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はい、始まりました。映画の話したすぎるラジオ第112回になります。この番組は、大阪の南森町にある日刈店長によるイベント型カフェバー週間周りにて、映画トークバーイベント、映画の話したすぎるBARを月1ペースで開催している店長メンバーによる映画トーク番組です。
私、映画の話したすぎるBAR店長の山口です。 前田です。マリオンです。よろしくお願いします。よろしくお願いします。
はい、じゃあ、早速始めていこうかと思うんですけれども、前田さん、近況いかがですか?
えーと、週末劇場で見たのが、狼狩り。
はい、言ってたですね。
見ました?
いや、まだ行けてなくて。
え、そうなんですか?
いや、あのね、個人的にはもう、神半岐ベスト級来たなっていう。
おー、すごい。
ただね、普通に見たら全然B級映画だと思うんですけど、かなりのテンションで走り抜けてくれたなっていう作品で、超大満足ですね。
ブルークセブン改め、T.ジョイ梅田で見たんですけど、あそこの映画館、ドルビーじゃなくても結構音デカくないですか?
どうなんだろう?
確かに、通常のシアターでもめっちゃ音デカいなって思いますね。
いや、そうなんですよ。だからなんかもうすごい音が、いろんな音が鮮明に聞こえて良かったです。
ぜひ劇場で見ることをお勧めします。
結構語話描写が強いですけど、平気な方はぜひ行ってほしいですね。
いや、良さそうだなと思ってるので、ちょっと今どの映画に優先順位つけるかむちゃくちゃムズくて、ほんとに。
確かに。ちょっと先週末立て込んでましたよね。
うん、ちょっとね、今キャパ超えてる状態なんでね、たぶん絶対にどれかを逃すんですよ、見たいやつは。
お金狩りはね、僕は行きます。
いや、行ってください。なんかテレビで見たら面白さが減ると思います。
冷静にならない環境で見てほしい。
あ、なるほど、なるほどね。
あとは配信で、スマイルっていうホラー映画、結構予告とか、なんか結構Twitterでは回ってたんですけど、
めっちゃ劇場公開楽しみにしてたのに、配信かよって思ったんですけど、結構なんか配信で見るのにちょうどいい、めっちゃちょうどいい感じで、普通に怖かったですね。
なんか結構あの、出落ち感あるじゃないですか、ビジュアル的に。
うん、そうですね、まあまあ。
でも、あのビジュアルも怖いんですけど、結構話もちゃんとしてて意外と、家で平日の夜一人で見て怖かったです。
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たまにそういう映画拾うと嬉しいですよね、そういう感じの。
わかる。
そうなんです、なんかちょうどいいというか。
ちょうどいい、拾ったーって感じの。
いいですね、はい、じゃあマリオさんいかがですか。
そうですね、今週はエアとザ・ホエールとシャザム神々の怒りと世界の終わりからを見に行きましたね。
ちょっといっぱいあったので、いっぱい見に行こうって思って見に行ったんですけど、結構どれも面白かったですね。
エアはこれぞアメリカ映画やなっていう、普通に面白いアメリカ映画ってこういうことだよなっていう感じで、めちゃくちゃ面白い話だなというふうに思いましたね。
エアジョーダンの開発秘話というか。
どうやって生まれたのかみたいなのを、こんななんかアメリカンドリームをつかむみたいな話で、いかにもアメリカ的なんですけど。
そしてその80年代のアメリカカルチャーみたいなのとか、政治とかそういったのがモンタージュとかでいっぱい出てきたりとか、音楽も80年代の人気の曲がいっぱい流れてきたりとか、
みんなが憧れてたアメリカがいっぱいそこにあるみたいな感じの映画でめちゃくちゃ見てて、なんか懐かしい気持ちにもなるし、ストレートに面白い映画ですごい良かったですね、エア。
