今日のテーマトークは、HELP 復讐島です。
はい、ではマリオンさん解説お願いします。
はい、映画ドットコムより解説を読ませていただきます。
資料のハラワタ、スパイダーマン、ドクターストレンジマルチバースオブマッドネスのサムライミ監督が、
逃げ場のない無人島という極限状態の中で、人間の狂気と復讐心を炙り出すスリラー。
会社員のリンダは、日々パワハラを繰り返す上司ブラッドリーの下で、息の詰まるような毎日を送っていた。
ある日、出張に行くリンダたちを乗せた飛行機が墜落し、目を覚ますと見渡す限りの孤島にいた。
生き残ったのはブラッドリーとリンダの二人だけ。
怪我で身動きの取れないブラッドリーに対し、リンダは持ち前のサバイバルスキルを発揮して状況の立て直しを図り、
次第に二人の力関係は逆転していく。
それでもなお、傲慢な態度を取り続けるブラッドリーに対し、
リンダの中に抑え込まれていた怒りと復讐心が次第に膨り上がっていく。
リンダを演じるのは、アバウトタイム、愛おしい時間について、
スポットライト、正規のスクープのレイチェル・マック・アダムス、
リンダを追い詰めるパワファラ上司ブラッドリー役をメイズランナーシリーズのディラン・オブライエンが務める。
音楽はスパイダーマンシリーズなど侍味作品の常連、ダニエルフマン、はい。
はい、ではここから内容に触れる話に入っていきますので、データバレ気にされる方がいらっしゃったら是非見てから聞いていただけたらと思います。
では、最後の感想、マリオンさんいかがでした?
そうですね、あのーめちゃくちゃ面白かったですね。楽しかったーって感じ。
ゲラゲラ笑っちゃう感覚もすごいあって、なんて言うんですかね、侍味のゲラゲラ笑っちゃう感覚って言ったらいいんですかね。
バカだなーみたいなことを大真面目にやってくれる感じって言ったらいいんですかね。
うまく言語化できないとか言葉にできないんですけども、
なんかね、そのリズムがすごく生きてて、すごく見てるだけで楽しかったっていう感じです。
しかもなんか描いてるテーマとかが、結構最近見た映画とか思い出すようなものが多くて、
逆転のトライアングルとか、あとタワーとかもすごい僕見ながらテーマとして思い出したりしたんですけど、
なんかこれ復習というよりかは権力構造の話かなーっていうふうに思ったんですよね。
その権力って意図も簡単に変わるよねっていうこと、それとやっぱ権力を持ってしまったそこにこうしがみついちゃうみたいな気持ちとかは誰しも怒り得るよねみたいな部分を結構この2作で扱ってるかなと思うんですけど、
なんかそれをまとめてくれたような映画のようにも見えたというか、
しかもそれを最高にバカバカしく痛快にやってるからこっちの方がむしろ飲み込みやすいけどみたいなぐらいにはゲラゲラ笑いながら楽しませてもらったなっていう感じでしたね。
あともうレイチェル・マック・アダムスがね、もうねいい顔するんですよねみたいな本当に。
ちょっとあんまりこうイメージ、僕の中のイメージはそういう感じの人ではなかったんですけど、言われてみればなんかすごくそういうのが似合う人だなっていう。
いいんですかね。だいぶこうちょっと頭のネジぶっ飛んだようなキャラクター、そして顔つきができるいい役者さんだなというふうに思って、
本当に彼女が生き生きしとしていて、そういう意味でも素晴らしい映画かなというふうに思いました。
はい、僕はですね、当初見てて結構教訓見えたことあるなぁみたいな感じで、そこを意識して見てたんですけど、
なんかそこじゃないかもなってだんだんなって言って、もうラストの展開に至っては、ああもうそういうのってどうでもいいやってなったっていう感じで、
面白い映画だったなっていう感じでしたね。で、このリンダっていうキャラクターを全役で捉えようとするとなかなか難しいキャラだなぁと思うし、
感情移入とか、あれが好きになれるかどうかとかの軸で見ようとしても、やっぱちょっとその軸上にいないっていう感覚がちょっとあって、
はい。
だからまあその、まあ観客に好かれるかどうかとか、あれが感情移入できるかどうかっていうところに、そんなに重きが置かれてない、そこに軸がない作品だなぁと思って、
起きてること自体を面白く描くっていうことに集中してる作品なんじゃないかなと思って、結構それってすごい昔肩着っていう感覚を僕は覚えたんですよね。
その話を見せたいんであって、キャラに感情移入するかどうかとかに重きを置いてないっていう感覚というか、
だってあの感情移入しようとしたら、これ復讐の話じゃなくねってなって、
そこでスッキリするとか、そういうことを描きたいんじゃないなって思ったんですよね。
