00:01
そこあには、HOTCAST WAVEの制作でお送りいたします。
ディープじゃなく、そこそこアニメを語るラジオ、そこあに。
そこあに。
まず、お詫びから。
先週の配信なんですけれども、
はい。
私が体調を崩しまして、
はい。当日ですかね。
はい。
いや、数日前から崩してたんですけど、
はい。
土曜日の夜にいつも収録してるんですが、
声を出すと咳が出て止まっちゃうっていう状況だったので、
これは収録無理だなということで、
急遽中止にしました。
みなさんも風邪には気をつけてということで、申し訳ありません。
楽しみにしていただいたかと。
5月は2回休んでるんですね。
ゴールデンウィーク終わりと、
月に2回しか配信ができなかったっていうね。
ちょっと来月取り戻そうかなと。
来月5回あるから。
来月、今月か。今月5回あるから。
っていう感じでおります。
また短縮やっていきましょう。
はい。まずそのためには健康というところで。
はい。
はい。ということでいきましょう。
映画、デッドデッドデーモンズ・デデデデデストラクション交渉です。
デッドデッドデーモンズ・デデデデデストラクション交渉。
高校の仲良しグループの友達と同じ大学に通うことになった門出徹蘭。
大学では竹本二葉、大沼誠と一騎統合、
オカルト研究会に入部してキャンパスライフが始まった。
一方、宇宙からの侵略者は東京の底カシコで目撃され、
自衛隊は無慈悲な駆除活動を粛々と実行していた。
世界の終わりに向かうカウントダウンが刻まれる中、
黄蘭はまたもあの不思議な少年大葉に遭遇する。
原作は朝の忌々よによる漫画、ビッグコミックスピリッツにて、
2014年から2022年まで連載、全12巻。
アニメ映画版は監督黒川智幸、脚本吉田玲子、
アニメーション制作プロダクションプラスHにより
前章が2024年3月22日公開。
後章が2024年5月24日公開。
ということで始まりました。
今日の特集はデッドデッドデーモンズ
デデデデデストラクション後章特集です。
03:00
前章に引き続きの特集となります。
なかなか前章のことを忘れているもんだなって思いました。
本来なら1ヶ月後に上映公開されるはずだったものが、
2ヶ月後になったという制作の都合でね。
っていうところもあって、
結構イメージ的には、
続きで見るような感じになってますよね。
そうでしたね。
だから2ヶ月空いて、
今回は前章と合わせて一挙上映とかもあってるみたいですけれども、
そういう見方をしないと、
ちょっと距離、時間を置いて、
前章のことをちょっと頭から抜けた状態で見る感じ、
っていう人も多いんじゃないかと思いました。
今回の後章だけを見るというのは、
絶対わからないんで、
やめたほうがいいですね。
何のこっちゃですね。
まあね、っていうところがあるんで、
ぜひ前章後章と続けてみる、
または配信まで待つとかね、
そういう方法がいいんじゃないか。
本当は劇場行ってほしいけれども。
いや、前章やってるところもまだあるっぽいわ。
あるんですよ。
そうなんですね。
だからそのセットで見ないと意味がないかなという気がします。
一応内容的にはコミックスの方でも追えなくはないんですけど、
できれば前章を見たほうが良いかなとは思います。
完全にネタバレありでいきたいと思います。
まずはコメントから。
いきなり双方丸く収まるような結末になったら、
もやもやが残って余計にストレスがたまったかもしれません。
だったら派手にぶっ壊されるほうがわかりやすい。
その上で一筋の巧妙とも言うべきラストを見せてくれたのは、
原作者や制作スタッフの恩情なのかもしれません。
自分的には小比類巻健一の株が爆上がりでした。
前章の最後では痛い中二病患者で終わるのかと予想していたのですが、
この作品では希少なわかりやすい悪役をきっちりと演じ切ってくれました。
最後に登場した時ちょっとほっとした気分になったのは、
自分だけではないと信じたいです。
ありがとうございました。
06:04
スピード早いからさ、展開もさ。
トイレ行く暇ないんで、
ちゃんと4時間の間には休憩があるんだろうなと思いますけれども。
どうでしょう?
