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2024-11-06 32:50

第187回(1) オープニング~リトル・ワンダーズ/がんばっていきまっしょい/極悪女王 etc…~

『トラップ』の話をしました。オープニングでは週間マガリの周年イベントの報告とメンバーの近況の話をしています。

※お便り募集企画は一時休止とさせていただきます。

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・山口 https://twitter.com/awajicinema ・マリオン https://twitter.com/marion_eigazuke

■映画の話したすぎるBAR in 週間マガリ

日時:2024年11月30日(土)

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場所:『週間マガリ』大阪市北区 天神橋1丁目11-13 2階 https://magari.amebaownd.com

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00:12
始まりました、映画の話したすぎるラジオ第187回になります。この番組は、大阪で映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを開催している店長メンバーらによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。今回、大石さんが体調不良で収録を休みになってまして、2人で話していきたいと思うんですけども、僕ら2人で話すの、だいぶ久しぶりですよね。
そうですね。いつぶりですか、2人って。
多分、大石さんが入ってからは、2人になったことなかったはずなんで。
そうですね。
大石さんが入るちょっと前に、2人で喋ってたことが多かったんですけども、だいぶ懐かしい感じですけどね。
そうですね、懐かしいですね。
ここでちょっとお伝えしておきたいことがあるんですけども、ここしばらく、オープニングで企画としてやらせてもらってたお便り募集テーマの話をですね、
今回からやめております。
収録時間の都合とか諸々の事情があって、ちょっと一旦やめたいかなというところでして、
前回のテーマ告知の時から、特に何の宣言もなくお便り募集テーマがなくなってたんですけども、
僕たちもこのテーマ作品をもうちょっと掘り下げて話したいなって思いがあったんですけど、
ちょっと時間足りなくなってるなっていうのが。
ちょっと1時間ぐらいになっちゃうんですよね、お題の方を話す時間が。
ちょっとそれだとギリギリになっちゃうみたいなところがあったんですよね。
なのですいません、ちょっと今回いきなりなんですけども、
今回から無しになっておりますのですいません。
事後報告みたいな形になってしまうんですけれども、よろしくお願いいたしますということで。
ただ、番組接待に対するいわゆる普通お題みたいなのはお気兼ねなく送っていただけたらなと思いますし、
あとこの前イベントとしてもやってお便り募集企画でもやった映画紹介屋さんみたいな、
こういう映画紹介してくださいみたいなのも、また今後もしかしたら僕たちリアルイベントでやる可能性もあるので、
それに向けてこのラジオ上でももしお便りいただけたらやってみたいなと思ってますので、
よかったらお便りいただけたらと思っております。
じゃあ近況の話ちょっと入っていこうと思うんですけど、
まずマリオンさんとオイさんで週間曲がりの周年イベント、夜は短し百物語ホテルの方に参加してきて感じなんですけど、どうでした?
03:11
そうですね、めちゃくちゃお客さんいて、
なのでね、僕らも一応参加してますと書いてますけど、僕らも一応お客さんみたいな扱いなんで、
途中ちょっとだいぶ抜けたりしましたけども、
っていうぐらい、ちょっと本当に抜けないといけないぐらい人がいっぱいいてみたいな感じで、
そんな中で談笑したり、怪談喋ったりみたいな感じのイベントで、
僕も怪談をというかちょっと怖かった話っていうのを話させてもらったりはしたんですけど、
他の方々の話がまあまあ怖い話ばっかりで、
そっちが面白かったですね、本当にね。
そうですね、怪談バーは週間曲がりの企画の中でも人気企画で、
怪談を喋り慣れてる人というより、ふとワンエピソードを持ってる人のエピソードがむちゃくちゃ怖いみたいなのが評判としてよく聞いてるんですけど、
でもなんか特に今回怪談バーの常連さんみたいな人はほぼいなくてみたいな、
感じで、僕みたいに一日店長何回かやったことある人みたいなのとか、
本当にお客さんがフラッと来て喋ってもらうみたいな感じで、
それがまたちょっと、いろいろその人の職業とかに関係するようなお話とか、
いろいろあったりするのも面白くって、
その人しか体験できないような怖い話だなみたいなのを聞けてすごい楽しかったですね。
怪談というかあれですかね、社会怖いみたいな話ですかそれって。
いやでも本当、怖さの種類も本当にバラバラで、
本当にいわゆる霊的な怖さだったりとか、
人怖だったりとか、そういったものからっていう感じですかね、本当に。
本当にいろいろな種類の怖い話っていうのをみんなでワイワイ聞いたりっていう回ですごい楽しかったですね。
なるほど、聖教で何よりですけど、
じゃあ見た映画とかの近況の話も伺っていこうと思うんですけど、
イベント以外はいかがされてました?
