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2023-04-13 54:07

第111回(2)『エスター ファースト・キル』エスターに悲しき過去…?

『エスター ファースト・キル』の話をしました。

前作「エスター」のネタバレたっぷりに、本作と前作を比較しながら、前日譚としての本作の魅力と巧みさについて話しています。

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00:00
今日のテーマトークは、「エスター ファースト・キル」です。はい、では前田さん、解説をお願いできますか。
映画ドットコムより、孤児院から養子としてある一家に迎えられた少女エスターがの一挙コス恐怖を描いたホラー
エスターのシリーズ第2弾。エスターが孤児院に入る前の前日誕が描かれる。裕福な一家、オルブライト家の一人娘で、6歳のエスターが行方不明になってから4年の月日が流れた。
ある日、エスターが見つかったという朗報が警察から届けられる。父、母、兄は数年ぶりの再会という奇跡に、思えない喜びを感じ、10歳に成長したエスターを迎え入れる。
再び4人揃って幸せな生活を送ることができる。家族の誰もがそう思っていたが、4年ぶりに戻ってきたエスターは何かが変わってしまっていた。
2009年制作の前作では、当時12歳で同年代のエスターを演じたイザベル・ファーマンが、25歳で少女エスター役を再び演じるほか、ジュリア・スタイルズ、ロッシフ・サガーランド、マシュ・アーロン・フィンラン、ヒロ・カナガワラが脇を固める。監督はザ・ボーイ、斬虐人形遊戯のウィリアム・ブレントベル。
それではここからネタバレ込みの話を入っていきたいと思いますので、ネタバレ気にされる方はぜひ見てから聞いていただけたらと思います。
はいではメンバーの際の感想、前田さんいかがでした?
いや、期待以上に面白くて面白かったのと、やっぱりエスター役の子がどうかなって思ったんですけど、正直全然10歳には見えなかったんですけど、
なんかそんなことまあどうでもいいかなって思えるぐらいの魅力を放っていて、
今作でエスターっていうキャラ自体がすごく人に愛されるものになったんじゃないかなって思うような作品でした。
はい、マリオさんいかがですか?
そうですね、前作が結構衝撃的なオチがあったので、じゃあ次どうするのよって思ってたんですけど、
なるほどそういう語り口でやるんだねっていうので結構いい意味で驚かされるというか、
またこれはこれでアイディア勝負のめちゃくちゃ面白いツイストの書き方をした映画になっててめちゃくちゃ面白いなと思いましたね。
あとやっぱエスターというキャラクターがまあ前さんも言ってましたけど、
ちょっとさらになんかこう深く描かれることでなんかこう色々今後もなんかもっとエスターの破滅への道じゃないですけど、
なんかそういう悪の道なのかな、そういうのをもっとちょっと見てみたいなと思わせるようなキャラクターになっていってたので、
そういう意味でも今作素晴らしいなというふうに思いました。
はい。
僕はですね、さっきも言ったんですけど、前作見てない状態で本作見たんですよ。
で、前作の一番重要なネタバレって正直もうみんな知ってるじゃないですか。
もう見てなくても聞こえてくるんですよ。エスターのネタバレって。
そうですよね。
というかもうこの続編のあらすじが結構ネタバレになってるだろうっていう感じがあって、
03:04
もう皆さんご存知エスターですよって感じじゃないですか。
で、わかった上で見てむちゃくちゃ面白かったです本作。
で、本作ね、前作のイザベルハーマンが少女時代に演じたっていうところが前作のツイスト部分やったと思うんですけど、
本作それを少女を大人が演じてるっていうもう一個ひねりを加えてるわけじゃないですか。
でもそのひねりに必然性があるんですよね。これは大人じゃないと演じれないわっていうものになってて。
で、撮り方自体がむちゃくちゃ面白いし、何よりもエスターが好きになるんですよ。
本作見たら。で、そこが何より面白いところだなと思って。
で、後から前作見たらね、なんだこの野郎ってなるけど、
表面上現れてるエスターの行動としてはそんなに変わってないのに、
内面性はむしろ逆転したなぐらいに感じ方が変わるものになってると思うんですね。
で、そこ含めてむちゃくちゃ面白いなと思って。
はい、あのすごく楽しかったですね。
では沢井の感想そんな感じで、あとお便り5ついただいてますので前田さん紹介していただいていいですか。
はい、ボーン家さん。いつも楽しみにしています。今回はいよいよ前田さんのレギュラー出演復帰ですね。
前田さん接待作品ともいえるエスターファーストキルですね。
ありがとうございます。
挟んでいくスタイル。
慌てて前作のエスターを見ましたが、少女エスターの衝撃的な正体を見せつけられた時にはひょえーっとおのろいてしまいました。
そして今回の新作ですが、エスターの正体を知っている現在、過去にはどんな壮絶なことが起こっていたか気になるばかりのストーリー展開です。
本来のエスターにふさわしい場所にいた頃から描かれていくことに納得しました。
そこから巡り巡ってオルブライト家の一人娘であるエスターとして過ごしていく。
だがエスターになったばかりである彼女は万全の状態ではなかったのが興味深い。
前作では完全なる少女としての魅力を放っていたエスターだったのだが、本作では失態を見せてしまうことで本来のエスターを見せてしまうところがある意味では可愛い。
前作とは違ったエスターの狂気を序盤から見せつけられゾクゾクしてしまいますね。
また本作ではエスターを迎え入れるオルブライト家からも次第に狂気が明確でしていますね。
また前作でエスターが見せつけた狂気のゆえんがオルブライト家で育てられたことも気づきました。
まさにエスターがエスターとして成長していったプロセスを見せつけられたゼンジスタンでもあるのかなと。
なおエスターのゼンジスタンにはさらなるエピソードがありそうであり、数年後にさらなる続編としてゼンジスタンが制作されるのか楽しみにしたいです。
第109.5回では本作について辛辣におっしゃっており、どういうトークになるのか不安ではありますが楽しみにしております。
ありがとうございます。
そんな辛辣に言ってましたっけ?
