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2024-10-28 47:06

第186回(2)『リトル・ダンサー』この町を出ていけない人たちのためのダンス

『リトル・ダンサー』の話をしました。

バレエに没頭していく主人公ビリー・エリオットの話以上に、彼の父・兄をはじめとした人生の可能性が限られた人たちについて話しています。

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00:00
今日のテーマトークは、『リトル・ダンサー』です。
はい、ではマリオンさん、解説をね、できますか。
はい、映画ドットコムから解説を読ませていただきます。
1980年代イギリスの炭鉱町を舞台に、バレーダンサーを目指す少年の奮闘と家族の絆を描いた青春ドラマ。
1984年、イングランド北東部の炭鉱町、母を亡くした11歳の少年ビリーは、
炭鉱労働者の父の命令で、ボクシング教室に通わされている。
ある日、偶然目にしたバレー教室のレッスンに興味を抱いた彼は、女の子に混じってレッスンに参加するように。
バレーの先生ウィルキンソンは、ビリーにダンサーとしての才能を見出し、
彼女の熱心な指導の下でビリーはメキメキと上達していくが、
オーディションで2000人を超える候補者の中から選ばれたジェイミー・ベルが主人公ビリーを熱演。
リタト大学教授のジュリー・ウォルターズがウィルキンソン先生を演じ、アカデミー女演女優賞にノミネートされた。
マイネーム・イズ・ジョーのゲイリー・ルイスがビリーの父を演じた。
世界的バレーダンサーのアダム・クーバーが特別出演。
後に、巡り会う時間たちなどを手掛ける舞台演出家出身のスティーブン・ダルトリー監督が長編映画初メガホンを撮った。
はい。
では、内容に触れる話が入ってきますので、ネタバレ気にされる方はぜひ見てから聞いていただけたらと思います。
では、アサリの感想を。マリオンさんいかがでしたか?
そうですね、すごい名作ということで、すごい有名な作品でしたし、
それこそこの間の映画バーでも、すごい人生ベスト級に好きだっていう人がいて、
今ちょうどこのタイミングでリバイバルやってるんで、めちゃくちゃ人に勧めてるし、
自分自身もVHKを5,6枚買ったぐらいみたいなエピソードが来たんですけど、
すごいすげえと思って、期待して見に行って、めちゃくちゃすごい面白かったですね。
特にやっぱり、めちゃくちゃ僕のお日様の話の流れとめちゃくちゃ似てたじゃんっていうことにちょっとびっくりしたというか、
やっぱめちゃくちゃ影響を受けてるよねっていうのはすごい感じました。
なんですけど、やっぱり全然僕のお日様とも違うというのが、
そのなんというか、やっぱ少年ビリーの話がメインではあると思うし、
そこにすごい感動というか、彼のいろいろな感情というか、
なんでそういうことできないんだよみたいな、わざとまりというか、ちょっと気持ちのセリのつかなさみたいなのとかもすごいわかるんですけど、
なんか一番なんか、彼だけの物語じゃなくなってて、やっぱ家族ですよね。
特に父親とかお兄ちゃんの話がめちゃくちゃいいというか、
というかビリーとの対比もあって余計にちょっと感動を呼び起こすものがあるよなっていうのは、
03:01
あ、そういう映画だったんだっていうの知らなかったので、
なんかそこが僕意外というか、なんかそこにすごく心をギュッと掴まれるものがあったなという感じですね。
本当にもうすごいビリーが、自分の将来というかやりたいことに向かってどんどん飛び跳ねている中、
父親とお兄ちゃんはどんどん下に潜っていく仕事みたいな。
で、ある意味そういうちょっといろんなものを押し付けられてしまう、社会からみたいなのがあって、
その辺の対比とかがすごい、うわーすげーこれってちょっと思っちゃって、
本当にそこがすごい印象に残る映画でしたね。
はい、大井さんいかがでしたでしょうか。
はい、僕も妙だといい映画見たなーっていう感覚でしたね。
なんていうか、もちろん僕のお日様もそうですし、あと高田愛の歌なんかにもすごいちょっと似たようなテーマ性はあるモチーフとしてすごい似てるなーっていうのは結構感じて、
要は近年の様々な作品に影響を与えたんだろうなっていうのは、なんか見ている最中もすごい思いました。
で、まあもうとにかくビリーのダンスがまあ良いなというか、
最終的に結局彼の感情を表すのが台詞ではなくダンスになっていくというか、
そこにこうだんだんだんだん修練していくっていうところもすごいエモーショナルだし、映像的にもやっぱりグッときちゃうところもあったなと思いつつ、