そうですね、僕は映画は古代映画以外だと、
リトルワンダーズを見に行きました。
ラジオのラジオ収録後の映画の話とかしてる時に、
リトルワンダーズ気になるよねって話をよく大井さんとしてたんですけど、
悪ガキ3人組が卵を手に入れるために乗り込むみたいな話っていうか、
単純なストーリーだけ言うとですけど、
本当に子供たちが本当に可愛いし、
それをめちゃくちゃフィルム撮影撮ってて、すごい映像も美しくてっていう、
本当に見てるだけで癒されるというか、
06:02
目が離せなくなるみたいな映画で本当にすごい良かったです。
また良いのがハートフルというか、
癒されるなーっていうところ以外にも、
ちゃんとクライムムービーとして一級品なところもあるっていうか、
初っ端から何かの倉庫に悪ガキ3人組が突入して、
ゲーム機盗むところから始まるんですけど、
そのゲーム機を盗むところとかも本当にもう、
完全にこれ犯罪映画ですねみたいな感じですし、
あとこれ話し運びが多分RPGみたいな感じなんですよね。
お使いゲーみたいな感じなんですよ、シンプルに言っちゃうと本当に。
ゲーム盗んでくるんですけど、
家に帰ってゲームやろうとするんですけど、
テレビにパスワードかけられてて、
ゲームできない。
お母さんがかけちゃってるみたいで、
お母さん病気で寝込んでるっぽくて、
なんとかパスワード解除してよって言いに行くんだけど、
でもちょっと外で遊びなさいよっていうか、
コン負けして、2時間だけねって言うんですけど、
その代わり、私の大好きなブルーベリーパイを買ってきてって言うんですよ。
じゃあ分かった買いに行くよって言って行くんですけど、
パン屋に行ってもブルーベリーパイを焼いてくれるおばさんも病気で休んでて、
じゃあそのおばさんのとこに乗り込んでレシピもらって、
1から作ろうってするんだけど、
で最後の卵1ショパックを変なおじさんに奪われて、
そっから奪い返さろっていう話になっていって、
もう完全にお使い芸というか、
てかもうお使いなんですけど。
でまた卵を盗んだおじさんっていうのが、
本当にファンタジー設定みたいな、
謎の秘密結社みたいな人たちなんですよ。
カルトな集団って言ったじゃないですか、
教団みたいじゃないですけど、
カルトみたいな集団で、
でそのカルトのリーダーみたいな人、
本当に人を操ることができるみたいな能力を持ってる人なんですよ。
呪文で。
っていうところに殴り込みに行くみたいな話になってて、
本当にRPGのファンタジーのゲームみたいな感じの設定もちょっと入ってるみたいな感じで、
結構不思議な味わいではあったんですけど、
まあもうそんなことはいいんですよね。
とにかく子供たちがもうやんちゃで可愛くて最高っていうね。
いつまででも見てられるなっていう映画でしたね。
結構面白そうだなと思ってたんですけど、
めちゃめちゃ上位回限られてるんですよね。
そうですよね。
いやでもこうなんていうか、
僕が好きなタイプのジブナイル感があるなと思ってるんですけど、
ちゃんと怖い側に行く話というか、
そうですね。
そういうのを見たいなと思ってるんですけど、
いやそっち考えればなっていう。
09:00
あ、そうですね。
確かにちょっと僕も見ながら、
確かにこれ山口さん好きそうだなって思いましたね。
コップカー的と言いますか、
上圧的なとこありますやっぱり。
っていうのは確かにあります。
リトルワンダーズ。
やっぱこの、
ルーニーズとかスタンドバイミーとか、
子供の領域じゃないとこまで行くっていうのが、
僕ジブナイルに求めてるなとは思うんですよね。
いいですね。
ちょっとそういう感じの面白い映画っていう感じですね。
あとまさかのちょっとこの映画見て食人族だって思うときがあるっていうところもちょっと、
それはどこなのかっていうのは、
ぜひ最後まで見ていただけたらいいかなと思います。
食人族とだけ言われると、
要素を結構拾えるとこは多いですよね。
別にネタバレでもなんでもないんで全然言えるんですけど、
食人族のメインテーマってわかりますか、音楽。
聞いたらわかるような気がするんですけど。
食人族のメインテーマ、一番最初に冒頭にかかる曲。
ホラー映画らしからぬ牧歌的な音楽かかるじゃないですか。
はあはあはあ、そうだったっけな。
なるほど。
たぶん聞いたらこれ全然ホラー映画じゃなくないみたいな曲かかってるんですけど、
それが流れて、違和感なく流れてるんですけど、