いやもう絶対いいもんな。絶対いいもんな。
あの絶対いいので見てくださいって感じです。これはもう絶対にいいやつですっていう。
であと、ザ・ホエールもめちゃくちゃ僕刺さってて、もう相当壮絶なんですけど、なんというかもう道はこれしかないんだっていう、これしか道は残されてないと中々思い込んでるような人の話なんだなーっていう感じがするんですよね。
それはなんかちょっと監督のラーレン・アロノフスキーの作品ってそういうのが多いなって個人的に思ってるんですけど、ザ・レスラーとかブラックスワンとか、
ある種のちょっと脅迫観念に囚われてしまって、そこにもう突き進んでいくしかないみたいな。
で突き進んでいった果てにあるのってもう確かにそれはすごくなんか切な的な幸福で、もうもはや最後にはもう絶望的かもしれないみたいな。
脳がなんか残ってるみたいな。そんな複雑なニュアンスの映画が多いなっていう感じなんですけど、ザ・ホエールもそんな感じの映画かなっていうふうに思ってて、
もうなんかいろんななんかこう、愛するパートナーをなくして過食症みたいな感じで、ストレスで過食症に走ってしまった男性の話なんですけど、
そっからなんかこう、また余計にこういろいろ彼のそのメンタル的にこじれていく理由みたいなというか、複雑な理由みたいながどんどんわかっていくんですけど、
どんどんどんどんなんかもう自分のなんかそういう矛盾とかなんかそういう複雑な部分とかがこうどんどんどんどん膨らんでいってしまって、溜め込んでいくしかなくなってしまったみたいな。
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もう自分をなんか罰してるみたいな感じになんかどんどんなっていっちゃって、でもそれでも何か一つ信じたいことが彼にはあってっていう。
まあそれは娘さんのことになるんですけど、なんかそことのこう、まあこれもすごい複雑な本当に話なんですけど、モチーフにあの白毛とか使ってるぐらいなので、
まあなんかすごい人間の複雑な部分をすごく捉えつつも、すごくなんか精神的にも肉体的にも痛みを伴うようなところを突きつつ、なんかそこで最後すごくブワッと、
ちょっと素晴らしいラストというか、なんかちょっと思わずちょっとなんか胸を打つようなラストまで持って行ってしまうみたいな感じの、ちょっとこれもすごい映画だったので、これもぜひちょっと見ていただきたいなというふうに思いましたね。
いやー結構不思議な映画だなぁと思ってて、ああいう人生取り戻すものでやることが減量っていうのはものすごく新鮮だなぁと思ってるんですよ。
絵的にはまあすごく決まったものではないと思うんですよね。絵が決まった感じになるわけじゃなくて、でもなんて言ったらいいんだろうな、人生取り戻すってそういうことだよなっていうのがあって。
確かに。なんか意外とこうマイナスからゼロにする行動の方が難しいじゃないですか。いろんな意味で。そうやって置き換えると確かに、まあ減量ってなんか面白いけど、自分で置き換えるとなんなんだろうと思いますよね。
すごいリアルな切実さだなぁと思うんですよね。フィクション的じゃないというか。まだそれに比べたらレスラーとかブラックスワンとかまだちょっとその我々じゃない側の話として見れるとかあると思うんですよ。
ファンタジーの側の話じゃないですか。レスラーもバレリーナもどっちもその日常じゃない側に行ったからこそ戻れなくなっている人の話だと思うんですけど、
その過食症とかってやっぱり日常の延長にあるものであって、その分より我々に身近な人生を取り戻す話なのかなって気はしてて、なんか新境地感あるなぁと思って、アルモス的にも。
確かにまあそうですね。ちょっとまあ身近さっていう意味では確かにまあ身近にっぽく見えるのかもしれないですね。確かにね。それでもだいぶなんか壮絶ですけどね、本当に。
