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2023-08-10 18:54

第128回(1)『イノセンツ』オープニング

『イノセンツ』について話しました。

オープニングではメンバーの近況などについて話しています。

■メンバー

・山口 https://twitter.com/awajicinema ・まえだ ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke ・オーイシ https://twitter.com/pteryx_joe

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日時:2023年8月26日(土)

場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

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00:12
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ第128回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー週間番にて、
映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
前田です。
マリオンです。
大石です。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
久しぶりに4人揃っての収録になります。
早速、近況を伺っていこうかと思うんですけども、
前田さん、最近いかがされていました?
最近は、ちょっとバタバタしていて、
映画館では、君たちはどう生きるかぐらいしか見ていないです。
ご覧になったんですね。
どう生きるか考えてから、3週間ぐらい経ってます。
ちゃんと考えたんですね。
宮崎駿からのメッセージを受け取って考えましたみたいな。
まっすぐに受け取りました。
まっすぐに受け取れました。
個人的には、宮崎駿がみんなを惑わすために、ミスリードさせるためのタイトルちゃうかなと思ってるんですけど。
どういう意味で?
特にそんな深い意味は、実はないんじゃないかと思ってます。私は。
それはなんかわかりますね。
別に問いかける意図というよりかはって感じですもんね。
この映画を見て右往左往する我々を宮崎駿が楽しむための作品なんじゃないかなと。
まさに大叔父のような立場で。
でも結構楽しかったです。
我々インコですからね。
結構慌ただしくしてた感じだったんですね。
そうですね。慌ただしく見てました。
マリオさん、いかがされてましたか?
先週は全然僕映画見てなかったんですけど、その反動でいっぱい見に行きました。
ドキュメンタリー映画で、猫と父さんという映画と、サントメールある被告という映画と、
あとオープニング特に中山が出たリバー流れないでよと、バチカンのエクソシストを見に行きました。
そうですね。バチカンのエクソシストはこんなもんかなみたいな感じだったんですけど。
ちょっと話題になりすぎて、僕も期待値を上げすぎててごめんって感じだったんですね。
これはあれですよね、そんな期待値を上げないでみて、あ、いい拾い物だったなっていう映画じゃんっていうのに、
出会ったにもかかわらずちょっとなんかプロデューサーの方がやけに我々と距離感が近いから、
03:03
なんかちょっとそれ話題になってしまってる感じがあって、それはね、いいことなんですけど。
なかなかああいうタイプの映画が話題になってこうってなるのってなかなかないと思うので、それはね、いいとは思うんですけど。
本編も見てはバチクソおもろかったわーって言ってみたかったな、みたいな気持ちになりたかったんですけど、
まあでも、ずんぐりむっくりとしたらラッセル・クローがエクソシストをやってるだけで面白い映画なんですけどね。
あんななんか巨体でスクーター乗ってるのとかもちょっとおかしすぎるんですよ。
なんか聞いてる限りだと、モータルコンバットの時の界隈の温度感をちょっと思い出して、
あれも僕めっちゃ好きな映画なんですけど、あくまで拾い物として素敵な映画だと思って、
なんかすごい界隈が熱量満ち溢れたじゃないですか、モータルコンバット。
でも正直そこまでも映画だっていう気持ちもあって、
それに近い舌触りの映画なんじゃないかなって気がしました。
本当やっぱり早めに見といて、このちょっとこう盛り上がってる感じに乗れたらよかったなっていう気はちょっとしますね。
