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2023-07-23 14:00

第126回(1)『君たちはどう生きるか』オープニング~お便りに関するお知らせ~

『君たちはどう生きるか』について話しました。

オープニングではメンバーの近況などの話をするとともに、今後のお便り紹介に関する重要なお知らせを行っております。

※前田さんは今回不参加です。

■メンバー

・山口 https://twitter.com/awajicinema ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://twitter.com/pteryx_joe

■映画の話したすぎるBARのお知らせ

日時:2023年7月30日(日)

場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2023-07

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00:13
はい、始まりました映画の話したすぎるラジオ第126回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー週間間にて、
映画トークバーイベント映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
毎度参考回もご多忙で不参加となります。
あと一点アナウンスしておきたいことがありまして、
今までお便りいただいた際に番組内で紹介させていただいていたんですけれども、
今後お便りの一部を抜粋して紹介させていただく場合があります。
基本的にいただいたお便りを全部取り上げさせていただくんですけれども、
すみません、ちょっとこれに関しては番組収録上の時間的に結構押しちゃうっていう事情があって、
すみません、お便りが多い場合に抜粋しちゃうかもしれないっていうのだけ何とぞご理解いただけたらなと思います。
では近況の話に伺っていこうと思うんですけども、
マリオンさんいかがされました?
そうですね、お題の映画以外だと今回はクロースという映画を見に行きました。
クロースという映画なんですけど、これ誰か見られてます?
あ、僕見ました。
あ、皆さん見られてるんですか。
簡単なあらすじを言いますと、レオとレミという二人の少年の話なんですけども、
もう兄弟同然の仲というかすごく仲のいい二人なんですけど、
その二人が中学に入学をするんですけど、
その中で周囲の生徒から付き合ってるのっていうことを言われるんですね、二人に対して。
そのことをきっかけに二人の関係がどんどんすれ違ってしまうという話なんですけど、
まあ結構喰らう映画でしたねっていうのは。
まあちょっと設定的にもなんだか怪物とも似てるなというか、
怪物と比較して語られることも結構多いかなと思ったんですけど、
断然なんというか、クロースの方がとても誠実な描き方というかしてるし、
それでいてとても容赦ない面もすごくあるっていうふうに僕は思って。
二人の関係性が、二人って付き合ってるのっていうその一言に集約されていってしまうことが、
なんかとてもこうやって悔いやなものっていうのがなかったことにされちゃうんだなみたいなふうにすごく思ってしまって。
03:00
二人の本当に関係性というのが本当になんか彼らにしかわからないような特別な関係というか、
そこは別にロマンスとも関係ないような関係だったかもしれないのに、
なんかそれが周囲の社会とか規範とかによってそういうのがちょっとずつひび割れていってしまうというのがとても辛くてですね。
で、またその二人のことがどうなっていくのかっていうのも結構容赦なく描いていってしまうんですよね。
なんかちゃんとなんというかこう、いろいろ考えた上でそういう描き方をしてるっていうのはすごくわかるんですけど、
まあとても結構容赦ないぐらいエグいことを突きつけてくる映画で、
やっぱり事前に公式でこういう要素がありますよっていうアナウンスが出るぐらいの映画になってるので、
ちょっとなかなか見る人によって食らう映画にはなるのかなと思うんですけど、
ただちょっと忘れられないくらい繊細で、とてもまあなんか辛いけどとても繊細な映画だったというふうにすごく思いました。
予告見てすごい気になってて、話的にもめちゃめちゃ重そうですし、
さっき怪物と比較してっていうお話されてたんですけど、