ロックミュージックの引用なんかも結構見事だなっていう、その後見終わった後にその作品の中で描かれていた音楽のタイトルとかを見て、
あ、なるほど、だからここで使ったのねっていうのとかも結構納得できるところも多々あったりして、まあ良い映画見たなっていう感じでしたね。
で、マリオさんもおっしゃってたんですけど、やっぱりその格差というか階級差というか、
その壁、社会のそこにいる壁みたいなものをどう表現するかっていうのもすごい上手いなと思いましたし、
ビジュアルでそれを例えば鉄の壁にぶつかるだとか、超えられない場所としてそれを表現したりとかっていうのもビジュアルイメージと彼らの感情、その家族の葛藤とみたいなものもすごい描けていて、
なんかすごい僕大好きな映画だなと思いました。
はい、僕はですね、もうお二人と同じなんですけども、やっぱり家族に対する感情移入がすごくて、特にお父さんですね、
ちょっともうあんま他人と思えなくて、もううちのお父さんみたいだなと思って見てたんですけど、
本当になんか口下手な感じとか、服装とか佇まいとか、もう全部うちのお父さんみたいだなと思いながら見てて、そこがすごかったんですけど、
06:02
やっぱりビリーはどこかへ行ける人になっていくわけなんですけど、どこかへは行けない人たちの話っていうのが結構本作すごいなと思ってて、
それはお父さんとかお兄さんもそうなんですけど、バレエの先生とかも、やっぱりなんかここに戻ってきてしまった人みたいな感じって言いたいんですかね。
その人たちの存在がより本作のエモーションを際立たせてるなっていうのは思いましたね。
はい、てな感じで、ではお便り紹介させていただきます。おいさんお願いいきますか。
はい、フリッパーさんからいただきました。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
シングストリートは僕も思い出しましたね。
わかりますね。
時代的にもやっぱちょっと音楽性がかぶってたかなとは思うんですけど、80年代前半のロックミュージックとかそのあたりですよね、なんか質感が似た感じになってるなっていうのはあったんですけど、
社会問題が盛り込まれててっていうところで、労働階級っていうのを上げていただいてるんですけど、本作のこびりついてるような労働者階級の過酷さってすごいなと思って、
そういう労働者の話って世界中にありますけど、ちょっとイギリスの労働者階級の話ってまた空気違うなって気はしてて、なんでしょうね、やっぱ資本主義が生まれた国だからっていうのもあるのか、やっぱ話に聞いてても19世紀とかの労働者の退屈って本当に悲惨だったっていうのは伝え聞こえてきますし、
現代でもやっぱそういうのが残ってるのかなっていう空気感はちょっと感じるなっていう映画とか見てても
09:02
なんかもう本当に長い間ずっとそのしくしっくみというかシステムが歴史をもって継がれてきてしまったからこそ、もうより抜け出せなくなってる感じというか、
なんかアメリカとか日本ではちょっとない類を見ないほど、これはもうここに生まれてしまったが最後みたいな、なんかその絶望感すらちょっと感じますよね、イギリス映画のこの手の作品見てると。
確かになんかそのイギリスとか、あとアイルランドもですけど、シングストーリーとかはアイルランドの話なんで、一緒に一食いに、あんま本当はしちゃいけないですけど、ちょっと高くしちゃいますけど、
やっぱりなんかその、そこに残らないといけないみたいなとか、あとその階級の話みたいなのが結構バシバシやっぱ物語とか映画にガンガン出てくるよなってやっぱ思いますよね。
ビリーがバレーダンサーへとなんかなっていくみたいなのとかも、例えばキングスマンとかもある意味そういう話だと思うんですよね、労働者階級から上流階級にスパイになる話っていうか、マイフェアレディ的なみたいな、なんかそういった側面とかもあるし、
あと本当にその、そこにいなきゃいけない人たちのどん詰まりな感じっていうのとかは、なんか僕ブルックリンとか思い出しましたけどね、アイルランドの方の話ですけどとか、ゴッズオンカウントリーとかのあれもすごい思い出したりとかして、
なんでこんなにもなんかイギリスとかアイルランドのこういう話でめちゃくちゃ面白いというか、めっちゃここに刺さるんだろうみたいなのはちょっと考えますね。
これが煮詰まるとトレインスポッティングみたいになるかって考えると。
そうそう、トレインスポッティングとか、そうそう、あの辺のトレインスポッティングもなぁ、1と見た後の2とかマジでちょっと悲しくなってきますからね、もうやめてよって思いますからね、本当に。