いや別にこれを見てスッキリしてもいいんですけど、その最大公約数の観客がこれを復讐の話としてスッキリ見るっていうふうにはなってないから、
ただなんかぐちゃぐちゃしたことが起きるっていうこと自体が面白いってなってるような気がして、
なんかすごいクラシックな、クラシックって言ったらいいのかな、昔肩着な映画だなっていう感覚で見終えましたねっていう感じでした。
はい、ではそんな感じでお便りいただいてますので紹介させていただきます。
では僕から1つ目紹介させていただきます。
サケルチーズさんからいただきました。
店長メンバーの皆様こんにちは。いつも楽しく拝聴しております。早速テーマ作品の感想です。
2月後半に引っ越しを控えており準備でバタバタしていますが、サムライムの新作ということで時間を作って映画館に駆けつけました。
結果、めちゃくちゃ楽しい映画でした。サムライムの伝統芸ともいえる演出の数々に終始ニコニコしながらの鑑賞でした。
目や口周りに対するフェティッシュ、何かしらの液体が人の口に入る、ひどすぎて笑うしかないシチュエーションなどサムライ見増し増しで、
私が見た劇場では所々で大爆笑が起きていました。特に心臓マッサージをしながらレイチェル・マック・アダムスがあれを連打するシーンで私も思わず吹き出してしまいました。
今作はサムライ見映画でもありますが、レイチェル・マック・アダムスの変顔が堪能できる映画でもありました。
ヘレディタリーのトニコレットバリの変顔の引き出しの多さに、これまた爆笑してしまいました。
万人におすすめできるタイプの映画ではありませんが、年に1本くらいはこういう景気の良いジャンル映画が見たいものです。
良ければ皆様のベストサムライ見映画のお話も聞いてみたいです。
まだまだ寒い日が続いていますね。くれぐれもご体調にはお気を付けください。
皆様がダヌーに本作を語られるのが楽しみにしています。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
いやー、景気良かったですよね、本当に。
そうですね、本当にコテコテですよね。驚かし方とかも含めて。
汚いっていう。
ぐちゃぐちゃってなる感じはね、シロの腹肌とかでもあったような記憶ありますね。
そうですよね。一時期汚いんだよなーって言うとあれですけど。
だけど、無人島でのサバイバーなんでそういう汚いことも織り込み釣りではあるだろうみたいな感じが最初からあるから、結構思いっきりやってくれてるなというか。
過剰なんですけど、それでも。
そこにゲラゲラ笑っちゃうという部分もありますね。
そうですね。
あと、レイチェル・マカダムス顔絵本当に良くて。景気の良い顔。
もう生き生きしてるっていうか、何て言うんですかね。魔女が似合う顔してると言ったらいいんですかね。
だんだんこう見て、なんか話が進むにつれて、なんかちょっと老婆感って言ったらいいんですかね。
見てないんですけど、スペルのおばあさんってこんな感じじゃないのかなって勝手に思ったんですけど、景気の良い感じでギャーって言ってくる感じって。
って思ってたんですけどね、なんかね。
いや、スペルね、見とこうかどうか迷ったんですよね。
僕もちょっとね。
多分本作喋るのにちょうどいいんじゃないかなと思ったんですけど。
そう、結構多分本質似てるというか。
多分スペルのおばあちゃんも、あとおばあちゃんが襲われることになるこの主人公も多分、
どっちも多分良い人でもあるし悪い人でもあるみたいなキャラクター感なんだと思うんですよね、きっとね。
どっちかがめっちゃ悪いみたいな感じで片付けられないような、
なんかどっちもお前はお前で良くねえなみたいな風に観客が思うみたいなキャラクターなんじゃないかなっておそらく思うんですよね、今回の。
そうですね。
まず復讐っていうモードでこの映画を見始めたんで、まずそこでこうおやってなったんですよね。
そうですね。全然復讐じゃないですよねこの動機ってってずっと思ってましたよ正直。
あのなんか思ってたより妥当かもしれないなってあの評価。
そうなんですよねそうなんですよあの本当に確かにブラッドリーっていうやつはどうしようもないやつだと思いますし、
上司だったら嫌だなとは思いますし本当にセックハラパハラ上等みたいな感じの人だなっていう感じはするんですけど、
じゃあリンダのことをああいう局に追いやるのはそりゃ経営判断としてはまあするやろうなみたいなというか。
ああいう人を副社長横に置くかって言ったら置かんやろうな経営者としてはみたいな。
ちょっとさすがにそう僕も同じように考えそうだなって思いましたよ。
結構なイケイケの会社と思うんですよ。
