんですけど、
まあ、そうですね。
中年の危機を迎えてる人にこれを迎えたらどうするんだよって。
あんまりどうなんだって感じなんですけど、
僕はどっちかっていうとダウナーなものの時にダウナーなものを見て逆に上げていくタイプの人間なので、
そういう僕と同じようなタイプの方とかもいいんじゃないかなっていう気はしますね。
あとそれこそ僕らの同世代というかミドルライフクライシス待った中の方なんかは絶対去ると思いますね。
そうですね。
そっか、ミドルライフじゃなくてクォーターライフか、クォーターライフクライシス。
なんなんすかね、なんで我々ってか人間そんなクライシスを迎えがちなんですかね。
あ、我々だけですかっていう。
しかも霧翼ね、こう50とあとその半分のところで大体来るっていう。
節目に何か見出してしまうせいなのか。
社会的にもやっぱり区切りがあることでなんかやっぱり変わるものやっぱりあったりしますもんね、やっぱり。
そういう社会側から責められてるのもあるけど、
けどなぜかやっぱりこういうのにこう自意識が揺さぶられてしまうみたいなのはなんなんすかねっていう。
そうなんすよね。
なんかここじゃないどこかに行けた可能性があるんじゃないか。
可能性が捨てきれてないんですかね。
ね、良くないな。
でもこれを良くないと言ってしまうのはなんか難しい気もして。
いやまあそうなんですよね。
どっちかっていうと僕そっちに乗る側なんですけど、
そういう可能性の話みたいなのってやっぱりそういう映画見るの好きなので、
マルチバースものってやっぱりそういうところやっぱりある気がするだろうし、
それやっぱ好きだからこそやっぱりそれもうーんみたいな気持ちもやっぱり同時に生じててっていうのがあるから難しいんですけどね。
そうなんすよね。っていうのをちょっと話しとこうかなと思いました。
ネットフリックスで配信されてます。もう終わりにしよう。ぜひぜひと。
いいですね。ちょっとまた増えましたね。
各1本ずつプラス、もう1本プラスってことで今5本ですか?
そんな感じですね。
このラジオから見たいものをいっそ5本ありますので。
しかもトレジャーハンタークミコ無料配信されてませんでしたっけ?
ああ、そうらしいですね。プレシディオっていう配給会社さんのYouTubeチャンネルで配信されてるらしいですよ、どうやら。
僕もびっくりしましたけど。
なので今見るチャンスですよ。
まあ、あらま、もっと見やすくなってみたいな感じですよね。びっくりしました。
そのチャンネル見たらすごいびっくりしましたけど、僕の大好きなSF映画のプリディスティネーションとかで配信されたやつ。
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ジョン・ルカレ原作の誰よりも狙われた男。
フィリップ・シーマフォン主演のスパイ映画とか、いい映画も見れるんですごい。
こんなチャンネル実は知らなかったわって思ったんですけど、いいなって思いました。
なかなかないですよね。無料で配信しちゃうっていう。
すごいなって思いましたけど、ちょっともっと見やすくなっちゃいましたっていう感じ。
そうですね。なので。
お時間ある方はぜひぜひ忘れた頃に、「あ、なんか言ってたな。」ぐらいな感じで見ていただけたらいいんじゃないかなって思います。
さて、どうします?まだ2人来ませんけど、このまま始めます?
いや、ちょっと始めちゃうのはもったいないので。
ですよね。じゃあ、マリオンさんなんかあります?見てほしいものリストプラス。
それはちょっと急なので、あれなんですけど。
せっかく2人なんで、なんか大石さんと我々の慣れそむみたいな話ってほんましてないんだっけ?したっけ?みたいな、このラジオ。
ラジオ上ではしてないですかね。お店に来られた方とかにはよく話してますけど。
その話をしても良いのではないでしょうか。
確かに。
っていう感じがしたんですけど。
じゃあ、どこから、まあでも、もともと僕だからこのラジオのリスナーなんですよね。そもそも。
あ、そうですよね。そのラジオのリスナーだったって話とかは結構されてますよね。
そうですね。そこは触れてるんですけど。
うん、あれですよね。アナザーラウンド。
アナザーラウンド。
アナザーラウンド。会ってドハマリなんですか?