これなんか聞いたことあるなって思ったら、食人族じゃねってなって。
あってるけどちょっとびっくりしたっていう。
なんでそこ拾ったんでしょうね。
わかんないんですけど。
いやまあ、むしろこういう映画の方がハマるタイプの音楽ではあるんですけど、
なんの違和感なく聞いてたら、これなんか食人族だよなこれってなるっていう。
面白い、ちょっと何というか意気をつかれたっていう感じでしたね、そこは。
そんな感じですかね。
僕はですね、お題映画以外だと、がんばっていきまっしょいを見ました。
アニメのやつですね。
もともとが小説で、1998年に実写映画化してて、
田中玲奈が新人時代に出てた、主演で出てた映画なんですけど、
高校のボート競技の話。
それの今回アニメで、実写の方とか小説とかとは結構話は違うらしいどうやら。
僕もちょっと元の方知らないんですけど。
今回見たんですけど、なんで見に行ったかっていうと、
僕高校の時ボート部だったんですよっていう話をずっと前にしたことがあると思うんですけど、
12:00
ボート競技の話だし見に行こうと思って見に行って、
話としては、女の子が部活とかをみんなでやる精神物の非常に手堅い作りの話かなとは思いました。
何かすごく極端に引い出てるとか、あるいはここがちょっと物足りないんだとかなく、
手堅い作りだなっていうのはあったんですけど、
とにかくね、僕自分がボート部だった時の記憶がどんどんどんどん蘇ってきて、
その子の部分が印象というか、すごい刺さった絵だったんですけど、
ちょっとした競技的な特性というか、ボートっていうそういう結構ご体操な機械みたいなものに乗るんですけど、
オールをボートに接続する部分の機械っていうのは結構独特な構造をしてるんですよ。
そこの機械いじりみたいなことをして、自分のオールを漕いだ時にぴったりくる角度みたいなのを作るんですよ。
なんかそういう本当にボートやってる人だけわかる何かをすげーやってて、
そこがすごいめちゃくちゃいろんなことを思い出すってなってたんですけど、
あとは3D CGを使ってアニメーション作っている作品なんですけど、
このオールの動きを3Dで表現してるっていうのがすごいいい感じで、
初めちゃんと揃ってないんです。動きが。
それが3D CGで作画してることで、実際の棒の動きが揃ってないっていうのが、
手描きのアニメーションとかよりも実際のものの動きが合ってない感がよく出てるんですよ。
で、ボート競技ってこう、粘度が低いと本当にバラバラの動きするんですよね、一人一人。
基本的に4人で乗る競技が最もオーソドックスというかメジャーな競技なんですけど、
その4人のオールの動きがバラッと動いて水に入る瞬間が揃ってないとか、
あるいはオールが水から抜ける瞬間が揃ってないとかっていうので、
技術的に全然いけてないっていうのがわかるんですよね。
で、それがこの3D CGのオールの動きが揃ってないことでよくわかる。
で、そんな動きをしてたら絶対に船が進まないっていうのがわかるんですよ。やってたから。
そういうもんなんですね。
そういうもんで、もう体の動き方一つとっても、
自分自身の体の動きをオールに伝えて、オールから水に伝えてっていう、
その連動が全然うまくいってないなっていうのは、やっぱ後半揃ってきてるなみたいな。
4人の動きが揃って、ちゃんとオールで水を押せてるなみたいな。
15:02
で、それができたら船が進むなみたいなのが、やっぱちょっと成長してるのがわかるんですよ。
そういうとこが本当にね、もう自分自身のスポーツやってた時の実感に根差してる感想なんですけど、これ本当に。
なんかそこがすごい良かったのと、あとね、主人公たちが海で練習してるんですよ。
で、海で練習してって、海にボートをかけていって、水面に降ろしてそこに乗るみたいな手順があるんですけど、
もうね、その時の海の匂いとかちょっと思い出してしまって。
で、本当にね、めちゃくちゃ磯臭くなるんですよ。
で、劇中ではものすごい綺麗な、綺麗な海で、そのテイコっていう物質にあたる船を置いている倉庫のことですね。
テイコっていう、そこが物質を兼ねてるんですけど、そこもすっごい綺麗なんですけど、
実際にはもう潮風によって錆びまくってるし、わかめとかいっぱい、海藻とか落ちてて、もう何とかそういうのが腐って嫌な匂いしてるんですよ。
はいはいはいはい。
