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2022-12-08 16:06

第93回(1)『ザリガニの鳴くところ』オープニング

『ザリガニの鳴くところ』の話をしました。

オープニングではメンバーの近況と、お便りをいただいた「窓辺にて」について話しています。

■メンバー

・山口 ・まえだ ・マリオン

■2022ベスト映画投票を開始しました

https://forms.gle/WxKvD6AZWkeGdHyj9

2022年に公開/配信された映画から「1作」を選んで、作品名を明記して投票ください。投票のみでも、コメントを添えていただいてもOKです。

 締切:12/17(土)午後12時

最終的にPodcastのリスナー投票と映画の話したすぎるBARのお客さんによる投票を集計し、映画の話したすぎるBAR&ラジオ合同での2022年映画ベストを決定いたします。

結果発表は映画の話したすぎるBAR内で行い、後日Podcastの年末ベスト回にて配信いたします。

■映画の話したすぎるBARのお知らせ

日時:2022年12月17日(土)

場所:大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階『週間マガリ』 https://magari.amebaownd.com

今回は年末特別企画!2022年ベスト映画投票を行います。

詳細:https://virtualeigabar.com/eiga-bar_2022-12

■当番組のグッズの販売を開始しました

https://suzuri.jp/virtualeigabar

■告知用Twitterアカウント

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■お便り募集中

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00:13
はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第93回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日枯店長によるイベント型カフェBAR週間周りにて、
映画トークBARイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、原口さんがお仕事ごたぼうとのことで、今回参加お休みになります。
では、それぞれ近況を伺っていこうかと思うんですけれども、前田さん、最近いかがされてました?
最近は、前、子供の時に好きだった1本みたいな回で、山口さんが言ってた刑事物語を読みました。
マジですか?
まさか。
ハンガーヌンチャクという単語に惹かれて、鑑賞したんですけど、
どれを?
一番最初のやつ。
一番最初のやつをとりあえず見たんですけど、
思ってたよりも、すごい真面目な、真面目なというか大人な。
そうなんです。
結構大人な映画で、でも年代の感じも含めてすごく好みの映画で。
結構渋いですよね。
いや、渋いです。
しかも結構、風俗で働いてる女性とか、性を売ってる女性に対して、竹田哲哉がふんする刑事が、結構真面目に諭したりするんですけど、
セリフがいちいち染みるというか、竹田哲哉の喋り方がすごい癖あるんですけど、
そういうのも含めて、不思議な映画で、
結構ギャグ映画と思ってたんで最初。
あれ、なんか意外とちゃんとした映画だなと思いながら見てて、
終盤になって、クライマックス、
あっ、これは来る!ってなって、
ハンガーぬんちゃく見れてめっちゃ楽しかったです。
そうなんですよ。
1は結構真面目で、2も結構真面目だったと思うんですけど、
3くらいから完全にプログラムピクチャー化して、ちょっとふざけ気味になってくるようなイメージだと思うんですけど、
1は、寒風ぬんちゃくするっていうのが大前提にないから、
あくまで、相場にあった獲物で戦ってるだけなんですよね。
それがハンガーってだけなんですけど、そこが受けたから、そういうジャンル映画化していくっていうところで、