そうです。立てなくなるほど感動したんで、あの会で。
立てなくなるほどって、もうちょっと読みに意味がわからないんですけど。
しゃべってるかもよくわからないんですけど、まあまあそっからファンになってくださって、で実際にお店にも来てくださってっていう感じですね。
そうですね。たぶんその翌週、翌月かなぐらいからちょうどお店が再開して。
あー。
そう、ちょうどコロナ開けてようやくお店が出せるかもみたいなタイミングだったと思うんですよね。
あー、なるほど。その時とかに初めて来てくださってみたいな。
そうですそうでした。だからそこで1回目でもう閉店間際までいて、で帰りでマリオンさんと方向一緒だってことで一緒になって。
そうですね。いやほんとその時にめっちゃ話通じる人やんって思って。
何これソウルメイトみたいなの来たじゃんみたいな感じでめちゃくちゃ楽しかったんですよ、この帰り。
いやーよく、すごい嬉しいですそれ言ってもらえて。
帰りの時と一緒にめちゃくちゃ楽しくて。
うん。
ドライブマイカーの話とかリズと葵さんの話とかでめちゃくちゃ盛り上がったの今でも覚えてる。
あーそうですね、そうでしたよね。
だからそのお店にいた時の記憶全然なくてでも。
あんまり多分ねマリオンさんと話してなかったですよ。
あ、そうですかね。
うん。
多分喋ってないのかな。
うん。
全然葵さんとかとお店内で喋った記憶がなくて。
うん。
覚えてるのは本当にそのお店終わりましたの帰り道に、高校一緒なんで一緒帰りましょうかみたいな感じで帰った時にめっちゃ喋ったことがやっぱ一番覚えてる。
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いやーほんとそうなんですよ。
っていう感じでしたよね。
そう、だからそこから毎回映画バーに僕は通っては最後マリオンさんと一緒に帰るっていう。
ね、いやそうだからマジで店長一人占め状態。
贅沢な時間を。
贅沢だね時間って思う人がもしかしたらいるかもしれないけど。
でも初めてバーに来た時ってどんな感じでした?
あ、でもどうだろうな。
でもあんまり店長の、店長メンバーと話すというよりは常連さんと話してる時間の方が長かった気がしますね。
うんうんうんうん、そうなのね。
じゃあ本当に映画の話いっぱいできたなーみたいな感じ。
そうそうそうそう。
あ、それってあの映画っぽいですよねって言って通知レッドがたくさんいる、やったーみたいな。
なるほどなるほど。
あれ見ましたって言ったらみんな見てる、すごいみたいな感じでした。
普通にもう楽しんでるって。
そうですそうです。
なんか大体やっぱ、まあ多分これ映画バー来られてる方みんなそうかなって思うんですけど、
職場とかで映画の話したい時もあるじゃないですか。
昨日誰かと見てよかったなって思って誰かにお勧めしたいとか、あるいは共有したいみたいな。
でもなかなかそれって職場とかで話そうとしても、あらすじ話すだけで終わりません、大体。
大体ね、終わりますね。
その先の感想とか感動の分かち合いってなかなか難しいじゃないですか。
なんか映画バーに行けば何のその気遣いもなくそれができるっていうのがすごい嬉しくて。
ほとんどね、そっから始めてきて、でもほぼ毎月来てる。
そうですね、そこから先は毎月来ましたね。
そもそも僕が関西に来たのが2020年ちょうどコロナ禍の真っ最中だったので、
関西で、しかも僕が当時は大学院の博士課程1年生だったんですけど、
自分の研究室に学生が一人もいなかったんですよ。
そういう状況の研究室だったんです。
リモート?