予告見る限りやっぱり怪物よりきつそうだなって思ったのは、やっぱり自分たちで壊していっちゃうってとこだなっていうのはあるなぁとは思って、
怪物ってやっぱり本人たちはサンクチュアリーを守ってて、周囲がっていう話になってましたけど、
そうじゃなくて自分たちでそのサンクチュアリーを壊しちゃうっていうのがすごく残酷だし、ある意味すごくリアルだなって思うんですよね。
きっとその残酷さって世界にたくさんあって、そこがすごくえぐそうだなっていうのは予告見る限り思ってました。
そうですね。ずっとやっぱり2人の視点というかの話なので、怪物みたいにいろんな視点で見るみたいなのがやっぱないんですよね。
その分余計にやっぱり研ぎ澄まされてる分、余計につらく重くのしかかる部分がすごくあるし、本当にちょっとね、グサッときてしまうんですが。
でもやっぱりそういうことをちゃんとやっぱり描かなきゃいけないっていうふうに思ってるっていう、ルーカス・ドンという監督さんなんですけど、
彼自身もクイアな存在なんですけども、そういった彼がきちんとそういうところを生き届いた配慮を上でやっぱり描くっていうのはすごくやっぱり繊細なところをちゃんと描けてる人だなというふうに思いましたし。
あと何よりちょっと子役2人の存在感がすごいなというのもありましたし、怪物の時の子役の2人もすごく演技うまいなと思いましたけど、
クロースの2人もすごかったですね。
僕は予告の時、怪物の鏡写しというか、ある意味フランス版的な作品かなって思ってたんですけど、
僕どちらかというと連想したのが、日本の映画でエゴイストってあったじゃないですか。
06:04
結構アプローチはそっちに近い感じがするなって僕は思いました。
確かにそうかもしれないですね。
特に僕は結構この映画って、もちろんクロースって2人の距離の近さみたいなものも表しますけど、同時にカメラの近さもめちゃくちゃ近いんですよね。
なんかそこが僕すごいエゴイストを連想して、彼らにすごく近写で撮り続けることによって見えてくるもの、あるいは見えなくなるものっていうものがあって、
その見えなかったものに最後向き合っていくっていう話になっていくのが、ギュッとくるなっていう感じは思いましたね。
なるほど。興味深いですね。
ぜひちょっと喰らう映画だと思いますので、元気な時にといいますか、あまり落ち込まないようにというか、
そういうのを喰らうという人はあまり見なくてもいいと思いますので、
ちゃんとそれは自分の体調と相談した上で見ていただきたいかなというふうに思いますけど。
はい。そんな感じですかね。
はい。
大井さんいかが伝えてました?
この週はですね、全然映画が見れてなかった分を全部取り返すかのようにめちゃくちゃ見まして、
全部ちょっと感想を挙げていくときりがないので、とりあえずタイトルだけ挙げていくと、
まずパールを見てきまして、パールもめちゃくちゃ面白かったです。とにかく。
で、パールと、あと本作、今回絵の課題作で、その後にクロース見ましたし、
あとインディー・ジョーンズ、運命のダイヤルを見に行きまして、
あと先週というか月曜日に先行公開だったミッション・インポッシブルの最新作を見てきましたというわけで、計5本かな。
はい。
見てました。
もう見たんですね、ミッション・インポッシブルを。
見てきましたよ。
羨ましいです。羨ましいです。
もう本当にミッション・インポッシブルに関してはネタバレ全くなしで言いますけど、
ああまあトム・クルーズすげえなって感じです、本当に。
この人は本物を撮るってことがどういう意味、
てか本物撮ってそれが伝わるってことを心の底から信じてる人なんだなっていう、
で、そのことにやっぱもうちょっと泣けてきちゃう自分がいて、
いやーもう全然パート1で物語的にはまだまだ全然って感じなんですけど、
いやーあの超面白いです。
いやーあのミッション・インポッシブル予告がやばいなと思ったんですけど、
アイマックス用の予告があって、
本作のハイライトになるであろう崖からのダイブシーンがあるじゃないですか、
あそこをいかに準備して撮ったかっていうことだけを予告してる予告だったんですけど、
ちょっと長めのやつですよね。
そう、もう舞台セットしてトム・クルーズが何回もリハーサルして、
じゃあ本番行くぞって言って撮った以上っていう話のこと何も振り切ってないんですよ。
09:00
あったな。
だからもうトム・クルーズが物語なんだって宣言してるから、
もう言い切ったなと思ったよ本当に。
そうなんですよ、なんていうか、
ミッション・インポッシブルシリーズってよくアクション先に撮って、