結構1はね、渋い話だし、結構男と女のみたいなところも深いところついてると思うんですよ。
03:03
そうそう。結構深い映画です。
結構、俺が勝手に必要以上に思い込んでしまってただけなんだなーみたいな、
男の脆さとか弱さみたいなのも描いてるんですよね。
そうなんですね。竹田哲也、どことなくジャッキーチェーミーもあって。
そう。そうなんですね。
なんかね、ほんとね、いろんな感情になる映画で面白かったです。
よかったー。
はい、そんな感じです。
マリオさんはいかがでしょう?
そうですね。新作映画は、バルド、偽りの記録と一握りの真実っていう、
バーノヴァンとかの監督のイニャリテゥの新作とか、
あとギデルモデルトロのピノッキオとか、
ちょっとネットフリックスで配信される系のやつで、
映画館でちょっとやってるやつをちょっと見たりとかしてましたね。
あとはディズニーの新作のストレンジワールド、もう一つの世界とか見てたりしました。
そうですね。どれも面白かったんですけど、
特に映像的な意味ではやっぱバルドはすごかったですね。
主人公がメキシコ出身でアメリカとかに渡って活躍する映像作家兼ジャーナリストみたいな男なんですけど、
それってもうものにイニャリテゥ自身みたいな、半自然的な映画になってて、
アメリカ人としての自分とか、あとメキシコ人としての自分とか、
あと家族の中にいる時の自分とか、
そういういろんな自分のアンビバレントなものというか、
ちょっと割り切れない部分、曖昧な部分みたいなのがそのまま映像として出てくるみたいな映画で、
結構170分ぐらい長い映画なんですけど、
なんか本当にすごいもの見たなっていう感じになるちょっとすごい映画でしたね、これは。
なるほど。
これちょっと映画館で見といた方が良かったなと、
多分ネットフリックスとかで見ちゃうと思うようなタイプの映画だったので、
ちょっと映画館で見れる機会があるのかわからないですけど、
ちょっと見れる機会がある人は見た方がいいんじゃないかなっていうふうに思いましたね。
ちょっと注目してなかったですね、なるほど。
そうですね。
で、ピノッキオは、
これウェンデルとワイルドの時にも話したように、
これもストップモーションアニメなんですけど、
これもやっぱりすごくゲイルモデルトロらしいちょっとダークな世界観が、
ストップモーションアニメの世界ともすごくぴったり合うような形になってて、
あとしかも結構テイストはやっぱりパンズラビリンスに近いような雰囲気とかもちょっとあったりとかして、
パンズラビリンスは結構なかなかどぎついぐらいちょっとダークなとこありますけど、
ちょっとそんなダークさ込みで、
あとなんかそのちょっと暗い歴史的背景と、
あとなんかそういった物語とか、
なんかそういう命のない何かに肩入れするみたいなところが、
物語論と重なってくるみたいなところとかがすごくうまくできてる映画で、
06:03
結構最後ちょっとうるっとしちゃうようなタイプの映画で、
ピノキオって話がなんとなくうろ覚えだったんですけど、
すごくいいアレンジしてるなっていうふうにちょっと思いましたね。
なるほど。
で、ストレンジワールドは何て言うんだろうな、
結構見る前はなんかどっかで見たことある感じやなみたいな感じで、
あんまり期待してなかったんですけど正直。
あんまり宣伝もしてないような感じだったし、
でも意外と見たら結構うまいなぁと思いながら見てましたね。
親子三世代の世代間のギャップと言いますか、
親子関係っていろいろジレンマがあったりするじゃないですか、やっぱり。
親の後を継いでほしいとか、でも子供はそんな気持ちないとか、
そういうのでちょっと仲互い起こしてみたいな感じのが三世代にわたってあってみたいなのが、
親子三世代の絆っていうのをどう絆を保つようにしていくのかっていうのを、
結構環境問題と重ねてみるっていう映画になってて。
これ以上言うと結構ネタバレに触れそうになるので、
そういうのと重ねられてますよぐらいしか言えないんですけど、
意外と見たら面白かったですね。
ちょっと舐めてたなっていうか、ディズニーに舐めたっていうのもね、