いや、というわけではなくて、教授がいてスタッフ大人がいて、で僕がいるみたいな。
かたみ狭いし、同じ友人ができるって感じじゃないよね。
おっしゃる通りです。だから関西の友達がいなくて。
はいはいはい。
そっか、それは確かに。
そう考えるとやっぱり映画バーで映画お話できるっていうのはそれはやっぱテンション上がるし、また来たいって思うよね。
そうなんですよ。
だから本当にそこがライフラインになってました。
ライフラインというか。
ライフライン。
月一のこれがあるから生きるみたいな時期がありましたね。
すごいな。ちょっと重い。
重たく言いがちなんですけど僕。
重たいことをまた。
そんなこんなで2年ぐらい行かせていただいててって感じでしたよね。
そうですね。しかもそっから結構映画バー以外でも同齢さんと遊びに行ったりとかもされてたりとかしてましたね。
39:10
そうでしたね。
映画バー以外でも遊びに行けるような友達ができたんだって感じ。
まさにまさに。
こんな感じだったんだなみたいな。
で、そうこうしているうちに僕が関東の方に就職になって、そこから先は多分ちょっと話が出たかもしれないんですけど、
山口さんからもしよかったらっていうのを東京バー会社の時に誘っていただいて、そこからって感じですかね。
そこからは皆さんがご存知の通り。
あんまりしっかり話したっけ?って話したかもしれないけど。
時間余ってるしみたいな感じで聞いてみたんですけど。
そんな感じですね。
毎晩の、真日月一緒に帰ってくるんだから本当にすごい話しやすいもんね。
本当そうなんですよね。
話しやすいしな。
そう思ってもらえたら嬉しいですけど。
話しやすいし。
オープニングトークのこと、オープニングトーク的な今月見た映画みたいな話を永遠と帰りながらしてましたもんね。
やってたね、やってた。
一回ね、終電逃してまじで歩きながらずーっと喋って帰った。
ありましたね。
次のジュラシックワールドに出る恐竜何かみたいな話しましたよね。
たぶん、そうそうそうそう。
本当にそんな話しながらなんかすごい、青春じゃん。
終電逃して歩いて帰るって青春だなって思いましたけど。
あそこで金麦持ってたらほぼ愛がなんだですからね。
いやほんと青春だわって思って。
結構な距離歩いたと思うんですけどね。
結構な距離歩きました。
帰ったら結構足パンパンで。
足の小指が痛いみたいな感じだったんですけど。
あれでも楽しかったわー。
すいません、なんかそんな感じでオープニングトークに格好つけてだいぶ長く話しちゃってますけど、
以上山口さん到着されてるかもしれない。
あ、でもスマホか。
スマホですね。
あ、スマホですか。
録音はできないですよね、多分。
すいません、本来の収録場所までたどり着けなくて、
ちょっと今スマホから繋いでるんですけど、電車の音入っちゃったんですけど。
あ、いいいい。
すいません、お疲れ様です。
前田さんまだなんですね?
そう前田さんまだなんすよ。
まだですね、まだなんで。
あ、そうなんだ。
今日のてばとくそんなしゃべることないかもしらんし。
おいおいおい。
そんな言ってしまったらダメでしょ。
そうですね。
そうかもしれないけど。
それ言ってしまっちゃダメでしょっていう。
すいません、ちょっと僕飲み会帰りではあるんですけど、
気持ち狩猟控えたんで冷静ですんで。
ただ進行はちょっとお任せしていいですか。
42:02
もちろんです。
ちょっと歩きながらしゃべってるんで。
了解です了解です。
どうします?もう今週の近況トークとかって山口さんに振っちゃっても大丈夫たりします?
大丈夫です。
じゃあ今週山口さんいかがでした?
新作としてはチャレンジャーズを見まして、
あと今日のテーマトークにカコつけてリープブルーを見ました。
で、チャレンジャーズの話ってしました?
さっきマリオさんが結構厚めにしてたんですけど。
僕が厚めにしちゃいました。
本当ですか?
くっそ傑作でしょ。
ヤバいですよね。
もう激ヤバですよね。
ヤバいですよね。
ヤバい。
ヤバいですよね。
ね、ほんと。
語彙力なくしますよ。
ヤバいしか言ってなかったんですけど、僕は正直。
どういう映画かいまだによく僕分かってないんですけど。
確かに。
切り口は多いんですよね。
熱血スパコンと言ってもいいし、三角関係者と言っても別にいいし、
ファム・ファタール者と言ってもいいしなんですけど、
どれとも違うなっていう質感の話になってて、
で、ちゃんとそれぞれは内包してるっていうところかなっていう感覚なんですけど。
分かりやすく言うと、やっぱり前礼也の役割の人が一番作中でパワーを持ってる存在ではあるんですけど、
別に全体をコントロールできてるわけでもないっていう感じかなっていうふうには僕は見てて。
なるほど、確かに。
それぞれがちゃんとパワーを影響し合える関係性にあるんですよね、その三角関係のそれぞれが。
だから誰かが誰かの思惑に乗っ取って行動してるわけじゃなくて、
それぞれがそれぞれに影響し合って結果的にこうなってるっていう感じかなっていうのがあるんですけど、
いや、難しいですね。
分かりやすく説明しようとするとニュアンス抜け落ちすぎる作品かなと思ってて。
いやー、ねー。
確かにこれまとめるの難しくて、やっぱりどうしてもディテールの話がちょっとすごく終始しちゃうというか、
あそこのシーンすごいよねとか、試合中あいつがあれやった時めちゃくちゃテンション上がったみたいな話とかめちゃくちゃするんですけど。
あれってどういう意味なんですか?