前章を見て、
後章に至る。
楽しみに待ってたわけですけど、
前章の感想って前章の特集を聞いていただければわかるんですけれども、
えぇ!?って終わってるわけですよね。
そんな話をしてたはず。
ギフトアートは何ぞやみたいなところで終わってましたね、確か。
原作では、本来なら後に描かれる小学生の頃の話を前に、
今回、脚本的に持ってきてるんですよね、映画の前章に。
断片的には出てた情報ではあったんですけど、
これを一括でわかりやすく、ひとつなぎで出したっていうのは、
前編の功績というか、映画ならではの表現かしらと思います。
だから、前編見た人は後編見なきゃって思ったと思うんですよ。
終わってないどころじゃなくて、謎を膨らませて終わってんじゃんっていうね。
そう、だから、ああ、そういうことを言いたい話じゃないんだなっていう。
そうなんですよ。
一体何なの!?何だったの!?っていうところで終わって、
しかもね、最後に地球滅亡まで、みたいなカウントダウンまで入り。
言ったからには有言実行じゃないですか。
ということで、交渉なわけですよ。
いや、結構死にましたね。
そうですね。わりとこう、一網打尽にされたというか。
どっちも死んだ感じですね。人間も侵略者も。
すごいいろんなものを詰め込んで詰め込んで、これを劇場2作品でよくまとめたなと。
原作としては12巻あるわけで、これ原作とは結末が違うんですよね。
違いますね。
明確にここは違うっていう要素があるのと、
あとは原作の方に明確に違うエンディングの後の話が載ってたりとかするんですよね。
なので実今回の映画は10巻の終わり、10巻ぐらいまでの内容。
原作が描かれた時期っていうところとも、少し時間を経っている2022年まで描かれていたっていうことで、
8年間かけて描いてるんですかね、原作の方は。
そうなるのかな。
なのでその間にいろんな世の中変わっていったわけじゃないですか。
そのタイミングで今回アニメ化されたっていう時期がまさに、
09:05
今見なきゃいけない作品っていう言い方がこの作品で合うのかどうなのかよくわからないんですけれども、
でもすごく今なら理解できるっていう感じになってるような気はするんですよね。
だから非常にいいタイミングでのアニメ化だったんだろうなと思います。
いやもうタカチュウさんのおっしゃる通り、双方丸く収まるような結末にはならなかったですね。
ならないならない。
レベルぐらいならなかったですね。
いや私はちょっとね、天気の子を思い出しましたよ。
結末を見た時に、そういう話なんだって、こういう話が出てくる。
天気の子の時も思ったんだけど、今回も決してハッピーエンドにしないけどハッピーエンドなんだなみたいな。
この二人の物語としてはハッピーエンドじゃないですか。
ハッピーエンドっていうのは。
ハッピーと言っていいのかわからないけれど。
何があっても二人は一緒だし、何があってもオーランは門出を取るっていう話だっていうことで一本筋が通ってるなとは思います。
そうそうそう、そういう部分でね。
どんな選択の果てにどういうことが起きたとしても、もう選んじゃった後の話だからどうにもなんないしね。
そうなんですよねっていう部分で、物語としては綺麗なまとめ方をしかねないと思うんですけど、
最近綺麗なまとめ方をしないんだなっていうところが、そこに清々しさを感じるという気分で私は出てきました。
そういう作品なんだと思いながらね。
すごい現代的ですよね。最近シードとかもそうですけど、世界の問題は何も解決してないけど、とりあえず隣に一番大事な人がいれば何とかそんな世界でも生きていけるよねっていう決着のお話が増えたような気がします。
確かにね、それは時代性の問題もあるのかなって思うんですよやっぱり。
そんなに大それたことできないっていうのはね、身近な着地だなって感じがして割と好きですね。
ただそれにしても、シードとかだったら見終わって、「あ、よかった。あれ?そういえば話が解決してなくね?」みたいなぐらいの終わった感というか、カタルシスのあれがあったと思うんですけど。
これ結構こう、余裕でこう残ってますよね、いろいろみたいな。
空気をすごい残したまま、「いやでも、オーランとカドではよかったじゃん。」って言われて出てくるから、「えー、そうかな?」って思って出てくる人は結構いるんじゃないかなっていう。
12:09
私もそっちでした。うーんってなりながら。
そう。だから多分そこまでやってるのはわざとやってるから、よりこっちの方が意地が悪いというか性格が悪い感じがするんですけど。
でもやっぱりそこを残しておきたいっていうのは、世の中とか今の人たちに当てはまることとかいっぱい作中で巻きまくってるので、逆にそれをちゃんと終わったみたいな見せ方をしないっていうのは、この世に対して正直かな。