なんかやっぱその歴史の積み重ねが分かるのが、その英語の使い方すら違うというか、やっぱその労働者階級独特の鉛感、これを生み出せるほどここには差があるっていうのがなんかやっぱ目に見えて、こう辛さみたいなのが出てくるなって気はしながら見てはいて。
それこそマイフェアレディーとかは本当にそういうところから始まる物語というか、言葉遣いから変えてくって話なんで。
そうなんですね、僕本作見てて思ったのが、そこから抜け出す手段がバレーっていうのが結構印象的だなぁと思ってて、ものすごい牽引付けられてるものじゃないですか、芸術としても。
例えばクラシック音楽とかでもいいと思うんですけど、ものすごい上流階級によって、牽引付けられたものによってそこから抜け出すっていうのが、なんかちょっとそこにすごい階級の構造が見える話になってるなぁと思ってて。
12:13
なんかそのストリートから出てきたカルチャーで、そこから這い上がるぜとかじゃないんですよね。上から垂れ下がってる糸に捕まるっていうことだから。
なんかその、なんでしょうね、ここじゃないところに行くっていうのが、すでにある、上にある牽引に行くっていうのになってるっていうのが、すげえ残酷だなと思ってたんですよね。まだないところに価値を見出してるんじゃないっていうのが、なんかシビアな話には僕は見えたんですよね、そこが。
うん、確かにそうですよね。やっぱり本当にそのイギリスの階級社会って、やっぱめちゃくちゃでかいんだなっていうことの表れでもありますよね、その辺ってやっぱりこう、あんまり僕らはそこね、なんか知識というか、なんかあるのはなんとなくわかりますけど、
なんか結構その社会の空気感というか、なんかその本当に自由だけど自由じゃないみたいな感じがやっぱりあるんだなっていうのは、イギリスの中でそれを大きな空気感としてやっぱあるんだろうなっていうことですよね。
ですしある意味それって、それこそ2010年代以降その格差問題みたいな世界でいろいろ言われるようになってきて、結局その階級って今世界中にだんだん広がりつつあるんじゃないのっていうのもちょっとあるので、なんかそのどこか自分の国、今見ればよりその自分の国でも起こっていることのようにも捉えられる気もちょっとしたりはして、
ここまでソフィスティケイトはされていないにしても、でも始まっているというか、この構造みたいなものはもうすでに我々の世界の中で組み込まれている感も若干あるなぁとは思いますよね。
そうですね、なんかあんまお金持ってたらそこから抜き出せるって感じもあんましないですよね。
なんか違う行動に乗らないと無理そうな感じするなっていうのは空気感としてありますよね。
だからすごいそのビリーのダンスがいいなって思うのが、バレエだけじゃないんですよね、彼のダンスって。
そうですね。
そこが僕すごいいいなと思っていて、タップダンスってもともとアメリカの黒人カルチャーから始まっているダンスらしいんですけど、
彼にとっては多分映画とかそういったエンタメの中できっと踊られていたものを、彼なりに模倣しているんだろうなっていうふうに思っているんですけど、
なんかそこがダンスの中で一つの彼の表現として出てくるっていうのがすごいいいなと思っていて。
15:05
だからこそ、さっそく終盤の話軽くしちゃいますけど、終盤のバレエの試験、ロイヤルバレエに入るシーンで、いわゆる先生方は最初理解ができない顔をするっていうところの狂ったみたいなのもすごい見てていたたまれなくはなりましたけど。
確かに僕も見てるときに、あれ?これバレエじゃなくてタップダンスだなって思いながら見てたんで。
確かにバレエもめちゃくちゃ上手いんですよ。上手いですし、本当に動ける子だと思ったんですけど、タップダンスだよな、これ大丈夫なのかなってちょっと思って、説明はしたっていうか。
でも確かに劇中でね、フレッド・アステアとかの映画とか見てたりとかしてたんだけど、アステアの話も出ましたけど、
そういうところから彼のルーツの中にタップダンスっていうか感情表現としてあるっていうのがしっかり描かれてたので、彼なりの表現というかダンス才能を見せるっていう意味ではやっぱりすごくタップダンスって大事だったなっていうのはやっぱり思いますね。
そうですね、それ残ってるっていうのがいいなっていうのは、本当にそうだなと思って、本当にこのクラシックなオーセンティックなバレエにだけ染まっていってたら、単に過去を捨てただけのやつにいかねないんですけど、やっぱりそうじゃなくてもともとその労働者階級の中で身につけた音楽とかダンスっていうものが、
