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はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオリニューアル第87回になります。
この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー、
週間曲がりにて、映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。
関西の映画シーンを伝えるサイト、キネボーズを運営しています代表の原口です。
前田です。
マリオンです。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
じゃあ、おのおの近況を伺おうかと思うんですけども、原口さんいかがですか?
キネボーズとしてはですね、マスコミ記者でアムステルダムとミセスハリス、パリへ行くっていうのを見てましたと。
あとね、今週末公開の作品ので、オンラインでアフターヤンとRRRを見てました。
はいはい。どうでした?
RRRはバーフバリーの監督のSSラージャーマウリ監督の新作なんですけど、
現代の人物を元にした話で、いわゆるイギリスがインドを占領した時の話なんですけど、
まあ、高等模型にぶっ飛ばせる作品なので、バーフバリーが好きな方はみんな大集合な作品です。
なるほど。
そこは期待していいやつなんですか?
もう素晴らしいっていうか、こんなアホなみたいなシーンがむっちゃあります。
なんかね、インド映画にしか許されない何かってありますよね。
なるほどね。ちょっと期待したいんですけどね。長いからな、見れるかな。
2時間59分あります。
3時間。
長ぇな。
さすがですね。やっぱり長いですね。
だから半分の段階でここまで詰め込んでんの?みたいな感じではあるので、
まあ十分見応えある作品ではありますかね。
なるほど。
まあひとまずそんなところで、最後に次回作検討会議でまた話できたら。
わかりました。前田さんはいかがですか?
私は劇場では岡室さんを見てきました。
岡室さん?
あんまり僕わかってないです。
いわゆるエクストリームさんですね。
新事故物件のやったところが、さらに日本のホラーを作ったっていう。
結構あらすじとして、岡室さんっていう昔いた妖怪みたいなのが、
現代に復活してきて、ツイッターとかで検索したら、岡室さんが来て首を刈られるみたいな話なんですけど、
オカルトな要素もありつつ、スラッシャー要素もありつつ、
前情報で首刈り映画というか、ポンポン首が飛ぶっていうのはすごい聞いたんですけど、
すごい景気のいい映画で、話が進むにつれどんどん味が変わっていく的な、
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結構三食弁当的な美味しさが詰まった映画でした。
ちょっと僕全く注目してなかったですね。
私もこんなのやってたんやと思って、直前に知って見に行ったんですけど、
あとは今日のテーマの作品なんですけど、今日のテーマの作品見に行ったときに、
予告でスズメの閉じまり、初めて予告見たんですよ。
いや、予告見る限りは、君の名はロセンじゃないかなって思って、
ちょっと、いける深海なんじゃね?ってちょっと期待を若干してるんですよ、私は。
しかも、主人公は女性で、深海誠に女性が描けるのかって言ってたじゃないですか。
逆に、描けないからこそ、そこがちょっとライトな感じでいいんじゃないかなっていう、逆に。
それはね、だから、ジェンダーとかじゃなくて、ただ主人公の性別が女性みたいな感じだったら、
まあ、要は踏み込みさえしなければ、苦味を感じなくて済むみたいなのはあるかなって思いますね。
そうなんですね。うんうん、たしかに。
ただ、そうなってくると、それ本当に深海誠かってなってくるじゃないですか。
そうですね。
ちょっと複雑な、ちょっと予告だけで結構いろいろ期待が高まりましたね。
いや、前田さん、深海誠好きな側の意見になってますけどね。
嫌いすぎて一周回って好きじゃよ、みたいなやつですよね。
そう、背中合わせみたいなとこありますから。
そうですよね。
なんか、ライバル関係みたいな感じですよね。
俺にとって一番嫌いなお前でいてくれよ、みたいな。
そうそうそうそう。
ただまあ、作品として面白かったら、それは素直に面白いっていう評価しますし、もちろん。
いろんな軸での評価ができるじゃないですか、彼の作品ってそういう意味では。
そうですね。
そうなんですよ。ちょっとそれ楽しみにしてます。
いいですね。それぞれによるそれぞれの対深海誠が出来上がってくるからいいなっていう。
ただ、さすがに初日の夜に見に行くモチベーションはないんですけど。
はい。
みなさんのすべて楽しみにしてますけど。
僕らは公開当日にツイッタースペースで話した後、収録もやりますよ、前田さん込みで。
もう前田さん参加でやらんと社内ですから、これはもう。
もうズバッとね、行っていただいてみたいな感じで。
はい、そんな感じです。
はい、じゃあマリオさんお願いします。
そうですね、僕はスペンサーを見てきました。
スペンサーなんですけど、普通の電気映画かなって思ってたんですけど、結構不思議な映画というか、最初にこれ冒頭グーアって出るんですよね。
なので、もうこれ想像の話なんですよ。どこまで行ってもこれっていう話をあえてやってるっていう感じなんですよね。