ゼンジスタン自体がどうなの?みたいな。
どうなのっていうか、私がゼンジスタンをあんまり好きじゃないっていう話を多分してたのかなと。
06:03
それに関して言うと、今回のエスターオリジンみたいなのって結構なひねりだと思うんですよね。
素直なオリジンじゃないというか。
でもその斜め方向に進んでいったオリジンっていうのが別の楽しさを出してきたので、むちゃくちゃいいなって思いましたね、僕は。
私も今回このファーストキルを見る直前にもう一回エスター1の方を久しぶりに見たんですけど、今見てもめちゃくちゃ面白くて。
だからウォンニーさんはネタバレを喰らわずにもしかしたら1を今見たのかなと思うと、なんて素敵なことなんだと思いましたね。
素敵ですね。
すごいですね。ネタバレの視線をかいふぐってようやくたどり着いたんですね。
1と2の見せ方というか、結構恐怖の描かれ方の違いについてもこの後話したいなっていうのもあり。
ありがとうございます。
じゃあ我々で話していこうかと思うんですけども、どっからいきます?まず前作自体に触れときますか?
そうですね。
前作って、僕見たてホヤホヤなんですけど、エスターは実は大人っていうネタバレがあるじゃないですか。
で、初めはいわゆる子供怖いものとして映画が始まりますよね。
天才的な頭脳を持っててかつ冷酷な心を持った子供が酷いことをしていく映画ってたまにあると思うんですけど、パッと見それっぽく見えるじゃないですか。前半。
そうです。結構なんか雰囲気的には、私これも大好きな作品なんですけど、魔晄霊カルキンの危険な遊びにすごい雰囲気が近いというか。
イチの面白さって、嫌なことが起こるのがわかってるのにすごいハラハラしてしまうというか、監督が結構サスペンスが上手いのかなっていう感じがすごいあって。
なんかイチのエスターは、これちょっと今回のエスターに若干私思うところはあるっちゃあるんですけど、イチは本当に子供としてどうやって大人の目をかいくぐって、
あと自分の身体能力を加味しつつ、そこに抗っていくかっていうところと、あとやっぱりエスターが大人だったっていうことがわかった後の物悲しさ。
やっぱり身体が成長しないってすごい辛いことだと思うんですよね。そのあたりが結構エスターが泣きながらメイクを落とすシーンというか、顔を拭くシーン。
なんかあのあたりの物悲しさっていうのもすごい好きで。
そうですね。1作目の時点でエスターの背景に同情的な事情があるっていうのはなんとなくわかるっていうのはあって、
09:06
それ故に悪に落ちたっていう感じも見合わせとして描かれてたと思うんですよね。1作目の時点で。
ただそこにあんまり踏み込んでないところが1作目の良さというか、とはいえお前最悪だなっていう。
僕何より子供巻き込んでるの最悪やなと思って。子供巻き込んでるのが。もう許せへんわと思って。
そうですね。
ホラーといえども子供殺すってそうそうないわけですよね。子供殺せるホラー映画ってだいぶ極まってるやつぐらいしかないと思うんで、
多分子供死なんだろうなと思って。そこの安心感って見ててもあるんですけど、殺すんじゃなくて殺す側に巻き込むっていうのはもう最悪すぎるなと思って。
本当に1作目のエスター、やり口が本当に嫌で。あと重要なのは清潔感の無さだと思うんですよね。エスターの。
やっぱり咲いたるものが性欲の現れ方が気持ち悪いっていうのがあって、壁にセックスの絵を描いてるとか、
モンモンとしてるのはわかるんですよ。精神的に大人なのに体が子供でってすごい欲求不満というか、
満ち足れないこといっぱいあったと思うんですけど、それが他者に対する攻撃として現れてるところがものすごくしんどいし、
あとそこに対して肉体的にもちょっと清潔感のない描写がされてる。メイクを落としてからの過剰に吹け込んだ表現のなされ方とか、
歯の汚さですよね。何か過剰な年を取った女性をグロテスクなものとして描くことで映画を面白くしようとしてる感じが、
やり口エグいけど面白くはあるよなと思って。この辺り、この番組でも話してた空白のテラシノブ問題というか、
ある程度年を取った女性が性欲を出すと気持ち悪く見えますよねっていう、ちょっと味噌汁混じりの怖さってあると思うんですよ。これメンの時にもこういう話したと思うんですけど、
それをホラー的に活かしてるっていう感じがあって、あとちょっと思い出してたのが黒い家っていう映画、大竹忍が出てるやつで、
あれも自分の邪魔になる人間を容赦なく殺していくサイコパス的なやつが描かれてて、かつその性欲のあり方っていうのがグロテスクに使われてるってところが共通してるかなと思うんですよね。
あれも家の中にバイブレーターが置いてるとか、なんかそういう抜き出しの性欲見せられるの嫌ですよねみたいな使われ方をしてて、
なんかそういうとこにも共通点があったかなと思って、なんかそういう部分が子供怖いものから一気にその大人の女怖いものに転換していくじゃないですか。
12:02
その感じが面白いなと思って、ジャンルが変わるんですよね。見てるうちに。あれ、子供の怖さ見てたと思ったら大人の怖さを見てるなってなって、
それがエッサーの中に共存したまま描かれるところがすごい味わい深いというか、最終的にわりと普通のスラッシャーっぽくなるじゃないですか。展開的には。
主人公が因縁がある凍った池っていうものが最終解決に使われるっていう、なんかよくできたスラッシャーホラーみたいな着地するところをくべてね。
いや、そうですよね。位置はよくできてますよね。わかりやすい位置はわかりやすいですけど、きれいに伏線を回収していくじゃないですか。
バラの下りとか。もうなんか、絶対それはやったらダメだよってことをやっていくあたり。