遅れてこうどんなものかっていう風な見て楽しいみたいな映画では多分ちょっとなかったような気がして、
ちょっとごめんなっていう、プロデューサーの人もごめんねって言ってもよかったよっていう感じですね。
楽しかったし、いいなこういうのと思って。
同じ監督さんで僕オーバーロードって映画があったんですけど、オーバーロードの方が面白かったなっていうのがちょっとあったので。
オーバーロードの監督だったんですか?
そうですそうです。
オーバーロード面白かったですよね。
オーバーロードめっちゃ好きでそもそも。
オーバーロードめちゃくちゃテンション高ぇみたいな感じで面白い映画だっただけに、ちょっとね意外と落ち着いてるなみたいな風にちょっと感じてしまって、
もっとなんか遊んでいいのに。
いやまぁ遊んでんだけどさ、ラッセル・クローデみたいなのもあるんですけど、ちょっとねもったいない気もして。
まぁでもねシリーズ化してもいい気がするんだけどな、面白いんだよなという気がするんですけどね。
いくらでもネタはあるぞっていう風に思っているので、あの映画。そういう意味でもね応援したい気持ちにはちょっとすごくなる映画でしたね。
リバーはもうお二方語られてるので僕も同じような気持ちだったので、めっちゃ面白かったですねっていう感じでしたし。
あとサント・メールはめちゃくちゃちょっと深いというかはちょっとすげぇ映画でしたねっていうのはちょっと触れておきたいなと思ってて。
簡単なあらすじは法廷劇というか法廷ものなんですけど一応。
ある女性が生後15ヶ月の娘を殺してしまったっていう裁判の話なんですけど、ただの法廷劇じゃ実はちょっとなくて、
なんかこの裁判の結果がどうとかっていうのは別にそこに重きを置いている映画じゃ全然なくて、ちょっとそこがびっくりしたんですけど。
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主人公というか被告も主人公の一人だと思うんですけど、もう一人主人公と呼べる人がいて、その裁判を傍聴しているライターがいるんですけど、
彼女もまた同じような境遇というかシンパシーを感じる部分があるみたいな感じでその裁判を見届けてるんですよね。
同じ黒人女性であり、出身も多分同じかな。セネガルだと思うんですけど。
実は自分ももうすぐ母親になる身であると。
そういうライターが主人公なんですけど。
母親との関係もちょっとあんまりうまくいってなさそうみたいなところとかもあって、
そういった不安みたいなのがこの裁判を通じて浮かび上がってくるみたいな風な作りになってて、
いろいろいろんな境遇の人が出てくる中で、なんで私たちはこんな不安に苛まれているのだろうかみたいなものに焦点を当てていくみたいな映画になってて、
そのテーマとか構造の浮かび上がらせ方っていうのが結構すごいなっていう。
全然こういうような映画になると思ってなかった分、余計に食らう部分は多かったんですけど、
とても重い映画ですけど、見て損がない映画じゃないかなって思いました。
ちょっと今日のテーマに被ってる部分はありますね。
かもしれないですね。
ちょっとだけね。
じゃあ、大石さんいかがされていましたか。
そうですね、映画としては今週はイノセンツぐらいかなっていう感じではあるんですけど、
ちょっと広くエンタメってばかりで撮って、小説を久々に読みまして、
芥川賞を受賞したハンチバックで、
読めましたか。
マイラさんからもちょっとご紹介というか、これいいですよっていうのもお勧めいただいてて。
大石さんの話を聞きたくて。
面白かったです、ハンチバック。
面白いですね。
面白かったです。
山口さんとか読んでほしいですよね。
そうですね、山口さんの感想もできると思う。
すごい結構短い小説なんですよ。
本当に自分も1時間半ぐらいで読めちゃうようなお話なんですけど、
ハンチバックって背虫とかも呼ばれますけど、
背中が盛り上がっちゃうような遺伝性の疾患を持っている主人公、
主人公の視点で描かれていくお話なんですけど、
彼女の設定が、いわゆるマイノリティ側ではあるわけですけど病気を抱えていて、
ただお金は持っていて、
なんなら彼女の杖の隅かみたいなものを、
親の資金というか親の遺産から全部提供されている。
だからお金には一切困ってないっていう、
そのいう主人公像なんですよ。
彼女の視点から色々な世界みたいなものを見ていくっていうのが、
ある意味前半の流れで、
そこからいろんな弱者っていうものの描かれ方とか、
その方向性みたいなものが見えてくるっていうお話でもあるんですけど、
今回芥川賞の方でも話題になってたのが、
作者さんが当事者ではあるんですよね。
09:02