それをストーリー上でどう繋げていくかっていうのを後でやるっていう、
結構かなり変わった映画制作のスタイルを撮られてるっていうので話題にはなるんですけど、
なんていうか、本当に映画ってストーリーって結構大事だって僕ら話の中で言ってきますけど、
なんかそこに対してもちょっとアンチテーゼを投げてくるような感じがするというか、
でも破綻してるってわけではないんですよ。
なんていうか、そこに繋ぐための最低限のストーリーであって、
それはメインじゃない、メインは俺だっていうか、トム・クルーズだっていう。
そこがもうなんかさすがだなとしかもう言いようがないですね、やっぱり。
今その話を聞いてその泉って、もしかしてそれ君たちはどう生きるかも一緒じゃね?って今思いましたけど、
絵コンテ作って映画作る人じゃないですか、宮崎駿という人も。
脚本書く人じゃない、で結局出てくるのが俺だっていう映画って、
あれ?一緒じゃね?って今ちょっと話を聞いてて思ったんですけど、まあこじつけです、はい。
そういう面は確かに、いやでも面白かったですね。
であと、あのパールなんですけど、もうラストの彼女の表情にちょっと痺れまして、やばいですねあれ。
ちょっとあれはね、すさまじかったですよね。
うん、すさまじかったです。
なんていうか、まさかある意味X前作のスプラッタホラーから今作になりましたけど、
もうちょっとなんていうか、結構楽しみにというか普通にホラーを見るつもりの心持ちで行ったんですけど、
ラストの彼女の一連のシークエンスに僕は泣きましたね。
あー人間って複雑だなーって思って、全然彼女のこと理解もできないしわかんないんだけど、でももうなんか人間だなーって思っちゃって。
あのシーンはちょっとすごいもの見たなって感じです。
やばかったですね、確かに。
なんかね、他者性の極地みたいな存在なんですけど、その他者もまた人間であるみたいなのが濃いんですよね、彼女はって。
そうなんですよ。なんだろう、すごく複雑で、多分すごく矛盾してる状態が彼女の中の心の中に生まれてるっていうものを、あの表情で表現するかっていう。
もうちょっとすごいとしか言いようがないですね。
ちょっと同じことを繰り返してますけど、さまじかったです。
いや、そうだなと思って。
はい、そんな感じですかね。
僕もですね、ちょっといろいろあって映画見れてなくて、今回のテーマぐらいなので、取り上げることはないかなって感じですかね、今回は。
番組全体に対して一通お便りいただいてますので、紹介させていただきます。
12:02
アトニアウィンソムニアさんからいただいております。
はじめまして、大好きなゲイポッドキャストの農家の養家が見るものと思わず見てほしいの言葉につられ、4回見るほどザファーストスラムタンクにはまりました。
漫画未読、アニメ未見で映画鑑賞、初回が4月。
ポッドキャストでもどうワードを検索をしまくるほど沼落ちした結果、このポッドキャストにたどり着きました。
皆さんのこういう男子になりたいという気持ち、オープニングがいらないというヤムーンさんに対してのいるの、いるのをめっちゃ共感しました。
そんな出会いから始まり、他のエピソードも面白く聞いています。
近くレインボーリール映画祭も始まるので、クエア系特集もやってほしいです。これからも更新楽しみにしています。
ありがとうございます。
クエア系映画っていうことなんですけど、特集しなくても多分取り上げていくだろうなとは思うんですよ。
今クエアをテーマにした映画って面白いので、必然的に取り上げることになるかなと思います。
それはやっぱり、今このテーマが今まで取り上げられなかったものが取り上げられるようになって、表現の幅が広がったっていうのもありますし、
今までその才能が日の目に見なかったような人たちの才能が開花していっている最中だと思うんですよ。
結果的にそういう映画が面白くなっているっていうのがあるかなと思って。
さっきのクロースもそうですけど、この映画面白そうって思った映画がクエアをテーマにしてたりっていうことが最近多いなと思うんですよね。
目指そうとしなくても結果的にたどり着いてるかなって気がするので、
そのあたりは追々取り上げた際に楽しみにしていただけたらいいかなと思っております。
ありがとうございました。
ありがとうございます。
では、トイレーマントーク入っていきたいと思います。
14:00

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