できないよね。これが綺麗にまとまったらおかしいんだから、本来なら。
本当にフィクションじゃないですか、それって。
そうなんですよ。
そこまでフィクションにしたくないんだろうなっていう。
ここまでのことが起きて、これが綺麗に終わりますみたいな終わり方するわけないじゃんっていうところがあって。
来年のフィクションってその辺をしてくれるんですけど、そこはしませんけど。
そこを一つのことはうまくいきます。うまくいくというか、もう一つ芯は通ってます。その芯以外はまあ仕方がないかもね、みたいな感じで終わってるっていうところは現代っぽいなっていう感じでね。
これに関しては結構逆説的な話で、これだけの被害が出るけど、それでもこの子を助ける覚悟があるよっていう話なんですよ。
はい。
だからすごくそこはね、オーランの株は俺は上がったね。
ここはですね、一度この話、分かりにくいんですよ。ちょっとね。それはなぜかって、前章のところから前章の疑問の部分っていうのを解決したい。
たぶんね、一回見ただけで全部理解するのは結構難しくないですか、これ。
分かってる気はするけど。
なんとなく分かった気がしてるだけですよ、本当に。
私も見ながら、頭の中でパルフレットを見る前に、頭の中で、なるほどドラえもんなんだなって思って。もともとね、イソベアはドラえもんなわけじゃないですか。
で、その中で出てくる秘密道具の的なやつも使ってたわけで。で、その中にもちろんドラえもんといえばタイムマシンですよね。
タイムマシンだったらよかったけどね。
そう、タイムマシン的に過去に、だからまあ言ってしまえば前章のあの小学校の時の物語。
門出が飛び降りてしまうという物語が、なぜ今の高校生の物語になっているのかが全然我々はわからない状態だったわけですよ。
15:03
で、それはもちろん今回の交渉で描かれるわけですね。
でもあの、どういう、結局タイムマシンは実際存在しなかったわけですね、この世界に。宇宙人は持ってなかったわけですよ。
まだできないって言ってましたね。
まだできないって言ってましたね。
ていうことで、オンタンが行ったことというのは、門出が自殺しない道。時間軸ですよね、いわゆるね。絵の移動。
であるし、世界線の移動に近いかな。
もしもボックス的な方だったって話ですね。
なるほどね、確かにね。そう考えればいいわけですね。
いわゆるシフトして、別の時間軸にオーランは移動した。その結果何が起きたのか、ということなわけですよ。
はい。
もともといた時間軸では、軸の合宿の時に会ってるわけですね、イソベヤンのあれに入れた宇宙人と。
調査員さんと。
調査員と。で、そのまま行けば、あの侵略はなかったかもしれない。
まあ2人と調査員が出会ったことでね。
そう、ことでなかったかもしれない。でもカドデが自殺してしまったことによって、その先の未来はわからないんですよね。
もともと彼女がいた世界はどうなったか。
多分、あの世界はあの世界で存続してて、カドデがいないまま世界はそのまま続いていったし、宇宙人は来なかったが正解だとは。
だと思うんですよね。
でもオーランはそれは許せなかった。
でも意識を別の時間軸に飛ばしたってことは、オーラン自体がその元々の時間軸でどうなったかは結果的にわからない。
記憶を飛ばしたわけじゃなくて、もう意識ですよね。だから魂を飛ばしたようなもんですよね。
もともと移動した時間軸にいたオーランと、中身が入れ替わったようなもんだと思うんですけど。
上書きした?
上書きなのか何か言えないけど。
その結果侵略が始まり、人類終了まで半年みたいな。
あれも意地悪な話ですよ。
あの2人が調査員を助けなかったことにより、調査員さんは世の中クソだなって思って、こんなクソみたいな目に合わせた本国の奴らみんな死ねって思って呼び寄せたっていう、すごい悪意にまみれた結果なのね。
そうなんですよね。結局このいろんな汚いものが、別に人類も汚いし、侵略者も汚いわけですよ。
そこがある種面白さですよね。
18:03
どっちかが良い悪いじゃない。どっちも悪いみたいな。
割と前章か見てたら、侵略者は平和的な奴らみたいな見た目と行動してたやんっていう。
してたけど、でも家畜にするんだみたいな話は出てたでしょ。
ヒーってなっちゃった。
あまり侵略者に強烈な武器的な感じがなかったじゃないですか。
なんとなく、宇宙人の母船がいて、何もしない状況のことに人は慣れていくもんだねみたいな、そんなお話かと思いきや。
ちゃんと侵略しようと思ってたじゃんみたいな。
ゴリゴリに思想は侵略者やんっていうね。
人間があんな感じの意志をバリバリ持ってる生き物っていう認識がなかったっていう話はあるので、か弱い生き物だったんだと思うんですけど、侵略側技術力はあるけど。
人間の歴史だったら淘汰されてますね。
彼らが本来は地球上にいた存在であるっていうのは本当なの?