彼の表現の中に根付いているっていうのがちゃんと生きているっていうのがわかるっていうのはすげー大事というか、単に俺は上に行ったんでみたいになってたら多分すごい嫌な話に出たんだろうなと思うんですけど、やっぱりそうじゃないなっていうのが本作の良さだなとは思いますね。
そうですね、忘れないっていうことがめちゃくちゃ大事ですよね。あの時代の単行で働いてた人たちのあの時の苦しみ絶対忘れるべからずみたいな雰囲気、もうこの映画からもめちゃくちゃ感じたじゃないですか。それ絶対大事だし。
で、やっぱりビリー自身もそれを忘れなく多分きっとすごいダンサーになったんだろうなみたいなラストじゃないですか、やっぱりあれって。やっぱあれは本当に、ただ抜け出した話じゃないっていうのは本当にその通りですね。
みんな預けてますからね、彼に。
いや本当にそうですよね。
預けてるし、けどやっぱ彼を支えるのめちゃくちゃ大変だったんだろうなみたいなことをめちゃくちゃ考えるわけじゃないですか。もう劇中ではオーディション受かった、でもそっからこう旅立っていってそっからもうだいぶ歳がジャンプしますけど、めっちゃ大変だったんだろうなみたいなことをめちゃくちゃ思いますよね。
絶対ね、学校入ってからの方が大変そうですもんね。
そうですよ。絶対ね、ビリーもね、もう学校で大変だったらそれを支える家族もね、いやもうちょっと、あの後どうなったのかその間の話が気になっちゃいますよね、なんかね。
18:12
いや周り全員上流階級でしょ?絶対無理ですよ、本当。
本当にキングスマンの試験みたいな感じですよ、本当に。
そうですよね、いやもうちょっとお二人の流れでこのまま話どんどん掘り下げていこうと思うんですけど、やっぱそのなんというかこうタクス側の話がやっぱ本作すごい、もうとにかく良くて、まあお父さんもお兄さんもいいんですけど、やっぱこうめちゃくちゃマッチョじゃないですか、ボクシングを習わせるっていう、でしかも親の世代から繋がってきているボクシンググローブみたいな話あったじゃないですか。
はいはいはいはい。
もうその面々と連なっているもので、お前もこれになるんだぞっていうのが架せられている状態じゃないですか、それがむちゃくちゃ重くて、ボクシンググローブ重すぎるんですよね、単にそのボクシングっていうスポーツをやったらいいって話じゃなくて、
お前はこの炭鉱地下ない町で生きていく強さを身につけるんだぞっていう怨念がこもってるなっていうのがえやいことだぞこれはって見ながら思ってて。
いや、もうあの辺の感じはもうわかるわっていう感じですよね。つがなきゃいけませんねみたいな感じで、もうあんにも託されているものっていうか、
僕もそういうのを人間に受けて育ってきた側なんてすげえわかるなっていうか、やっぱ父親の気持ちも今育って考えたりしますもんね。
そうなんですよね。しかもあの家基本的には、まあおばあちゃんはいますけど、もう男性しかいないというか、もう男らしくなければ人権はないぐらいの。
そうですね。
そのしんどさたるやっていう。
まあお父さんもそうだし、みいちゃんもめっちゃきつくて、あのきついっていうのは感情維持するとしんどくって、もうほんと嫌なやつですよ表面上。
ほんと嫌なやつで、もうゴリゴリに男らしさ落ち着けてくるし、すぐ暴力に訴えるしみたいな、リストのリーダーみたいなことやってるしみたいな物騒な人間ですけど、やっぱなんかそこで生きてきた人の、そうしか生きられなかったものが漂ってくるんですよね。
お父さんからもお兄ちゃんからも。で、別に彼らはほかの選択肢があるわけでもないんですよね。ほんとにそれしか知らないから、あのお父さんが試験に行くときに、バス乗ったときにロンドン行ったことないって言ってて、
21:19
あれあの、すっごい田舎の人あるあるなんですけど、うちの、まあ親世代はさすがにそんなことなかったですけど、祖父母の世代とかって、青島ですけど僕出身が、神戸まで行ったこともないんですよ。
おー。
海渡った向かいなんですけど、あれか、じいちゃんは徴兵されて姫路とか行ってたって言ってたんですけど、バナちゃんは本当に青島から出たこと多分農協の集団旅行ぐらいしかないから、片手で数えれるぐらいしか多分青島は出たことないんですよね。
へー。
神戸行ったことなかったら、もう東京なんて行ったことあるはずないんですよ。だからロンドンなんて行くはずないんですよ。そんな大都会なんて、あのリアルさというか、首都なの行ったことないのって、首都なんて行くはずねーよっていう。
関係ねーもんみたいなねーことですもんね。別に私の目の前に広がる人生と何が関係もないみたいなふうに言ってもらうと、まあ感じですよね、きっとね。
全く自分と関係ないルールを動いてる世界を知る必要ってないくって、だからビリーがお父さんにとって初めての都市とのリンクなわけだと思うんですよね。