で、お母さんが過去に悲しいことがあってアルチューになってしまったっていう、だからそのせいで信じてもらえないみたいな入れ方とかもめちゃくちゃもどかしいし、必要以上に親父がアホに描かれてる問題もありつつ。
そんで、さらにきれいに殺されるねっていう。なんかあそこはなんか私、家族が助かって目出し目出しになるんかなとかちょっと思ったんですけど、めちゃめちゃすぐ死ぬやんと思って。
しかもお父さん役の人が、ピーター・サーサガードってなんか、ああいうちょっとなんか抜けた感じの役やるのが結構ハマる人だなって個人的に思ってて、なんかそういう意味でもすごくわかるなっていうふうに役的に思いました。
ちょっと終盤全員アホすぎやろって思ったとこあったんですけどね。さすがに気づこうやみたいな感じはあるかなと思って。そこは愛嬌かなっていう感じですかね。
まあ愛嬌さもありますけど、やっぱりなんかそこの追い詰められ方みたいなのがめちゃくちゃ上手いので、やっぱパラノイアスリラーみたいな感じでめちゃくちゃ最高だと思ってて、スターとか。
この監督さんがめちゃそういうのが上手い人だよなっていうのは思うんですよね。いろいろなんか、リーヤム・ニーソンと組んで映画撮ってる人ですけど、フライトゲームとかアンノーンとか、基本なんか周囲からなんか理解されなくて追い詰められていくなんかちょっとやばいと思われてそうな人みたいなやつとか、やらせたらめちゃくちゃなんかどんどん神経質になっていくような演出みたいなのがめちゃくちゃ上手いなってこの人思うし、
あとサメ映画のロストバケーションとかもある意味追い詰められるものとしてめちゃくちゃ面白いなって思うし。
あれの監督なんですね。
そうなんですよ。
そう考えると本当になんかこの人なんか神経質なパラノイア感みたいなのってめちゃくちゃ上手いよなって常々見ながら思いますね、それ。
あとこの監督が撮った作品で忘れてはいけない老人形の館っていうめちゃめちゃ大傑作ホラーあるんで、見てくださいぜひ。
15:01
パリス・ヒルトンが出てます。
今の情報だけ言ったらすごい面白くなそうに聞こえますけど、めっちゃ面白いんですよ。
この人はもうちょっとホラー撮ってほしいなって思いましたね。
なるほど。やっぱり一作目がいいっていうのは本作の大前提としてあるとは思いますよね、そこは。
本作、前作で一番大事なネタバレはもうされてるわけじゃないですか。エスターは大人ですっていう。
エスター一作目の面白さってそこにかなり依存している話でもあるから、じゃあもうそれが皆さんご存知の状態で二作目になった時に何をするのかってものすごい難かったと思うんですよね。
そこで本作、エスターは大人ですよっていうのを分かったまま、エスター自身の主観で悪いことしていく話にするっていうのは結構な発想の展開やなぁと思って、めっちゃ面白かったんですよね、そこが。
結局どうしてエスターがエスターだったのかっていう結構コアな部分はちゃんと描いてないじゃないですか。
そこもちょっと上手いなと思って、その後、本当に一つ前の事件に至るところっていう感じだったんで、そこが物足りなく感じた人もいるとは思うんですけど、上手いなと思いますね。
そうなんですね。実はオリジンの話じゃないっていうところ。家庭の話ではあるんですよね。だからちょっと前の109.5回の時に話してた内容で、オリジン沸かしたら怖くなくなって面白くなくなるよね、ホラー映画ってっていう話をしてて、
じゃあ単に前日談の話を何の要素も変えない前にあったら、それは単に前に殺されただけの人の話になるから、未来の続編を描いたのと意味ほとんど変わらないみたいな話もしてて、
オリジンを言うことでどっちだけになる感じでもないし、ただ単に前に殺されただけの人の話じゃなくて、その一作目のエスターになっていく過程っていうものをどう描くかっていうところを上手に処理してるなっていうのはあって、
特に本作やっぱりエスター自身の悲哀っていうところにフィーチャーしてるところがむちゃくちゃ良かったなと思って、別にそれで悪人にも同情できる事情があって可哀想ですよねみたいな感じで、ホラーとして冷めちゃう感じもなかったと思うんですよね、本作描き方的に。
事情があってエスター自身にも人格とかドラマがあるけど、それはそれとしてこいつ最悪の人間やっていうところはブレずに描いてるから。
そこまでちゃんとやっぱり描いてるから、絶妙なバランスで全実感が成立してるなっていうのはめちゃくちゃ思いますし、
18:02
またなんか面白いなって思ったのは、エスターというヤバいキャラクターに対して、さらにヤベェキャラクターをぶつけてくるっていうか、
なるほど、そういう方向で映画を面白くするんだっていうところに素直にアッパレって思ったんですよね。
エスター級にヤベェ家族が出てくるみたいな、それをちょっと予想しなかったなみたいになって、そこでちょっと見ながら映画館で笑顔になっちゃいましたね。
ああ、そういうことっていう。
あのお母さんってエスターの上位互換やなと思って、だからエスターみたいな身体的な事情での制約がある感じではなく、思う存分悪を振る舞える人じゃないですか、あの人。
エスターは持たざる者だけど、あの人は持ってる人なんですよね。
持ったままその悪を振るいまくってるから、エスター側からこいつを越えなければならないみたいな、そういうドラマがあるようにも見えて、
そういう新鮮な面白さが生まれてるなと僕はちょっと思ったんですけど。
ヤベェ奴対ヤベェ奴っていう、それはもうホラー映画あるあるですよね。
それは面白くなるわっていう感じがしましたね。
そのお母さんのヤバさっていうのが、結構その家族の調和を取るためっていうところが私すごい面白くて、
まあそのお兄ちゃんがどうしようもない奴で、どうしようもないとかいうレベルじゃないんですけど、ただなんかそこで結構印象的だったのはやっぱりその子供が死ぬことよりもいなくなることの方がダメなんだっていう。