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オフィスに入ったダイアナが最終的に離婚してオフィスを離れるみたいな風になって、最終的に不良の交通事故で亡くなるっていう方ですけど。
離婚する決意をするみたいなところをグーアとして描くみたいな映画になってて。
途中とか結構想像でいろいろやっちゃってる部分があるので、途中もニューロティックスリラーみたいな、なかなかちょっと神経すり減らすような神経質な演出とかも結構あったりとかして。
ちょっとホラーチックというかスリラーチックというか、そんな風な演出も取り入れられたりとかして。
近いのだとスワローとか、ストレスでガビョーとか飲み込んじゃうっていう女性の話とかありましたけど。
アンランとか、ちょっとシャイニングとか、そういったのに近いような演出とか結構あったりとかして。
こんな感じでやるんやっていうのはちょっと面白かったですね。
撮影もすごく繊細な感じだし、音楽もジョニー・グリーンウッドなので、すっごいなんか上品なんだけどすごい不吉みたいな感じの音楽になったりとかして。
出来栄えとしてはすごく良かったですね。
なるほどね。僕マリオさんのツイッターの感想を見て、ニューロティックスリラー、マジで?と思って、すごい興味出たんですよね。
そうですね。ちょっと普通の電気映画だったらこれのようなことしないだろうみたいな、ギョッとするようなことをやったりとか。
不吉な匂いがどんどん充満しているみたいな映画だったりするんですよね。
途中まるで死刑台に向かうかのような、もう地獄しかないみたいな気持ちになるみたいな演出とか。
ある歴史上の人物とのダイアナを重ねるとか、そういったことをしたりとかするので、かなり神経質な映画というか。
なるほどね。
ただ、偶話なんですけど、これ偶話でやっていいのかみたいなのはちょっと引っかかりはするんですけど。
その史実に対してってことですか?
例えばですけど、ちょっと難しいですけど、タランティーノとかワンハリとかイングロリアルバスターズって、
史実とはあえて違うことをフィクションの世界でやるみたいなことってあるじゃないですか。
それと近いとは思うんですけど、これもある意味。
けど彼女がちょっと謎めいた存在なのって、なんでかって、僕たちがそういう彼女の本当の姿を見てこなかったからですよねっていうのが大元にあるっていうのを考えてしまうと、
この映画でようやく見ましたよって言っても、もうダイアナはいないしなみたいな風にもなるというか、
それで逆にさらに彼女に身勝手な思いとか託してませんかみたいな風にもちょっと見えないこともないよなっていうのは考えてしまって、
まあまあそれ言ったらどんな映画でもそうやんって言われたらそうなんですけど、
まあどうなんやろうかなーみたいなのはちょっと考えながら見てはしまいましたかね。
なるほど。なんとなく想像がつく感じではありますね。今の感じだと。
なるほどね。ちょっと興味あります。
すごいクオリティ高いのでぜひ見ていただけたらなと思います。
そんな感じですかね。
僕は今日のテーマ作品以外にバッドガイズの吹き替え版の方を見てきましてですね、
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前回見たのが言語版というか字幕版の方で、吹き替えも妙に評判いいんで見に行って、吹き替え良かったですね。
結構あってたし、まあいわゆる芸能人キャスティングですけど、全員むちゃくちゃ上手かったですね。
ただ僕ねオリジナルの方のねウルフのサム・ロックウェルの声が良すぎて、
そこに酔いながら見てたので、ちょっとね楽しいっていう感じで見れちゃうから、
ちょっと僕元の方はうっとりしながら見てたんでね、ウルフのスタイルの良さも相まって、
うわーうっとりし見てたんでね、なんか楽しい映画になってたから、
ちょっとねアルコールが足りなかったなと思って。
そうですね、まあちょっと吹き替え僕も見てないですけど、やっぱちゃんとかっこいい映画になってるので、
やっぱそこがちょっと抜けちゃうのかってなるとまあちょっと寂しくなりますね、確かにね。
ただまあやっぱウルフはいいなってなるし、シジもね僕大好きで、かっこいいし可愛いしで、
でも二人のダンスシーンもね、あそこはねやっぱねめちゃくちゃ上がるんですよね。
あのダンスシーンもすごくいいですよね。
まあ良かったです本当に。
あとちょっとお知らせさせてもらいたいことがあって、
大阪の岸和田市にあるとんぼ池公園っていうところで、
野外映画上映イベント、岸和田野外映画祭っていうのがあって、
僕ちょっとそれの運営のお手伝いを少しだけさせてもらってるんですね。
開催が11月20日日曜日なんですけど、上映作品がもののけ姫なんです。
去年も僕同じ主催の人の野外映画上映イベントを少しだけ手伝って、
その時は千と千尋の神隠しだったんですけど、今回もののけ姫ってことで、
ちょっと野外で見てみるっていうの新鮮でいいのかなっていうところで、
特に僕ジムリの中でももののけ姫かなり好きな作品なので、
一番好きぐらいの感じなので、ちょっとその意味でももののけ姫いいなとは思ってて、
ただ僕当日参加はできない予定なんですけど、
興味ある方いらっしゃったら是非見に行っていただけたらなと思います。
岸和田野外映画祭、岸和田の部分がひらがなっていう形のイベント名になってるので、
よかったら一度検索してみてください。
そんな感じです。ではテーマトークの方入っていきたいと思います。