多分そうなんじゃないですか。
人類は後からこの地球に繁殖したってことなんですかね。
いやでもそんなん今さら言われてもなっていう話は世の中にも転がってる話ですからね。
私らずっとここに住んどるんじゃがみたいな。
ずっと昔、僕たちそこにいたんだよとか。
ずっと昔、大昔ですからね。我々が知らない歴史ですからね。
人間のルーツだって、猿から進化した時の生き物の中では平和的だった部族を駆逐して、割と好戦的だった生き物が残ったって言われてますから、そういうことなんだと思います。
今の人間の行動を見ていれば、基本的に好戦的であるというのは、これは否定できない事実だと思う。
そうですね。外族も来るわ。
そのお話を理解してるかしてないかで物語の見え方は全然違ってくるのかなって思います。
ここがね、たぶんテレビシリーズだったらもっとゆっくり描けたと思うんですよ。
映画という尺、前後編の後編、しかも前編では一切明かさずに後編で明かすという形だったので、
時間軸的なものを移動して、そういう話なんだこれも、みたいなところはちょっとやっぱり頭でありました。
説明があったというところでね。
そこ、でもポイントではあると思うんで、もう少し丁寧に描いていると、
分かりやすかったかなっていう感じで、取り残された人もいるんじゃないかなとちょっとは思いましたね。
なのでパンフレットにちゃんとその時間軸説明が、タイムラインが書いてあるっていうのは、
あ、親切だなと。
あ、なるほどねって思います。
21:00
わかりやすくパンフレットの方に書いてありますんで、よかったらパンフレット購入してください。
イソベヤンも読めるからね。
そう、イソベヤンの最終回が読めるからね。
面白そう。
そうくるかって感じでして、パンフレット買った人だけが楽しめる、イソベヤンなんで。
ギミック的にはそこなんですよね、今回のお話っていうのは。
で、そこでもうすでにシフトしてしまった、
人類滅亡するラインを我々は見ていたわけですね、映画館では。
タカチュウさん、コフィルイン撒くケンイチの株が爆上がりでしたっていうことでしたけれども。
生き様ぶれない男だなとは思いますよ。
いや本当にね、悪役としてかっこよかったですよ。
いやかっこよかったかな、俺はあんまり好きではないですけれども。
私も好きではない。
めっちゃ中二感丸出しのまま、ここまででも自分を鍛えることができるってすごくない?
ここまでスイッチ振り切れるってなかなか普通だったら躊躇があると思うので、壊れた人だなとは思いますけど。
だって高校の同級生だったわけですからね、それがあそこまでいっちゃうかみたいな。
かわいそうにっていうかね。
キホちゃんと破局したことは一旦置いといて、それはそれとしてキホちゃんが死んで辛くてみたいなところが起因してると思うんですけど、
一回売られてるんだよねみたいなところをね、一回考えるとこの人そういう人だよなって気がします。
そうなんですよ。
あくまで彼女を失ったかわいそうな自分に酔っているタイプの人なんだなっていうのがね、あれ書いておくのすごい悪意があっていいなって思います。
そういう人だから他の人も平気で傷つけられちゃうんだなっていう。
相手見てないから。
救世主になる俺のことしか考えてないから。
救世主になる未来があったのかな彼が。
でも確かにあの侵略者は侵略者だったじゃんって話ですよね結局ね。
まあでも和気に解決できなかったかといえばできた可能性はあると思う。最初に手を出しちゃったからあれだけど。
まあでも政府自体も打ってましたからね。
辞めようって活動の声が結構大きく上がってたんで、ワンチャン何か起きたかもしれない、そこ。
和平への道が。
宇宙人も助けよう、共存しよう。
お互いこうね、今っぽいというか少し前っぽいというか、そういう活動とかも含めて。
24:02
分かる。あれずっと見てると偽善者のように見えてきて、この活動もどうなんだろうってもやもやしました。
相手のことを理解しようとせずに、傷つけるとか殺し合うとか反発し合う人もおかしいし、
相手のことを理解せずに、いやあれは守るべきですって言ってる人も結局おかしいから、
本当にそういう話をするんだったら、一個手前に相手を知るっていうことが必要だと思うんですけども、そこのプロセスが抜けてるんですよね。
一方的に殴られたんだったらそれは自分の身を守らなければいけないわけなんですけども、殴られてはいない。