あの何の業界かちょっとよく分からなかったんですけど。
まあなんかコンサルですよね多分。
なるほどねはいはい。
まあ言うても華やかな世界じゃないですかあれ。
まずあの僕リンダあのキャラで部長っていうのがまずすごいマジかと思って、
中間管理職難しくねって思っててなんか純粋に適正なんよなって思ってたからあの時点ではね。
もうあの時点で部長やられてるのも部長やられてるねって思ったし、
ましてや副社長厳しくないかって。
先社長がリンダに副社長になるって約束したのがそもそも経営判断ミスってたのではってちょっと思ってみてたんで。
まあというかなんかやっぱりそのリンダって多分なんですけど、
まあ天性のこう人中小悪術を持ってる人って言ったらいいんですかね。
なんか人を結構自分の支柱に収めるみたいなことを素でやっちゃうみたいな人っぽい感じがしてて。
その無人島で2人で焚き火やってるときに旦那さんのエピソードとかって、
実際どうかわかりませんけど、なんかいいように操ってある種旦那さんの死を仕向けたようにも見えるようなエピソードを披露するじゃないですか。
とかうわーなんかちょっとゴワーみたいに思うみたいなとか。
あとなんか冒頭、これはもうちょっとつなげ過ぎかもしれないですけど、
やっぱり鳥を育ててるエピソードからしてなんかそういうのもちょっと匂わされてるのかなみたいな感覚があったというか。
鳥籠の鳥を思い通りに操っているというか。
餌を与えつつ手懐けつつみたいな。
っていうことをまあ実際無人島でもブラッドリーとしてやるわけなので。
もしかしたら前社長もある種そういうのにはまってたというか、状況にシチュエーションに追い込まれてたんじゃないかなってちょっと思ったりしましたけどね。
絵描いてないけど。
会社の中で全然好かれてないじゃないですか。
ただあの彼女のテキスト絵とか再描くって非常に特殊なシチュエーションだと花開くんですよね。
だから島に行ってからだと人身掌握術を使えるようになってるんですよね。
だから情報開示の仕方が上手になってるんですよやっぱり。
あとまあその飴と鞭の使い方が上手になってるというか、上手になってるというか、あのシチュエーションだったら彼女がそのカードを使えるようになってるっていうのがあって。
もともとそういう人を束縛したいっていう欲望が持ってるタイプだっていうのは僕もすごい思ったんですけど、
普段その欲望を達成できるような、現代社会の中に彼女がそれを達成する適性がないというか、
そうじゃないシチュエーションになった時に結構その再描くを駆使できるようになるっていうのが、
なんかこう適材適所って言うと言葉違うんですけど、その個々の適性が花開くのってもう場所によるんだなっていう感じで見てたんですよね。
そうですね。会社は会社でやっぱりもうすごくやっぱり数字に強いっていう強みがあるわけじゃないですか。
やっぱりそれがあるからこう、クビにしたいけどクビにできないみたいな状況をまあある種無自覚に作っているっちゃ作ってるわけですよね。
なるほどね。
なので無自覚にそういうこう他人をある種自分のペースに持っていって操ることができる人だったっていう、
そこが完全に花開いたのが無人島というシチュエーションだったっていうふうにすごく思いました。
なるほど、いい見方ですね。確かに彼女がその数字に強いって彼女にとってのカードだけど、
その文明の中ではその彼女が握っているカードの枚数が足りないんですよね多分。
だからギリギリその見切られない程度のイニチアシブしか握れてないというか、
その数字に強いっていうことが最終ラインとして彼女を守っているっていうのがあるんですけど、
あの島にたどり着いたらやっぱ彼女が持っているカードの枚数が増えるじゃないですか。
そうするとむしろそのイニチアシブを強く握って、むしろペースを動かせる側になるというか、
そうすることで彼女自身の持ってた支配欲みたいなものを駆動させれるようになるみたいな。
あ、なるほどね。いや、その見方はしてなかったですね。
僕、現代社会の中に彼女が適正って全然ないっていう見方してたんですよ。
数字に強いっていうのはありましたけど、ただその数字に強いこともまた彼女の切り札の人として使ってたっていう見方はしてなかったんで、
確かにおもろい。
そこ育てたらいいのにっていうのをなんか見てて思ってたんですよね。
まぁでもまぁ、コンサルの人ってそういうとこなんか視野広くなさそうだしみたいな感じは土偏見ですけど、はい。
いやちょっと僕らなんかコンサルに対してヘイトはありますね、ほんとに。
なんなんですかね、別になんか親でも殺されたわけでも全然ないんですけどね、なんていうか。
まぁまぁまぁまぁ、なんていうか。