なので結構そういうノリ、
当事者的なノリで最初は自分も読んでいて、
これは当事者だから見えるものだなって思いながら読んでもいたんですけど、
ちょっとそこから後半びっくりするようなというか、
ちょっと飛躍があるんですよ。
一つ。
その飛躍が、
ちょっとその当事者性みたいなものを軽々しく超えていくようなところがありまして、
当事者的なものっていうところだけではなく、
フィクションっていうものの力というか、
フィクションだから描けることと、
フィクションなので描いていることみたいなものの、
その境界線みたいなものがだんだん見えてくるような感覚があって、
結構その最後のラストは、
芥川賞の先行でもちょっと議論にはなったらしいんですけど、
僕は結構この説においては支持派というか、
面白かったなというふうに考えています。
ちょっとネタバレがすごく難しいので、
読んでくださいとしか言いようがないんですけど。
なるほど。
ぜひお二人とも読んでください。
前田さんはどうでした?
私正直ラストについては、
人の意見を聞きたいなっていう感じなんですけど、
なんかね、びっくりするのが、
短い小説なんですけど、半分以上何も起こらないんですよ。
そうですね。
ずっと主人公の、
主人公が考えていることをつらつらと描いているような内容で、
何も起こらないんですけど、
なんかすごく面白くて、
なんか描いていることは、
なんかすごい季節な言い方で言うと、
ちょっと重たいようなことを描いたりもするのに、
すごい軽やかな印象があって、
何ていうのかな、
すごい視点を本当に振り回されるみたいな、
自分の中のいろんな社会に対するいろんな視点を、
すごいいろんなところに振り回されて読むような小説で、
全然違うのにサクサと話しているみたいな気持ちになるっていう。
ちょっとわかります。
何かがすごい近いとか、そういうことでもないのに、
すごいサクサを近く感じるような、
本当に不思議な小説なんですよ。
でもすごく、何て言ったらいいかわかんないですけど、
このメンバーで話したら楽しそうな小説ですね。
そうですね、確かに。
ちょっと気になってきましたね。
気になるでしょう。
ここまで言われたらめっちゃ気になりますよね。
そこまで言われたらね。
いつも思うんですけど、
皆さん本当にお勧めするプレゼン力みたいなのが皆さんすごいので、
見たくなるし、読みたくなったりするんですけど毎回。
たぶんその当事者ものというと結構重たい小説なのかな、
さっき前田さんもおっしゃってましたけど、
イメージ持つのも思うんですけど、
めちゃくちゃ本当に読み口軽くて、
主人公の考えていることの軽やかさという、
軽やかさじゃないな、
ちょっと皮肉向いて斜めに見ている感じとかが、
そんなに重たくない。
言葉の選べる方が見事だなって思うんですよ。
ちょっとだけ一個例を挙げると、
サラリーマンとか主婦っていう職業に対して、
プルダウンで選べる職業って言うんですよ。
12:03
その表現は見たことなかったなみたいな。
そこにその肩書きを自分がお金を出して手に入れたみたいな書き方をするんですね。
そういうのがすごい面白くて。
面白いですね。
皮肉めいてるし、結構独立な感じなんですけど、
すごいユーモアにあふれていて、
すごい豊かな人なんだなって感じさせられますね、作者の方が。
そうですね、すごくわかります。
言葉の選び方は非常に見事だなと思いました。
題材的にすごい言葉選びは難しいんですけど、
遠いところにいる人の話とかじゃなくて、
すぐ目の前にいる人だと対等に話してるみたいな感覚で読めるんですよ。
でも、自分とその人というか主人公って何もかも違うから、
何もかも違うんだけど、何もかも同じにも感じるんですね。
早く読んでくださいよ。
わかりました。
短いやったらサクッと読めるかもですわ。
本当に短い。
私、通勤が電車に乗ってる時間はそんなに長くないんですけど、
月曜から金曜の5日間で通勤の時間だけで読めます。
僕も本当に一気に月曜日ぐらいに帰ってきて、
そのタイミングで読み始めたんですけど、
1時間半ぐらいで結局読み終わっちゃうぐらいのボリュームなので、
ぜひぜひおすすめです。
了解です。
ちょっともう覚えておきます。
多分呼ぶ気がします。
僕はですね、映画は今日のテーマ以外だと
さらば我が愛、覇王別姫の4Kの上映を見てきたんですけど、
これ去年も見たんですけど、
リバイバルだったんでランキングには入れてなかったんですけど、
去年見た映画で一番面白かったんですよ。
それがあったんで、今回も見に行くぞって言って見に行って、
やっぱ面白かったですね。
本当にすげえ映画です。
中国の1920年代から70年代ぐらいにかけての50年間ぐらい、