見たらまた違うんですかね。またちょっと違うかなと思います。何回も病院行けよって言われるんですけど、堅くなりに彼行かないんですよ。
もう減量もしないし。そこがやっぱりもう自分をなんかもう罰し続けているというか、もう自分がこうなってしまったからにはもうこうなるしかないんだみたいな思い込み。
まあ思い込みっちゃ思い込みな部分もあるんですけど、そうすることでようやくなんか自分がこう許せるみたいな状態になった。どんどん陥っちゃってるみたいな感じになってて。
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またなんかそこが複雑だなあというふうに思うんですけど、そういった意味でも深くいろいろな登場人物たちの動くとかなんか考えてみたくなるようななんか映画で、本当にそれは素晴らしいなというふうに思いましたね。
見たいけどなあ、ちょっと今すでに3本見たいやつ上がったからなここで。
すでにそうですよね。3本上がってますよっていう。
あとはちょっと時間的にどうかわかんないんですけど、世界の終わりからもあのド直球の世界系映画なので、これもぜひ見ていただきたいんですけど本当に。
ちょっと僕それめっちゃ引っかかってます。 ここに来てド直球来たなっていう。もう最高だよ。
よくやった桐谷秀明って感じで、これはこれ大興奮なんですけど。 素晴らしいですよこれ。
キャシャーンから20年経って、監督もそれなりのお年やと思うんですけど、直球やれんねやってちょっと僕話聞いた限りでも感動してて。
そうなんですよ。感動的だなと思って。ここまでやれるんだっていうのと、あとなんか映像面でもやっぱり色々なんかちょっとこだわりがあったじゃないですか、キャシャーンとかゴエモンとかって。
なんかそれをようやくなんかこう技術の進歩とか監督の腕とかももっと力とかが上がってとかも色々あると思うんですけど、ようやくここまでなんかリッチなものとしてようやくもう日の目を見ることになったなって感じのビジュアルセンスが全開って感じで。
いや本当に良かったよ普通に。もう引退作なんて言わないでくれっていう。作ってくれよっていう。ここに来てあんた大傑作作りましたよみたいな。素晴らしかったですね本当に。
その物言いが気になるわ。
そうですよもう。今週のお題もね週末の映画でしたけどね、ノックもね。もうなんかもう世界の終わり映画多いなっていう感じですよ。
いやもう全部気になるわ。今出た4本。
なるほど。
まあそんな感じですかね。
はい。
はい。僕はですね、ちょっと実は子供の入学式があって映画全然見れてなくって、それどころじゃなかったっていうので、映画見てない感じですね。
他に特に特筆すべきこともないですね。
子供が小学校に入学したっていう。人生的には大きいイベントはあったんですけど。
そうですよ。一番、もう僕らの映画なんですよ。一番大きいですよそれを。
まあまあ、ていう感じですかね。あとちょっとこの番組的なちょっとしたお知らせですけど、いつも前田さんが参加した回って前田さんにイラスト書いていただいて、それを僕がサムネイルに仕上げてるんですけど、
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まあ結構加工しちゃってるんで、前田さんの原画の良さを皆さんに見ていただきたいなって思いがあったんですね。
いやいや、ちょっと大げさすぎません?むしろ加工していただいて、ようやく完成しているようなもんなんで。
いや、あの元の抜け感の良さをね、見ていただきたいんですよね。
抜け感の良さを見ていただけ。
なので、平安繁殖したすぎるバーのブログの方に前田原画ギャラリーっていうページを新しく作って、そこに今前田さんの原画をアップしていってるんですね。
素晴らしい。
てかまずそのブログの存在を知らなかったですもん。グログというか。
あれ?