それはディズニーだからクオリティはそこそこちゃんとあるだろうっていうのはあるんですけど、
でもちゃんと映画館で見てよかったなというふうに思いましたね。
ちょっと話題になってないですよね、ディズニーとしては。
なってないですよね。
いつの間にか公開してるなっていう感じで。
またちょっと平日のレイトショーで字幕版とかで見たので、
あれですけど全然人いなかったなっていう。
時間の問題だなとは思いますけど。
ちょっと意外と見逃しちゃうのはもったいないかなというふうに思いますね。
僕はですね、先週の時点でちょっと触れてたんですけど、
ザ・メニューを見たんですね。
ご覧になってます?
見ようと思った直前にちょっと評判が悪すぎて、
ビビってしまって見れてないんですけど。
僕見に行ったんですけど、ちょっと途中お腹痛くなっちゃって。
なんか書いてましたね。
途中すっぽり抜けた状態でクライマックスだけ見てって感じで、
あんまりちょっとしゃべれないかなと思って。
どうでした?
この映画に何を期待するかにもよるんですけど、
骨太なものを期待すると結構裏切られると思います。
サスペンス的なものだし、ホラー的なものではあるんですけど、
そういう、得体の知れなさとか恐怖みたいなのを描く映画でも、
その背景にあるものが筋道立ってて、その筋道立ってる状態が怖いみたいなものと、
ひたすら意味がわかんないっていう2種類あるかなって思ってて。
どっちかというと、ひたすら意味わかんない寄りなんですよ。
それっぽさはあるけど、結局ただ何か変なことが起こり続けるような感じの方が強くって、
09:04
そこに意味みたいなものを求めると、割と片透かしくらう感じの映画かなと思うんですね。
僕はそっち寄りだったんですよ。あれ?ってなっちゃった感じだったんですけど、
シェフがレイフ・ファインズなんですけど、レイフ・ファインズが貴重いんですよ。これがいいっていう。
それは思いました。
レイフ・ファインズの貴重さがいいっていうのと、
あとアニア・テイラー・ジョイは相変わらずいいっていうところですね。
わかる。最高。
アニア・テイラー・ジョイに求めてるものはこれだよなっていう感じは僕は思って。
とある恐ろしいレストランに対して、この危機をいかに切り抜けるかっていうののギミックみたいなのがあるんですけど、
そのギミックがね、なかなか面白いなとは僕は思いました。そこは。
あ、なるほどなと。そこだよねっていう。
オチもそれからの続いたものになるんですけど、そのオチも結構切れ味はいいなと思ったんですよ。
結構レトロなホラー映画感やなと思って。ああいう終わり方って。
ああ、そうか。なるほどね。
あの燃えるニャニャニャニャニャみたいな感じ。
ねえ、わかります。そこは見えました。
そこはね、僕結構切れ味いいなと思ったし、もうその意味わかんないことを楽しむためのジャンル映画としては、
割といいものでもあるなと思ったんですけど、
ただまあちょっと僕が求める方向性ではないなって思った感じでしたかね。
はい、なるほどね。
てな感じですわ。
あとですね、3つお便りをいただいているので紹介させていただきます。
猫トマトさんからいただいてます。
あ、これあの方かな。
いつも楽しく聞かせていただいています。
今泉力也監督の新作、窓辺にてについて皆さんの解釈をお聞きしたいと思いお便りを送らせていただきました。
言い回しや切り取り方が純文革作品のように美しく、
ほとんどのシーンが2人の対話によって構成されていることで、
2者の関係性を終始注目させられる映画でした。
特に主人公の市川茂美が妻に対する恋愛感情をきっかけに、
他者との間にある溝に築き、対話によって関係性を見つめ直していく。
市川が持っている他者との隔たりは僕も感じるところがあり、
市川はあるかもしれない自分のことかもしれないとまで感じました。
どこかで本作も取り上げていただけますと幸いです。
また前回取り上げていましたスズメの閉じまりは、
前作の天気の子ではラストの僕たちは大丈夫というセリフまで、
主人公を取り巻く環境に絶望しか感じず辛かったですが、