まあでも侵略はされてるんですよね。
上にはいるけどね、みたいな感じで。だから侵略者側も別にそこの地球人と交渉というか、地球人を誘拐してても喋ってみようとか、そういうプロセスはなかったわけじゃないですか。
対話できる相手だと思ってなかったからね、もともと。
お互い様なんだよね、そこは確かに。
小比類巻くんなんて特にネットとかの書き込みとかにこう、めっちゃ歪んでった。
サブカル付きの、あの普通のボンボンみたいなやつがあんなやつになるとはっていうね。
あれも一種の定着の形だよなって。
そりゃそうでしょ。ネットに侵されていったヤバいやつの一人ですよね、あれはね。
だし、ちゃんと調べずに守りましょうって言ってる人たちも、俺は定着だと思うし。
相手のことよくわかんないから、もしかしたら、いや、クマを狩猟するのは良くないと思うって言ってるのと大して変わらない可能性もあるけど、調べてないから。
相手はクマかもしれない。だって侵略者なんだし、あんなでっかいのずっと何年も地球の上に浮かべてるわけでしょ、東京の上にさ。
実際にできなくはなかったんだから、クマである可能性はあったんですよ。
会話ができなくもなかったっていうだけで、クマはクマよ。
侵略者側も、上に言われるまんまここに来た人たちだから、知る手段がなかったとしても、それはちょっと定着の一種なのかもしれないなって思うし。
コミュニケーションも取らない限り、何も先に進めないんだけど。
来たはいいけど、コミュニケーションは取ってなかったっていうところも、侵略のしのじもないんじゃないかっていう。
確かにそれって難しい。
でも、来たらやっぱり侵略者らしく撃ってこいよって感じはあると思うんだけど。
27:00
撃ってこいよもそうだし、あんな宇宙船とか、あんな機械を持ってる技術レベルだから、
マジで原始人、ウホウホ言ってるのとあんま変わんねえなっていうレベルに見えるのかもしれないしっていうのがあるから。
価値観の違う、生活の違うものと理解し合うのって難しいんだなって。
こんな凶暴な生き物が住んでるなんて聞いてねえぞっていう話だったので、そもそも攻撃されるなんてみじんも思ってなかったんだと思うんですよね。
本当にここでようやく交渉のテーブルにつけるんじゃないっていうのが、すべてみんなが平等にひどい目にあった後よ。
そうね。でももうそのタイミングで母艦の方は暴走し始めてましたから。
だから母艦が落ちてバーンってなって、東京がジュってなったことによりいっぱい死んで、最初侵略者の人たちがジュってやられた分の数がトントンぐらいになったから初めてテーブルにつけるのかなっていう気がする。
だから痛みなしではなかなか手は取れないのかなみたいな話でもあるのかな。
それで納得するのはすごく傲慢な気はするけれども、実際そんなもんなんだろうなとも思うしみたいな。
難しいですね。でも当然その後、例えば有効条約が結ばれたとしても、そこでたくさんの東京で死んだ人たちがいるわけなので、向こうが死んでようが、もちろん許すなっていう運動が出てくるのはもう目に見えてますよね。
なかなか人が同じ思想で全員同じ方向を向くのは無理だから。
違う種類の知的生命体が共存できないみたいな話はいっぱいあるしな。
本当にこれで物語が終わってハッピーエンドになりますっていうことは100%ないわけなんで。
この後も長い長い争いの時代が続くのかなっていう気はするけど。
でもそれこそ恩情っていう表現を使われてますけど、大場君が生きている、オーランがその恋人としてあるみたいなところから相互理解が始まっていくかもしれないよねっていう薄い希望だけ残して終わるっていう感じ。
で、オーランにはカドデがちゃんといるというところで。そこがこの作品のハッピーエンドなわけですよね。
オーランとカドデがセットになっていることがハッピーエンドで、大場君が生存していることは、
未来につながる一筋の光みたいな。
でもそんな明るい希望ではないよねっていう。個人的には希望ですよね。
30:05
あれもマシな方なんですよ。原作だと大場君は間に合わなくてどころか、あの場所にも行き着くことができず、爆発を止めることはできなかったため。
たぶん原作の方が被害が大きいという設定なんじゃないかと思うのと、オーランと大場君はもう二度と会わなかったんじゃないかなと思われる。