それでお父さんが家族に戻ってこれなかったところにエスターが現れて、それをどういうふうに利用してでも家族の調和を一旦元に戻そうっていう、
なんかところが普通の悪役じゃなくて、なんかちょっといいなと思いますね。
母が強いとかそういう話でもないんですけど、なんか新しいなと思って。
結構そこまで合理的な判断で動けるっていうのがなんか面白かったです。
あのセリフ僕すごい印象的で、子供死ぬよりいなくなる方が厄介っていうのは全くその通りやなと思うんですよ。
子供死んだら飲み込もうとはするんですけど、いなくなったら想像が残り続けるんですよね。
もしかしたら生きてるかもしれない。それで生きてたらどんなことになってるんだろうって。
その子供が死んでしまった場合とは別のものが募り続けるんですよね。
それがお父さんの中で呪いのようになるっていうのはむちゃくちゃあるなと思って。
もうね、前半は僕いい家族やと思って見てたんですよね、あの一家を。
この一家をむちゃくちゃにするのはやめてくれって思ってたんですよ。
エスターやめてくれって、この家族を不幸にするのはやめてくれって思ってたら、あれ?ってなってきて。
21:04
途中でね、お兄ちゃんの友達が出てきて、あれだろう、アダムスファミリーだろうみたいな感じで話しかけてくるから、
いや、ちゃんと殺されるやつ出てきたぞって思ったんですけど。
そうじゃなくて、家族がとんでもなかったっていうふうになるっていうのは本当に。
まさかそういう展開になると思ってなかったので。
今回映画って90分ぐらいじゃないですか。
短くて見やすいのはいいんですけど、その真相が分かってからもうちょっと駆け引きがもっと見たかったなぐらいだったんですよね、個人的には。
もうどうにかして調和を取りつつちょっと排除しようとするみたいな、ちょっと駆け引きじゃないですけど、
ちょっとそういったシーンあったと思うんですけど、駅で押して電車で引き殺すみたいなことをやろうとするみたいな展開がありましたけど、
なんかああいう展開が結構僕もうちょっと見たかったなってぐらいこの設定がちょっと面白すぎて、
そうですね。
ちょっとそこが本当にもったいないなみたいなふうにはちょっと思ってて、
なんとなくちょっとソムとジェリーみたいだなって思いながらちょっと見てたんですよね。
確かに確かに。
喧嘩する感じで、父親はそれ気づいてないみたいな。
その感じがなんかソムとジェリーっぽくて、なんかこれだけでなんかもっと見たいぞっていうふうに思うような感じはしましたね。
そうですね、バレてからあんまり話の展開なくなりますもんね。
ほぼ一直線みたいになるから。
僕本作前半とかね、潜入物みたいな楽しさがあるなと思って見てて、
バレたら終わるぞっていう、いかにバレないようにするかみたいな面白さがあるなと思ってたんですけど、
なんかそこもういきなりドンってバレちゃってネタバレしちゃう感じだったから、
そこはねマリオさんのおっしゃる通りもっと見たかった気持ちはあったかもしれないですね、それは。
面白いだけになんかもっと見たいみたいになっただけなんですけど。
逆に前半ちょっと凡庸ですもんね。
あれこのままだとなんかイチをなぞってるだけではみたいな凡庸さがあったんでちょっと不安だったんですけど、
なんか体感的にはちょうど真ん中ぐらいで、お母さん家族がやばいってなって、
確かにそのもうちょっとなんかこうそこからを見せてほしかった感は確かにあるかもしれない。
エスターがやっぱりまだ未熟っていうのが結構今回魅力だと思うんですけど、
自分でももうちょっとうまくやれよっていうところで、
自分で自分をこう嫌になってガーってなっちゃうシーンとかもありましたけど、
結構あの駅のシーンで最後の方の駅のシーンでエスターがお父さんに行かないで連れてって抱きつくとことか、
本当に思ってるんやろうなみたいな。演技とかじゃなくて本当に思ってるんやろうなっていう感じがあって、
かわいいなって思っちゃいましたね。
あと身体能力でエスターは劣っているっていうところがサスペンスに生きてるなと思ったんですよね。
24:08
ラストとかやっぱりもう銃持ってないと怖くなかったと思うんですよね、前作。
本作はバレた状態から圧倒的に相手が有利な状態、しかも腕力でも絶対に勝てないって状態から始まるから、
なんかそこの別のスリルがあるなと思って。
そこを私逆にでもちょっと言いたいことがあって本作は。
最初精神病院にいるところで結構殺しちゃうじゃないですか、結構というか。
殺してその後先生みたいな人を殺しちゃってみたいな。
あそこら辺が個人的にはちょっといらなくて、っていうのがあの辺ってエスターが強いんですよね。
でもエスターはやっぱり子供の見た目であることで人を欺いてそれによって優位性を保ってる。
逆に言ったら普通に戦ったら絶対弱いはずなんですよね。
だからいつの時も人を殺すシーンって車の前に妹を押して車をクラッシュさせてそれから仕留めに行くとかそういうことをしてたんですけど、
結構その序盤でザクザク殺しちゃうから、
いやそれはなんかこのエスターにおいてはそういうスラッシャー感はいらないんだけどなって最初ちょっと思っちゃって。
なんかサスペンス感がなくなっちゃうというか、一気に強いやつになっちゃうから。
そのせいで途中からなくなりましたけど。
そうですね弱くなりますもんね。
確かに。
確かに初めに監視の人を部屋に誘い込んで壁にぶつけて殺すところって子供の腕力じゃ多分無理だと思うんですよ。
成人男性を壁にぶつけて殺すって絶対に大人の首の力に負けると思うんですよね。
子供の腕力だと。
確かに確かに。
それ絶対無理やなと思って。
なんか序盤の扱いって本当にハロウィンのマイケルみたいな感じしちゃいました?