彼は鉱山に行くことしか知らなかった人生だったから、別にそれ以外を知っても、俺は持ってないって気づかされるだけだから、知らないほうがいいわけですよ、それは。
でもやっぱこのビリーがお父さんと外の世界とつなげるリンクになっていくし、それによってお父さんがやっぱ外に出ていくっていうのは僕は結構好きで、
バレーの試験受けてる建物の中でのお父さんの行動のおぼつかなさとか、
いやーよかったですよ、あれ。
本当に不慣れなとこに行ってるときのお父さん、あれなんですよ。
まあまあそうですよね。
いやーむちゃくちゃよかった、本当に。
あそこでお父さんを映すのがもういいなって感じなんですよね。
本当にソワソワしてるからかなっていう。
いやーよかったんですよね、そこが。
それに結構付随して思ったのは、先生がビリーが辞めたことを家族に責めに行くというか、どうしてそうなったんだって説得しに行くシーンがあると思うんですけど、
24:08
そこでお兄ちゃんが言ってたことがすげえ切ないなと思って、
ビリーの子供時代は今しかねえんだぞって言ってたセリフがあったと思うんですけど、
あれきついなと思ったんですよ。
結局子供でいられることの特権性を味わった先には単行の時刻しかないってお兄ちゃんが割り切ってんだろうなっていう。
楽しめるのは今しかないんだから今ぐらい自由にさせてやれよって言ってるようにも見えて。
いやー切ないなあっていう。
いやーそうっすよね。
いろいろ思うとこありって感じですけど。
そうですね。
本当に確かに僕が本当就職に来たのは、家業のステップアップのためにっていうのはちょっとあったんですよね、そもそも。
っていう系譜でここに関西に来て就職してみたいな感じだったので、
でも本当関西来てめちゃくちゃ楽しくて、でも結局これ終わるんだって思ったらものすごい悲しくなって、
なんか本当にちょっと、あーなんか思い出しちゃったって感じですね。
だからやっぱこういう話好きなんですよね。
残らないといけない人もだし、残りたくないよーっていうめちゃくちゃもがくみたいなのもめちゃくちゃもうすごいわかるしってなってる。
こういう話好きなんですよね本当ね。
あと僕本作めちゃくちゃ好きなところで、お父さんがビリーのために金を稼がないといけなくなって、
須藤を辞めて、自分はその働きに出るっていう、鉱山に向かうためのバスに乗って、
その須藤をやってる集団の中をかき分けていくバスに乗って行って、そこでお兄ちゃんがそれを見て、
あの態勢、ちょっと泣いちゃって。
あーあーって思いましたよ。
何のためにやってきたんだよみたいなお兄ちゃんの叫びもむちゃくちゃわかるし、
お父さんのビリーの夢を叶えてあげたいんだっていうのもむちゃくちゃわかるから、
なんだろうな、別にどっちかが正しくないこと言ってるとかでもないとは思うんですよね、あそこは本当に。
いやちょっと、別にお互いわかってるからあそこ、お互い何を思ってて、
なぜそれを選んでるかっていうのはわかってるから、2人とも泣いちゃってるんですか。
もうそうなんですよね、あそこでめちゃくちゃ怒鳴り上の喧嘩するじゃなくて、
結局おいおいと泣いて抱きしめ合ってたってこと相当ですよね。
27:05
そうなんですよね、やっぱその感じがあってからやっぱりお父さんの不正というか、
ちょっとずつ戻ってくる感じがあるんですよね、母を失ったショック以降の。
それこそお母さんのお墓参りに、ビリーたぶん試験が終わった後にお母さんのお墓参りに行って、
ビリーといろいろ話をして、ビリーを抱きしめるってシーンがあると思うんですけど、
絶対これまでのお父さんそんなことできなかった人なんだろうなって思ったんですよ。
思った思った、あそこ。
絶対そんなに、そんな形で子供らと関わるってことできないお父さんだったはずなんですよ、きっと。
ただやっぱりあの炭鉱に向かうっていう決断をして、兄と涙ながら若いというか、
もういろんなものを共有するっていうことをした先に、
父としての父性を取り戻すというか、手に入れるというかっていうのがすごいグッときちゃって、
本当お父さんの成長って言っていいのかわかんないですけど、成熟と言ったほうがいいかもしれないですけど。
そこまでしっかり変われるっていうのがやっぱすごい決断というか成長ですよね。
あと母親の、妻ですよね。
残したものに対する父親の接し方というか変わってきてるのも、最初ピアノをぶち壊すじゃないですか。
そうですよね。
けどそこから七夜に行くシーンって、あれ奥さんの残したものですよね。
そうですよね。あれをやっぱ七夜に持ってくっていうところからもすごい彼らの成長というか、
違うって変わった瞬間っていうのをめちゃくちゃ感じ取れるなって思って。