なるほどね。だから原作とは違うエンディングであるっていうところは、そこがある種のアニメの方が良くいいエンディングを迎えた。
この映画の結末としては正しいかなっていう気がする。
いろんな人たちが出会うことによって、相入れない人もいたけど、みんなこういう世界で生きていく。いつかは相互で理解できる日が来るかもしれないみたいなテーマとしては一つ綺麗な終わり方かなと思います。
原作で描きたいことはもうちょっと違う、もう一段上の違う話があるような気がしてて、そこを一旦切ってるっていうのがすごく映画としてはまとまりがいいかなと個人的には思います。
作中で出てきた、やり直しは基本的に無意味っていうことが言われてたんですけど、門出をなくして温泉がやり直しをして、でもやり直した世界でも結局大葉君をなくしてっていうのはそういうところなのかなって途中まで思ってたから、
大葉君が生きてて、良かったとはなったけど、本当にそういうことがあり得るからやっぱ無意味なんだなって思いました。
結局全部丸く収まることってないよねっていう話でもありますよね。大葉君は帰ってきたけど、広瀬とか友達とかのきなみ死んでると思うんで。
そうなの。広瀬死んでますよね確実にね。渡瀬も死んでましたよね。
あれはまあしょうがないね。先生だし授業中だし。
授業してる最中に死んでるのはちょっと原作よりもちゃんと渡瀬先生してんじゃんって感じがあって私は好きでしたよ。
渡瀬は私結構好きなキャラなんでね。
リアルですよね。生徒に手は出しませんっていう強い意志の人が結構アニメの作品とかだと多いけど、まあこんな感じだよねっていうのとか生っぽい。
だって実際にね、先生と結婚してるとか生徒と結婚してる先生めっちゃいるじゃないですか世の中に。
まあたまに居やすね。
高校時代の恩師とかもそうでしたけど。
それはいいんですか?
卒業してだったらいいんじゃないの?
卒業した後の話だから、ちゃんとそこまでは手出さなかったからあいつセーフですよ一応。
そうでしょ。
何だっけ、いつまで俺のこと先生って言うの?って言うと、わーって思って。
あれは悪い男だよね。
33:01
ね。
私は結構好きですよ渡瀬。
死んだんだっていうところがちょっと寂しかったです。
あれだけ味わい深い話だったのに死んだんだっていうのと、門出の心の引っかかりにはなってたのに、あんな風に死ぬのかっていうのもね、なんか一生呪いになる何かなんだろうなと思いましたね。
つねしんさんからの投稿です。
え、終わったの?というのが真っ先に頭をよぎる。
前編からのズレを補完してとりあえずの終局。
これ終わったのですかね。
主人公を支える大人たちは整理されてしまいましたが、物語は積み上げられるし、実は何も解決してないのではないでしょうか。
ありがとうございました。
はい。
まあ、でもね、これはこれでいいんですよ。
うん。
解決しなくていいんです。だってこれは門出とオーランの物語なんで。
そう。
っていう話はさっきからね、してますけどね。
世界のこういう問題は現実でも解決していないので。
うん。そんな一人の力でどうにかできるほど世界ってちっちゃくないですよって言われたらそりゃそうなんだよ。
昔はね、それを解決してきてたわけじゃない。
まあ、いわゆる世界系ってやつだけど。
そうですね。
やっぱだから、アンチ世界系みたいな話の一つなのかなって気はしますね。
でも世界系っぽい作品なんだけど、その時代から変わった、今描くものっていうのはこれなんだなっていう感じがするっていうのかな。
面白いですよね。そういう傾向が巡っていくのは。
だから、劇場から出た時に気持ちいいとか感動しましたっていう感じじゃないっていうところが、
ああなるほど、そういうオチで来るんだって感じで私は出てきましたから。
俺はへこんで出てきたけど、いやでもまあ、やんなきゃいけないよなって思って出てきたから。
そう。
だって一番このオーランが門出をゲットというか隣に入れるようになったのはオーランが行動を起こしたからじゃないですか。
そうですね。
選択して行動を起こした結果、世界はああなったけれども門では隣にいてくれる状態になってるわけですね。
それで何人死んでるんだって話ですね。
そう、何人死んでるんだなんですけど、でもあの状態の東京にずっと何年も居続けた人たちというのは、
それは出ていくことを選択しなかったとか、適当に考えていたとか、出ていかないことを選択したとかなんで、選択するしないに関わらず結果はついてくるんですよね。