いやそうそう。
もう腕力でもヤバそうみたいな感じというか。
確かに確かに。
もうなんか人間のこと腕力で引きちぎりそうな扱いみたいな感じやったと思うんで。
いやそうなんです。
なんかそれまでにも何人も何人も殺してきてる感めっちゃあって、
ファーストキルとはってめっちゃ思ったんですよ。
ファーストじゃないぞみたいな。
ファーストキルちゃうなって確かに。
もう初っ端キルしてるなって感じでしたもんね。
そうなんですよ。
あのタイトルやったらまだエスターはそれまでも悪事は働いてきたけど、
あくまで詐欺とか事故の延長戦場で人が死ぬぐらいで、
だったけど今回のあの一家と出会ったことをきっかけに一戦を超えちゃうとか、
そういうのだったらファーストキルっていうタイトルには結構ふさわしいかなと思ったんですけど、
序盤強えなって思って。
子供というか普通に大人の女性でも無理じゃないって思って。
27:00
確かになんかエスターは基本的に一瞬家族に取り入って、
金目のもの取って盗んで去っていくみたいな感じの語られ方してたじゃないですか。
やっぱなんかそれが一歩絵のことで、
この人だったら一緒になれるかもしれないみたいなのを初めてあそこで思ってみたいな感じの下りになると、
なんかそこはもっとこう、
結局最後ああなっちゃうんだっていう悲劇性とかもっと上がりそうですよね。
そうですね。
そこね、結構僕前作とエスターのキャラ変わったなって思ってるんですよね。
前作のエスターって子供の見た目だけど、
エスターの怖さの本質って大人の女の怖さだと思うんですよ。
これは怖い女性のステロタイプみたいなものとしてエスターの内面はあったと思うんですよね、前作だと。
だから他人に寄生して人の持っているものを奪おうとする女っていう、
人の男を取ろうとする女で、
愛されなかったら嫉妬心の裏返しで殺しちゃうみたいな感じっていうところ。
前作だと基本的に他の家族に寄生して生きていく存在だったと思うんですけど、
本作むしろ独立心が強くなってたと思うんですよ。
で、序盤でもあったんですけど、エスターは自由を束縛されるのが嫌だみたいなことを言ってたじゃないですか。
今までも人の家に騙して入り込んで、
物を盗んで出ていくみたいな感じだったと思うんですけど、
それってものすごい自由な生き方じゃないですか。独立心が強いというか。
なんかむしろそこ反転してるなと思って。
本作でも入り込んだ家のお父さんに気持ちをかけていく感じですけど、
それも前作であったような、人の男を奪うことばっかりしてるみたいな感じじゃなくって、
本当にあのお父さんのこと好きやったじゃないですか。
あくまで本当に恋愛として、純粋な恋愛としてそれをやってたと思うし、
エスターの芸術に対する思考みたいなのが今作で結構折り下げられてたと思うんですよ。
前作って絵が上手に描けるとか、ピアノ上手に弾けるとかなんとなくあったし、
服に対するこだわりとかも、なんか精神的にヤバいやつの表現として服へのこだわりが描かれてた気がするけど、
本作だとピアノをすごく上手に弾けることとか、絵が上手いこととか、
ファッションに対するこだわりも、エスター自身の芸術思考の表れとして描かれてたと思うんですよ。
だから芸術家のお父さんに惹かれたって描かれ方になってて、
エスターの人間的な厚みがすごく出たなと思うんですよね。
だから前作で、そういう子供の見た目だけど実はむちゃくちゃ怖い女ですよみたいなのを、
登場人物みんなが思ってて、実際観客もそう思いながら見てたものが、
30:00
いや実はエスターって芸術を愛してて、それゆえの恋愛もしたりしてるんですよね。
でもそれってエスター本人の身体的な特徴によって遂げることができなくって、
人を殺すことでしか生きていけなくなってるんですよみたいな奥行きのある話になってて、
そこがね、むちゃくちゃ良かったんですよね。
結構前作でもエスターの絵の上手さはめっちゃ才能やなって私は思ったんで、
今回そこに対するエピソードがあったのはすごい嬉しくて、
だから前作でもすでに持ってる聖書の中にいろんな写真挟んじゃってたからあれなんですけど、
そういう意味では本当に今回本当に好きになったのが、
あのお父さんが初めてとかでも良かったかもしれないですけどね。
誰でもいいというわけじゃなくてっていう。
でもな、なんか気持ちわかるわけではないんですけど、
なんか辛いだろうなと思って、やっぱりどういう環境で生きてきたかわかんないですけど、
恋愛感情もそうだし、やっぱり不正というか、
そういうものもやっぱり求めてしまう気持ちもわかるなと思って、
そこが一緒になっちゃってるっていうところがまた彼女の悲しさを出してるし、
今回あのお母さんめっちゃ煽ってくるじゃないですか。
そうですね、煽ってきますよね。
これからやってくるからみたいなこと言ってましたもんね。
もうほんまやめろやと思って、
あの辺はちょっとエスターと同じ気持ちで向かっていってしまいましたけどね。
あのお母さんって内面的には前作のエスターの内面がちょっと近く感じるんですよね、僕。
僕は本作、このシーンでこの映画好きやと思ったのが、
駅から車で逃げる時のエスターなんですけど、
わかる。
最高ですよね、あそこ。
あそこ最高やなって思いました。
めっちゃ自由を謳歌してる感じが最高やなって思いました。
もうサングラスかけて音楽かけてタバコ吸って、身長全然足りないから、
ギリギリ視界が見えるぐらいで車を運転してっていうので、
いやもうお前むちゃくちゃ悪いやつやけど、
頑張って運命に抗って生きようとしてるよなっていうのがかっこよすぎて。
ちょっとね、よかったです。
しかもあの時間短いですよ、めっちゃ。
すぐ捕まって。
爆速で見つかりますからね。
本当に野良猫みたいやなと思って。
ただ生きる手段が人を殺すことになってるから、
それだけはもうこの社会と折り絵はつかないんですけど、