そういうのが思い出されてきたりとか、実際に練習行く時は赤潮が出てて、めちゃめちゃ赤潮のプツプツが足に当たるとかね。
あー、ちょっと嫌だなっていう感じですね。
そういう変なことを思い出してたんですよね。
で、この主人公たちって2年生になってからボート部入るんですよ。高校2年生から。
で、その翌年の県の大会、だから3年の夏ぐらいまで、だから1年数ヶ月しかボート競技やってないんですよね。
で、その人たちがこの県の競合と競っていくんですけど、舞台が愛媛県なんですけど、
愛媛県ってボートむちゃくちゃ強いんですよ。
あ、そうなんですね。
そうなんですよ。今治のほうとか、あと宇和島のほうとかってボート部の競合があって、
へー。
1年ちょっとやっただけでそれに添えるほどボート競技甘くないんですよ。本当に。
甘くないぞと。
甘くないんですよ。本当にずっとボートやってる人たちがそこにいるんで、そんな甘くないんですよ。
しかもちょっとノリ的に軽音ぐらいのノリもあるんで、
その空気感でゴリゴリの体育会系の奴らに勝てるはずないぞみたいな思いはちょっとある。正直。
ただ、この話の軸は途中から何かを始めた人が頑張る話なんですよね。
その主人公自体が高校に至るまでに、自分は選ばれた側じゃなかったってことに気づいちゃってる主人公なんですよ。
自分、もうちょっと昔生きてたけど、今そんなにはなっちゃってる主人公。
で、高校1年間は特に何もなく過ごしたけど、2年生になって、なんかひょんなことからボート部に入って熱中していくんですけど、
18:09
もちろんその競合たちに比べて1年丸々遅れてるし、環境としても良くないから、
その頑張りの年度みたいなものは決して高くないんですよ。時間も長くないし、途中から始めてるし、それぞれの密度も決して高くないはずなんです。
ただ、その途中から始めた人の、一番やってる人たちの100%には届かない80%とか70%の頑張りの価値ってないんですか?っていうことにはならない。
その途中から100出し切ってない青春でも、その青春は称えられるべきなんですよね。
だからその競合と対抗できることとかは、そんなに重要じゃないというか。
そこを目指そうとしたこと自体が本作の良さだと思うので、実際のボート競技を知ってる身からのそうはならんやろっていうのと、
それでも何か途中から始めて物事にはやる価値があるってことを言ってくれてるっていう、その双方からいろんな感情が入ってきた作品だったんですよね。
僕が響け!ユーフォーニアを見て、ああーってなってるのと似たような感覚を山口さんは頑張ってきましたよって思ったって感じがすごい感じますね。
で、あの、くしくも来週というか収録日から言うと今週かに新しく公開される映画で、
あ、あれですよね。ノービスってやつじゃないですか。
そうそうそう、ノービス。で、あっちはゴリゴリの上昇志向強いボート部の話なんですよね。
だからセッションとかそういうノリの方になってるっていうので、そっちはそっちでむちゃくちゃ見たくて、そっちは大学のボート部の話なんですけど、
そっちは外国の話なんですけど、ヨーパとかだとボートってエリートのスポーツなんで、
そんなイメージありますね。ソーシャルネットワークの双子の、あいつらがやってた競技とかボート競技でしたよね。
だからそういうのはむちゃくちゃ圧強いし閉鎖的な何かなんですよ。
そっちはそっちでめちゃくちゃ見たくて、頑張っていきましょうがゆるゆるふわふわと頑張る話だったのが、
こっちはもう摩耗するまで頑張るって話で、こっちはこっちでめちゃくちゃ見たくて。
なんかすごいですね。なんでこんなボート競技の映画が頻発してるんだってぐらいですけど。
不思議ですよね。主人公、イザベルファーマンでしょ?エスターの。
そうですね。エスターですね。
21:01
いや、むちゃくちゃ気になるってなってて。
本当。イザベルファーマンって人、エスターでしか見たことないから、そういう意味でもちょっとなんか気になるなっていうかのありですね。
でもやっぱエスター見てても、演技が上手いとかっていうよりも、割と顔の存在感ある人だなと思ってて、
結構絶望とかを割とちゃんと顔で映画的に出せる人なんじゃないかなっていうのは、
エスターミッド、エスターファーストキル見てて思ったんで、ちょっとそこはすごい期待はしてるんですよね。
っていう、くしくも冒頭作品が2週続くっていうので、触れてみたんですけど。
あと、マリオンさん、極白女王見終わりました?