そこも僕印象的ですね。
そうですね。
ビリーの話もちょっとしたいんですけど、主役なのにね。
お父さんとお兄ちゃんの話ばっかりしてましたけどね。
本当にすみません。本当にビリーの話だってことです。
すみません。
ビリーの性格が結構僕いいなと思ってて、いわゆるA性格しとるっていうタイプやと思うんですけど、
正直そんないいやつじゃないと思うんですよ、あいつ。
僕見る前に抱いてたイメージは、そういう男らしさを求めるボクシングっていうことをやらされてる男の子が、
本当はちょっと女性的な面があるバレエの方に憧れてて、
そういう男らしさじゃないものに入っていくみたいな話かなと思ってたんですけど、
結構ビリーが持っている本来的な気質は、結構なんというか、そぼって言っちゃったら言い過ぎなんですけど、
30:04
そんなに男らしさ規範から外れてない性格してるとは思うんですよ。
なんで、気象自体は割と男らしさのあの街っぽい気象してる気はする。
お兄ちゃんみたいなゴリゴリのマッチョって感じではないんですけど、
あくまでバレエをやりたくなった男の子の話なんですよね。
だからこの話自体はジェンダーの話じゃないというか、
趣味思考の話というか、もっとフラットにやりたいことの話でしかなくって、
それを男らしくないとかって決めてるのは外部でしかない話になってる。
本人の中に男らしさとか、あるいは女性らしさみたいな、
そういう方向性があるわけではない話だなと思って、
そのジェンダーの話は友達の方に預けられてるじゃないですか。
ジェンダーの話が友達に預けられてるってことは、
ビリーの話はジェンダーの話じゃないっていう対比になってるなと思ったんですよね、僕的には。
今日的な視点で見ると、やっぱりジェンダーの話っていうのも増えてるので、
そういうふうに見えそうにはなると思うんですけど、
本作20年以上の前の映画で逆にそこじゃないっていうのが広がりを感じるなと思って、
別にビリーは男らしさとか女らしさとかそういうのじゃなくて、
バレエがやりたい、ダンスをやりたいっていう、そういう感じになってて、
もちろんその一方で、友達の彼のそういうジェンダーの話っていうのも、
話の中できちんと肯定されてるっていう、広がりみたいなのは感じたんですよね。
それすごい感じて、僕のお日様との対比をするならば、
僕のお日様って割と男性性が受け入れられない主人公の話だったなっていう気がしてるんですよ。
ジェンダー的にはもちろん男性なんだけど、
ただいわゆる男社会に入れなかった人としての話として主人公は描かれて、
そこからフィギュアスケート、野球とか、あるいはアイスホッケーみたいな男性性的なスポーツではなく、
フィギュアスケートにどんどんハマっていくっていうお話になってると思うんですけど、
本作のバレエの立ち位置ってめちゃくちゃ男性的というか、
そうなんですよね。
そこに女性性はあまり預けられていないなっていうのは、見たとき結構意外だったんですよね。
33:01
確かに。
それこそ先生もめちゃくちゃスパルティックに指導しますし。
そうですね。バレエの先生結構粗暴な感じが結構。
僕のお日様とかを見た後だとすごい繊細な感じとは全然違うというか、
基本みんな気性が荒いっていう感じは本当に見ていて思いましたよね。
でも確かにある種のフィギュアスケートもそうだしバレエもそうなんですけど、
男性だって普通に競技人口としているスポーツなんですよね、冷静に考えてみると。
競技人口比としてあくまでちょっと男性の方が若干少ないぐらいのバランスで。
だから割と見ていて、そこにあるものはあくまで地域、あるいはもうちょっと言えば社会のジェンダーロールだけであって、
その先にあるものっていうのは実はジェンダー的な話というよりももうちょっとよりスポーツとしてのバレエみたいなもの。
純粋にバレエの面白さみたいなものを描いているような作品のように見えて、
なんかすごいジャンプ漫画っぽいなって思ったというか。
ジャンプ漫画でバレエを描いたらきっとこんな感じになるんだろうなっていう。
ある種の少年が夢を持って夢に邁進していくサクセスストーリーっていう側面もあるから、
そういうちょっとある種の王道感みたいなのはありますよね。
でもだからこそ、これビリー・リオットって現代ですけど、ビリー・リオット・エフェクトっていうのが何か言われてて、
この映画が公開された翌年のロイヤルシティ・バレエ団の人口が男性の方が過半数になったらしいんですよね。
へー。
やっぱそういうのありますよね。この映画だけにかかるんですけど。
だからこれそれほどが多分なってきたことって、男性性を抱えたままでバレエを描けたことなんじゃないかなって気はしていて。