今作では未来や現状に対する希望を感じて見ていて気持ちよかったです。
大神やもう一匹のカナミイシの解釈は僕も悩んでいます。
長文失礼いたしました。次回の配信も楽しみにしています。
ありがとうございます。
12:01
窓辺にてに関しては、おそらく見ているのが原口さんとマリオンさんだけですよね。
ですかね。そうですよね。
タイミング的に今後取り上げるの難しいような気はしているので、
ちょっとマリオンさんの感想だけ伺っておこうかなと思うんですけど、いかがでした?
そうですね。僕、今泉監督の作品、結構好きなの多いし、
ベストとか全然入れてるのも多いんですけど、
今回大傑作でしたねって感じでしたね。
多分僕ベスト入れてると思いますね。今回も。
まず稲垣五郎が最高でしたね。やっぱり。
あの人ちょっと独特な雰囲気があるじゃないですか。
すごい繊細そうな感じ。
けどその繊細さが絶対ブレないみたいな、ちょっと頑固さもあるような人みたいなイメージっていうのを、
今泉監督が当て書きした役で役者として起用してるわけですけど、
まあすごいですよね。
役柄的には結構ドライブマイカーの西島秀俊とかに近いようなキャラクターかなっていうふうには思うんですよね。
まあその妻が不倫してた。浮気してたけど怒る気持ちになれなかったというか、
そういった感情がなかったみたいなとか。
まあちょっと似てますよね、ドライブマイカーの彼ともちょっと似てるというか。
なんかそれの一種の一種返しみたいなというか。
今泉さんなりの僕だったらこんな感じかなみたいなのをやってるような感じがすごく僕はして、
まあ結構同じように人と人とのやり取りの面白さみたいなのとかが、
やっぱ結構2時間半ぐらいあるのかな。
まあちょっと長めなんですけど、それがもう全編にわたって、
稲垣五郎以外のキャラクターもそういった話がどんどん続いていくみたいな感じなので、
すごく面白かったですね。
しかも結構不倫の話にはあるんですけど、
いろんなところに不倫の現場みたいなというか関係があって、
どの不倫も全然幸せそうじゃないみたいな感じなんですよね。
お互い不倫して愛し合ってるけど、
本当に好きな人は別にいるわけじゃないですか。
ちゃんと結婚してとか。
それに気づかされるたびに自分の空虚さというか、
自分って真の意味では愛されてないのかもなみたいな感じで、
愛し合っているはずなのにどんどん自分の中で悲しくなってくるみたいな感じが、
絶妙なニュアンスでくり広げられてて、そこもすごく面白かったですね。
あとは結構今泉監督って好きの感情についての話がすごく多いと思うんですけど、
今回ちょっと面白いなって思ったのは、
好きだから手放すみたいなことを結構描かれてるんですよね、今回。
好きだから持っておきたいとか、ずっといたいじゃなくて、
あえて手放すとか、あといろいろ諦めるみたいなのが、
それが肯定的な感じで描いてるのが結構面白くて、
好きだからこそ話すみたいな感覚っていうのも不思議なんですけど、
そういうのもあるよなって思わせてくれるというか、
15:01
ずっと好きに関するアンビバレントな話をずっとやってる今泉監督だからこそ、
できるような話なのかなっていうふうにはすごく思って、
なかなか喋るといろいろ面白いかなっていうふうに思ったんですけど、
僕はこんぐらいですかね。
むちゃくちゃ評判いいから行きたいんですけど、
もうタイミングないんですよね。なくなっちゃってるんですよね。
そうですね。1ヶ月前ぐらいですからね、公開。
ちょっと逸してしまったかもしれないですね。
でも、たぶん喋ってもこの番組的にも間違いなく盛り上がると思うんですよね。
たぶん盛り上がると思うんですよね。
あの感じは基本盛り上がる方向やと思うんで。
配信とかブルーレイとか出た時とかにまたちょっと時間が空いた時とかに
また取り上げてみるのもいいんじゃないかなっていうふうに思いますね。
着替えがあれば取り上げてみてもいいかなとは思いますね。
はい、じゃあそんな感じですかね。
はい、ではテーマトーク入っていきたいと思います。
16:06

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