なんで僕よりも早く見終わってるんですか?
まだですか?
まだなんですけど。
ちょっと今日見終わったんですけど、ちょっとね、これはね、話したさはあるっちゃあるんですけど、
すっげえいい部分と、これっていいんだっけみたいな思いがすごい両極端ある話で、
もうね、ちょっとタイミングがあったら本当に話してみたいと思います。別に週6じゃなくてもいいんですけど。
一方では本当に最高の百合作品だと思うんですよ。
本当に最高の百合。2話まで見てたじゃないですか、マリオンさん。
はい、2話まで見て。
もう、2話やばいぐらい最高だと思うんですよ。
そうですよね、そうですよね。もう私たちのっていう感じですよね、あるよね。
本当によくて、最終話も僕すごいよかったんですけど、
一方で、あの時代のロクでもなさみたいなものを、
今見て振り返ってみてあれもよかったよねって思えちゃってることに対するちょっと怖さも感じてはいるというか、
本当に役者さんたちみんながプロレスのトレーニング積んで実際にアクションしてますっていう体張ってて、
打撲できながらとか、あるいはその髪の毛を丸刈りにしたりみたいなことをそれに感動してるそのむちゃくちゃプロレス的な何かって、
なんか今面白がってよかったんだっけっていう怖さをちょっと感じたんですよね。
実際にやってるからすごいっていうのは結構キワキワだなっていう思いがあるんですよね。
実際にやってるからすごいっていうのはめちゃくちゃプロレス的な発想なんですけど、
24:00
同時にフィクションって別に全部嘘でも成立し得るよなっていう思いもあるんですよね。
なんかそのここは本物だからこれは良いんだっていうのって、
ちょっと実はフィクションと相反するものというかっていう。
それをここが本物だからこれは良いんだっていうのって、
あれ?それってどこまで言って良かったことなんだっけみたいなのはちょっと僕まだ整理できなくて、
めちゃくちゃ怖いんですよ。
だってあそこで五角城の劇中で行われることって実際にあったことそのものではないわけじゃないですかもちろん。
あれはフィクションなわけで、
そもそもプロレスはフィクションなんですよ。
ただ身体を張ってる、ここで行われている身体を張ってこれをやっている私たちだけは本物だっていう本物思考が、
プロレスっていうフィクションを支えているわけなんですけど、
それを映画とかのフィクションもそうでなければならないんだっけみたいなのを思ってしまうというか。
ちょっと僕最後まで見てないので語れてはいないんですけども、
そうですね、ある種そういった作品とか五角城という作品を見てすごい良かったとか興奮している自分とか、
あと当時本当にプロレス、あれを生で見てて興奮していた本当にファンみたいな人たちだったりとか、
あと一種の今で言うんだったらアイドルとかもそういう感じというか、
結局そこでの作品とか発売されるライブみたいなものに興奮するというか、
そこにストーリーとかロマンとかを載せるみたいなところで成り立っているものって、
でも結局構造って実はかなり危ういもので成り立っているよねみたいなところってどれもあるじゃないですか。
そこでのアンビバレントな感情みたいな、アンビバレントなところみたいなのをどうしても引っかかってしまうみたいなのっていうのはすごくそうだなって僕も思いましたし、
結構映画とか見てる人はそういうの結構アンビバレントなところ、
どっちも分かった上で楽しんでいたりするのかなって感じはしてるんですけど、
でもそういうことはやっぱり考えてしまうんだろうなっていうことですよね見ていったら。
そうなんですよね。分かってたら楽しんでいいんだっけみたいなのもどんどん不安になってきて、
分かってないより、分かってたら楽しんでいいっていうのってそれって分かってるって言ってる自分が引いてる線でしかないんじゃないかみたいなのもね、
結構怖さを感じたりとか、ちょっとごめんなさいまとまってないんですけど、
27:05
すごい感じることが多い作品ではあって、
あとなんかこう題材的に結構今年見たいろんな作品に紐づくなっていう感覚があったんですよね。
例えばジョーカーとか、
自分じゃないものに化粧してなるっていうのがめちゃめちゃジョーカーだなと思ったし、