ほとんど描写ないんですけど、
50年間のうちほとんどはジャンプでポンポンって年代が飛んじゃうんですけど、
本当に激動の時代の中で振り回される人間を、
時代を定かずに描くっていう、
これすごいことだなと思って、
本当にすげえ映画だなと思います。
喋ること前回見た時とあんま変わらないんで、
これ以上言うことないんですけど。
よかったら見てください。
これは映画館で見といて損ない映画ですよ、本当に。
そうですか。
見なきゃな、それは。
作品とかとは別に、
お知らせさせてもらいたいことがあって、
僕が映画上映会のお手伝いの活動をしてる、
15:03
横浜県の淡路市にあるスモトーリオンで、
この8月11日から17日に、
ガールズ&パンザーの劇場版と、
少女歌劇レビュースターライトの劇場版の上映をすることになりまして、
また僕ちょっと関わってるんですね。
それでやりますっていうのがあるんですけど、
そのうち8月12日がガールズ&パンザーのテレビシリーズと、
OVAと劇場版の終日一挙上映っていうのをやる予定で、
この日僕登壇して挨拶させていただく予定してまして、
あとその上映が終わってから、
僕映画館の中にバーを設けることになりまして、
僕一人なんで、
映画の話しすぎるバーじゃないんですけど、
バー開きますんで、
もしこのラジオを聞いてる方で、
淡路市の在住の方がいたら、
よかったら来てくださいっていう感じなんですけど、
この配信ギリギリなんですよ、タイミング的に。
間に合ったら来てください。
この配信が間に合ったら。
作品に関しては多くは語らないです。
アニメに馴染みがある方だったら、
ご存知の方も多いと思うんですけど、
アニメにあまり精通してない方だったら、
あまり知らない作品かもしれないんですけど、
見てみたら面白いかなと思います。
よかったら神戸からでも、
徳島からでも来てもらっても構わないので、
よかったら来てください。
3つ番組全体にお便りいただいているので、
紹介させていただきます。
はなさんからいただいております。
こんにちは、はなと申します。
以前、私の勤める障害者施設で、
映画鑑賞会という行事をするにあたり、
皆様なら何の映画を選ぶかと、
相談させていただいたものです。
先月無事に映画鑑賞会が終わりました。
何を選んだのかまたお便りいただきたいと、
言っていただきましたので、
しょうこりもなくまたメール差し上げます。
棟ごとに数日に分かれて上映をしており、
昨年までは一つの映画に統一しておりましたが、
今年は各棟の趣味・趣向に合わせて、
それぞれ3作品上映しました。
女性棟にはミニオンズ、
男性棟には少林サッカー、
高齢者棟には釣りバカ日誌10を上映しました。
マリオンさんにあげていただいたミニオンズと、
一番見せたいものを見せてはどうかと言われた
山口さんの言葉に押されて少林サッカーを選びました。
ちなみに釣りバカ日誌10は、
私の勤める北九州が舞台となっており、
6日にゆかりのある映画を教えてと、
チャットGPT様に教えてもらいました。
反応は上々で、利用者さんにもスタッフも喜んでもらいました。
本来1作品でいいものの、
映画スイッチが入り3作品にしたことで、
単純に事前準備も3倍になり、
本当に大変な思いもしましたが、
好きな映画をみんなと共有したいという一心で駆け抜けました。
とても良い体験ができました。
皆様には時間を割いて考え、
回答していただき大変感謝しております。
それでは今後も放送を楽しみにしております。
暑い日が続きますので、
18:01
お体ご自愛くださいと。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
催されたんですね。
結構前だったんで、
どうなったのかなと思ってたんですけど、
素晴らしいです、本当に。
まさか僕が言ったやつとかを、
そのまま採用していただけてるとは、
良かったんでしょうかっていう。
なんかこれ上映しといたらいいんだろうなみたいな、
そういう感じじゃなくて、やっぱり
ご自身で選んだものをみんなに見てもらって、
それで喜んでもらえたって、
こんな素敵なこと本当にないと思うんですよね。
ご苦労もあったかと思うんですけども、
良かったなと思って本当に。
お便りいただけて本当にありがとうございます。
またこの感じで、
次回以降も続けていただけたらなと思うんですけど。
そうですね。
ありがとうございました。
ありがとうございました。
ではテーマトーク入っていきたいと思います。
18:54

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