要はこういう意味でやってますよっていうメッセージを含んでるっていう意味なんですかね、あれって。
いやもう、それはやっぱりちょっと頭が清々になっちゃうけど。
45:01
あの二人にしかわからないサイン出すじゃないですか。
ちょっとテンション上がっちゃいましたけどね。
うわーって聞いてきたーって感じがしてましたけど。伏線込みで。
いやもうちょっと嬉しくなっちゃいましたよ、僕はなんか。
やりやがったぞこいつまたひっくり返してきたぞみたいな。
試合の結果がほんと読めないんですよ。最後までほんとにある意味スラムダンクですよ。
最後までこの試合わからんみたいな感じをほんと見せられるんですよ。
テニスの試合もだし、この3人の関係性もだしっていう。
そこがスリリングで、そりゃもうたまらんですわっていう感じですね。
まだ見れてないんですよ。ほんとに見たい。
いやこれはね、とりあえず今参加している3人にとってはペーゼだと思います。この作品は。
ちょっと触れるべき、人生においてこの作品に触れておくべきだと思います。この作品に関しては。
そんな予感はプンプンしてたんですけど、そこまでかと思って。
ポスターアートとかだとね、ゼンディエアが状況をコントロールしてる感がやっぱりテーマというかキャッチコピーとしては存在してるんですけど、そうじゃないっていうところが多分本作にとって大事な部分。
とにかく全員がチャレンジャーなんですよ。そこに尽きると思うんですよ。
確かにチャレンジャーだな。
全員がチャレンジャー。全員が何者でもないっていう、そこに尽きると思うんですよね。詰まるところは。
なるほど。
多分そこを大事にしたい作品かなと思ってます。
いろんなジェンダーロールを壊していく作品でもあるんですけど、ジェンダーロールを壊した上で、それはそれとしてやっぱりおのおのチャレンジャーですよねっていう感じを、カメラはそういうふうに世界を捉えている。
おのおのはジェンダーロールにガチガチに捉われている登場人物たちなんですけど、カメラはそれらを全部相対化して無力化して、お前たちはジェンダーとかじゃなくて1階のテニスプレーヤーですよねっていうところに個々人を解体していくっていう、そこに僕はもう惚れ惚れとしましたね。
山口さんも高いテンションで僕は嬉しいですね。
いや、もうどう考えても僕好きなやつだよねって。
そうでしたか、そうでしたか。
48:00
はい、っていう感じでしたね。大好物、大好物というか、ちょっと今年の中でもずぬけた一作かなとは思いました。
はい。
もうちょっと、より楽しみになりました。ちょっと来週別連に行きます。
はい。
マイラさん到着されました。お疲れ様です。
お疲れ様です。
お疲れ様です。すみません遅くなって。
いえいえいえ。結局4人来られるまで緊急投稿してたんですけど。
いや今、せいぬ川の話かなこれって思いながらちょっと聞いてました。
全然違いました。全然違います。
途中まで、途中からちょっと山口さんのトーク聞いてて、このテンションで、この感じでせいぬ川の話してんのかと思って。
やばいやばいって。なんかジェンダーロールの話あったかなこれってめっちゃ思いながら。
確かにそれはちょっと。
全然違います。
解くのが難しいパズルすぎますね。
ついにこんな解像度で三名が見出したのかって思いながら聞いたんですけど、よかったです違って逆に。
さっきまでチャレンジャーズの話をしてたんですけど、
はいはいはいはい。
前田さんは今週何か見られました?
今週ちょっと何も見てなくて、みなさんチャレンジャーズ見られたってことですか?
いや僕もまだ実は見れてないんですよ。今週ほんと仕事が多忙で映画が1本見れてないんですけど。
あそうや今日大井さんが回してる日なんですね。
あそうです。
ちょっと新鮮。
そうか前田さんいるところだと初めてかもしれないですね。
違う?
違うな。1回あったか。
え?あったっけ?
いや多分前田さんがいないしばらく3人で進めてた時とかに大井さんにしっかりちょっと回してもらいましょうかみたいなのをやってたんじゃないですか。
確か1回だけそうやったんですけど、その2回目になってます。
じゃあどうしますもう早速そろそろ行きますか。集まったことですし。
いやもうそろそろ。
西野川。行っていいですかね。
じゃあそしたら今日のテーマトークの話をしたいと思います。
ありがとうございました。