なんかそれゆえに受け入れられる層というか、受け入れられる人も増えるような描き方になってんじゃないかなと見てて思いましたね。
そうなんですよね。それむちゃくちゃ思ってて。
だから元々いた単行の街にはその男性女性の湧き方がなかっただけで、
バレエの世界とかあるいは上流階級に行ったら、そこの男らしさ女らしさが求められる規範はあるわけじゃないですか、当然。
それが単行の街にはないだけで、やっぱり男性バレエダンサーには当然バレエの中での男らしさが求められるわけで、
全然彼はジェンダー規範から抜け出していってるわけじゃないよなっていうのは思いながら見てたんで、
いやそうなんだよなっていうのはね、同じこと言っちゃってるけど。
36:07
でもそれでよかったよなと思って。
別にそれでもよかったかなって僕も思いますね。
ちょっと連想したというか、同じく街抜けるものですけど、ゴーストワールドとかもちょっと連想して、
いわゆるここじゃないとこに結局答えはあるんじゃないかって探していく話でもあると思うんですよね。
イーニードがまさに街を抜けていくラストと、今回のソビリーが街を抜けていく、
その街にそこから離れることで、実は別の世界のルールっていうのがあって、
そのルールの中だったらもしかしたら生き入れるチャンスがあるのかもしれないっていう、
その街を出ていくことをもしかしたら背中を押す若者のための映画っていう文脈でもすごい語れるのかなっていうのは見てて思ったりはしました。
そうですね。その街を抜け出すものとしての、その切り口で見たときの話なんですけど、
未来の話、僕割といらんかったなって僕的には思って。
バレーダンサー、しかも多分あれトップですよね。メインですよね。
バレーに慣れた部分って、それはそれでいいなとは思うんですけど、
なんか僕、成功しなくてもいいと思ってる人なので、成功するシーンなくて、
もうバレーの学校に入りました、終わりとかでも僕いいなとは思ってたんですよね。
なんかその、報われるか報われないかが保証されなくても、そこに抜けようとしたことの価値はあるとは思うんですよね。
だからもちろん可能性として、リリーが将来地元に戻ってきて、結局単行譜やってますみたいな可能性だって全然あるわけですよ。
でもいいんじゃないかなって思ってて、だからお父さんとお兄さんも、
なんとかリリーが退社するまで健やかにやってこれてるっていうのがあそこで描かれるし、
友達もおそらく都市に出てきて、自分のセクシャルマイノリティっていうものを閉じ込めさせずに生きていけるようになったっぽい
とは見えるんですけど、そのリリーが別にバレーダンサーになれなくても、お父さんお兄さんも鉱山で擦り切れていくだけだったとしても、
友達も家に抱えた自分の本来の性みたいなものを解放できないまま田舎町で祝々と暮らしてたとしても、
39:01
でもなんかあの日ビリーにみんながいろんなものを預けて送り出したことそのものは否定されないよなとも思うので、
なんかもう未来は曖昧であってほしかった気もしたなと思って、その方が何かに挑んでいく価値っていうのは美しく見えるから。
なるほど。
なんですよね。僕はそういうの好きすぎるっていうのはあるからなんですけど。
まあそうですね。
なんかもうラストはちょっともう願いこもってるなぐらいに見てたんで。
それはそうですよね。
なんかまあ作り手あるいは観客側の願いを一旦こう受け入れるためのラストというか。
全然その後そうじゃなくてもいいし、町に戻ってバレロ先生とかやっててもいいような気はするんで。
なんかなんだろうあれは卒業講演ぐらいだったりして。
かもね。
なんかだからそうなんですよね。それが成功しきってる感じにも描いてないのはちょっといいなと思って。
そこらじゅうにポスターが貼ってあるからさすがにもうこの人は有名になったんだなって思うんですけど。
多分そんなにわかんないですけどね。
大成功と言い切れるぐらいのレベルまでは描ききってないので、そこはなんかまだ解釈の余地あるかなって僕は思ってます。
なるほどな。
そうですね。
確かに。まだ彼は夢を追いかけているんだっていうラストとして捉える。
で、するとまあよかったねってやっぱなるかなみたいな。
大成したみたいな成功を収めたとかではなく、まだ夢に向かって邁進しているんだなっていうことに、
そしてまだ家族たちもそこにいろんなものを預けていられるんだなっていうことが幸せみたいなことなのかもしれないですね。
むしろお父さんお兄ちゃんが元気で出てきてちょっと安心しました。そこは安心しました。
本当ですよ。
本当それはそうですよね。