そう、だからいろんなことを考えさせられる部分も含めて、いやよくできてんなって思う。
3、ずっと前からあれが浮いてんだよ、でもあんなの慣れちゃったよねみたいな。
日常だよね。
そう、めちゃくちゃ出てきたじゃないですか、途中でそんな会話が。
36:04
のところに最後あんなエグい話にしますみたいな。
前半の方で門出のお母さんがあんなところにいるなんてみたいな話とかあったと思うんだけど、
あれを見て、うわぁどんびきって思うのが一般的な感覚だけど、ふた開けてみたらそんな間違ってなかった説あるなって。
正常性バイアスだった可能性がある俺たちっていう。
確かに。
あのお母さんはちょっとおかしかったけど、だって日本国内他のところに住むことはできるわけなんで。
できるわけですよね。国だって変えようと思えば変えられるわけね。
それでも東京にいたいって思ってた結果がこの結末なわけですからね。
何も起こんないしなぁみたいな。
そういう理由で行かなかった人もいれば、私はここに好きな人がいるからここにいるんだって。
尊い理由で出ていくことを選ばなかった人たちもいるけど、結果はみんな平等に訪れると。
そうですね。
それでもさ、やっぱりさ、爆発してさ、描き方としてはもう爆発してちょっと遠めの日本列島の東京のところがピカって光るとかでもよかったのにさ、
もうみんな死ぬところとかさ、あ、向こうから空気壊れてくんだ、俺終わったわみたいなやつを散々流すし、その前も腕がね、七夕の国みたいなことになってるしみたいなさ。
いや、あのね、黒岸くんがパーンってなったとこ、原作だと、あれ?なんか光が?ぐらいまでしか描いてないから、あの血が飛ぶシーン入れたの、私は結構覚悟を感じてよかったです。
なるほどね。いやだからまぁ、そう、だから全部描いてるっていうのも、いやまぁそうなるよねっていうのも、
ちゃんと強烈に意識させたいっていう。
まぁそういう意味では、ある種エヴァっぽさも感じたなって思って。
いやでもね、エヴァよりも酷いのは、大丈夫だった人が結構いることなんですよ。だって弟があんな風に多分死んだのを、デモトちゃんは一人だけ旅行に出てたことによって回避したことをこれから先一生悔やみ続けるんだよ。
だってお兄ちゃんだってね、スワベだって死んでるわけですからね。そういうことですよ。
だから、そんだけまぁ、ある種エグく描いたのは、まぁその辺りは。
まぁリアルに見せてるんだと思うんですよね、この物語では。
入れた方が、この話の言いたいことは伝わるだろうっていうので、計算で入ってると思うから、だから別にあのシーンを否定する気は全くないというか、むしろ入れた方がよかったとは思ってるんですけれども、ひどい話だなって。
そう、見終わって気持ちいいかどうかは気持ちよくないよねっていうところは正しいんです。はっきり言ってね。
でも、それでも門出とオーランの関係は尊いよねって思えるっていうところが、いやーよく作ってんなこの作品と思う。
へこんだけど不思議なんですよね。
39:01
嫌だと感じた部分が別に、あれ無くてもよかったじゃんって言えないし、劇中でそうなるべくしてそうなってる説明とか、伏跡はもうちゃんと打ってあるから、よく作ってはあるんだっていうところから逃げられないっていう。
そういう意味でちゃんと名作だったなと思います。
いや、こういうのはやっぱりテレビシリーズで見たかった感もあるんだけど、やっぱり劇場だからできることって多分あると思うので、あれだけの人の死んでいくシーンはやっぱりテレビだと結構悩むと思うんですよね。
できないでしょうし、やっぱり崩壊の描写は、絵だけで絵と音楽の組み合わせはやっぱりああいう系は。
見応えはめちゃくちゃあるんで、それこそメガゾーン2・3をちょっと思い出した。
歌に沿って全部ぶっ壊れていくみたいなのはやっぱり気持ちいいんだなっていうのがありますしね。
世界が終わる瞬間をあんな風に描かれたらもう何も言えないよ、歌も。
明日世界が終わるならみたいな歌だしさ。
いや本当にね、やっぱりこれはこの2人いくたりら、あのコンビというキャスティングにした結果が生まれたものだと思うし、
よく声優以外がする場合とかありますけど、これはこの2人だったから成り立った作品ですよ。
やっぱり後半見てもピッタリだったね。
そのターン良かった。
って思わせてくれました。