お便り募集テーマで話してた20代映画の話の時に、僕ウッチョブの話の時に、
なりわいを選ぶ話って言い方をしてたんですけど、
仕事じゃなくて生き方を決めちゃうっていう、
ダンプン松本になってしまったら元の松本香里には戻れないわけじゃないですか。
そういう本当にめちゃくちゃいろいろ繋がって、
もうちょっとこの話を横に滑らしていきたいというかっていうのはあったんですけど、
ちょっとまだ僕も整理ついてなくて、
ただすごい作品だったなとは思います。
ドラマですけど、お題として取り上げてもいいかもしれないですね。
ありかなってちょっと思ったりはしましたけど、
すいません長くなったんですけどそんな感じですね。
あとお便りをいついただいてまして、
前回のテーマトークのリトルダンサーに対してちょっと補足のお便りいただいているので紹介させていただきます。
マリオさんお願いします。
中尾久美さんからです。
皆様こんにちは。東京のバーで話題にあがったコット始まりの夏、
今回下高井戸シネマにて鑑賞できました。
精筆で深い慈しみが染みる良質な子供映画に出会えたこと改めてご紹介に感謝しております。
子供の透明な存在に映る大人たちの愛情本音複雑な人生が抜き出しになる
ある種の残酷さは子供映画の魅力の一つでしょうか。
さてリトルダンサーのラストについて少しだけ補助線を引かせてください。
大人になったビリーが立つ舞台はロイヤルバレエ団の白鳥の湖ではなく
アシューボーン演出のコンテンポラリーダンス版古典作を
男性同性愛者の秘伝物語として大胆に再解釈した
1995年初演の異色話大作です。
主役にロイヤルのプリンシパルが依頼されるケースは多く
ストリートな魅力を併せ持つビリーならば抜擢されたのは大井に名付けますし
かつての親友が黒人男性の恋人と客席にいる点にも繋がります。
最後の飛躍は性別もバレー界もこの踊りでぶっ壊してやるぜ
30:02
という伝統の打破を同時に描いていたのかもしれませんね。
ビルキンソン先生の姿がなかったのは古典を重んじる詩だったのかしらと気になっています。
ちなみに大人のビリーを演じたアダム・クーパーは
まさにマシューボーン版初めての主役スワンに選ばれたダンサーで
彼の躍動感と単行街を飛ぶビリーの姿が厚く重なります。
欲を言えばタップを活かしたスワンも見てみたかったです。
ありがとうございます。
こういうお便りいただけるとむちゃくちゃありがたいですね。
最後のバレーって実は僕らが思ってた白鳥の湖じゃないよって全然知らなかったですよね。
言われてみると確かにクラシックな感じじゃなくて
前衛よりというか
言われてみたらそうだったかなみたいなのは
なんとなく後から言われて気づくみたいなのはあるんですけど
見てる間全然わからなくて
こうやって説明していただけるとむちゃくちゃコンテキスト乗っかってる
ってことですよねこれ。
要はそのビリーの出自
どういうダンスを経てそこにたどり着いてるかとか
人間関係とかも含めて
あの舞台に立っているっていうのが集約されてるっていうのは
ちょっとこれちゃんと知識ないと気づけなかったですね。
いやーすごいですね。
いやー
中尾久美さんってね
たまにお便りくださるときって
やっぱめちゃくちゃアートとかに堪能な方なんだなって毎回思うんですけど
ターの時とかすごく深い洞察とかでお便りくださってた覚えがあるんですけど
すごいなって毎回思いますね本当に。
ありがたい限りで。
そうですねこのちょっと
作中のモチーフのコンテキストを拾えてないっていうのは
僕ら明確にちょっとあるよなっていうのは
本当にそうですね。
それでもね聞いていただけてる方いると思うんですけど
本当にそういうところありますよね。
だからこうやって補足していただけると本当にありがたくて
勉強にもなりますし
そうですね。
僕らの話の穴を埋めていただけるっていう意味でも非常にありがたいので
また同じようなことがあったらぜひいただけるとありがたいなと思ってます。
ではそんな感じでテーマトーク入っていきたいと思います。
32:50

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