本当にある種のピカレースクロマンとしてすごくかっこいいものに見えたんですよね。
お前のこと好きだよってちょっと思っちゃって、エスターに対して。
そうなんですよ、今回役者さんの魅力もやっぱりあるのか、
33:03
制作はもう作品としてめちゃくちゃ面白くて、
エスターに対してはやっぱり不快な感情が残ったまま終わったんですけど、
今作はなんかエスターのことすごい好きになっちゃいますよね、不思議と。
なんかすごいそこまで、
もちろん脚本とか話の内容的にってもあるんでしょうけど、
なんかやっぱりあの役者さんがすごい魅力的だなっていうのがあって、
あとやっぱり撮影の、
だいぶツイッターとかでこういうふうに撮影してたんだよみたいな写真回ってますけど、
ずっと他の人と並んで全身が映るときに絶対こっち向いてないんですよ。
あの辺とかがなんか面白くて見てて、
なんか上手く撮ってるなっていう。
結構アナログな方法を使ってますよね。
遠近法でちょっとそれっぽく見せるとか、
めっちゃ厚底なブーツ履くとか、
その創意工夫も含めてこの映画面白いなっていうか、
すごくなんか意欲的だなって思うところで、
この映画のことがちょっと好きになるポイントですよね。
撮り方が面白いってだけで映画って面白くなりますよね。
なる。
本当に本作はじめCGで顔を貼ってるのかなって思ったんですよ、スターウォーズみたいに。
でもそうじゃないなってなって、やっぱ等身おかしいんですよね。
それはずっとおかしいと思いながら見てるんですけど、
なんかその違和感もこの話の中では受け入れられるような感じはするなとは思って、
ハグした時の顔の大きさだけはちょっとすごく違和感あったんですけどね。
もう大人と頭の大きさが一緒だから、
ハグのシーンだけはどうしてもごまかせてなかったと思うんですけど、
他のところ、距離をとって撮れるところとかはすごく面白くごまかしてたなぁと思って。
前作って子供が大人を演じるっていう不気味さを話しに映画に取り込んでましたけど、
本作って大人が子供を演じるっていう撮り方でアプローチしてるっていうところが面白いよなぁと思って。
その意味でも前作と反転していると思うんですよね。
脚本ではなくて撮り方でその反転を実現しているっていうところが面白いなぁと思いましたね。
やっぱり本作エスターの人間的な奥行きを描く話になってたので、
子供のままだとやっぱり演じるの結構きつかったんじゃないかなとは思ったんですよ。
今回、イザベル・ハーマンさんっていう大人の役者さんが子供の姿のエスターを演じる。
でも内面は大人と等しい時間の人生経験をしてますっていうので、その悲哀とか生き様とかが演じられるわけですけど、
やっぱり子供の姿をした大人っていうのを大人が演じているっていうことで、やっぱりそれが実現できてるなとは思ったんですよ。
36:08
子供が本当にそれを演じてたとしても、なんかそれを表現しきれなかったんじゃないかなと思って。
だって、役者さん本人が多分エスターの振動さとかをもう感情移入できるようになってると思うんですよ。
それを理解した上で演じてるから、なんか説得力が生まれるというか、
本当に子供に本作のエスターの内面とかを表現できるとは思えないんですよね。
というか、子供にこんなもん演じさせるなっていうのがあるので、
本当に大人が子供を演じるっていうことをいろんな意味で活かしてた。
撮り方に活かすっていう意味でも面白かったし、
その内面描写っていう意味でも大人が演じるからこそみたいなものになってたんじゃないかなと思って。
こんな見事な2作目企画ってあるのかっていうぐらいには思ったんですけども。
確かに。エスターってどうなるんですかね。シリーズ化はさすがに難しいですね。
役者さんが多分。
1作目でお尻決まっちゃってるから、もう実はエスターは生きていたするしかなくなってますからね。
時系列の未来は。
やっぱりあの役者さんじゃないと嫌ですもんね。
そうですよね。それはありますよね、やっぱり。
まあでも、今作と1作目の間はたぶんまだあるってことですよね、時系列的には。
そういうことではないんですかね。
どうなんですかね。
もうあの後すぐ1作目に飛ぶわけではないですよね。
いや、この後なんかいくみたいな感じですよね。
直後なんじゃないかなって思ってたんですけど、間あるんですかね、やっぱり。
直後なんですかね。
どうなんだろう。
1作目のエスターもだいぶ前に見たので、うろ覚えだったのでちょっとあれなんですけど。
もうちょっとなんかいろいろあって、果てにあの1作目にたどり着くような気がちょっとしてるんですよね。
1作目の描き方があまりエスター自身の内面が描かれてないような感じというか、ちょっとモンスターチックなところがあるせいもあるんだと思うんですけど。
あそこまでなんかもうモンスターチックにしか見えなくなるようなことがあの間にあったんじゃないかなみたいなふうに思ったりもしたんですけど、どうなのかなっていう。
1個前の家でヨーロッパから養子にもらってきたっていう説明がされてたように1作目で思ったんですけど違ったかな。
いやなんかそうですね、そんで火事でその家が燃焼して孤児院に入ったみたいな感じだから、結構すぐその後1に繋がりそうな感じではありましたけども。
そうか、そうなのか。何件か点々としてるのかと思ってました。
だとすると、党に戻らないといけない。病院に入れられる前に戻らないといけなくなることになりますよね。
あとはめちゃくちゃ時間を空けてからのリメイクとかじゃないと厳しいかもしれない。
39:03
細かい設定をうやむやにしてそこでもやるっていう。
でも今回、今回というかエスター1の話になっちゃうかもしれないんですけど、逆に言ったら子供ってこうあってほしいよねっていうのもある上で見てると思うんですよ。
ファーストキルが10歳ですよね?あれちゃうか。次が10歳?
多分10歳。
前作が10歳?
前作は12歳かな?
前作12歳でしたっけ?今回10歳?