そしてその2人が歌う主題歌っていうところも前章に続いて非常に良かったっていうところもあって、
そこがその結末として気持ちいいハッピーエンドではないんだけれども、
綺麗に見せてくれた部分なのかなっていう感じもしました。
前章後章とつなげてみないとわからないタイプの作品ではありますけれども、
ぜひ劇場で見れれば見て欲しいと思いますし、
今後その配信等で見れるようになった暁にはぜひ今回見れなかった方も見て欲しい作品だと思います。
今日の特集は。
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション交渉特集でした。
そこあに。
ふつおたのコーナーです。
立入れ線香さんからの投稿です。
遅ればせながらそこあに17周年おめでとうございます。
春の新番組もろくに見られていないのですが、そこあにの特集を聞いたりしてとりあえずアストロノートは見たいなと思いました。
42:00
まもなく6月、春の新番組が最終回を迎え、夏の新番組が迫ってきて映画もいろんな作品が出てきますが、
無理ないところでこれからもたくさん作品を教えてくださいませ。
個人的にはゼーガペイン新作はもとより数分間のエールを押しております。
ありがとうございました。
はい、ありがとうございます。
アストロノートはですね、ずっと面白いですよ。
もう一回特集しようかって一瞬思うぐらいに面白かった。
毎週見どころたくさんあってね。
ゼーガペインの話が出てましたが、ゼーガペインの新作いよいよ上映日時が決まりましたね。
2024年8月16日から特別上映ということで、ゼーガペインSTA。
予告の支援も公開されておりますので、
ロッキーチャックさんが新曲を歌っているというところが何よりも嬉しかったというところでしょうか。
8月を楽しみに待ちたいと思います。
あと数分間のエールの方もめちゃくちゃ良さそうですね。
予告を見ました。
私全然いつも行く映画館東方系じゃないんで、この予告見てなかったんですけど、めっちゃかっこいいですね。
かなり面白いことを映像でやってるなという思考ですね。
また脚本が花田純希さんで、これまた音楽ものっぽいじゃないですか。
熱いですね音楽もの。
今年はずっと来るね音楽ものねっていう感じなんですけど、ちょっと映像も綺麗というか新しいことやってるなって感じで、
非常に気になります。
ぜひ見に行きたいと思っています。
よかったら皆様予告の方を見てください。
ふつおたのコーナーでした。
お送りしてまいりました。そこあにです。
最終回に向けて今後の特集をちょっといろいろ考えたりとかしてるんですけれども、
馬娘見てきたんでしょ?
45:03
見てきました。1日に2回。
やっぱり眠いとダメだな。感受性は下がるなって思いましたね。
めちゃくちゃ良かったですよ。
あと2回ぐらい見たいでしょ?
まああと2回で済めばいいかなっていうレベル。
じゃあ特集したいなという気持ちで考えてます。
そういう感じで劇場も入れながら最終回に向かっていきたいと思いますけれども、
来週の特集は、これはね今期の作品の中でちょっとバズってる感じだなと思っております。
来週の特集は。
来週はガールズバンドクライを特集いたします。
普通歌でねバンドものの話をした。
バンドものではないのかな?あれは音楽ものかな?の話をしたところですけれども、
こちらも羽田純希さん。
はい。
いやちょっとねいろいろやられたなっていう感じの作品になってます。はい。
話題になっているだけのことはあるなという感じなので、
皆さんの感想をお待ちしております。
sokoani.comまで投稿募集からお待ちしております。
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション交渉特集は、
たちぎれせんこうさん、おおめ財団さん、まきさん、ぴーさん、にわっちさん、つねしんさん、ふくさん、たけさん、ひひさん、にこにゃんさん、かいづきさん、ひらめさん、なおすけさんのサポートにてお送りいたしました。
サポーターの皆様には毎週アフタートークそこあにサイドBをお届けいたします。
今週もサポートありがとうございます。
それではまた来週お会いいたしましょう。
私くむと、
さまと、
米林明子と、
宇宙戦機仮面でした。
48:11
そこあにはホットキャストウェブの制作でお送りいたしました。