いやでもまぁなんかそういう偏見の元、いや侍もきっとそういう何かしらの偏見でもってやってるんじゃないですか、今回って。違いますかみたいな。
いやまぁそれはありますよね、それは。
なんかいけすかねえってあると思うんですよね、たぶん。
そうですね、ただブラッドリー個人になるとそこまでじゃないなっていう感じ強くなるからこの。
まぁそうですね。
見てる側の偏見をうまく活用されてるなって思うんですよね。
あ、なんか当初の想定ほどじゃないなっていう、それはリンナに対してもブラッドリーに対してもそう思っちゃうから、なんかそこうまくコントロールされてるんですよね。
そこもやっぱいいバランスというか、人間みんな愚かであり変だぞみたいな部分をちゃんと真面目にバカバカしくやってるっていうか。
二言論的ではないなっていうか。
さらってそこをやれてるのが偉いところではありましたよね。
あ、そうなんですよね。だから本作って力関係と善悪が常に入れ替わる映画だなって見てて思ったんですよね。
こっちの方が正しいなっていうのが全然次の展開で裏切るみたいなことを繰り返すし、力関係も。
そもそも力関係の転換が本作の根本のコンセプトだから、それはありきなんですけど。
それによって、僕はじめこの映画のことをちょっとフェミニズム入ってる映画なのかなって思いながら見始めたんですよ。
あーでもわかりますわかります。
ちょっとやっぱそういう側面も全くないわけじゃないけど。
って感じですかね。
でもそれってちょっと、シンプルなその結論にはいかないじゃないですか。
その要素がないわけじゃないし、ある意味ちゃんとそこを描いてるとも言えると思うんですけど。
女性の方がそんな役回りさせられてますよねっていう男たちに虐げられたり嘲笑られたりしますよねっていうのを最初の展開で描いているのかなって思って。
僕それを見ながら、バットマンリターンズのキャットウーマンを思い出してたんですよね、あそこ。
欲圧から爆発して自己解放をする既存の倫理から見たら悪なんだけど、でもそこに解放された喜びってありますよねみたいなキャラとして見れるのかなと思ってたんですよ。
怖って思ったりはしましたけどゲラゲラ笑ってましたちょうど。
めちゃくちゃ怖いあそこね。
ちょっと想像したら信じられないくらい怖いなと思ってあそこ。
怖いですよね。
いやそうすごいあれ人を支配する時にすごく有効な手を使っているんですけど。
なんか本能的にやってるのか自覚的にやってるのかわかんないんですけどね。
あれが嘘でしたっていうところまで含めてこいつやりよるって思いましたね。
ネズミで良かったねっていう。
次はあんたのそれだからねみたいな話するのほんとちょっとあれはゾクゾクしましたね。
あとブラッドリーが水浴びしているところで肉体を見てちょっとうっとりしてるじゃないですか。
あーなんかちょっとはいありましたね。
あのあたりのこう生々しさというか自分の方が権力がある状態で自分の性的指向の対象を見つめる瞳の
何というか単なるその欲求以上の支配の感情が及んでる感じがする感じって言ったらいいんですかね。
あれちょっと言葉強いかもしれないですけどメイルゲイズの逆だなと思って。
ちょっと言葉強すぎるからそんな意味こもってないと思うんですけど。
あーなんかちょっと今自分の方がパワーある状態で相手を性的な目で見てるなっていう視線に思えるというかもうこれは読み取り過ぎだと思います。
そんなことじゃないと思うんですけど結果的にそういう話になり得てるからなんかそういう風にも受け取れるのかなってちょっと思ったりはしてて。
まあそうですねまあ確かに結構あのシーンがあってからなんかこれ何というか性的関係を求めて云々みたいな感じになるのかなってちょっと思ったんですよね。
なんかその辺とかをやると逆転のトライアングルとかそっちに近くなっちゃう展開があるんですけど。
そうなのかなって言ったらそっちにも行かなかったりするあたりがやっぱり意外性もあるというか。
そこを踏み込むとちょっとねなんか楽しみ方また違っちゃうというか。
やっぱそのなんだろうなそこにどうしてもなんだろうな性を取引するっていう要素がどうしても男女不均衡になっちゃう気がするんですよねそこって。
そうですね。
そこがこう純粋な逆転だけを描くんだったらまああんまりそこを踏み込んで描くとちょっとそういう見え方しなくなっちゃうというか。
逆転のトライアングルってその性を取引に使うっていう要素もあったと思うんで。
それってあんま対照なもんじゃないなって見えちゃうなって気もするんですよね。
まあ知的ではあるんだろうがなんかちょっとまあ知的なんだけどそういうことじゃないんだよなみたいな。