2年くらい空くんじゃなかったっけ?みたいなのは。
確かね、2年くらいずれてた気がする。本作が2007年舞台だったと思うんですよ。
で、前作が公開が2009年だからリアルタイムだとしたらちょうど2年ずれてることになるので。
10歳。今回10歳。
で、前作のイザメル・ハーマンが12歳だからそこの年齢合わせてたとしたらその通りのはず。だから2年間空くはずなんですよね。
そう。で、10歳はちょっとわかんないですけど、12歳って言ったら結構精神的に大人だと思うんですよ。
いや、もちろん未熟な部分はたくさんあるんですけど、大人が想像してるよりも大人びた部分を持ってると思うんですよね。
そこがこういう子供がギリギリいるかもしれないっていうあやふやさの怖さでもあったのかなと思ってて。
でもやっぱり子供ホラーって基本的に子供の成人説というか、子供がこうやってほしいよねっていうものを裏切ってくるから怖いわけじゃないですか。
なんかだから結構、もしかしたらこれを見てる、映画を見てる大人側の思い込みというか、思い込みたい部分っていうのもかなり入ってるのかなっていうのは思いますね。
そうですね。やっぱ前作の妹とかはむちゃくちゃいい子だったと思うんですよね。
そういう意味でやっぱり理想の子供には近いかなっていうところはあって、その対比としてのエスターがあって、エスターがあの妹を引き込んでいくのがまた嫌なんですよね。
あの妹がめっちゃ可愛いですよね。もうめっちゃ可愛いんです妹が。だからやめてくれってなりますよね。
そうですね。だから子供を理想化してその理想を裏切るから怖いっていうのはありますよね。
やってることとしては僕エクソシストとかも思い出して、子供に悪魔取り憑いて汚い言葉とかのののしり出したら嫌だわみたいな感じもちょっと思い出して、だからファックとか言うなみたいな、やっぱ子供が不良になるみたいな怖さでもあるじゃないですか。
言いますからね。子供が汚い言葉を。逆に子供の時の方が言うじゃないですか。悪いことって分かっててやりたい気持ちもあるし、分からなくてやっちゃうこともあるし、だからその悪とか善とかいうことじゃなくて、子供もそういうことをしちゃうことって結構あるよねっていうのは、なんかその映画においては結構その排除されがちというか、こういう子供ホラーにおいて。
42:09
そうですね。コントロールできなくなる存在になっていく過程みたいなのがやっぱちょっと怖く思えるんじゃないかなっていうのがあると思うんですけどそういうのって。反抗期とかいい子だったはずなのにっていうのがどんどん自分の理想からずれていくんで、コントロールから外れていくみたいな部分かなって思って、それがだんだんコントロールが効かなくなって完全に他者となっていくみたいな、そこがなんかちょっと親としてはすごく不安に感じてしまうみたいなところを感じるのってありますよね。
少年は残酷な弓を射るとか思い出しましたけど。
そうですね。ホラーのモンスター側ってある程度類型化された言い方するものかなとはやっぱり思うんですよね。類型化してるからこそ面白いというか、その複雑さっていうものをモンスター側が含んでしまうとちょっと怖さとは違う味が出てくる。
本作の2作目のエスターはその味出てた気はしますけど、それはやっぱりエスターが大人ってわかってるからっていうのはありますよね。
子供のままその複雑さを出された時に映画として怖くできるかと言われるとちょっと想像つかないですね。
でも本当に意外な伏兵というか、まさかこんなにこの映画を気に入ると思ってなかったんですよね。見る前。
なんとなく見て楽しい映画ぐらいの感じで考えてたんで、むちゃくちゃいいやんと思って。
映画的な面白さがむちゃくちゃ詰まってるわと思って。どう撮るとか、どう騙すとか、あとどう続編を作るかっていう意味でもむちゃくちゃ興味深い作品やなと思うんですよね。
ここまでいい意味でツイストがあって裏切ってくれるみたいな台地を、こんな続編なかなかないなっていうふうにやっぱ思いますしね。
僕この監督さんのこと全然知らなかったんですけど、すげー人だなって思いました。
この企画にゴーをかけた人がむちゃくちゃすごくないですか。
これいけると思った人すごいなと思って。
エスター一作目なんてネタバレをいかにバレないようにするかしか面白くできる余地ない気がするんですよ。
正直エスター一作目はネタバレ分かっててもむちゃくちゃおもろいです。
ただやっぱりエスターって映画が持ってる魔力ってネタバレ厳禁と言われるようなネタを内包してるからその面白さじゃないですか。
二作目ってその面白さを引き継ぐことはできないですよね。
ネタバレされてるんだから。
一作目がいかに面白かろうが、その魔力を二作目はあんまり引き継げないと思うんですけど、
45:00
ただそのバレてることを生かして映画にしてるっていうところがね、ちょっとすごいなと思います本当に。
私も正直エスターすごい面白いホラーだなと思ったんですけど、そんななんかマイフェイバリット的な一本ではなかったんですけど、
今回一応改めて見直してこの今作を見たことによってなんかすごい急にエスターっていう作品が自分の中で結構思い出のあるものになって。
いやもう本当にむちゃくちゃ良かったです。
てか僕、割と今年ベスト9なんですよね。
それは言い過ぎちゃう。
おお。
まだまだあるから今年。
まあ僕今今年ベスト、ダンジョン&ドラゴンズなんですよ。
で、2位がエスターファーストキルなんですよ。
マジっすか。
立て続けにこう来てますね。
なんか面白い映画来るなって思って。
この番組やってなかったら見てたかどうかわかんない映画でもあったので、
良い出会いだったかもしれないです本当に。
確かにそれはそういう映画ありますね。
このラジオ、私とか結構そうですよ。
本当に我々あんまりホラーしか見てなかったんで、このラジオやってなかったら見てなかったなっていう映画しかないですよ本当に。
MCUもスターウォーズもこの番組やってなかったら見てないですもんね。
そうですね。
めちゃくちゃ偏ってんのに、いつも割と信号捉えた喋りするから、マジすごいなと思ってるんですけど。
そんなことないです。
いや本当に全然そんなことないです。
このラジオ始めてからちょっと新鮮な気持ちで。
僕も見なかっただろうなって映画見ることもあるんで、なんか面白いなって思ってます。
じゃあまあそんな感じですかね。