え?というかあれですよ。バーのお知らせとかに使ってるページですよ。
あと、ポッドキャストの元データを置いてるのもそのブログなんですよね。
あー。
はい。
なんかちらっと見たんですけど、絵の下に誰の絵かを入れてるのが、なんかあの死んだ偉人のなんか説明とかみたいな、ちょっとおもろい。
そうなんですよ。まあ一応ね、この原画が誰のことを指してるかっていうのを、役名と役者名と取り上げた作品名っていう3つをキャプションとして書くようにしてるんですけど、
ちょっとこれ、なんていうかネタバラシしちゃう的な意味で、少しだけしらける部分もあるっちゃあるかなと思って、キャプションない方がいいかなってちょっと思ってるんですよね。
なんか並べてみると、クオリティの雑さに、ちょっとこれからちゃんと書こうっていう気持ちになってきますね。
あ、ちょっと圧力かけちゃいました。
いや、元の感じでいいと思いますよ。僕だって前田さんの原画にちょっとだけコメント添えて、何時一時の消しゴムハンガーみたいな感じで、そのままサムネイルしたいなってぐらい思ってるんで。
いやいやいや、いつも。でも、お渡ししたいがどんな風になるのかなっていうのは結構楽しみに。
ちょっと僕、めんどくさくなってきてて。
大変ですしよね。
前田さんの原画のまま載せようかなって欲がちょっと湧いてきてるんですけど、あと、これ何の絵やっけっていうのがちょこちょこあって、
ジェラシックワールドの回、あれブルーなのかブルーの子供なのかどっちなんだろうとか。
ブルーとブルーの子供、難しいですね、見分けが。
どっちなんだろうとか。
あれブルーかと思ってました。
一応、たぶんブルーで描いた気がします。でも、子供との違いはちょっとよくわかってないかもしれない。
あと、女神の継承のおじさんとか、名前何やっけとか。
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確かに。
わからない。
確かに。なんであの時おじさんを描いてしまったの?なんかちょっとおじさんを描くのにハマってて。
コクヒのババアとか、もうババアとしか言いようがないじゃないですか。
あのババアすごいですよね。
コクヒのババアはほんとね、なんか3分ぐらい描けたんですよ。シャーって。何かに取り憑かれたかのように描けましたね。
あとは、ノープの回のウェスタンテーマパークのマスコットとか、あれ名前あったっけとか。
確かに。
キャプション入れるために、僕調べたんですよ。
めっちゃ手間かけてる。
いや、なんかちょっとその、あれこれ何やっけっていう疑問をね、感じながら見ていただくほうが面白いかもしれないから、キャプションないほうがおもろいかなって気もしてるんですけど。
まあ、随時足していきます。
はい、ありがとうございます。
なんか見返したら面白いなと思って。
だって結構な枚数描いてますもんね、もうだって。
そうなんですよ。だいぶ描いてます。
なぜそこを選んだっていうのもちょこちょこあります。
いや、でもね、それで言うなら、私が描いてない時のイラスト屋さんの素材で極限まで頑張ってるのも結構おもろいですけどね。
あるもんね。
よくあるな、こんな素材って思うの。
そうですね、あのイラスト屋でどこまでやれるかっていうのもやってて、あとフリクリ回のサムネイルは、
あ、はい、あれ何だったんですか。
画像生成AI使ってるんですよ、あれ。
え、AIで?
AI?なるほど。
すごい。
いや、なんか急になんかオシャレなの来たぞって、どっから引っ張ってきたんだろうって思って。
そうなんです、あれ実は画像生成AI使ってるんですよ。
えー、すごい。
なんで前田さんがいない回、画像生成AI使おうかなと思って。
私も自分でAIに自分の絵を学ばさせて。
今まで描いてきた絵をちゃんと学ばせて、ディープラッジングでやっていただいて、それは良いと思いますよ。
絶妙に誰これみたいなところをチョイスさせて。
そう、AI前田が描いた絵がサムネイルになる日も近いみたいな。
いや、でもAI主役ばっか描いて、前田さんそういうことしねーんだよなーみたいな。
そういうことか。
もう、ちょっと思い出しただけの回のサムネイルとか、ウィーノンのライダー描くとちょっと思い出しただけになるから、なんで?ってなるじゃないですか。
確かに。
ウィーノンのライダー出てないでしょ。
確かに。出てないから。
いや、結構ね、日本人の方が描くの難しいんですよ。
分かります。
だから、だからというか。
そうだ。
いや、あの回から前田さんの女性側が良いぞっていうのが分かってきたんでね。
私はおじさんを描くのうまくなりたいんですけどね。
でもペンギンとか良かったですよ。
ペンギン、バットマンはペンギンペンギンにしましたね。
ペンギンペンギンです。
ペンギンでしたよね。
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どっちも。2回バットマンの話でどっちもペンギン描いてましたね。
はい。
まあ、ぜひね、前田さんの原画はもう楽しんでいただけたらなと思います。
すげー暇な人やん。見てくれてる人。
いやいや、見る見る。見る見る。見ます見ます。
見るでしょ。
はい、じゃあまあそんな感じでテーマトーク入っていきたいと思います。