確かにね。僕、シングストリートとかもだし、コーダーとかね、舞台にも出てましたけど、やっぱお兄ちゃんがいいっていう話で。
で、お兄ちゃんってやっぱりメインじゃないから、その先どうなっちゃったんだろうみたいな。
まあ描かないわけですよ。描かれないわけですよ、当然。
なんですけど、まあ今作の場合は描いてくれてるという意味で、僕も長男としてはよかったっていうふうに思うみたいなところはやっぱありますよね。
お兄ちゃん関連ですけど、パスのシーンちょっとすごくて。
いやもう寂しくなるよっていう意味で一番効くわって思って本当に。
絶対そんなこともう弟に言ったこと一回もないんですよ、たぶん。
ないんだよ、本当だよ、ないんだよ、もう。
けど一番考えてるんだよな、お兄ちゃんがみたいな、そう。
42:01
もうちゃんとだってそもそもですよ。
ストのリーダーやってるって段階でいろいろ考えてるわけですよ、みたいな。責任感がめちゃくちゃあるわけですよ、本当に。
マッチョな性格なところは確かに僕もあんまり好きではないですけど、やっぱめちゃくちゃいろんなもの抱えて生きてるやんかって思うとちょっとグルっときますよね、本当にね。
その声はビリーに届かないあたりもすげえ切ないんだよな。
いや本当にね、そうなんだよな、お兄は本当に弟のことを見送るしかないっていうか。
いいですね、バスを見送るってちょっと他の乗り物とは違う味しますよね。
そうですね、なんかなんていうんだろうな、そうですね、何が違うんだろうなって言うと言葉にできないんですけど、なんかなんだろう。
電車を見送るのよりも道に向かって行ってる感じがすると思ってて、電車だと線路があってその一本筋が通った道筋の先に進んでいくみたいな絵にはなるんですけど、
バスって別に道はあるけど道路だから確かな方向に進んでいくって感じじゃないっていうか、ただ去っていくだけっていう絵にはなるじゃないですか。
一方向にただひたすらに進んでいくとかじゃなくて、ただここからいなくなるっていう絵になるのは鉄道よりもバスとか車の方がニュアンスとしては出るのかなって気はしましたね。
それに関連して僕はすごい不可逆性があるなバスの方がって気がしていて、なんか電車ってやっぱりどっちも前になりうるので戻ってこれる感があるんですよ。
確かにね。
なるほどね。
バスで行っちゃうとなんかもう二度と戻ってこないんじゃないかなみたいな、なんかその感じが際立つ気がちょっとしてるんですよね。
一瞬思ったのはめっちゃやっぱりギリギリまで別れる人と見送る人が近くにいれるっていうのバスの方が多いかなとも思ったんですけど、
電車は近いけど、飛行機とかは絶対にあの登場ゲートまで出ていけないじゃないですかみたいなところとかあったりするから、そこがやっぱり違うとしてあるかなとかはちょっと思ったりしたんですけど。
確かに真後ろを追いかけれますね、バスは。
そうですね、そうですね。
まだなんか追いかけられるじゃないですか、ちょっと。
電車も見送るときに追い走ってくれるとかシーンありますけど、やっぱり電車ってもう容赦なく速いみたいな。
バスってちょっとだけ、ちょっとだけですよ、遅いから。ちょっとだけその分かり、名残惜しさみたいなのが演出して生きるみたいなのがあるかもなっていう。
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確かにこの後方窓ガラスに貼り付いてみたいなことできるのってバスじゃないとできないですもんね。
そうですよね。
できない、できない。
鉄道だとそれできないから。
確かに。
すみません、ちょっと。
本当だ。
ちょっと時間なのでここで終わっておこうかなとは思います。
ではお知らせになります。
映画の話させれば次回は11月30日開催予定です。
場所は大阪南大井町週刊回り、19時オープン、23時クローズです。
さらに大阪震災橋で第3木曜日に山口が店長をする映画の話させれば震災橋も営業中です。
今回は日時で10月31日木曜日のオープンとなります。
場所は震災橋駅徒歩6分、バー雨村シェルター内、19時オープン、23時クローズです。
またこの番組ではお便りを募集しております。
番組全体やお便り募集テーマ、トークテーマ作品向けてご自由にお送りくださいませ。
バーの最新情報、次回テーマはXおよびインスタグラムにて告知しております。
各ご案内は番組説明文をご確認くださいませ。
それでは映画の話したすぎラジオ第186回リトルダンサーの回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
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