はい。じゃあエスターファーストキルの話はこんなところで終わっていこうかなと思います。
次回どうしましょうかね。
いや次回はあれでしょ。シャマランでしょ。
ですよねでしょ。
ですよね。
知らんけど。
そうなるかなとは思いました。
いやダンジョンザントラゴンも、私めっちゃ人に勧められてて、今年ベスト9になりうるっていうことで見たいなとは思ってるんですけど。
ただノックは結構楽しみですね。
いやノックはもうシャマランですから楽しみですねっていう。
そうですねマリオンさんがいますからね。
そうなんですよ。外してはいけないでしょう。
シャマラニストが。
そうですね。シャマラニスト。
シャマラニスト。
そうですねシャマラニストなので。
結構なんか物語的にも結構なんか深そうじゃないですか今回なんか。
いやそうですね。正直よく分かってないんですけど。
世界か家族かみたいなのを究極の選択を迫られるみたいななんか結構。
それをそういう究極の二択をシャマランはどう描くのかなっていうのはすごく僕は楽しみにしてます。
なんか今週末結構あっていろいろ。
いや本当にあります。
48:00
多いですよね。
世界の終わりからも見たいし。
めっちゃ見たいですね。
ダークグラスも見たいし。
ホラーというかスプラッターなのかな。
狼狩りっていう韓国映画めっちゃ楽しみにしてて。
狼狩り僕めちゃくちゃ楽しみなんです。
そうなんですよ。
なんか語るような映画かどうかはちょっと分かんないですけど。
語るのはまずいかもしれないですけどめちゃくちゃ面白そうなんですよね。
いやそうなんですよ。
今週末どうやって映画、映画を見る時間をね。
やばいな。
どうやって描くか。
あとなんかドア、ドア、ドア、ドア。
ドアっていう高橋万明監督の邦画サスペンス映画があるんですけど。
88年に作られたやつのデジタルリマスター版。
私この作品めっちゃ好きで。
これ1しか見たことないんですけど2もなんかやるみたいで同時上映で。
それも絶対見に行かなくちゃなと思ってて。
どういう順番で走ったらいいのかちょっと考えてますね。
今週はザホエールとかエアーとかあるんですよね。
あーエアーね。
走行も楽しみですしね。
いやちょっと今週の作品はやばいですね。
間に合わないですね僕。
どれか捨てるとダメですわ。
その次の週とかはあれか。
次の週。
次の週はあれか。
ハロウィンとかあるのか。
その次の週はハロウィンしかない。
いやそんなことない。
いやいや他にもあるある。
私のリストでは。
他もあるある。
サーチの続編とかあるから。
サーチの2あるし聖地にはクモが巣を張るとか気になってますけどね。
あーこれもめっちゃ気になってますね。
でもなーハロウィンあるからなー。
僕ハロウィン1本も見たことないんですけど。
あーなるほど。
じゃあちょっとさすがに前田さんすいません。
いや全然いいですよ。
いや別におい見ろよって言うんだったら頑張ってみますけど。
でもハロウィンってめっちゃ本数ありますよね。
今回のハロウィン自体も3部作の最後なんで。
それだけ見てればとりあえずは見れるんですか?その前の2本。
まあでも1はどうやろう。
でもロブゾンビ版もいいんですよ。
ロブゾンビ版はちょっとハロウィン長くなるからやめよう。
ハロウィンの話長くなるから。
大元の1作目だけ見たことあるんですよ。
この3部作の1作目と大元の1作目だけ見たことあって。
大元の1作目はマジで名作だと思います。
ホラー映画の究極やと思います。
音楽もめっちゃいいですよね。
めちゃくちゃいいし。
怖いとは何かっていうのの作り方が究極やなって思います。
エッセンスですね。ホラーのエッセンス。
逆に2以降全然見てないんですけど。
今回のハロウィンエンズ。
話すとしたらせめてオリジナルの1見て、今回の1,2,3は見ないと話せないと思うんで。
51:05
ちょっと評判悪くて心配してるんですけど。
え、悪いんですか?
評判悪い。
でも私結構なんかね、劇場で見たら大体面白いって思ってるタイプなんで。
全然いいんですけど。
劇場で見たら基本的に面白いと僕は思ってますね。
そうなんですよ。
劇場で見るのにこれほど適した作品はないですかね、ホラー。
で、来週ですよね。
来週。
来週はシャマランじゃないですか?
シャマランでいいですか?
じゃあシャマランで。
家が多いですけど、喋るんだったらシャマランじゃないですか?
イェーイ。
シャマランの次の週の収録の回にまたちょっと、7日公開作からまた引っ張ってきてもいいし。
ダンジョン残像ドラゴンズの話もっとしてもいいと思いますし。
ホラーさんね、ダンジョン残像ドラゴンズ見たらイェーイってなる可能性あると思いますよ。
いや、なると思う。
次週ダンジョン残像ドラゴンズにしようとか言う可能性あると思うよ。
一応。
確かにすぐねじ込もうとするから。
まあじゃあ、とりあえず次回シャマランで、
翌週はまた考えましょう。
ちょっと今ネタが多すぎるんで、絞りきれないんで。
そうですね。
はい。
じゃあまあそんな感じでいきたいと思います。
はい、ではお知らせになります。
4月も映画の話しさすぎるバーを開催する予定です。
場所は大阪の南森町にある日和イベントカフェバー週刊前。
日時は4月29日土曜日。
オープンが19時、クローズが23日になっております。
あと、5月に映画の話しさすぎるバーの東京開催が決定しました。
日日は5月27日土曜日。
場所はイベントバーエデン日ポリ。
オープンが18時、クローズが23時となっております。
大阪開催も東京開催もぜひ皆さん遊びに来ていただけたらなと思っております。
またこの番組ではリスナーの皆様からお便りを募集しています。
番組の感想、次回テーマ作品の感想など、
ご自由にお送りいただけると幸いです。
また次回バー開催情報、ポッドキャスト、
次回テーマ作品の告知も行っておりますので、
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事前の番組説明文に記載しております。
はい、それでは映画の話ししたすぎラジオ第111回、
ゲスターファーストヒューの回を終わりたいと思います。
それではまたお会いしましょう。さよなら。
さよなら。
54:07

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